16日、女子200メートル背泳ぎ決勝では中村礼子(東京SC)が2分07秒13でアテネに続いての銅メダルを獲得。自己記録を大幅に更新し、今大会女子競泳で初のメダリストとなった。前半を抑え気味に入った中村は100〜150メートルでスピードを上げ、猛追する。最後の50メートルはやや疲れが見えたものの、気力で泳ぎきり、3着を確保した。
15日、女子バレーボール1次リーグ予選第4戦で日本は強敵・キューバと対戦。既に決勝トーナメント進出を決めているキューバに終始圧倒された日本は、1セットも奪うことができずストレート負けを喫した。 −0 日本 (25−17、25−22、25−22)
15日、サッカー女子準々決勝4試合が行われた。日本は地元の中国を2−0で下し、準決勝進出を決めた。 【女子サッカー】 準々決勝 −0 中国代表 【得点】 [日]澤穂希(15分)、永里優季(80分)
柔道男子100キロ超級に出場した石井慧(国士大)が決勝でタングリエフ(ウズベキスタン)を優勢勝ちで退け、五輪初出場で初優勝を成し遂げた。日本勢は鈴木桂治(平成管財)に続き、この階級2連覇。北京では不振を極めた男子柔道だったが最後は最高の結果で大会を締めくくった。
野球の1次リーグ第3戦が行われ、日本はオランダを6−0で破り、連勝をおさめた。立ち上がりの初回、今大会そろってノーヒットだった3番・森野将彦、4番・新井貴浩の連続タイムリーなどで4点を先制。3人の投手リレーでオランダに得点を与えなかった。これで通算成績は2勝1敗。
陸上競技が15日よりスタートし、男子ハンマー投げでは前回大会金メダルの室伏広治(ミズノ)が登場した。室伏は第1投で予選通過ラインを越える78メートル16をマークし、予選5位で余裕の決勝進出を決めた。決勝は17日に行われる。
ソフトボールの1次リーグ第4戦が行われ、日本は五輪3連覇中の米国と対戦した。日本は初回に2本の本塁打などで4点を先行されると、4回にもホームラン攻勢で3点を追加され、0−7で5回コールド負けを喫した。
15日に行われた競泳男子200メートル背泳ぎ決勝に出場した入江陵介(近大)は、1分55秒72で5位に終わり、メダル獲得にはあと一歩及ばなかった。 日本記録とほぼ同タイムで最初の50メートルを折り返した入江は、100メートルのターンでは4番目につき、メダルの可能性が十分にあった。しかし、最後の残り50メートルのターンでは5番手に下がった。それでも後半の無類の強さを発揮する入江に最後の追い上げが期待されたが、惜しくもメダルには届かなかった。
14日、男子バレーボール1次リーグ予選第3戦で日本は地元中国と対戦した。既に2連敗を喫していた日本にとって、絶対に負けられない試合だったが、惜しくもフルセットの末に敗れ、3連敗を喫した。 −2 日本 (25−20、25−23、17−25、16−25、15−10)
野球の1次リーグ第2戦が行われ、日本は台湾を6−1で破り、今大会初勝利(1勝1敗)をおさめた。1−1の同点で迎えた5回、稲葉篤紀のタイムリーで勝ち越し。最終回には4点を追加して試合を決めた。投げては7回から岩瀬仁紀、藤川球児、上原浩治の抑え3投手が磐石の投手リレーで逃げ切った。
ソフトボールの1次リーグ第3戦が行われ、日本はスペインを3−0で破って、負けなしの3連勝となった。日本は前日に続き、坂井寛子が先発。6回を3安打無失点に封じて、相手に流れを渡さなかった。
北京五輪体操男子個人総合決勝で、内村航平(日体大)が91.975点で銀メダルを獲得した。84年ロサンゼルス五輪金メダルの具志堅幸司以来、日本勢として24年ぶりにメダルを獲得した。日本のエース冨田洋之(セントラルスポーツ)はつり輪でのミスが響き、惜しくもメダルに届かず、91.750点で4位だった。 安定した演技を見せた楊威(中国)が94.575点で金メダルを獲得した。
競泳男子200メートル平泳ぎ決勝で北島康介(日本コカ・コーラ)が金メダルを獲得し、2大会連続の2冠を達成した。 北島はこの種目の予選では2分9秒89の全体の6番目のタイムだったが、昨日の準決勝では2分8秒61の五輪新記録を出し、好調さを示していた。
