水泳・陸上
素材メーカーが医療機器を作る――。前代未聞の挑戦が始まったのは今から3年前のことだ。これまで素材メーカーとして高い技術を誇り、水着やウェットスーツなどで革命を起こしてきた山本化学工業が、ついにその挑戦を結実させた。素材メーカーが医療分野へと歩を進めた理由はなんだったのか。
来年7月に上海で開催される世界水泳、さらには2012年に行なわれるロンドン五輪へ向けて、日本のみならず世界各国のトップスイマーがコンディションをあげている。
近年、この国では未曾有のジョギングブームが起こっている。1周5キロの皇居外周は休日になると多くのランナーが集まり思い思いのペースで走りを楽しんでいる。高まる健康志向の中、ファッショナブルなトレーニングウェアも登場し、“美ジョガー”なる言葉も生まれた。
世界最大のロードレース「ツール・ド・フランス」が今年も開幕した。昨年は新城幸也と別府史之の2選手が出場し、日本勢初となる完走を果たした。今回のツールにも新城が2年連続で出場しており、結果が注目される。
改めて言うまでもなく、現在の日本は高齢化時代を迎えている。食生活の改善や健康志向で人々の寿命は延び、高齢者の人口比は増加の一途だ。高齢化社会という言葉が生まれたのは1956年の国連報告書と言われている。当時は65歳以上の高齢者が総人口の7%を超えると高齢化社会と定義された。日本がその数字に届いたのは今から40年前の1970年のこと。2008年に行なわれた最新の調査ではその数字は3倍以上となり、22%を超え、超高齢化社会へと突入した。この流れはとどまるどころかさらに加速し、2055年には高齢者の割合は40%を上回る。さらに4人に1人が75歳以上に達すると言われている。
近年、世界的に注目度を増しているスポーツといえばトライアスロンだ。「スイム(水泳)」「バイク(自転車)」「ラン(マラソン)」の3競技で構成されるトライアスロンは「鉄人レース」との異名を持つ。2000年、シドニー大会からの夏季五輪でも正式種目に採用されており、その存在感は増すばかり。日本国内の競技愛好者数も右肩上がりである。競技の特殊性から選手のパフォーマンスを支える重要なアイテムとなるのはウェットスーツだ。20年以上前からトライアスロンに注目し、高い技術力で鉄人たちをサポートしてきたのが山本化学工業だ。どのようにして「世界最速のウェットスーツ」を誕生させたのか。
前回紹介した山本化学工業製の水着新素材「BRS−TX」は、「親水」で水との抵抗を軽減する新しい技術で高い評価を得ている。「泳ぎやすさを比較すれば過去最高レベル」とイタリアアリーナ、ダイアナ、マテュースなど多くの水着メーカーが、この新素材を採用した。国際水泳連盟(FINA)が水着の素材や形状に関する制限を行って以降、競泳界では世界的に記録が伸び悩んでいる。この「BRS−TX」を使用した水着によって、どんなタイムが飛び出すのか関係者の注目度は高い。
昨年まで競泳界を席巻した“高速水着”は、今季から大会での着用が禁止される。国際水泳連盟(FINA)の新ルールに基づき、水着の形状や素材について制限がかけられたのだ。素材は繊維のみと決められたため、山本化学工業のバイオラバースイムも当然、水着に使用できない。しかし、このほど、山本化学工業では新ルールに対応した水着素材「BRS−TX1.TX2.」を開発し、この素材を使用した水着がFINAから許可を得た。「従来のバイオラバースイム水着と比べて同等、もしくはそれ以上の効果を実感できるはず」と山本富造社長が胸を張る新素材の秘密に迫りたい。
野球のWBC連覇、2019年ラグビーW杯の開催決定、ボクシング長谷川穂積のV10達成、ゴルフ石川遼の最年少賞金王など、2009年のスポーツ界もさまざまなスポーツニュースがありました。そして2010年は2月にバンクーバー冬季五輪、6月にはサッカーW杯南アフリカ大会が開催されます。そんなスポーツイヤーを目前に、2009年を振り返りながら、2010年を展望する年末年始の特別番組に当HP編集長・二宮清純が多数、出演します。年末の大掃除の合間に、また新年のおせち料理を食べながら、ぜひお楽しみください。
<椅子に座ります。(バイオラバーを使用しない状況で)片足ずつ順番にひざをまっすぐ上にあげてみます。バイオラバーで足のつけ根をこすります。バイオラバーでおしりのほっぺをこすります。 →もう一度片足ずつあげてみると、とっても楽に、まっすぐにあがります!> この夏、バイオラバーを使った体操が誕生した。その名も「バイオラバーヘルシーエクササイズ」。使用する道具は1辺14cmの正三角形のバイオラバー1枚のみで、手軽にいつでもどこでもできる点が好評を博している。
水着の進化の歴史は、いかに水の抵抗を減らすかの戦いでもあった。泳ぎに邪魔なものとして小型化の一途をたどった時代を経て、撥水性の素材を使ったり、体の凹凸を抑えたり、整流効果をもたせたりと、抵抗を少しでも軽減すべく技術開発が行われてきた。近年のレーザー・レーサーや、ラバー素材のスイムスーツによって生み出された数々の快挙を見ていると、水着は選手にとって泳ぎをサポートしてくれる存在になっている。
魔法の水着は姿を消し、記録だけが残るのか――。今夏、イタリア・ローマで行なわれた水泳世界選手権の競泳で数多くの世界新記録が生まれた。その数は43。新記録が更新されなかった種目はわずか9つのみ。永遠の都では連日、超高速レースが催されたのだ。
