ボクシングのWBAダブル世界タイトルマッチが31日、日本武道館で行われ、スーパーフライ級では挑戦者で同級7位の清水智信(金子)が王者のウーゴ・カサレス(メキシコ)を2−1の判定で下し、新王者となった。清水は3度目の世界挑戦で念願の王座獲得。5度目の防衛を目指した相手にひるむことなく打ち合い、接戦を制した。またバンタム級では王者の亀田興毅(亀田)が、挑戦者で同級8位のダビド・デラモラ(メキシコ)を3−0の判定で下し、2度目の防衛に成功した。亀田は無敗の挑戦者相手に序盤から目の上をカットする苦しい展開。3Rにダウンを奪ったものの、守勢に回る場面も多く、僅差での勝利だった。
ボクシングのWBC世界ミニマム級タイトルマッチが10日、東京・後楽園ホールで行われ、王者の井岡一翔(井岡)が挑戦者で同級1位のファン・エルナンデス(メキシコ)を3−0の判定で下し、初防衛に成功した。井岡は2月に日本人最速となるプロ7戦目で王座を獲得。プロ8戦目となる今回の試合も右ボディに右ストレートとパンチを散らして攻め続け、指名挑戦者を寄せ付けなかった。
10日に東京・後楽園ホールで行われるWBC世界ミニマム級タイトルマッチの調印式が9日、都内で行われた。2月に国内最速となるプロ7戦目での世界王座獲得を果たし、今回が初防衛戦となる井岡一翔(井岡)は「応援してくださるみなさんの期待に応えられるよう、必ずKOで勝つ」と高らかに宣言。同級では日本人初となる2試合連続の世界戦KO勝利へ自信をのぞかせた。
「DREAM JAPAN GP FINAL 〜2011バンタム級日本トーナメント決勝戦〜」が16日、東京・有明コロシアムで開催された。新設されたバンタム級トーナメントの決勝戦では所英男(リバーサルジム武蔵小杉・所プラス)と今成正和(チーム・ローケン)が対戦。所はスタンドで手数を出し、今成が得意とするグラウンド勝負に持ち込ませず、3−0で判定勝ちを収めた。所は総合格闘技では悲願の初タイトル。メインで実施されたフェザー級タイトルマッチでは王者の高谷裕之(高谷軍団)が挑戦者の宮田和幸(BRAVE)との接戦を制し、2−1の判定で初防衛に成功した。またライトヘビー級タイトルマッチでは泉浩(プレシオス)が王者のゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ)に挑戦したが、右ストレートを浴びてダウンを喫し、1RTKO負けに終わった。
ボクシングのWBAスーパーバンタム級タイトルマッチが9日(日本時間10日)、米国ニュージャージー州のアトランティックシティで行われ、王者の下田昭文(帝拳)は同級1位のリコ・ラモスに7R2分46秒KO負けを喫し、初防衛に失敗した。下田は今年1月に同タイトルを獲得。日本人初となる米本土での防衛戦に臨んだが、ベルトを守れなかった。この結果、現役の日本人世界王者は5人に減った。
レスリングの世界選手権(9月12日〜、トルコ・イスタンブール)、柔道の世界選手権(8月23日〜、フランス・パリ)に出場する綜合警備保障所属の日本代表5選手が6日、都内ホテルで壮行会に出席した。女子55キロ級で9連覇に挑む吉田沙保里は「来年がロンドン五輪で厳しい戦いになると思うが、今までやってきたことを出しきり、優勝したい」と決意を述べた。
ボクシングのWBC世界フライ級タイトルマッチが1日、タイのハジャイで行われ、同級9位の粉川拓也(宮田)が同級王者のポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)に挑戦したが、0−3の判定負けを喫した。これで6月25日にメキシコでの世界戦に敗れた佐々木基樹(帝拳)に続き、日本人男子の海外での世界タイトル挑戦は32戦連続の失敗。粉川にとって悔しい世界初挑戦となった。
ボクシングのWBC世界ライト級タイトルマッチが25日(日本時間26日)、メキシコのコスメルで行われ、同級11位の佐々木基樹(帝拳)が同級王者のウンベルト・ソト(メキシコ)に挑戦したが、11R1分18秒、負傷判定負けを喫した。2度目の世界挑戦となった佐々木は35歳7カ月。勝てば日本人最高齢での王者奪取だったが、快挙達成はならなかった。また日本人男子の海外での世界タイトル挑戦は、これで31戦連続の失敗。92年に平仲明信がメキシコでWBA世界スーパーライト級王座に就いて以来の海外でのベルト獲得は夢に終わった。
「K-1 WORLD MAX2011 〜-63kg Japan Tournament FINAL〜」が25日、東京・代々木第二体育館で行われ、63キロ以下のライト級の選手を対象にしたトーナメント戦など14試合が実施された。昨年に続いて2度目となる63キロ級トーナメントでは実力者が揃い、判定決着が続出。昨年準優勝の久保優太(DC LAB.GYM)が決勝で卜部功也(チームドラゴン)を3−0の判定で破り、2代目王者に輝いた。昨年優勝の大和哲也(大和ジム)は準決勝で卜部に敗れ、連覇はならなかった。
