バッティングはヒジが命 〜元ロッテ・得津高宏インタビュー〜

 三冠王を3度獲得した落合博満には2人の打撃の師匠がいた。ひとりは以前も紹介したロッテ時代の先輩・土肥健二である()。そして、もうひとりが同じく元ロッテの左打者、得津高宏だ。なぜ落合は左打者の得津をお手本にしたのか。自著『なんと言われようとオレ流さ』(講談社)のなかで、彼は<左バッター特有のうまいボールの捕え方をしていた>とその理由を明かしている。得津はPL学園高、クラレ岡山を経て、1967年に1次ドラフト6位でロッテの前身である東京オリオンズに入団。やわらかいフォームでヒットを広角に打ち分けた。引退後はロッテで延べ8年間に渡って打撃コーチなどを務めている。二宮清純が打撃のコツを訊いた。

ダルビッシュ、10勝目 松坂上回るスピード達成

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が27日、本拠地でのデトロイト・タイガース戦に先発し、7回4安打4失点ながら、味方の援護もあり、10勝目(4敗)をあげた。オールスターゲーム前に2ケタ勝利を記録した日本人投手は2008年の松坂大輔(ボストン・レッドソックス)以来3人目。6月中に到達したのは02年の石井一久(ロサンゼルス・ドジャース、現埼玉西武)に次ぐスピードで、メジャー移籍初年度の10勝は10年の高橋尚成(ニューヨーク・メッツ、現ロサンゼルス・エンゼルス)に続き、5人目。勝利数はチームメイトのマット・ハリソンらとともに、再びリーグトップに並んだ。

新潟、打撃戦制しM1 〜BCリーグ〜

6月24日(日) ◇前期 (新潟2勝3敗1分、七尾城山野球場、457人) 石川ミリオンスターズ     8 = 100240100 勝利投手 東(2勝0敗) 敗戦投手 鈴木(1勝3敗8S) 本塁打  (新)平野3号3ラン、青木1号ソロ、池田1号2ラン

ソフトバンク・金(元福岡)、NPB初勝利 リーグ出身者では初 〜アイランドリーグ〜

 四国・九州アイランドリーグ(当時)の福岡レッドワーブラーズから福岡ソフトバンク入りした金無英が23日、ヤフードームでの北海道日本ハム戦で1回を無失点に抑え、NPB初勝利をあげた。2005年に誕生したアイランドリーグではここまで15名の投手がドラフト指名(育成含む)を受けて入団しているが、NPBで白星をあげたのは初めて。リーグに在籍経験のある選手を含めると、多田野数人(日本ハム)、秋親(千葉ロッテ)、ディオーニ・ソリアーノ(元広島)に次いで4人目の勝利投手となった。

巨人、交流戦の勢いを持続できるか!?

 交流戦が幕を閉じ、22日からはリーグ戦が再開される。最大の注目は、やはり交流戦でセ・リーグ初の優勝を果たした巨人だろう。交流戦スタート時にはようやく借金を返済し、勝率5割で4位だった巨人だが、交流戦では7連勝を含む17勝7敗で貯金10を稼ぎ、現在は首位・中日とわずか1ゲーム差の2位に浮上した。優勝候補の筆頭と見られながら開幕ダッシュに失敗した巨人だが、交流戦ではまさに飛ぶ鳥落とす勢いで白星を積み上げた。果たして、その勢いはリーグ戦でも続くのか。

徳島、ソフトバンク3軍に今季初勝利 〜アイランドリーグ〜

6月21日(木) (徳島1勝1敗2分、雁の巣、50人) 福岡ソフトバンク(3軍)   2 = 000010001 勝利投手 安里(2勝1敗) 敗戦投手 三浦 セーブ   岩根(1勝2敗1S) 本塁打  (徳)松嶋2号ソロ

