津川力(NPB審判員/高知・明徳義塾高校出身)最終回「もっと信頼される審判を目指して」

 パ・リーグ審判員として順調にキャリアを積む津川は、プロ野球選手としての経験がプラスになったと感じている。多くの同僚がアマチュア球界などで審判としての経験を積んできた中、比較的キャリアの浅い津川が公式戦の他に、クライマックスシリーズやオールスターゲームなど重要な試合を任されている。やはりこれは、プロでの経験が土台にあってこそだろう。

柔道・棟田利幸師範ら、菜の花賞に 〜第9回大亀財団スポーツ賞〜

 大亀スポーツ振興財団では毎年、スポーツで優秀な成績を収めた愛媛県出身選手や、スポーツ界に貢献した県内の個人、団体を表彰している。9回目を迎えた今年度も5名の個人と1組の夫婦、1団体の受賞が決まり、18日に表彰式が行われた。受賞者の中から、選手育成などの功労者に送られる「菜の花賞」に輝いた柔道の棟田利幸師範、器械体操指導者の東海林慎介、千織夫妻に自身の指導哲学と今後の目標を訊いた。

第96回 愛媛・沖泰司「史上最強チーム、誕生!」

 2月8日から1週間行った今治キャンプは非常に充実した時間を過ごせました。何より、今年のチームは昨年までとはムードが一変しています。選手個々が高いレベルでレギュラー争いを繰り広げ、こちらがあれこれ言わなくても自主的に練習に取り組む姿があちこちで見受けられました。チーム全体でも守備の連係などは例年になく完成度が高い。ここまでは「ベリーグッド」と評価してもよいのではないでしょうか。

津川力(NPB審判員/高知・明徳義塾高校出身)第3回「想像していなかった審判への転身」

 1999年10月にヤクルトスワローズから戦力外通告を受けた津川は、現役の道を摸策するべく入団テストに臨んだ。受けたのは西武ライオンズとオリックスブルーウェーブの2球団。藁にもすがる想いで現役続行に向けて行動を起こした。しかし、結果は両チームともに不合格。津川のプロ野球選手としての生活は26歳の若さで幕を下ろした。

韓国に敗れ3位で大会を終える 〜東アジア選手権〜

 14日、サッカー東アジア選手権決勝大会最終戦が東京・国立競技場で行なわれ、日本代表は韓国代表と対戦した。日本は前半23分に遠藤保仁(G大阪)のPKで先制する。しかし、33分に逆にPKから失点し、さらに39分にはイ・スンヨルにミドルシュートを決められ1点のビハインドとなる。41分にはラフプレーから田中マルクス闘莉王(名古屋)が一発退場となり一気に追い詰められた。後半に入ると6分に韓国は退場者を出し日本が反撃に転じるが、25分にキム・ジェソンにゴールを決められダメ押しを許す。このまま試合は1対3で終了し、日本は東アジア選手権を3位で終え、W杯本大会に向け大きな不安を残した。 (国立) 【得点】 [日] 遠藤保仁(23分) [韓] イ・ドングッ(33分)、イン・スンヨル(39分)、キム・ジェソン(70分)

高橋尚、メッツとマイナー契約

 巨人からFA宣言し、メジャーリーグ移籍を希望していた高橋尚成投手がニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ。年俸は現地メディアの報道によるとメジャー昇格した場合、100万ドル(約9000万円)。20日から招待選手として、フロリダ州ポートセントルーシーで行われるメジャーのスプリングトレーニングに参加する。メッツには今季、五十嵐亮太が東京ヤクルトから移籍しており、メジャー契約を果たせば、チーム通算12人目の日本人選手となる。球団では先発に加え、左のリリーバーとして期待している模様だ。

