年末年始は例年のごとく、スポーツイベントが目白押しだ。 次世代を担う高校年代の全国大会も多数開催される。卒業する高校3年生にとっては最後の晴れ舞台だ。その中から、今回はスカパー!のJ SPORTSで全試合を生中継する全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(ウインターカップ、23日〜、東京体育館)、全国高等学校ラグビーフットボール大会(27日〜、花園ラグビー場など)の見どころを紹介しよう。
2015年のラグビーW杯イングランド大会まで、残り10カ月。初の決勝トーナメント(ベスト8)進出を狙う日本代表は着実にレベルアップを遂げている。この11月には、ニュージーランドの先住民族マオリ族の血を引く選手たちで構成される「マオリ・オールブラックス」を迎えて国内で強化試合を行った。マオリ・オールブラックスは正式な国の代表ではないが、世界6、7番目の実力を持つと言われる。世界ランキング11位(試合前)のジャパンからすれば、格上の相手だ。
2014年のプロ野球も、ついに最終章に突入する。11日からはセ・リーグ、パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)が同時にスタート。25日開幕の日本シリーズまで手に汗握る試合が続きそうだ。スカパー!ではCSを全試合生中継で放送する。球場に足を運べないファンも、日本シリーズ進出をかけた熱戦をリアルタイムで楽しみたい。
欧州最強クラブを決める「UEFAチャンピオンズリーグ」(CL)がいよいよ開幕する。8月29日にグループステージの組み合わせ抽選が行われ、いわゆる“死の組”から本命不在のグループまで、さまざまな組み分けとなった。果たして32クラブの中から、ビッグイヤー(優勝トロフィー)を手にするのはどこか。
ブラジルW杯の熱狂から1カ月、欧州サッカーの2014−15シーズンが幕を開けた。主要リーグではエールディビジ(オランダ)、リーグ・アン(フランス)、プレミアリーグ(英国)がすでに開幕。ブンデスリーガ(ドイツ)は8月22日、リーガ・エスパニョーラ(スペイン)は同23日、セリエA(イタリア)は同30日にシーズンがスタートする。
サッカーW杯の優勝チームに与えられる「ジュール・リメ杯」とともに、「マイヨ・ジョーヌ」の行方からも目が離せない。 世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」が、5日に開幕した。今年で、ついに101回目を迎える大会は、英国のリーズをスタートし、英仏海峡を越え、途中、ベルギー、スペイン国内にも入りながらフランスを時計周りに駆け抜ける。27日のパリ・シャンゼリゼのゴールまで、23日間(2日の休息日を含む)で約3663キロを走るコースだ。
世界中のサッカーファンが興奮するブラジルW杯の開幕に呼応するかのように、世界中のモータースポーツファンが熱狂するビッグレースが開かれる。ル・マン24時間耐久レースだ。1923年の初開催から数えて、今年で82回目。F1のモナコグランプリ、インディ500と並ぶ世界三大レースのひとつに数えられる。今回は6月14日から15日にかけて、フランス西部の都市ル・マンを舞台に24時間にわたって実施される。
今季もプロ野球セ・パ交流戦の季節がやってくる。2005年から導入された交流戦も節目の10シーズン目。新たな試みとして、今季はセ・リーグの主催試合でDH制が採用され、パ・リーグの主催試合では投手も打席に立つ。セ球団のファンは本拠地でいつもは代打などで登場する控え選手がDHスタメンで見られるし、パ球団のファンはピッチャーのバッティングも楽しめる。ファンサービスの観点からも、こういった新企画は大歓迎だ。
桜とともに、今年もプロ野球が開幕した。 7年ぶりに誕生したプレーイングマネジャー、中日・谷繁元信新監督の采配ぶりは? 楽天の高卒ルーキー・松井裕樹はどこまで通用するのか? 福岡ソフトバンク、大型補強の成否は? ニューヨーク・ヤンキースに移籍した田中将大は何勝できるのか?……今季の日米のプロ野球の見どころをあげていけば枚挙に暇がない。その中から、いくつかスカパー!で野球中継を観戦するにあたってのポイントを紹介したい。
7日(現地時間)、ソチパラリンピックが開幕する。今大会には45カ国・地域から約750名の選手が集結。アルペンスキー、クロスカントリースキー、バイアスロン、アイススレッジホッケー、車いすカーリングの5競技72種目で、10日間にわたって熱戦が繰り広げられる。日本からはアルペンスキー、クロスカントリースキー、バイアスロンの3競技34種目に20名の選手が出場。計10個のメダル獲得が目標だ。
Jリーグがいよいよ3月1日に開幕する。今年はW杯イヤーということもあり、例年以上にサッカーが脚光を浴びる1年となりそうだ。その中で今季最大のポイントは、サンフレッチェ広島が史上2クラブ目(鹿島、07〜09年)の3連覇を達成できるかどうか――。
第22回全日本高校女子サッカー選手権が、1月11日から17日にかけて静岡県磐田市で開催される。地域予選を勝ち抜いた21チームと予選を免除された前回優勝の常盤木学園高(宮城)が出場する。優勝の本命は史上初の大会3連覇を狙う常盤木学園とインターハイ2連覇中の日ノ本学園高(兵庫)。さらに前回大会ベスト8の藤枝順心高(静岡)が優勝に絡んでくると見る。高校女子日本一を賭けた熱戦を制するのはどのチームか。
