サッカー
◇8月14日 ニンジニアスタジアム 3,517人
選手や監督に取材する場合、最も気になるのは現在彼らがどんな状況にあるかということだ。選手ならば好調で得点を決めている時が望ましい。監督ならばチームの成績が上位にある時の方が口が滑らかになる。
人間とは、サッカー選手とは、そしてチームとは、かくも短期間に、かくも大きな変貌を遂げることができるのか。わずか1年と少し前、手も足も出ずに、いや、出そうともせずに敗れた選手たちは、完膚なきまでに宿敵を叩きのめした。韓国に勝つ日本を見るのは初めてではないが、こんなにも強く、美しく、翻弄して勝つ日本を見たのは生まれて初めてである。見事な、本当に見事な勝利だった。
◇8月6日 ニンジニアスタジアム 2,679人 [愛媛] 杉浦恭平(32分)
贈る者と贈られる者。両者の間に存在する意識のギャップが何とも面白い。贈る側は、贈られる側が達成者でありゴールにたどりついた者だと考えている。言ってみれば、締めくくりのセレモニー。美しい物語の盛大なエピローグ。
日本サッカー協会は4日、札幌ドームで10日に行われるU-22国際親善試合(対エジプト代表)に臨む日本代表メンバーを発表し、愛媛FCのFW齋藤学が関塚隆体制になって初の代表入りを果たした。愛媛から五輪出場を目指すカテゴリーの日本代表に選ばれるのは、06年アジア大会でU-21代表に入った高萩洋次郎(現広島)以来。今季、横浜F・マリノスから期限付き移籍で加入した齋藤は、ここまでリーグ戦18試合に出場し、2位タイとなる7ゴールを決めている。
7月10日(日)、「愛媛ゴール裏net」に所属する愛媛FCサポーターズクラブの有志が集い、松山市主催の第36回松山市民大清掃に参加した。 これは、たびたびこのコラムでもお伝えしている、「愛媛ゴール裏net」主催による「2011年度愛媛県下ボランティア行脚」活動の一環なのである。愛媛FCホームゲームにおけるマッチシティの御礼行脚として、愛媛FCサポーターが、愛媛県の各地域を巡って展開するボランティア活動だ。
団体としては初の国民栄誉賞受賞。「なでしこ」の面々と関係者には、心よりお祝い申し上げたい。 震災後、沈滞ムード一色のこの国と国民に対し、粘り強い戦いを通じて、これ以上ないほどの勇気と希望を与えたことを考えれば受賞は当然だ。
ヨーロッパ各国のサッカーリーグがいよいよ開幕する。昨季は香川真司(ドルトムント)のブレイク、長友佑都のインテル・ミラノへの電撃移籍など、欧州サッカーの話題には事欠かなかった。今季も新たに宇佐美貴史(バイエルン)、大津祐樹(ボルシアMG)、乾貴士(ボーフム)ら若い選手が海を渡り、新たなスター誕生の予感がする。
◇7月31日 ケーズデンキスタジアム水戸 3,032人 [水戸] ロメロフランク(49分)、小澤司(55分)、鈴木隆行(68分) [愛媛] 高杉亮太(90+2分)
なでしこジャパンの皆さん、優勝おめでとうございます。今回のなでしこの勝因は、なんといっても粘り強く諦めずに戦ったことでしょう。格上の米国との決勝戦でも、なでしこの良さは充分に出ていたと思いました。先制された時も、選手たちは慌てていませんでした。
道具か、権利か。 日本人にとって、長い間スポーツは道具だった。国威発揚のための道具、企業や学校の知名度アップのための道具。なにかイベントがあるたびにすぐ経済効果が言われるのは、スポーツを景気刺激のための道具と見る人が多いからだろう。
◇7月24日 ニンジニアスタジアム 7,634人 [愛媛] 齋藤学(48分、84分) [東京V] 阿部拓馬(77分)
男子のW杯はなぜ世界を熱狂させるのか。W杯だから、ではない。大会初期は、熱狂どころか、参加することに意義を見いだせない国が圧倒的だった。少数の国によって争われる関心の低い大会――それが20世紀初頭のW杯だった。
乾坤一擲とは、こういうことを言うのだろう。1−2で迎えた延長後半12分だ。キャプテンマークを付けた澤穂希が宮間あやの左コーナーキックに飛び込んだ。ニアサイドの死角。右足のアウトに引っかけた。ボールはゴール前にいたアビー・ワンバックをかすめ、ゴールネットを揺らした。値千金の同点ゴール。その瞬間、隣近所から一斉に拍手が巻き起こった。時刻は朝の6時過ぎ。皆、息を潜めて、この瞬間を待っていたのだ。
◇7月18日 ニンジニアスタジアム 2,213人 [京都] ドゥトラ(5分)、駒井善成(77分)
どうか、なでしこが決勝進出を果たしていますように! ニュースやらワイドショーやらが大変な騒ぎになっていますように! 祈るような気持ちでパソコンに向かっている。
◇7月9日 札幌厚別公園競技場 5,350人 [札幌] 内村圭宏(32分)、横野純貴(82分、88分) [愛媛] 石井謙伍(9分)
エドゥー率いるアトレチコ・ソロカーバと北朝鮮代表の試合は平壌の金日成スタジアムで行われた。 掲示板に、ソロカーバではなく、『BRAZIL』と出ているのを、ちらりと見てエドゥーは苦笑いした。 「ぼくらはブラジル代表じゃないんだけどな」
メキシコでU-17日本代表が受けた「バルセロナのようだ」という賛辞が、ドイツで戦う女子日本代表にも向けられているという。震災に対する同情や、日本製品の緻密なイメージなども無関係ではないのだろうが、結果だけではなく、内容でも評価されるのは嬉しいことである。
こんな凄い試合を、一度でも体感してしまうと、サポーターは終生やめられない! 6月12日(日)、J2第16節となる愛媛FC対ガイナーレ鳥取の一戦が、ホーム(ニンジニアスタジアム)にて行われた。 前日から降り続く雨が行き場をなくし、ピッチ上に大きな水溜りをつくるというあいにくのコンディションとなった今日のニンジニアスタジアム。それまで小降りだった雨が、何かを予感させるかのように激しい雨へと変わる中、時刻は午後1時を廻り、愛媛FCのキックオフで試合がスタートした。
◇7月3日 ニンジニアスタジアム 3,855人 [愛媛] 前野貴徳(5分)、ジョジマール(90+3分) [岡山] チアゴ(34分)、久木田紳吾(83分)、白谷建人(90分)
まずは、W杯初戦に勝利した女子代表に拍手を送りたい。彼女たちが展開したのは、「日本人にはできない。ゆえにこうするしかない」というリアクションサッカーではなく、「日本人にはできる。ゆえにこうする」という哲学に基づいた魅力的なサッカーだった。ボールを持っていない選手の動きの質と意識の高さは、ひょっとするとJ1のかなりのチームよりも上かもしれない。
6月4日にカシマサッカースタジアムで開催された震災復興チャリティーイベント「SMILE AGAIN 〜YELL FROM KASHIMA〜」ではたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。当日は「ANTLERS LEGENDS」の一員として、チャリティーマッチにスタメン出場。エンジンがここからかかるというところで早めの交代となってしまいました。オールドファンには、僕の雄姿を充分に見せられなくて少し残念です。
日本サッカー界に地殻変動が起きつつある。Jリーグが開幕した1993年前後に生まれた若い世代が台頭してきたのだ。メキシコで開催されているU−17W杯では日本がジャマイカ、フランス、アルゼンチンという強豪国ひしめくグループリーグを突破。決勝トーナメントに進出した。