3ゴールで香港に勝利 〜東アジア選手権〜

 11日、サッカー東アジア選手権決勝大会が東京・国立競技場で行なわれ、日本代表は香港代表と対戦した。日本は前半41分に相手クリアボールを拾った玉田圭司(名古屋)が角度のないところからシュートを決め先制する。後半に入っても一方的にボールを支配し、20分にはコーナーキックから田中マルクス闘莉王(名古屋)が追加点を上げ、さらに36分にはコーナーキックの混戦から再び玉田がダメ押し弾を決めた。試合は3対0で終了し、日本が勝ち点3を獲得した。14日にはタイトルを懸けて韓国との最終戦に臨む。 (国立) 【得点】 [日] 玉田圭司(41分、82分)、田中マルクス闘莉王(65分)

第66回 信濃・佐野嘉幸監督「決して諦めない活気あるチームへ」

 今シーズンより信濃グランセローズ監督に就任した佐野嘉幸です。私は現役引退後ずっとNPBや韓国でコーチや二軍監督、一時はMLB(サンディエゴ・パドレス)のスカウトを行なってきましたが、昨年は初めてどこにも所属せず、時折少年野球で指導する程度の生活をしていました。そんな私に信濃の三沢今朝治球団社長から電話がかかってきたのは昨年11月のことでした。もちろん、断る理由などありません。しかも聞けば、信濃は2年連続で地区最下位とチームが低迷している。これまでの経験をいかし、なんとか再建したいという思いで、監督を引き受けました。

津川力(NPB審判員/高知・明徳義塾高校出身)第2回「人生を変えた2ホーマー」

 高校2年の夏、高知県大会決勝で高知商業に敗れた明徳義塾高校野球部には大きな変化が訪れる。新しい監督が就任したのだ。30代の青年監督は、熱い指導で選手たちを鼓舞した。 「とにかく勝ちにこだわる監督でした」。当時の監督の印象を、津川はこう振り返っている。

亀田大、3度目の正直 日本人初の兄弟王者に 〜WBA世界フライ級タイトルマッチ〜

 ボクシングのWBA世界フライ級タイトルマッチが7日、神戸ワールド記念ホールで行われ、挑戦者の亀田大毅(亀田)が王者のデンカオセーン・カオウィチット(タイ)を3−0の判定で破り、3度目の世界挑戦でベルトを獲得した。亀田家にとっては長男・興毅(WBC世界フライ級)に続く戴冠で、日本人初となる兄弟王者が誕生した。これで日本人男子の世界王者は史上最多タイの7人に増えた。

若手主体の中国と引き分け 〜東アジア選手権〜

 6日、サッカー東アジア選手権決勝大会が東京・味の素スタジアムで行なわれ、日本代表は中国代表と対戦した。日本は序盤からサイドで起点を作ろうと試みるも、シュートは決定力を欠き得点を奪えない。後半16分から平山相太(F東京)を投入するもののリズムを変えるには至らず。後半35分にはペナルティエリア内でハンドを犯しPKを与える。ここで楢崎正剛(名古屋)が好セーブを見せ大ピンチを切り抜けたが、スコアはこのまま動かず、大会初戦をスコアレスドローで終えた。試合後、ホームゲーム2試合連続無得点の日本に対し、スタジアムに詰め掛けたサポーターからはブーイングが起きた。 (味スタ)

W杯グループリーグ突破へ負けられない3連戦 〜サッカー東アジア選手権〜

 6日から14日にかけ、味の素スタジアムと国立競技場でサッカー東アジア選手権2010決勝大会が行われる。参加するのは男子では日本、中国、香港、韓国、女子では日本、チャイニーズ・タイペイ、中国、韓国となっている。南アフリカW杯まで半年を切ったが、本大会前にタイトルのかかった真剣勝負の場はこの大会のみだ。中でも2年ぶりに行なわれる韓国戦に大きな注目が集まる。W杯出場国同士の対戦は、両者にとって負けられない戦いになりそうだ。

