日本選手団、最終日に4人が入賞

 ソチパラリンピック最終日となった16日(現地時間)、クロスカントリーの男子10キロフリーと女子5キロフリー、アルペンスキーの女子大回転が行なわれた。クロスカントリーでは男子・座位で久保恒造(日立ソリューションズ)が5位、女子・立位では出来島桃子(新発田市役所)が6位、そしてアルペンでは女子・座位で村岡桃佳(正智深谷高)が5位、田中佳子(エイベックス)が7位入賞を果たした。

鈴木、“運命の日”に3度目の正直で金メダル! 〜スキー・アルペン〜

 13日(現地時間)、スキー・アルペン男子回転が行なわれ、座位カテゴリーの鈴木猛史(駿河台大学職員)が1本目の2位から2本目で逆転し、自身初の金メダルを獲得。これで日本選手団が目標としていた金メダル3をアルペン男子(座位)のみで達成した。

新田、太田ともに決勝進出ならず 〜スキー・クロスカントリー〜

 12日(現地時間)、スキー・クロスカントリーのスプリント(1キロ)が行なわれ、メダル獲得が期待された男子の立位カテゴリー新田佳浩(日立ソリューションズ)、女子の立位カテゴリー太田渉子(同)ともに準決勝で姿を消した。

久保、メダル獲得ならず 〜スキー・バイアスロン〜

 11日(現地時間)、スキー・バイアスロンのミドル(男子12.5キロ、女子10キロ)が行なわれ、男子の座位カテゴリー久保恒造(日立ソリューションズ)が初日のショートでの銅メダルに続くメダル獲得に挑んだが、1周目での遅れが最後まで響き、6位入賞となった。

ベテラン新田が4位、18歳・阿部が8位 〜スキー・クロスカントリー〜

 10日(現地時間)、スキー・クロスカントリーのクラシカルが行なわれ、男子の立位カテゴリーで新田佳浩(日立ソリューションズ)が4位入賞となった。また女子の立位では、3月に高校を卒業したばかりの18歳、阿部友里香(同)が8位入賞を果たした。

狩野が2冠! 主将・森井も銀 〜スキー・アルペン〜

 9日(現地時間)、スキー・アルペンのスーパ大回転が行なわれ、男子の座位カテゴリーで狩野亮(マルハン)が前日の滑降に続いて今大会2個目の金メダルに輝き、同種目ではバンクーバーに続く連覇を達成した。さらに日本選手団主将の森井大輝(富士通セミコンダクター)も銀メダルを獲得した。

滑降(座位)で狩野が金、鈴木が銅! 〜スキー・アルペン〜

 8日(現地時間)、スキー・アルペンの滑降が行なわれ、座位カテゴリーで狩野亮(マルハン)が金メダル、鈴木猛史(駿河台大学職員)が銅メダルに輝いた。また、バイアスロンでは、男子7.5キロの座位で久保恒造(日立ソリューションズ)が銅メダルを獲得。10個のメダルを目標とする日本選手団だが、初日から早くも3つのメダル獲得となった。

橋本団長「平昌は自国開催のつもりで臨む」 〜日本代表選手団帰国会見〜

 25日、ソチ五輪日本代表選手団の本隊が帰国し、都内ホテルで記者会見を行った。橋本聖子団長をはじめ、旗手を務めた女子カーリングの小笠原歩(北海道銀行)、副将の田畑真紀(ダイチ)に加え、フィギュアスケート男子シングル初の金メダルを獲得した羽生結弦(ANA)、スノーボート初のメダリストとなった平野歩夢(バートン)、平岡卓(フッド)ら各競技のメダリスト5名が出席し、大会の感想などを述べた。

ソチ五輪閉幕 日本、海外開催最多8個のメダル

 23日(現地時間)、ソチ冬季五輪は17日間の熱戦に幕を下ろした。113選手を送り込んだ日本は、フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦の金メダルをはじめ、計8個のメダル(金1、銀4、銅3)を獲得。長野五輪での10個(金5、銀1、銅4)に次ぎ、海外開催の大会では史上最多のメダル数となった。またフィギュアスケート、スノーボード、スキージャンプ、ノルディック複合、フリースタイルスキーと、これまでで最も多い5つの競技でメダルを手にした。

日本、2大会連続の表彰台ならず オランダが金 〜スピードスケート女子チームパシュート〜

 22日(現地時間)、スピードスケートの男女チームパシュートが行われ、今大会無類の強さを誇っているオランダが、男女ともに五輪新をマークし、圧倒的な強さで優勝した。女子では前回のバンクーバー五輪で銀メダルの日本が、準決勝でオランダに敗戦。続く3位決定戦でも地元ロシアに屈し、2大会連続のメダルはならなかった。

