李冽理、予想覆した! 判定で新王者に 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチが2日、後楽園ホールで行われ、挑戦者で同級14位の李冽理(横浜光)が王者のプーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)を3−0の判定で下し、世界初挑戦で王座奪取に成功した。李が所属する横浜光ジムは創設15年目にして畑山隆則(WBAスーパーフェザー級、ライト級)、新井田豊(WBAミニマム級)に次ぐ3人目のチャンピオン輩出。日本のジムに所属する男子の世界王者は5人に増えた。試合は李が足を使って強打の王者が繰り出すパンチをかわし、カウンターで逆襲。きわどい勝負をモノにした。

挑戦者・李冽理「予想を覆す」 〜ボクシング世界戦〜

 2日に後楽園ホールで行われるWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチの調印式と前日計量が1日、都内で行われた。王者のプーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)との一戦に臨む挑戦者の李冽理(横浜光)は「自分の届く範囲にベルトがあるのは、これから何度あるかわからない。これが最後のつもりで自分のすべてを賭けて獲りにいきたい」と決意をみせた。一方、4度目の防衛戦となるプーンサワットは「防衛する自信は100%あります」と力強く言い切った。

電撃参戦の石井慧、国内初勝利 〜DREAM.16〜

「DREAM.16」が25日、名古屋・日本ガイシホールで開かれ、ライトヘビー級王座決定戦など10試合が行われた。注目は3日前に急遽決定した北京五輪柔道金メダリスト・石井慧(アイダッシュ)の国内第2戦。ミノワマン(フリー)との一戦は、昨年大みそかのデビュー戦で吉田秀彦に打撃戦に持ち込まれて敗れた反省を生かし、1Rからグラウンドでの戦いを展開する。一瞬、相手にアキレス腱固めをかけられそうな場面もあったものの、後は押さえ込みで勝ちに徹する試合を披露。盛り上がりには欠ける内容だったが、3−0の判定で国内初勝利をマークした。

亀田大、判定で初防衛 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのWBA世界フライ級タイトルマッチが25日、東京ビッグサイトで行われ、王者の亀田大毅(亀田)が元同級王者で挑戦者の坂田健史(協栄)を3−0の判定で下し、初防衛に成功した。試合は前半、坂田が押し気味に試合を進めたが、徐々に亀田が動きで上回り、終盤は次々とパンチをヒットさせてリードを広げた。坂田は得意の後半に持ち味を発揮できず、2年ぶりの世界王座復帰はならなかった。

前哨戦も激化! 初防衛目指す亀田大vs.返り咲き狙う坂田 〜ボクシング世界戦〜

 25日に東京ビッグサイトで行われるWBA世界フライ級タイトルマッチの調印式と前日計量が24日、都内で行われた。初防衛戦に臨む王者の亀田大毅(亀田)は「チャンピオンのほうが気は楽。怖いものはない。失うものは何もない」と自然体を強調。一方、元同級王者で挑戦者の坂田健史(協栄)は「もう1度ベルトを獲りにいく気持ちしかない。苦しい試合になると思うが最後は自分が勝つ」と静かに意気込みをみせた。会見では協栄ジム側が亀田ジム側の“問題行動”を指摘するなど、前日から両者の戦いはヒートアップした。

内山、強烈KOでV2! 河野は王座獲得ならず 〜ボクシングW世界戦〜

 ボクシングのダブル世界タイトルマッチが20日、さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナで行われ、WBAスーパーフェザー級では王者の内山高志(ワタナベ)が同級5位の挑戦者ロイ・ムクリス(インドネシア)を5R2分27秒TKOで下し、2度目の防衛に成功した。王座奪取からの3連続KO勝利は日本人初の快挙。一方、WBC世界スーパーフライ級王座決定戦では、同級1位の河野公平(ワタナベ)が同級2位のトマス・ロハス(メキシコ)と対戦したが、0−3の判定で敗れ、世界挑戦2度目でのベルト獲得はならなかった。

三崎、サンチアゴとの再戦もTKO負け 郷野もチーム朝青龍に完敗 〜SRC14〜

「SRC14」が22日、東京・両国国技館で行われ、メインのミドル級チャンピオンシップなど、11試合が行われた。ミドル級チャンピオンシップでは、王者・ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル)と挑戦者の三崎和雄(フリー)が激突。1年7カ月ぶりの再戦となった試合は前回同様、最終5RにサンチアゴがTKO勝ち。三崎は途中まで優勢に試合を進めながら勝利を逃した。また、郷野聡寛(フリー)は元横綱・朝青龍が結成した「チーム朝青龍」のジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル)と対戦。減量してライト級に転向した郷野だったが、元K-1ファイターのナラントンガラグに圧倒され、0−3の判定負けを喫した。