今年の「DREAM」の最初の大会となった「DREAM JAPAN GP 〜2011バンタム級日本トーナメント〜」が29日、埼玉スーパーアリーナで開催された。新設されたバンタム級トーナメントが所英男(リバーサルジム武蔵小杉・所プラス)と今成正和(チーム・ローケン)が1回戦、準決勝と勝ち進み、決勝へコマを進めた。両者は初代日本王者の座をかけて、7月16日の次回大会(東京・有明コロシアム)で激突する。またライト級ワンマッチに出場した青木真也(パラエストラ東京)は経験豊富なリッチ・クレメンティ(米国)を圧倒。フェザー級ワンマッチでは36歳の宇野薫(UCS)が西浦“ウィッキー”聡生(STGY)を判定で下し、DREAMでは3年ぶりの勝利をおさめた。
「ボクシングの日」の19日、東京・後楽園ホールでは歴代の世界王者が集結して、東日本大震災の支援チャリティーイベントが開催された。メインとなったOPBF東洋太平洋&日本スーパーウェルター級タイトルマッチでは、王者のチャーリー太田(八王子中屋)が、挑戦者の湯場忠志(都城レオスポーツ)を9R15秒TKOで下し、防衛に成功(OPBFは4回目、日本タイトルは3回目)した。湯場は初の日本タイトル4階級制覇達成はならなかった。
ボクシングの帝拳ジムは16日、WBAスーパーバンタム級王者の下田昭文が7月9日(日本時間10日)に初防衛戦を米国ニュージャージー州のアトランティックシティで実施すると発表した。対戦相手は同級1位のリコ・ラモス(米国)。日本人王者が米本土で防衛戦を行うのは史上初めてとなる。下田は「日本人で初めてのことでうれしい。初防衛戦だからといって中途半端にやるのは良くない。(敵地で闘うのは)いい挑戦になる」と心境を語った。
ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチが7日、大阪府立体育会館で行われ、王者の亀田興毅(亀田)が同級14位のダニエル・ディアス(ニカラグア)を11R終了TKOで下し、初防衛に成功した。亀田はここまで5試合の世界戦を経験し、日本人初の3階級制覇を達成しているが、KO勝利は初めて。この日の亀田は長身の相手に対し、左ボディでダメージを与えると、8Rには左フックでダウンを奪う。以降はほぼ一方的に攻め立て、レフェリーが11R終了時に試合続行不可能と判断した。
“悲運のボクサー”と呼ばれた男がいる。元日本フライ級チャンピオンの田辺清だ。ローマ五輪で銅メダルを獲得し、プロでは破竹の21連勝(1引き分け挟む)。しかし、不運にも網膜剥離を患い、ボクサー生命を絶たれた。その田辺が指導を受けたのが名トレーナー、エディ・タウンゼントである。田辺が引退して44年、エディが亡くなって23年――。名伯楽が遺した教えを古希を迎えた田辺にじっくりと訊いた。
東日本大震災からの復興を支援すべく、格闘技14団体が15日、共同でチャリティプロジェクト「FIGHT FOR JAPAN」を立ち上げた。今後は各団体の大会やイベントで「FIGHT FOR JAPAN」をテーマに、共通のロゴを使用して、そのグッズなどの売り上げを被災地に寄付する。概要発表会見には、参加14団体のうち9団体の代表、幹部が集結。選手代表として参加した桜庭和志が「僕たち選手はリングの上で希望や元気を与えることが一番。精一杯頑張ります」と意気込みを述べた。
ボクシングのWBCトリプル世界タイトルマッチが8日、神戸ワールド記念ホールで行われ、スーパーバンタム級では王者の西岡利晃(帝拳)が同級6位の挑戦者マウリシオ・ムニョス(アルゼンチン)を9R3分7秒KOで下し、6度目の防衛に成功した。またスーパーフェザー級では王者の粟生隆寛(帝拳)が、同級3位の挑戦者ウンベルト・グティエレス(メキシコ)に4R1分6秒KO勝利を収め、初防衛に成功した。一方、フェザー級では王者の長谷川穂積が同級1位で元WBOバンタム級王者の挑戦者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)と対戦したが、4R58秒TKOで敗れ、ベルトを失った。
ボクシングのWBC世界フェザー級王者・長谷川穂積にとって、2010年は波乱に満ちた1年だった。4月、フェルナンド・モンティエル(メキシコ)にTKO負けを喫し、10度防衛したバンタム級王座から陥落。10月には母・裕美子さんをがんで亡くした。しかし、その1カ月後、フェザー級王座決定戦でファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)を判定で下し、日本人初の飛び級による2階級制覇を達成した。そして2011年、現役最強王者はどんなボクシングを見せてくれるのか。4月にジョニー・ゴンザレス(メキシコ)との防衛戦を控える長谷川に、あらためて激動の1年を振り返ってもらった。
