サッカー

ザックジャパンの真価問われる敵地オマーン戦

 ブリスベーンでの激闘が終わってから数時間後、ドーハではイラクがオマーンと引き分けた。これでB組では、勝ち点7の日本と勝ち点1のヨルダンをのぞくチームが勝ち点2で並んだことになる。日本との勝ち点差は5。得失点差でも大きな開きがある。追う側からすれば、気が遠くなるような差にも感じられるだろう。すでにイラクでは、「もはやグループ1位のチャンスはない」といった声も上がっているようだ。

第57 回 広山が望むもの<最終回>

 リッチモンドキッカーズの所属しているUSL(ユナイテッド・サッカー・リーグ)は、通常のサッカーとは少々仕組みが異なっている。1試合で5人まで選手が交代可能なのだ。  強化、調整を目的とした親善試合は別として、サッカーでの一般的な公式戦の交代枠は3人である。元々、サッカーには選手交代そのものがなかった。「選手は試合の流れを読み、90分をどのように使うのかをそれぞれがコントロールすべきである。それが出来ない選手は先発として送り出すべきではない」と考える指導者もいる。しかし、同国において選手交代は試合の妙として考えられているのだ。

香川も乗り越えねばならない英語の壁

 そもそも、ドルトムントはマンチェスターUと比較してもさほど遜色のないチームだった。スタジアムの熱狂度はむしろ上。チームのレベルにしても、若干マンUの方が上だったのは事実としても、十分勝負にはなる程度の差でしかなかった。従って、ドルトムントで活躍した香川が、同じようにマンチェスターで活躍するのは決して不可能なことではない。

第184回「復興」 〜東日本大震災被災地ボランティア活動〜

 5月2日(水)から7日(月)の間、「愛媛ゴール裏net」が主催する「東日本大震災復興支援・東日本応援ツアー」に参加した。   私たち愛媛FCサポーターが集う愛媛ゴール裏netでは、5月3日(第12節、対山形戦)と6日(第13節、対千葉戦、いずれもアウェー)に向けて、6日間にわたる応援バスツアー企画を立案した。そして、その試合の中日となる4日と5日を利用して、東日本大震災の被災地である宮城県の南三陸町や牡鹿半島へ移動し、ツアー参加者の愛媛FCサポーターが、がれきの除去や清掃作業などの復興ボランティア活動を行うことになったのである。

日本のプレーオフも間違いなく面白い

 先週末のこと。ロンドンはピカデリー・サーカスあたりを歩いていると、見たことのない、しかし明らかにサッカーのものと思われるユニホームを着た集団に出くわした。柄は水色と白の縦縞。胸にスポンサーのロゴは入っているものの、これまた見たことのないタイプのもの。いったい、彼らは何者なの。何より、極東からやってきた旅行者の目にもわかるぐらいに“おのぼりさん”な彼らは、なんのためにロンドンの目抜き通りに集っているのか。  プレーオフのため、だった。

第68回 最終予選、“新生・本田”が日本を引っ張る!

 いよいよ、ブラジルW杯アジア最終予選が始まります。日本にとっては、いきなり3連戦というヤマ場です。運命の戦いを前に、果たしてザックジャパンの体制は万全なのか。すでにシーズンを終えた海外組のコンディショニング、バックアップ戦力の底上げはどうか……。これらを確認する先日のアゼルバイジャン戦は2−0の快勝。少なくとも、準備に不足はないと感じました。

香川を大切にしたいマンUの配慮

 昨今の今頃、わたしにとっての年間最優秀監督はデンマークのFCコペンハーゲンを率いていたノルウェー人監督、ストール・ソルバッケンだった。これといったスター選手がいないチームでありながら、欧州CLでバルセロナを苦しめ抜いたのは彼の手腕があればこそ。シーズン終了後にブンデスリーガのケルンへと引き抜かれたのも当然のことのように思われた。

才能を“安売り”しすぎている日本

 昨年の全国リーディング・ジョッキー、福永祐一は中学時代サッカー部に所属していた。本人いわく「あんまり才能はなかった」とのことだが、彼にとってサッカーはいまも大好きなスポーツであり続けている。 「それにしても――」  先日、ダービーについての取材をしている際も、ふとしたことからサッカーの話になった。 「最近の日本代表って、海外でプレーしてる選手ばっかになりましたね」

第56回 広山が望むもの<Vol.5>

 試合翌日のリッチモンドの空は雲に覆われていた。まさに今にも泣きそうな空模様の中、リッチモンドの中心、キャリーストリートで広山望と待ち合わせるていた。日曜日に営業している店は限られているのだろう、レストランが建ち並んだキャリーストリートは街全体の賑わいを詰め込んだようだった。空いている駐車場を探し当て、ぼくたちは木製のテーブルが並んだ天井の高いブラッセリー(レストラン)に入った。

メッシの哲学に新生バルサは応えられるのか

 バルセロナのグアルディオラ監督が退任を発表した。「ああ、やっぱり」というのがわたしの感想である。  先週の本欄でも書いた通り、歯車の一つ、ただし飛び抜けて傑出したメッシが、歯車に収まり切らないスケールに成長したことで、バルセロナのバランスは崩れてしまった。

第183回「スタンス」  〜「オ〜レくんゾーン(立見推奨エリア)」について〜

 第9節終了時点で3勝3敗3引き分けでリーグ戦13位と、中位に停滞気味の愛媛FC。依然、ホームゲームで負けなしという現状を好意的に捉えてくれている方もいるとは思うが、今ひとつ調子に乗り切れないという感覚も一方で存在している。  開幕から見応えのある良い試合を続けていると思うし、選手たちの頑張りもよく分かる。それゆえに昨シーズンの課題とも言える引き分けの数が増えつつあるのが気にかかる。負けなかったというよりも、勝てている試合を逃しているように感じられるのだ。再度、昨年の反省を思い起こし、ゴールデンウィークの連戦で結果を出して勢いに乗った姿を見せてほしい。  

第67回 五輪代表はスペイン相手でもスタイルを貫け!

 24日にロンドン五輪男女サッカーのグループリーグの組み合わせが決まりました。男子のU-23日本代表はスペイン(欧州1位)、ホンジュラス(北中米カリブ海2位)、モロッコ(アフリカ2位)と同組になりました。各大陸の王者級の国々が揃った非常に難しいグループである一方で、それだけやりがいがあるとも言えます。日本が決勝トーナメントに進出するためのカギは、やはりスペインとの初戦です。

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