柔道男子100キロ級で、アテネ五輪の100キロ超級金メダルに続く2階級制覇を目指した鈴木桂治(平成管財)は、1回戦でナイダン・ツブシンバヤル(モンゴル)に1分26秒もろ手刈りでまさかの一本負け。ナイダンが準決勝に勝ち上がったため、敗者復活戦にまわったが、その初戦でもベンヤミン・ベールラ(ドイツ)に一本負けを喫し、メダル獲得はならなかった。
五輪自転車のトラック競技が15日からスタートする。最大の注目は前回のアテネ大会で銀メダルを獲得したチームスプリント。アテネの経験者である長塚智宏を筆頭に、若手の渡邉一成と永井清史を加えた3選手が2大会連続のメダルへ挑む。本番を直前に控え、yahoo!動画のの番組内で、長塚、渡邉両選手を招いて、スポーツライターの金子達仁氏とともに二宮清純が対談を行った。その一部を紹介する。
13日、女子バレーボール1次リーグ予選第3戦で日本は40年ぶりに五輪の舞台に戻ってきたポーランドと対戦した。途中、サイドのアタッカー陣による強烈なスパイクと高さのあるブロックに苦しんだものの、日本はフルセットの末にポーランドを下し、2勝目を挙げた。 −2 ポーランド (25−21、25−20、18−25、23−25、15−11)
野球の1次リーグが13日スタートし、日本は初戦で前回大会金メダルのキューバと対戦した。日本はエースのダルビッシュ有を先発に立てて勝利を狙ったが、5回途中4失点で降板。攻撃陣も犠飛2本による2点のみに抑えられ、2−4で敗れた。
フェンシングの男子フルーレ個人で、アテネ五輪9位の太田雄貴(京都ク)が、日本フェンシング界初のメダルとなる銀メダルを獲得した。 太田は準々決勝で世界ランキング1位のペーター・ヨピッヒ(ドイツ)を15−12で下しベスト4進出を決めると、準決勝では前回アテネ五輪の銀メダリスト、サルバトーレ・サンツォ(イタリア)に15−14の僅差で勝利、決勝進出を決めた。
柔道女子70キロ級に出場したアテネ金メダリストの上野雅恵(三井住友海上)が、決勝でヘルナンデス(キューバ)に朽木倒しで一本勝ちをおさめ、連覇を果たした。
13日に行われた競泳男子200メートルバタフライ決勝で、松田丈志(ミズノ)が銅メダルを獲得した。自らが前日出した日本記録を1秒以上更新する1分52秒97の好タイムだった。1位に入ったのはマイケル・フェルプス(米国)。1分52秒3の世界新記録で今大会4個目の金メダルに輝いた。
男子サッカーはグループリーグ最終戦8試合が行われ、グループBの日本はオランダに0−1で敗れ、3戦全敗で大会を終えた。
ソフトボールの1次リーグ第2戦が行われ、日本は台湾を2−1で破って、連勝をおさめた。日本は馬渕智子の2試合連続ホームランなどで2点を奪い、先発の坂井寛子が台湾の反撃を1点にしのいで完投した。
バドミントン女子ダブルス準々決勝で第1シードの中国ペアに勝利した末綱聡子、前田美順組組(NEC・SKY)が、日本初のメダル獲得をかけ世界ランキング4位の韓国ペアとの準決勝に挑んだ。第1ゲーム、第2ゲームともに格上の韓国ペアと互角の戦いを見せたが、2−0で敗れ、決勝進出はならなかった。末綱・前田は銅メダル獲得をかけ、15日夜に行われる3位決定戦に挑む。
体操女子団体で決勝進出を決め、84年ロサンゼルス五輪以来24年ぶりの入賞を決めていた日本は、13日に行われた決勝で5位(176.700点)と健闘した。 予選を8位で通過した日本は、エース鶴見虹子(朝日生命ク)の段違い平行棒、鶴見や大島杏子(朝日生命ク)の平均第で高得点を出し、順位を上げた。 地元の中国が188.900点で初の金メダル、米国が2位、3連覇がかかったルーマニアは3位だった。
12日、男子バレーボール1次リーグ予選第2戦で日本はブルガリアと対戦した。世界4位の強豪相手に第2セットを奪うなど善戦した日本だったが、ブルガリアの高く分厚いブロックに阻まれ、勝利を手にすることはできなかった。 −1 日本 (29−27、23−25、25−21、25−19)