ボクシングのWBC世界ミニマム級タイトルマッチが11日、神戸ワールド記念ホールで行われ、挑戦者で同級10位の井岡一翔(井岡)が王者のオーレドン・シッサマーチャイ(タイ)を5RTKOで下し、世界初挑戦でタイトルを獲得した。井岡はプロ7戦目での戴冠で、辰吉丈一郎、名城信男の持っていた王座奪取の日本人最速記録(8戦目)を更新した。これで日本のジムに所属する現役王者は7人に増え、史上最多タイとなった。
ボクシングのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチが5日、大阪府立体育会館で行われ、挑戦者の同級7位・名城信男(六島)は王者のトマス・ロハス(メキシコ)に0−3の判定で敗れた。名城は9カ月ぶりの王座返り咲きに失敗し、日本人史上3人目となる同一階級3度目のタイトル奪取はならなかった。
ボクシングのダブル世界タイトルマッチが31日、東京・有明コロシアムで行われ、WBAスーパーフェザー級では王者の内山高志(ワタナベ)が同級4位の挑戦者・三浦隆司(横浜光)を8R終了時TKOで下し、3度目の防衛に成功した。内山は3Rにダウンを奪われる苦しい展開だったが冷静に巻き返し、8R終了時に三浦が右目の視力を失って棄権を申し出た。これで王座奪取から4連続KO勝利となり、自身の持つ日本人記録を更新した。一方、WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチでは、同級6位の挑戦者・下田昭文(帝拳)が王者の李冽理(横浜光)を3−0の判定で破り、世界初挑戦でベルトを獲得した。
11日、都内で安田忠夫引退試合の対戦カード発表会見が開かれた。2月4日(金)に後楽園ホールで行われる引退興行ではオープニングマッチとして元横綱・曙とのシングルマッチ、メインイベントで大谷晋二郎とコンビを組み、高山善廣・鈴木みのる組とのタッグマッチが行われる。
2010年の格闘技を締めくくる「FieLDS Dynamite!! 〜勇気のチカラ2010〜」が31日、さいたまスーパーアリーナで開催され、全14試合(不戦勝の1試合除く)が行われた。メインイベントとなったDREAMフェザー級タイトルマッチでは、挑戦者の高谷裕之(高谷軍団)が王者のビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/レボリューション・ファイトチーム)を3−0の判定で破り、念願の王座を獲得した。同ウェルター級タイトルマッチでは、桜庭和志(LAUGHTER7)が王者のマリウス・ザロムスキー(リトアニア/LONDON SHOOT FIGHTERS)に挑んだが、試合途中で右耳が裂け、無念のドクターストップ。ミドル級からウェルター級に転向しての戴冠はならなかった。
過去に例をみない格闘技フェスティバル「戦極 Soul of Fight〜」が30日、東京・有明コロシアムで初開催された。「朝から晩まで格闘技」のキャッチフレーズの下、通常の戦極(SRC)で実施される総合格闘技のみならず、ジャケット(道衣)マッチ、キックボクシング、ムエタイ、女子格闘技も含めた全28試合が実施された。ビッグイベントを締めくくったSRCフェザー級チャンピオンシップでは、挑戦者の日沖発(ALIVE)が王者マルロン・サンドロ(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)を激闘の末、3−0の判定で下し、新王者に輝いた。
ボクシングのダブル世界タイトルマッチが26日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBAバンタム級王座決定戦では、同級2位の亀田興毅(亀田)が同級5位のアレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)を3−0の判定で下し、新王者となった。亀田興は既にWBAライトフライ級、WBC世界フライ級のタイトルを獲得しており、日本人初の3階級制覇を達成した。またWBA世界フライ級タイトルマッチでは王者の亀田大毅(亀田)が挑戦者の同級13位シルビオ・オルティーヌ(ルーマニア)を2−1の判定で破り、2度目の防衛に成功した。
ボクシングのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが23日、大阪府立体育会館で行われ、挑戦者の同級6位・久高寛之(仲里ATSUMI)は王者のウーゴ・カサレス(メキシコ)に0−3の判定で敗れ、王座獲得に失敗した。久高は過去2度、フライ級のベルト獲得に失敗しており、今回は階級を上げてタイトルを狙ったが、悲願は達成できなかった。カサレスは5月に名城信男(六島)から王座を奪って以降、早くも3度目の防衛に成功した。