日本、メダルへ王手 〜スピードスケート女子チームパシュート〜

 21日(現地時間)、スピードスケートの女子チームパシュート準々決勝が行われ、前回のバンクーバー五輪で銀メダルの日本は、韓国と対戦した。高木菜那(日本電産サンキョー)、押切美佐紀(富士急行)、田畑真紀(ダイチ)の編成で臨んだ日本。序盤からリードを奪う、徐々にその差を広げる。ラスト1周で迫られたが、1秒29差で先着した。日本は3大会連続の準決勝進出。22日の準決勝は今シーズンW杯ランキング1位のオランダと対戦する。

小野塚、銅メダル! 〜フリースタイルスキー女子HP〜

 20日(現地時間)、フリースタイルスキー女子ハーフパイプ(HP)決勝が行われ、予選を4位で通過した小野塚彩那(石打丸山クラブ)が83.20点で銅メダルを獲得した。今大会スキー種目では日本人初のメダリスト。日本選手団として8個目のメダルは、海外開催の冬季五輪での最多の1992年アルベールビル五輪の7個を上回り過去最多となった。優勝はマディー・バウマン(米国)。89.80点で、今大会からの新種目の初代女王となった。この種目、日本の第一人者で、結婚と出産を経て復帰した三星マナミ(野沢温泉スキークラブ)は予選で23位に終わり、決勝進出はならなかった。

竹内智香、銀メダル! 〜スノーボード女子パラレル大回転〜

 19日、スノーボード女子パラレル大回転が行われ、竹内智香が銀メダルを獲得した。同種目でのメダルは日本人初の快挙。予選を1位で突破した竹内は、2選手で争う決勝トーナメント1回戦、準々決勝を危なげなく突破。準決勝も1本目でリードを奪うと、2本目は相手が途中で転倒したこともあり、余裕を持って決勝進出を決めた。決勝ではパトリシア・クマー(スイス)と対決。竹内は1本目で0秒30のリードをつくった。しかし、2本目でクマーに追い上げを許すと、終盤で転倒し、逆転を許した。今大会、日本の女子初のメダルを獲得した竹内は、22日に新種目・女子パラレル回転にも出場する。

NH銀メダリスト渡部暁、転倒響いて6位 〜ノルディック複合LH個人〜

 18日(現地時間)スキー・ノルディック複合ラージヒル(LH)個人が行なわれ、ノーマルヒル(NH)で銀メダルを獲得した渡部暁斗は、6位だった。ヨルゲン・グラーバック(ノルウェー)が金メダルを手にした。渡部は前半のジャンプで4位(120.8点=134メートル)につけたものの、後半のクロスカントリーでは途中で転倒するアクシデントなどもあり、メダル圏内には届かなかった。他の日本勢は永井秀昭が26位、渡部善斗は35位となった。前半・ジャンプで転倒した加藤大平は、左ひじを脱臼骨折して後半を棄権した。20日には同種目の団体戦が行われる。

日本、銅メダル! 〜ジャンプ男子LH団体〜

 17日(現地時間)、ノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒル(LH)団体の決勝が行われ、日本は1024.9点で銅メダルを獲得した。団体でのメダルは、1998年の長野五輪以来、16年ぶり。葛西紀明(土屋ホーム)は、LH個人に続き今大会2個目のメダルを手にした。優勝は1041.1点のドイツ。連覇中のオーストリアを振り切って、3大会ぶりの金メダルとなった。

スイスに勝利、崖っぷちで踏ん張る 〜カーリング女子〜

 16日(現地時間)、カーリング女子の1次リーグ第7戦、日本は世界ランキング4位のカナダとの延長戦を9−7で制し、成績を3勝4敗として決勝トーナメント進出に望みをつないだ。日本は序盤に前半の5エンドで5−2とリードし、一時は追いつかれたものの、再び突き放す。最終10エンドでミスから同点とされて延長戦に突入したが、第11エンドで2点をあげて試合を決めた。

葛西、“7度目の正直”で銀メダルを獲得 〜ジャンプ男子LH〜

 15日(現地時間)、ノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒル(LH)個人の決勝が行われ、7大会連続出場の葛西紀明(土屋ホーム)が銀メダルを獲得。7度目の出場にして、自身初のメダルとなった。伊東大貴(雪印メグミルク)は9位、清水礼留飛(雪印メグミルク)は10位、竹内択(北野建設)は13位となった。