四国ダービー初戦は4月24日 〜2010シーズンJ2日程発表〜

 2010年のJリーグディビジョン2の試合日程が4日、発表された。  昨季はクラブワーストとなる15位と低迷し、巻き返しを図る愛媛は既に発表されたように、3年連続ホームでの開幕。3月7日(16時キックオフ)にファジアーノ岡山と対戦する。徳島ヴォルティスとの四国ダービー初戦は第8節(4月17日)にアウェーで行われる。新規参入のギラヴァンツ北九州とは第13節(5月15日)に対戦が組まれた。

2010年国内初戦はスコアレスドロー 〜キリンチャレンジカップ〜

 2日、キリンチャレンジカップ2010が大分・九州石油ドームで行なわれ、日本代表はベネズエラ代表と対戦した。国内組のみで臨んだ試合では、小笠原満男(鹿島)が06年ドイツW杯以来となる代表戦復帰を果たした。日本は序盤からボールをキープするものの、ゴール前での見せ場を作ることはできず前半を0−0で折り返す。後半も前線に起点ができずチャンスを生み出せない中、13分に平山相太(F東京)らを投入する。しかし、その後も攻め手を欠いたまま時間は経過し、ワールドカップイヤーの国内初戦をスコアレスドローで終えた。 (九石ド)

第95回 徳島・堀江賢治「今季こそ優勝を」

 シーズンを前にうれしいニュースが飛び込んできました。昨シーズンの後期に活躍したゲレロが広島の育成選手になったのです。彼の成長については前回もご紹介しましたが、非常にまじめな性格ですから、NPBの恵まれた環境でさらに伸びる可能性は大です。広島はエース格だったルイスが抜け、新しい外国人投手は未知数。最初は2軍スタートですが、しっかりアピールして早く支配下登録を勝ち取ってほしいものです。

津川力(NPB審判員/高知・明徳義塾高校出身)第1回「プレーする側からジャッジする側へ」

 2月に入り、プロ野球ファンの心躍る時期になってきた。間もなく始まる新しいシーズンに向けて、各球団が一斉にキャンプ地へと入り開幕へ向けて始動する。  新シーズンに備えるのは選手やファンだけではない。1月下旬、寒空の神宮球場にはセ・パ両リーグの審判団が集結していた。プロ野球を支える彼らも着々とトレーニングをこなしている。

5年ぶりの決勝トーナメント進出決定! 〜伊予銀行男子テニス部〜

  初めての専任指導者として秀島達哉氏が監督に就任して1年。春から取り組んできたフィジカルトレーニング、国際大会への挑戦、昨年に続いて行なわれた伊達公子選手との合同合宿……。今シーズンは新監督の下、さまざまな試みが行われてきた。その集大成として臨んだテニス日本リーグで伊予銀行男子テニス部はしっかりと結果を残した。通算成績4勝3敗、ブロック3位で見事5年ぶりの決勝トーナメント進出を決めたのだ。だが、第2ステージではまさかの3連敗。果たしてチームをどう立て直していくのか。予選リーグを振り返りながら、3週間後に控える決勝トーナメントへの意気込みを秀島監督に訊いた。

第65回 新潟・芦沢真矢監督「一瞬懸命で優勝を狙う!」

 新たな年がスタートしました。今シーズンのチームスローガンは「一瞬懸命(いっしゅんけんめい)」です。実はこれは私のモットーである「この瞬間を生きる」という言葉から考えたものです。いくら後悔しても過去を変えることはできません。そしていくら心配しても未来はどうなるかわかりません。それならば今、この瞬間を大事にしよう、一生懸命生きようという意味です。選手たちにも思いっきり野球ができる今を大事にしてほしいとの願いからチームスローガンに決めました。

高木啓充(東京ヤクルトスワローズ/愛媛県松山市出身)最終回「先発で開幕1軍を!」

「サイン、見えてんのか!?」  マウンドに歩み寄り、キャッチャーマスクをとった古田敦也は怒っていた。2006年4月12日、横浜スタジアムの横浜対東京ヤクルト。ルーキーピッチャーの高木は唇をかみしめながらベンチへ駆け足で退いた。何が何だかわからないうちに終わったプロ初登板だった。