西岡の左はミットの上からでも骨を砕く 〜トレーナーが明かす世界王者の強さ〜

 防衛のたびに輝きを増しているボクサーがいる。WBC世界スーパーバンタム級王者、西岡利晃。若い頃から実力は認められながら、世界初挑戦からベルトを奪うまでに8年3カ月もかかった。しかし、ひとたび頂点に立つと快進撃をみせ、4連続KO防衛中。昨年5月には日本人2人目の海外防衛をメキシコで達成する快挙も成し遂げた。この7月で34歳を迎えたものの、衰えはまったく感じさせない。進化を続ける理由はどこにあるのか。10月に控える5度目の防衛戦(対レンドール・ムンロー)に向けてトレーニングを開始した西岡へ、このほど当HP編集長・二宮清純がインタビュー。練習パートナーを務める葛西裕一トレーナーに、その強さの秘密を訊いた。

青木、川尻に完勝で初防衛 水野がマヌーフに逆転勝ち 〜DREAM.15〜

「DREAM.15」が10日、さいたまスーパーアリーナで開かれ、ライト級タイトルマッチなど7試合が行われた。ライト級タイトルマッチでは、王者の青木真也(パラエストラ東京)が川尻達也(T-BLOOD)と対戦。4月に「Strike Force」で世界タイトル獲得に青木だったが、この日は立ち上がりに川尻の足をとると、そのまま極めにかかる。最後は左足の足首を絞り上げて、タップを奪い、防衛を果たした。またライトヘビー級王座挑戦者決定戦では水野竜也(U-FILE CAMP.com)がメルヴィン・マヌーフ(オランダ)に対し、劣勢を挽回してアームロックで逆転勝ち。ゲガール・ムサシ(オランダ)と9月に王座をかけて激突する。

大和、3連続KOで初代王者に 自演乙は初のベスト8 〜K-1 WORLD MAX2010〜

「K-1 WORLD MAX2010」が5日、東京・代々木第一体育館で行われ、63キロ以下のライト級の選手を対象にした「−63kg Japan Tournament FINAL」と、ミドル級の「−70? World Championship Tournament FINAL16」のうち3試合が実施された。今回から新設された63キロ級の決勝トーナメントでは、“豪腕ペンキ職人”大和哲也(大和ジム)が準々決勝からの3試合をすべてKO勝利で飾り、日本人最激戦区と呼ばれるライト級で初代王者に輝いた。またミドル級トーナメントでは3月に日本王者となった長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)が判定でアンドレ・ジダ(ブラジル)を下し、初のベスト8入り。10月に予定されている決勝トーナメントにコマを進めた。

サンドロ、秒殺KOでフェザー級王者に 柔道銀の泉もTKO勝利 〜SRC13〜

「SRC13」が20日、東京・両国国技館で行われ、メインのフェザー級チャンピオンシップなど、11試合が行われた。フェザー級チャンピオンシップでは、王者・金原正徳(パラエストラ八王子)と挑戦者のマルロン・サンドロ(ブラジル)が激突。開始わずか38秒でサンドロの右アッパーが金原のあごに入り、ダウンを奪う。そのままレフェリーストップがかかり、サンドロが新王座に就いた。またセミファイナルではアテネ五輪銀メダリストの泉浩(プレシオス)が登場。イ・チャンソプ(韓国)を打撃戦で沈め、総合格闘技転向後3戦目で初のTKO勝ちをおさめた。

マッハ、逆転負け 桜庭も敗れる KIDは2年半ぶり勝利 〜DREAM.14〜

「DREAM.14」が29日、さいたまスーパーアリーナで開かれ、DREAMでは2度目となる6角形の金網「ホワイトケージ」が導入された中で8試合が行われた。メインで登場した桜井“マッハ”速人(マッハ道場)は、Strike Forceのウェルター級王者ニック・ディアス(米国)と対戦。試合を優位に進めていたマッハだったが、グラウンドで腕十字を極められ、無念の敗戦となった。また桜庭和志(Laughter7)はグレイシー柔術の新鋭ハレック・グレイシー(ブラジル)に判定で敗れた。一方、このところ3連敗中の山本“KID”徳郁(KRAZY BEE)はキコ・ロペス(米国)をKOで下し、2年5カ月ぶりの白星を手にした。