ダルビッシュ、リーグトップタイ9勝目

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が21日、敵地でのサンディエゴ・パドレス戦に先発し、メジャー移籍後最多の122球を投げて、8回5安打2失点で、ア・リーグトップタイの9勝目(4敗)をあげた。ナ・リーグ本拠地での交流戦のため、打席にも立ったダルビッシュは第1打席にライト前ヒットを放ち、メジャー初打席初安打も記録。レンジャーズは4−2で逆転勝利を収め、連勝を6に伸ばした。

香川、2期連続の前期優勝! 〜アイランドリーグ〜

 四国アイランドリーグPlusの前期シーズンは20日、優勝へのマジックを2としていた首位の香川オリーブガイナーズが2位の愛媛マンダリンパイレーツを直接対決で破り、昨季の後期に続く優勝を収めた。前期を制するのは2年ぶり4回目。今季の香川はエース高尾健太の離脱にもかかわらず、広島から派遣された育成選手の山野恭介が先発でリーグトップの7勝をあげる活躍。打撃では4番の島袋翔伍、元阪神の桜井広大らクリーンアップがいずれも打率3割を超え、他チームを圧倒した。香川は9月下旬のリーグチャンピオンシップで2年ぶりの年間王者を目指し、後期優勝チームと対戦する。

マリナーズ・岩隈、メジャー初勝利

 シアトル・マリナーズの岩隈久志が17日、本拠地でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に2番手で登板。2回を無失点で抑え、その間に味方が勝ち越したため、初勝利をあげた。開幕から中継ぎ登板が続いている岩隈は11試合目で待望の白星。試合はマリナーズが7−4で勝利し、連敗を6でストップした。

ダルビッシュ、8回11奪三振で8勝目 松坂は連敗

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が16日、本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に先発し、8回を投げて110球、7安打2失点で、約3週間ぶりの勝利(8勝目)をあげた。メジャーリーグ移籍後、初の中7日を空けての登板は好内容。2四球と安定した制球で結果を残した。レンジャーズは6−2で勝利した。

台湾に浸透するノムラ野球 〜統一・中島監督&紀藤コーチ、インタビュー〜

 台湾プロ野球は前後期2シーズン制をとっている。今年の前期シーズンは統一セブンイレブン・ライオンズが2位に10ゲーム以上の大差をつけて優勝を決めた。日本からやってきた鎌田祐哉が11勝をあげ、その原動力となったことは既に紹介したが、統一が独走した要因はそれだけではない。攻撃ではチーム打率はリーグ2位の.293ながらダントツの312得点をあげた。また投手力もチーム防御率は唯一の3点台(3.12)と安定していた。投打にソツのない野球をチーム内に持ち込んだのが、今季から日本人監督として指揮を執る中島輝士(元日本ハム)と、投手コーチ2年目の紀藤真琴(元広島)である。現地に渡った二宮清純が、2人にチーム改革の道のりを訊いた。

鎌田祐哉、信頼を力に再び日本へ

 台湾プロ野球で大活躍をみせている日本人投手がいる。元東京ヤクルト、東北楽天の鎌田祐哉だ。昨オフ、戦力外通告を受けて海を渡り、統一セブンイレブン・ライオンズに入団すると、今季は開幕から連戦連勝。6月12日現在、リーグダントツトップの11勝0敗、防御率1.42という好成績で、チームの前期制覇に大きく貢献した。ここまで早くも月間MVPを2度(3月、5月)受賞している。日本では伸び悩んだ右腕は、台湾で何をつかんだのか。二宮清純が現地へ渡り、本人に訊いた。

レッドソックス・松坂、復帰登板は5回4失点

 ボストン・レッドソックスの松坂大輔が10日、本拠地でのワシントン・ナショナルズ戦に先発し、昨年5月以来、約1年ぶりのメジャー登板を果たした。昨年6月に右ヒジ靭帯の手術を受け、リハビリとマイナーでの調整を経ての待ちに待った復帰。注目の内容は5回80球を投げて8奪三振ながら、ホームランを含む5安打を浴び、4失点だった。チームは2−4で敗れたため、松坂は敗戦投手となり、久々のマウンドを白星では飾れなかった。

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