スペインサッカー連盟と協約締結 〜パートナーシップ調印式〜

 22日、日本サッカー協会(JFA)はスペインサッカー連盟とパートナーシップ協定を締結することを発表し、都内で調印式が行なわれた。この日のために来日したアンヘル・マリア・ヴィジャル・ジョーナ会長と犬飼基昭JFA会長が調印式に出席し、包括的な協力関係を築くことを約束した。

中日4位・松井佑介「開幕一軍を目指して」

 和田一浩、小池正晃、英智、藤井淳志、平田良介、野本圭……ベテランから中堅、若手と強豪がひしめき、毎年のように激しいレギュラー争いが繰り広げられているのが中日の外野陣だ。その激戦地に果敢に挑もうとしているルーキーがいる。昨秋のドラフト4位で指名された松井佑介だ。落合博満監督も「(新人の中で)一番試合に出られる可能性があるのは外野手」と明言しており、可能性は決して小さくはない。開幕一軍入りを目指し、日々トレーニングに励む松井に今の心境を語ってもらった。

えひめ国体へさらなる連携を 〜新春えひめスポーツのつどい〜

 愛媛県体育協会などが主催する「新春えひめスポーツのつどい2010」が3日、松山市内のホテルで開かれた。集まったのはボートの武田大作選手やダイキ弓道部員、ビーチバレーの佐伯美香さんなど、県内のアスリートやスポーツ関係者など約230名。ゲストには昨年のWBCで日本代表投手コーチとして侍ジャパンの世界一に貢献した山田久志氏も登場し、会を盛り上げた。出席者はお互いの親睦を深めつつ、新たな年のさらなる飛躍を誓っていた。

第94回 長崎・長冨浩志「元ロッテ・小林、獲得の理由」

 今季、長崎は新たに9名の選手が入団します。オフのトライアウトなどを通じて考えていた補強ポイントは2つ。ひとつは右打者を増やすこと、もうひとつは東北楽天に育成指名を受けた松井宏次の穴埋めです。その目的はほぼ達成できたのではないでしょうか。

開幕はホームで岡山と対戦 〜2010シーズンJ2開幕カード発表〜

 2010年のJ2各クラブのホーム開幕カードが19日、発表され、愛媛FCは第1節で3月7日(日)にファジアーノ岡山とニンジニアスタジアムで対戦することが決まった。愛媛にとっては3年連続のホーム開幕で、J昇格以来ホームでの第1節は3勝0敗と負けがない。岡山は昨季、新規参入で最下位に沈んでいるが、対戦成績は1勝1敗1分と五分。このオフはMFキム・テヨン、DF近藤徹志と愛媛に在籍経験のある選手を獲得しており、彼らが古巣相手にどんなプレーを見せるかも注目だ。なお第2節では3月13日(土)にザスパ草津とアウェーで戦う。キックオフ時間も含めた全日程は2月3日に発表される。

高木啓充(東京ヤクルトスワローズ/愛媛県松山市出身)第3回「武器のフォークは偶然の産物」

 転機は21歳になる秋に突然やってきた。大阪体育大学に進学し、3年生となっていた高木は阪神大学リーグのマウンドに上がっていた。試合は敗色濃厚。「今日は負けやなぁ」。キャッチャーとそんな会話を交わしていた。「後は適当に投げたらええやん。フォークでも投げてみるか」。当時、高木の主な持ち球はストレート、カーブにスライダー。フォークボールは投げたことがなかった。人差し指と中指にボールを挟み、腕を思い切り振ってみた。ボールは途中までストレートと同じ軌道で進み、打者の手許でストンと落ちた。「意外に落ちるやん」。この遊び半分で投げた変化球が右腕の運命を大きく変えることになる。

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