現役ボクサーが市原隼人のライバル役を好演 〜映画「ボックス!」〜

 元気が湧いてくるボクシング映画が誕生した。このほど全国ロードショーとなった映画『ボックス!』。『ROOKIES』などでも有名な人気俳優・市原隼人がボクシングに挑戦した作品として話題になっている。実は主役の市原らと激闘を繰り広げる最大のライバル役は、現役プロボクサーが演じた。ピューマ渡久地ジムに所属する諏訪雅士選手だ。プロが相手役を務めただけに、映画の中で何度も出てくるファイトシーンは見ごたえ十分。本人に撮影の舞台裏などを聞いてみた。

内山、一撃で仕留めてKO防衛! 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのWBAスーパーフェザー級タイトルマッチが17日、さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナで行われ、王者の内山高志(ワタナベ)は同級13位の挑戦者アンヘル・グラナドス(ベネズエラ)を6R1分42秒TKOで下し、初防衛に成功した。内山は序盤から終始相手を圧倒。6Rに右フックがグラナドスのテンプルをとらえてダウンを奪い、試合を決めた。内山は1月に王座を獲得。地元・埼玉で行われた今回の凱旋試合で完勝し、故郷に錦を飾った。

名城、判定負けで王座陥落 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのWBAスーパーフライ級タイトルマッチが8日、大阪府立体育会館で行われ、王者の名城信男(六島)は挑戦者の同級1位ウーゴ・カサレス(メキシコ)に0−3の判定で敗れ、3度目の防衛に失敗した。2006年7月に同級王座を初めて獲得した名城は一度、ベルトを失っていたが、08年9月に再び王者に返り咲いていた。カサレスは昨年9月の防衛戦で引き分け、辛くも防衛に成功した相手。今回のリターンマッチで完全勝利を目指したものの、逆に敗れ去った。

上松、1RKO勝利! 山本真弘は敗れる 〜K-1 WORLD MAX2010 日本トーナメント〜

「K-1 WORLD MAX2010 −63kg Japan Tournament 1st Round」が2日、東京・JCBホールで行われた。日本人最激戦区である63キロ以下のライト級の選手を対象に今回から新設された。メインで登場した上松大輔(チームドラゴン)はチョン・ジェヒ(韓国)と対戦。昨年、山本“KID”徳郁にKO勝利をおさめた相手と打ち合いを演じる。途中、ふらつく場面もあったが、逆にカウンターの右ストレートが炸裂。豪快にダウンを奪って1R1分9秒KO勝ちをおさめた。この日の結果を踏まえて、7月には8選手により初代王者を決める決勝トーナメントが開催される。

長谷川、敗れる! まさかのTKO負け 西岡は圧巻KOでV4 〜ボクシングW世界戦〜

 ボクシングのWBCダブル世界タイトルマッチが30日、東京・日本武道館で行われ、11度目の防衛を目指したバンタム級王者の長谷川穂積(真正)はWBO世界同級王者・フェルナンド・モンティエル(メキシコ)に4R2分59秒TKO負けを喫し、5年間守ってきた王座から陥落した。長谷川は具志堅用高が持つ日本人連続防衛記録(13回)まで、あと3回と迫っていたが、その更新は叶わなかった。一方、スーパーバンタム級王者の西岡利晃(帝拳)はバルウェグ・バンゴヤン(フィリピン)を5R1分14秒TKOで下し、4度目の防衛に成功。初防衛から4戦連続でのKO勝利は日本人初の快挙となった。

吉田秀彦、引退試合は判定負け 〜ASTRA〜

「吉田秀彦引退興行〜ASTRA〜」が25日、日本武道館で開催され、吉田秀彦(吉田道場)の引退試合が行われた。弟子の中村和裕(吉田道場)との対戦に、吉田は自らの原点である柔道着で臨み、打ち合いを展開する。しかし、2R終盤からテークダウンを重ねた中村が攻勢をみせ、吉田は3R15分間を闘いぬいたものの、0−3の判定で敗れた。その後の引退セレモニーで吉田は「この8年間、総合格闘技をやってきて悔いはありません。腹いっぱい総合格闘技をやりました」と語り、現役生活に幕を降ろした。

吉田秀彦は何ゆえに戦い続けたのか?

