12日、都内ホテルにて北京への出発を13日に控えた北京五輪トライアスロン日本代表選手壮行会が開催され、山本良介(トヨタ車体)、田山寛豪(日本流通経済大学職員・チームブレイブ)、庭田清美(アシックス・ザバス)、上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)、井出樹里(トーシンパートナーズ・チームケンズ)の代表5選手、山根英紀チームリーダー、山倉紀子総務担当らが五輪本番での健闘を誓った。
12日、サッカー女子のグループリーグ6試合が行われた。グループGの日本はノルウェーを5−1で下し、決勝トーナメント進出を決めた。 【女子サッカー】 ◇グループG −1 ノルウェー代表 【得点】 [日]近賀ゆかり(31分)、オウンゴール(51分)、大野忍(52分)、澤穂希(71分)、原歩(83分) [ノ]G・グヌッツェン(27分)
ソフトボールの1次リーグが12日スタートし、日本は初戦で前回大会銀メダルのオーストラリアと対戦した。日本は3−3の同点で迎えた2回、内野ゴロで1点を勝ち越し。このリードを守りきり、4−3で勝利した。
柔道の女子63キロ級で、アテネ五輪金メダリストの谷本歩実(コマツ)が、決勝でリュシ・ドコス(フランス)に内またで一本勝ちし、2大会連続のオール一本勝ちで金メダルを獲得した。
12日、女子マラソンのアテネ五輪金メダリスト野口みずき(シスメックス)が、北京五輪出場を断念したことが明らかとなった。練習が十分にできないために野口側から出場しない意向を示してきたという。
12日に行われた競泳女子100メートル背泳ぎ決勝で、中村礼子(東京SC)、伊藤華英(セントラルスポーツ)が出場した。同種目で前回大会4位の中村はレース後半まで激しい3位争いを繰り広げたが、59秒72で6位だった。伊藤は1分0秒18で8位だった。
4年前のアテネで金メダルを獲得した男子体操・団体は12日、決勝に臨んだ。あん馬や跳馬ではミスが目立ち、トップをいく中国に大差をつけられたものの、エースの冨田洋之、期待の若手・内村航平がそれをカバーする安定した演技を披露。最後は得意の平行棒、鉄棒で2位につけていた米国を逆転し、銀メダルを獲得した。
11日、女子バレーボール1次リーグ予選第2戦で日本はベネズエラと対戦した。第1セットから日本は立て続けに連続ポイントで大量リードを奪い、終始主導権を握ると、3セットを連取。今大会初白星をストレート勝ちで飾った。 −0 ベネズエラ (25−12、25−17、23−12)
10日に行われたバドミントン女子ダブルス準々決勝で、末綱聡子、前田美順ペア(ともにNEC・SKY)が、前回大会金メダルの楊維、張潔ブン組(中国)をセットカウント2−1で破り、日本勢初の準決勝進出を果たした。第1セットは8−21で落としたが、第2セットをデュースの末に23−21で奪い返すと、第3セットを21−14でモノにし、世界ランキング1位のペアを相手に金星をあげた。
昨年の世界選手権でともに銅メダルを獲得した柔道男子73キロ級の金丸雄介(了徳寺学園職)、女子57キロ級の佐藤愛子(了徳寺学園職)はともに敗者復活最終戦で敗れ、メダル獲得はならなかった。
11日に行われた競泳男子100メートル平泳ぎ決勝でアテネ大会覇者の北島康介(日本コカ・コーラ)が58秒91の世界新記録で優勝した。同種目で連覇を達成したのは史上初。北島は200メートルとの2冠連覇に向けて、まずは1つ目の金メダルを獲得した。
10日に行われた男子66キロ級で、内柴正人(旭化成)が2大会連続の金メダル獲得を果たした。 初戦の2回戦、ヒメネス(ドミニカ共和国)に鮮やかな袖釣り込み腰で一本勝ち。3回戦はアジア選手権で敗れたアラシュ・ミレスマイリ(イラン)にポイントでリードを奪い、優勢勝ちをおさめた。4回戦は序盤に相手の巴投げで有効のポイントを奪われるが、積極的に攻め続け、残り1分を切って相手に指導が与えられる。なおも攻め続けた内柴は残り30秒、巴投げで技ありを奪うとそのまま抑え込み、合わせて技一本で逆転勝ちをおさめ、準決勝進出を決めた。 ★
バドミントン女子ダブルスの1回戦、世界ランキング6位の“オグシオ”こと小椋久美子・潮田玲子組(三洋電機)は、同14位のクリスティアンセン・リターユヒル組(デンマーク)に第1ゲームを奪われたが、その後2ゲームを連取し逆転。2−1(18−21、21−14、21−18)で勝利し、8強入りを決めた。