羽生、日本人男子初の金メダル獲得 〜フィギュアスケート男子〜

 14日(現地時間)、フィギュアスケート男子・フリープログラムが行われ、前日のショートプログラムでトップに立った羽生結弦(ANA)がそのまま逃げ切って日本人男子初の金メダルを獲得した。初出場の町田樹(関大)はショートの11位から5位に浮上。競技人生の集大成とした高橋大輔(関大大学院)は6位入賞を果たした。カーリング女子は英国に3−12で敗れて通算2勝3敗となった。ジャンプ男子ラージヒルは予選が行われ、日本人選手全員が決勝進出を決めた。

羽生、金へ前進 史上最高得点で首位 〜フィギュアスケート男子SP〜

  13日(現地時間)、フィギュアスケート男子シングルショートプログラム(SP)が行われ、19歳の羽生結弦が完璧な演技をみせ、SP史上最高得点となる101.45点を叩き出して首位に立った。SPで得点が100点を超えたのは史上初めて。2位はパトリック・チャン(カナダ)で97.50点、3位はハビエル・フェルナンデス(スペイン)で86.98点。他の日本勢は高橋大輔が86.40点で4位につけ、町田樹は83.48点で11位と出遅れた。過去3大会でいずれもメダルを獲得しているエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)は腰を痛め、演技前に棄権した。フリーは14日に行われる。

渡部暁、銀メダル! 〜ノルディック複合・個人NH〜

 12日、ノルディックスキー複合個人ノーマルヒルが行われ、渡部暁斗が銀メダルを獲得した。同種目でのメダルは94年リレハンメル大会で河野孝典が2位に入って以来20年ぶり。前半のジャンプで100.5メートルを飛んで2位(130点)につけた渡部は、後半のクロスカントリー(10キロ)でジャンプ1位のエリック・フレンツェル(ドイツ)とデッドヒートを展開する。だが、残り1キロで惜しくも逃げ切られ、3秒8差で銀メダルとなった。他の日本勢は渡部善斗が15位(ジャンプ10位)、永井秀昭が22位(同14位)、加藤大平が31位(同4位)だった。

15歳・平野が銀、18歳・平岡が銅 〜スノーボード男子ハーフパイプ〜

   11日(現地時間)、スノーボード男子ハーフパイプ決勝が行われ、今大会初の日本人メダリストが誕生した。予選1組トップ通過の平野歩夢(バートン)が93.50点マークし、2位に入り銀メダルを獲得。予選2組を2位でクリアした平岡卓(フッド)が92.25点を叩き出し、3位に入り銅メダルを手にした。スノーボード種目として、日本勢初のメダル。15歳の平野は、日本の冬季五輪史上最年少のメダリストとなった。優勝は94.75点のユーリ・ポドラドチコフ(スイス)。トリノ、バンクーバーを制したショーン・ホワイト(米国)は4位だった。その他の日本勢は青野令、子出藤歩夢の日体大コンビは予選で敗退した。

長島、加藤ともにメダルならず 〜スピードスケート男子500メートル〜

 10日(現地時間)、スピードスケートの男子500メートルが行われ、ミヘル・ムルダー(オランダ)が金メダルを獲得した。また総合2位にヤン・スメーケンス(同)、同3位にロナルド・ムルダー(同)が入り、オランダ勢が表彰台を独占した。日本人選手は加藤条治が同5位、1回目で3位につけた長島圭一郎は同6位だった。その他の日本勢は及川佑同15位、上條有司は同20位だった。

スマイルジャパン、黒星スタート 〜女子アイスホッケー〜

 9日(現地時間)、女子アイスホッケー予選が行われ、B組の日本代表(IIHF世界ランキング10位)とスウェーデン代表(同6位)が対戦した。日本は格上相手に耐える時間が続くと、第1ピリオドの12分38秒に先制を許す。その後はピンチを凌ぎながら、反撃を試みるもゴールを奪うことはできず、初戦を0対1で落とした。黒星スタートとなった日本は11日にロシア代表(同4位)、13日にドイツ代表(同7位)に挑み、決勝トーナメント進出の可能性にかける。メダルが期待されたフィギュア団体は男女フリーに町田樹、鈴木明子、アイスダンスフリーにキャシー・リード、クリス・リード組が出場。しかし、得点が伸びず、国別順位で5位に終わった。同種目初代金メダルは地元ロシアが獲得した。スピードスケートの女子3000メートルはトリノ五輪同種目金メダリストのイレイン・ブスト(オランダ)が2大会ぶりに優勝。日本勢は石澤志穂(トランシス)が9位、藤村祥子(宝来中央歯科)が15位、穂積雅子(ダイチ)が21位だった。ジャンプ・男子ノーマルヒル決勝では、日本選手団主将・葛西紀明が8位に入賞した。

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