 柔道とは何か――。その問いに、かつて吉田秀彦はこう答えた。 「媚薬のようなものですね。あの勝負の緊張感を一度味わってしまったら、それに代わるものを他の分野で見つけることは不可能です」  バルセロナ五輪の金メダル、現役引退、そしてカムバック。戦場を青畳からリングへと移しながら、吉田はファイターとしての炎を燃やし続けてきた。そんな生粋の武人が、4月25日の中村和裕戦(日本武道館)をもって完全燃焼する。吉田の柔道家人生を当HP編集長・二宮清純がこれまでに実施したインタビューから振り返りたい。

内山高志、3拍子揃った“KOダイナマイト”

 圧巻の12RKOから3カ月。1月のWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチで無敗の王者となった内山高志(ワタナベ)が初の防衛戦に挑む。5月17日、場所は地元のさいたまコミュニティアリーナ。同級12位の長身ボクサー、アンヘル・グラナドス(ベネズエラ)の挑戦を受ける。プロでのKO率は実に78.6%。アマチュア時代にはゲームセンターのパンチングマシーンを破壊した逸話も持つハードパンチャーの強さの秘密はどこにあるのか。入門当時から「すこい素材」だと惚れこんでいたワタナベジムの渡辺均会長と内山本人に、当HP編集長・二宮清純が質問のジャブを繰り出した。

亀田父、ボクシング界から「永久追放」

 JBC(日本ボクシングコミッション)は13日、倫理委員会を開催し、亀田史郎氏に対してセコンドライセンスの取り消し処分を下した。また試合会場のリングサイド関係者席や控室など、JBCの管理下に置かれる場所への立ち入りを禁止した。今後はいかなるライセンスの申請も受けない方針で、史郎氏は事実上、ボクシング界から「永久追放」される。史郎氏は3月27日のWBC世界フライ級タイトルマッチで長男・興毅が敗れた際に、バッティングによる減点がカウントされていなかったなどとして、関係者に暴言を浴びせたことがWBC、JBC双方から問題視されていた。

亀田父、セコンドライセンスを返上 ジムも活動停止へ

 WBC世界フライ級前王者・亀田興毅、WBA世界フライ級王者・亀田大毅(いずれも亀田)の父・史郎氏が12日、セコンドライセンスを返上すると発表した。史郎氏は2007年10月、大毅が当時のWBC世界フライ級王者・内藤大助に挑戦した一戦で反則を指示したとして、JBC(日本ボクシングコミッション)からセコンドライセンス無期限停止の処分を受けていた。史郎氏は興毅が王者を陥落した3月27日の試合で、バッティングによる減点がカウントされていなかったとして激怒し、WBCやJBCのスーパーバイザーに暴言を吐いたことが問題となっていた。自身のブログでは「私、亀田史郎は今回の件で、多大なるご迷惑をかけましたことに深く反省し、現在停止中のライセンスを自ら返上することを決めました」と綴っている。

京太郎、シュルトが王座防衛 〜K-1 WORLD GP2010〜

「K-1 WORLD GP2009」が3日、横浜アリーナで行われ、ヘビー級タイトルマッチで王者の京太郎(チームドラゴン)が挑戦者のピーター・アーツ(オランダ/チーム・アーツ)をKOで下し、初防衛を果たした。またスーパーヘビー級タイトルマッチはセーム・シュルト(オランダ/正道会館)がエロール・ジマーマン(キュラソー島/ゴールデングローリージム)を終始圧倒し、王座を守った。メインイベントとして行われたバダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)とアレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ/バルモラル・リー・ガー)の一戦はバダ・ハリが大差の判定で勝利をおさめた。

長島☆自演乙、全試合KOで優勝 〜K-1 WORLD MAX2010 日本代表決定トーナメント〜

「K-1 WORLD MAX2010 −70kg Japan Tournament」が27日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで行われ、長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)が決勝で、初出場の中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)をKOで下し、初優勝をおさめた。魔裟斗が昨年末に引退し、過去3度優勝の小比類巻太信が大会直前に欠場と引退を表明。本命不在の中、長島は準決勝までの2試合をKOで勝ちあがる。さらに決勝も2Rにダウンを奪われながら、最終3Rに右フック一発で中島をマットに沈め、同トーナメント初の全試合KOで激戦を制した。

亀田興、判定で防衛失敗、黒木も王座獲得ならず 〜WBCトリプル世界戦〜

 ボクシングのWBCトリプル世界タイトルマッチが27日、東京・有明コロシアムで行われ、フライ級王者統一戦に臨んだ王者の亀田興毅(亀田)は、暫定王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)に0−2の判定で敗れ、防衛に失敗した。ミニマム級では黒木健孝(ヤマグチ土浦)が王者のオーレドン・シッサマーチャイ(タイ)に挑んだが、こちらも0−3の判定で敗れ、王座獲得はならなかった。女子アトム級は王者の小関挑(青木)が、同級3位の挑戦者・申建主(韓国)を3−0の判定で下し、4度目の防衛に成功した。

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