9日、サッカー男子のグループリーグ8試合が行われた。グループBの日本はナイジェリアに1−2で敗れた。 【男子サッカー】 ◇グループB 日本代表 1− 【得点】 [日]豊田陽平(79分) [ナ]ビクトル・オビンナ(58分)、ビクトル・アニチェベ(74分)
10日に行われた競泳男子400メートル個人メドレー決勝で、今大会史上最多の8冠を目指すマイケル・フェルプス(米国)が4分3秒84の世界新記録で1つ目の金メダルを獲得した。予選で4分7秒82の五輪新記録マークしたフェルプスは、決勝でも圧倒的な力を見せ自らが持つ従来の世界記録を1秒以上更新した。
女子マラソンのアテネ五輪金メダリストで北京での連覇が期待されている野口みずき(シスメックス)がが、左太ももを痛めていることが明らかになった。 10日、野口を指導するシスメックスの藤田信之監督と日本陸連の沢木啓祐専務理事が京都市内で会見を行い、藤田監督が「大腿二頭筋、半健様筋を損傷し、現在は軽くジョギングができるくらい。今後の回復の状況で(五輪に)出場できるかを含めて考えていきたい」と状況を説明した。 沢木専務理事は出場決定のリミットをあと2〜3日とした。藤田監督によれば、野口本人は「最後まであきらめずに、出場に向けて頑張りたい」と話しているという。
10日、男子バレーボール1次リーグ予選第1戦で日本はアテネ五輪銀メダリストのイタリアと対戦した。イタリアの高い壁に阻まれ、力を出し切れずに2セット連続で奪われた日本だったが、第3セットはサーブで崩し、競り勝つ。だが、第4セットは再びイタリアのブロックシフトにつかまり、16年ぶりの五輪の舞台で白星発進とはならなかった。 −1 日本 (25−19、25−18、23−25、25−17)
9日、女子バレーボール1次リーグ予選第1戦で米国と対戦した日本は、第2セットを奪うなど善戦したが、最後は米国の高さに翻弄され、初戦を白星で飾ることはできなかった。 −1 日本 (25−20、20−25、25−19、25−21)
9日に行われた競泳男子100メートル平泳ぎ予選で、アテネ五輪競泳男子平泳ぎ2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)は59秒52の好タイムで8組1位となり、10日の午前に行われる準決勝進出を決めた。 同種目で59秒13の世界記録を持つブレンダン・ハンセン(米国)は9組4位で1分00秒36、同じく9組で末永雄太(チームアリーナ)が1分0秒67で5位に入り、いずれも準決勝進出を決めた。
9日に行われた柔道女子48キロ級の谷亮子(トヨタ自動車)は準決勝でドゥミトル(ルーマニア)に敗れ、“ママでも金”はならなかったが、3位決定戦でリュドミラ・ボグダノワ(ロシア)に一本勝ちをおさめ、銅メダルを獲得。日本人メダル第1号となった。
アテネ五輪女子マラソンの金メダリストで北京大会での2連覇を目指す野口みずき(シスメックス)が、合宿先のスイス・サンモリッツから帰国後、検査を受けるために入院していたと9日、報道された。 野口は高地合宿で疲労が蓄積したため、当初は7日に帰国する予定だったサンモリッツでの合宿を切り上げ、4日に帰国していたと伝えられていた。17日に行われる女子マラソンへの影響が心配される。
8日、サッカー女子のグループリーグ6試合が行われた。グループGの日本はアメリカに0−1で敗れた。 【女子サッカー】 ◇グループG 日本代表 0− 【得点】 [米]カルリ・ロイド(27分)
9日に行われた北京五輪重量挙げ女子48キロ級で、日本の三宅宏実(アセット・マネジャーズ)はスナッチ80キロ、クリーン&ジャーク105キロ、トータル185キロで6位となり、1968年メキシコ大会銅メダルの父・義行氏との親子メダル獲得はならなかった。 同級の大城みさきはスナッチで80キロ、クリーン&ジャーク92キロのトータル172キロで8位に入った。
北京五輪開会式を翌日に控えた7日、サッカー男子のグループリーグ8試合が行われた。グループBの日本はアメリカに0−1で敗れた。 【男子サッカー】 ◇グループB 日本代表 0− 【得点】 [米]スチュアート・ホルデン(47分)
北京五輪開幕に先がけて6日、女子サッカー6試合が行われた。グループGの日本はニュージーランドに2−2で引き分け、勝ち点1を手にするにとどまった。 【女子サッカー】 ◇グループG 日本代表 2−2 ニュージーランド代表 【得点】 [日]宮間あや(72分)、澤穂希(86分) [ニ]カースティー・ヤロップ(37分)、アンバー・ハーン(56分)