グラクソ・スミスクライン株式会社が運営する喘息情報ウェブサイトにて、当HP編集長・二宮清純がナビゲーターを務める対談シリーズ「二宮清純のゼンソク人間学」が好評配信中です。幼い頃から喘息に悩まされてきた二宮が、病気を克服して活躍しているスポーツ選手や各界の著名人などのゲストと対談。喘息をいかに乗り越えるかというテーマで話を進める中で、この病気への理解を深め、患者さんを勇気づけることを目指しています。現在、元競泳選手の山本(旧姓千葉)すずさん、近畿大学医学部内科学教室教授の東田有智先生との対談を公開中です。
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17日に行われた競泳の男子400メートルメドレーリレーで日本(宮下純一、北島康介、藤井拓郎、佐藤久佳)は3分31秒18の日本新記録で3位に入り、銅メダルを獲得した。2泳の平泳ぎ・北島がトップに立つと、バタフライの藤井が2位の好位置をキープ。最終の自由形・佐藤が粘って3位を守りぬいた。日本は2大会連続の銅メダル。
16日、女子200メートル背泳ぎ決勝では中村礼子(東京SC)が2分07秒13でアテネに続いての銅メダルを獲得。自己記録を大幅に更新し、今大会女子競泳で初のメダリストとなった。前半を抑え気味に入った中村は100〜150メートルでスピードを上げ、猛追する。最後の50メートルはやや疲れが見えたものの、気力で泳ぎきり、3着を確保した。
7日目、(日本コカ・コーラ)が2冠連覇に挑戦する。準決勝ではゴール手前でスピードを緩める余裕の泳ぎで1位通過を決めた北島。五輪男子平泳ぎ史上初の快挙達成に死角は見当たらない。午前中から感動的なシーンが見られそうだ。
4日目は朝から目が離せない。競泳男子100m平泳ぎは、(日本コカ・コーラ)が午前中に実施される決勝の舞台にあがる。最大のライバルと目されたブレンダン・ハンセン(米国)が予選、準決勝と調子が上がらず、北島には追い風が吹いている。2冠連覇に向け、まずは1つ目の金に期待がかかる。
10日に行われた競泳男子400メートル個人メドレー決勝で、今大会史上最多の8冠を目指すマイケル・フェルプス(米国)が4分3秒84の世界新記録で1つ目の金メダルを獲得した。予選で4分7秒82の五輪新記録マークしたフェルプスは、決勝でも圧倒的な力を見せ自らが持つ従来の世界記録を1秒以上更新した。
9日に行われた競泳男子100メートル平泳ぎ予選で、アテネ五輪競泳男子平泳ぎ2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)は59秒52の好タイムで8組1位となり、10日の午前に行われる準決勝進出を決めた。 同種目で59秒13の世界記録を持つブレンダン・ハンセン(米国)は9組4位で1分00秒36、同じく9組で末永雄太(チームアリーナ)が1分0秒67で5位に入り、いずれも準決勝進出を決めた。
世間をにぎわせた水着騒動は、日本水泳連盟が世界新を連発したスピード社のレーザーレーサー(LR)の五輪での着用を認めることで一件落着した。競泳代表チームのヘッドコーチを務め、1988年のソウル五輪では男子背泳ぎで鈴木大地選手を金メダルに導いた名伯楽、鈴木陽二コーチに、当HP編集長・二宮清純がニッポン放送「スポーツスピリッツ」内で電話インタビューを行った。本番まで残り50日余り、LRへの対応は? メダル獲得への秘策は? インタビューの一部を紹介しよう。
五輪でのスピード社製水着の着用が可能に――。 日本水泳連盟は6月10日、都内で開かれた常務理事会で、競泳の日本代表選手が北京五輪で着用する水着については、選手の自由選択とすることを決定した。
競泳のジャパン・オープン最終日は6月8日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートル平泳ぎの決勝で、北島康介(日本コカ・コーラ)がハンセン(米国)が持つ2分8秒50の世界記録を1秒近く更新する2分7秒51の世界新記録で優勝し、8月の北京五輪での2連覇に向け弾みをつけた。 北島は英スピード社製の水着「レーザー・レーサー(LR)」を着用していた。
競泳ジャパンオープンは第2日の6月7日、東京辰巳国際水泳場で男女12種目の決勝などを行い、初日に続き、スピード社製「レーザー・レーサー(LR)」を着用した五輪代表選手が5種目で日本記録を更新した。 男子200メートル背泳ぎでは、入江陵介(近大)が今季世界ランク1位にあたる1分54秒77の日本新記録を樹立。世界記録に0秒45差と迫った。 男子400メートル自由形の松田丈志(ミズノ)、女子200メートル背泳ぎの中村礼子(東京SC)、男子50メートル平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)が初日に続く日本新記録を出した。女子50メートルバタフライの加藤ゆか(山梨学院大)も26秒34の日本新を樹立した。
競泳のジャパンオープンが6月6日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、男女10種目の決勝などが行われた。北京五輪代表選手たちにとって調整レースという位置づけだが、男子100メートル平泳ぎ決勝でアテネ五輪金メダルの北島康介(日本コカ・コーラ)が自身の記録を3年ぶりに更新する59秒44の日本記録を出したほか、女子100メートル背泳ぎの中村礼子(東京SC)、女子200メートル自由形の上田春佳(東京SC)、男子200メートルバタフライの松田丈志(ミズノ)、同200メートル自由形の奥村幸大(イトマン)の代表5選手が日本新記録を樹立した。 日本新を出した5選手はいずれも、注目を集めているスピード社製の水着「レーザーレーサー(LR)」を着用していた。