今季の日本ゴルフツアーはルーキーが規格外の強さをみせつけた。4月にプロ転向したばかりの松山英樹が1年目で初の賞金王に輝いた。新人では史上最多タイとなる4勝。わずか16試合で年間賞金は2億円を突破した。これは史上最速である。国内のみならず、海外でも全米オープンで10位タイ、全英オープンでは6位タイと、日本人で初めてメジャー2大会連続のトップ10入りを果たした。
ソチ五輪まで、残すところ3カ月を切った。各競技とも五輪に向けたシーズンが開幕し、前哨戦となるW杯が続々と開催されている。4年に1度の祭典を前に、ワールドクラスの実力を堪能するとともに、世界に挑む日本人選手の奮闘にも注目したい。中でもメダル獲得の可能性があるノルディックスキー・ジャンプ男女のエースの動向からは目が離せない。
2013年のプロ野球もいよいよ最終章が幕を開ける。12日からはセ・リーグ、パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)が同時にスタート。26日開幕の日本シリーズまで手に汗握る試合が続きそうだ。今季はセ・リーグでは広島が16年ぶりのAクラス入りを果たし、初のCS進出を決めた。またパ・リーグでは東北楽天が創設9年目で初優勝を飾り、1勝のアドバンテージを得て4年ぶりのCSに臨む。大きな注目を集めそうなセ・パの2チームを中心に短期決戦の行方を展望してみたい。
2020年の東京五輪・パラリンピック開催決定に沸く日本だが、もうひとつ大きなスポーツイベントが、その前年に控えている。19年に日本で開催されるラグビーW杯だ。現在、国内で10〜12カ所となる予定の試合会場選定がスタートしており、ジャパンを率いるエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は地元開催での「トップ8入り」を目標に掲げ、強化を進めている。
ヨーロッパのサッカーシーズンが開幕した。今季は例年と違い、来年のブラジルW杯につながるシーズンだ。4年に1度の大舞台に出場するためには、所属クラブでの活躍が欠かせない。主力級のみならず、目覚ましい活躍を見せた無名の選手が一気に代表まで駆け上がることも珍しくない。
全世界に6億5000万人以上のファンがいるといわれる“赤い悪魔”が日本にやってきた。 マンチェスター・ユナイテッドは昨季、20度目のプレミアリーグ制覇を果たした。現在は8月のリーグ開幕に向けて、アジア各国を回るプレシーズンツアーの真っただ中。そんなマンUが日本で横浜F・マリノス(23日、日産スタジアム)、セレッソ大阪(26日、長居スタジアム)と対戦する。日本代表の香川真司にとってはマンUの一員として初の凱旋試合だ。FWロビン・ファンペルシ(オランダ)、GKダビド・デ・ヘア(スペイン)、MFマイケル・キャリック(イングランド)など、各国代表級の選手が揃うチームで、香川が示してくれるであろう世界基準に期待したい。
「やっぱり」というのが正直な感想だ。 今季からNPBで使用されている統一球の反発係数が現場への事前説明もなく、変更された問題が波紋を広げている。開幕から各球場を回っていて、「今季はボールが変わった」との声をあちこちから聞いていた。たとえば2年連続でセ・リーグのホームラン王に輝き、今季も既に21本塁打を放っているウラディミール・バレンティンは「思った以上に飛ぶ」と話していた。
子供の頃からプロレスが大好きだった。 プロレスとの出会いはテレビの画面を通じてだった。中継がある金曜日の夜8時には、父とともにテレビの前に座っていたものだ。
5月3〜5日の3日間にわたって、内閣総理大臣杯争奪第41回日本車椅子バスケットボール選手権大会が東京体育館で行なわれる。今年の最大の注目は、宮城MAX、史上初の5連覇なるか――。
2013年のプロ野球が開幕した。先のWBCでは日本代表は残念ながら3連覇を逃したが、出場した選手たちは、その分、レギュラーシーズンで取り返そうと奮闘することだろう。彼らに周囲の選手たちが触発されて、熱戦が繰り広げられることを望みたい。
いよいよJリーグ20年目のシーズンが幕を開ける。J1が3月2日(土)、J2は3月3日(日)に開幕だ。1993年に10クラブでスタートしたJリーグは今季、J1・J2あわせて40クラブで激闘を繰り広げることになる。昨季のJ1は、サンフレッチェ広島が悲願の初優勝を果たした。その広島が史上4クラブ目の連覇を達成できるかが最大のポイントだ。
プロ野球は2月1日、NPB12球団が一斉にキャンプインする。今年は3月にWBCが控えていることもあり、代表候補に選ばれている選手は例年よりも調整を早めている。代表候補選手は15日に宮崎で本番に向けた合宿をスタートさせるため、主力の留守中は若手にとって絶好のアピールチャンスだ。仕上がりの早い代表候補に、伸び盛りの若手と、見どころ満載のキャンプとなることは間違いない。
年末年始はラグビーが熱い。27日からは第92回全国高等学校ラグビーフットボール大会が開幕。明けて1月2日は全国大学選手権の準決勝が行われる。またトップリーグも最終節を残すのみだ。各カテゴリーでの頂点を目指す戦いがクライマックスを迎える。