東京五輪・パラリンピック
東京五輪・柔道女子48キロ級決勝で渡名喜風南(パーク24)がディストリア・クラスニチ(コゾボ)に敗れた。残り20秒で渡名喜はクラスニチに内股で技ありを取られた。渡名喜は今大会において日本人第1号メダリストとなった。&n […]
東京五輪男子サッカーのグループリーグ第1戦が22日、各地で行われた。グループAのU-24日本代表は同南アフリカ代表と東京スタジアムで対戦し、1対0で勝利した。試合は後半26分、MF久保建英(レアル・マドリード)の得点で […]
東京五輪女子サッカーのグループリーグ第1戦が21日、各地で行われた。グループEのなでしこジャパン(サッカー女子日本代表)はカナダ代表と札幌ドームで対戦し、1対1の引き分けに終わった。試合は前半6分、カナダのFWクリステ […]
サッカー日U-24本代表は17日、U-24スペイン代表とノエビアスタジアム神戸で強化試合を行い1対1引き分けたた。試合は前半42分にMF堂安律(PSV)が左足で決めて日本が先制したものの、後半33分にFWハビ・プアドに […]
超満員の観衆。湧き上がる大歓声。マスクをしている人はほとんど見当たらない。それが、大谷翔平が出場したMLBオールスターゲームだった。 だが、コロラドの興奮は、熱狂は、東京五輪では見られない。改めて、失ってし […]
面白かった。というか、腑に落ちた。23日付のスポニチに載っていた川淵三郎氏のインタビュー。 基本的に、意見というものには「違い」はあっても「間違い」はない、とわたしは思っている。掲載されていた川淵氏の意見に […]
「母屋ではかゆをすすっているのに、離れではすき焼きを食っておる」。うまいことを言うものだと、思わずひざを叩いた記憶がある。 かつて国会でそう答弁したのは、“塩じい”こと故・塩川正十郎だ。構造改革を旗印に200 […]
朝日新聞が社説で東京五輪の中止、延期を主張した際、「だったら高校野球も中止に」という声があがった。なるほど、一理ある。ただ、だとすると、わたしも立派なダブスタ野郎である。 開幕へのカウントダウンが始まったい […]
最近のニュースを見て、「平等ってなにか」と考えさせられる。 例えばワクチン接種において、キャンセルによる余剰ワクチンを、平等性確保のために打たずに破棄した事件や、自治体の首長が接種して非難を浴びた。さらにはオリパラの選 […]
年齢を重ねることの利点の一つは、若いころに比べると気持ちが揺れなくなること、ではないかと思う。 そろそろ四捨五入すると60歳になるわたしは、だから、笹生優花の全米女子オープン優勝を、穏やかな気持ちで受け止め […]
ウェザーニュースのHPを開くと、日本列島の中心部にあたる関東から北信越、東海、近畿にかけての地域が真っ赤に染まっている。同ニュースの「2021年猛暑見解」によると<暑さのピークは7月下旬と8月下旬の2回あり、猛暑日が続 […]
朝日新聞社が5月15、16日に実施した全国世論調査(電話)によると、東京五輪・パラリンピックの開催について、「中止」が最も多く43%、「再び延期」が40%、「今夏に開催」は14%という結果が出た。   […]
中国政府とIOCの“危険な蜜月”については、小欄でも、たびたび指摘してきた。五輪憲章は「人種」「言語」「宗教」はじめ、「いかなる差別」も禁じている。ならば中国政府のウイグル族や香港の民主化勢力に対する「弾圧」は五輪憲章 […]
女性蔑視とも取られる森さんの発言が問題になった時、当初、IOCは我関せず、の姿勢だった。態度を一変させたのは、欧米のメディアが取り上げたから――とわたしは見ている。 だから、驚いた。 バッハ会長 […]
ワシントン・ポスト(電子版)が“ぼったくり男爵”と揶揄したIOCの総帥トーマス・バッハとは、いかなる人物なのか。昨春、日本で最も太いパイプを持つ組織委員会前会長の森喜朗に単刀直入に訊ねたことがある。「まぁ政治家よりも政 […]
東京や大阪の新規陽性者数が少し落ち着きを見せたら、今度は地方で感染が広がってきた。世界では抑え込みに成功していたと思われる台湾での感染拡大など、人類はまだコロナウイルスとの付き合い方を掌握できていないようだ。ワクチン接 […]
TOKYO2020公式サイトによると<東京2020大会は、史上初のジェンダー・バランスがあるオリンピック大会であり、史上最多の女性選手が参加するパラリンピック大会>とのことだ。誠にご同慶の至りである。 しか […]
ワンチームとオールジャパン。18日に都内で行われた橋本聖子組織委会長の就任会見。彼女は先の二つの言葉に力を込めた。 まずワンチームだが、これは組織委に向けられたものだろう。内閣総理大臣まで務めた森喜朗前会長 […]
塩かな、と思う。スイカにかける塩。いま必要なのは、甘さを引き出すための甘くない、というか正反対の味をした調味料かな、と。 大前提。わたしはいまでも五輪開催を熱望している。今年は無観客の「特別五輪」として開催 […]
18日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、前オリンピック・パラリンピック担当大臣の橋本聖子氏の会長就任を発表した。橋本新会長は「(オリンピック・パラリンピック)大臣の離職は大変大きな決意でありました […]
日本人は人事の話になると、それまで会社に興味のなかった人までもがいっせいに耳をそばたて始める――。そんなことを書いていたのは「サラリーマン小説の第一人者」と呼ばれた作家の源氏鶏太だ。細くなった記憶の糸を手繰ったが残念な […]
二宮清純: 川淵さんの呼びかけで、コロナ禍でスタジアムにお客さんが入場できない試合が「リモートマッチ」と命名されました。「無観客試合」と言うのは味気ないので、これは良かったと思います。リモートと言うのは、選手とファンが離 […]
泣くべきか。怒るべきか。はたまた笑うべきか。 森会長の発言。アウト。完全にアウト。事ここにいたっては、残る二択は「続投か辞任か」ではなく「辞任か更迭か」になる。というか、損なわれたイメージの改善には「辞任の申し入れを拒 […]
(写真:会合の冒頭で挨拶をした森会長 Photo by Tokyo 2020) 12日、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、評議員会・理事会合同懇談会を都内で行った。会合の冒頭で森喜朗会長は「 […]
二宮清純: 川淵さんは1964年の東京オリンピックにサッカー日本代表選手として参加されましたが、本年1月号の『文藝春秋』によると、そのとき一番印象的だったのが開会式だったそうですね。開会式で飛ばした8000羽の鳩の糞で、 […]