元ブラジル代表FWで、1994年アメリカW杯のMVPロマーリオは国際サッカー連盟(FIFA)をして「サッカー界の汚職の総本山」と呼ぶ。 ロマーリオといえば、現役時代は「悪童」のニックネームが示すように、何かとトラブルを引き起こすことで有名だったが、引退後は政治の道を志し、現在はブラジルの上院職員である。
再選からわずか4日での退陣表明だ。去る5月29日、国際サッカー連盟(FIFA)会長選で5期目の当選を果たしたゼップ・ブラッターだったが、その4日後に緊急会見を開き、辞意を表明した。FIFA幹部経験者が複数逮捕される贈収賄事件が明らかになり、ブラッター会長自身にも捜査の手が及ぶと言われている中での電撃辞任。しかし、FIFAの金銭をめぐる疑惑が浮上したのは今回が初めてではない。ブラッターが2選目を果たした2002年の会長選でも、それは起こった。当時の原稿で、なんでもありの権力闘争を振り返り、FIFAの闇に触れてみよう。
天国と地獄は紙一重である。昨季、オリックスはリーグトップの80勝をあげ、最後まで福岡ソフトバンクと優勝を争った。その手腕が認められ、監督の森脇浩司は球団と今季から新たに2年契約を結んだ。その森脇が、6月の声を聞くと同時 […]
ディスクローズが大原則の国際機関や国際組織にあって、これほど透明性の悪い組織は近年、他に思い浮かばない。皮肉を込めて言えば、いっそのこと「最後の伏魔殿」として、ユネスコが定める「無形文化遺産」に登録を申請してみたらどうか。もちろん「負の遺産」として。
セ・リーグを、いや日本を代表する2人のセカンドについて話そう。ひとりはカープの菊池涼介。もうひとりはスワローズの山田哲人である。
♪なんでだろう〜、なんでだろう〜。日常生活の何気ない疑問を独特のギターのリズムに乗せて踊りながら問いかける「テツandトモ」を久しぶりにテレビで見かけた。赤いジャージの中本哲也と青いジャージの石澤智幸。出で立ちも芸風も昔のままだった。
「世紀の一戦」として世界中の注目を集めたボクシングのWBA・WBC・WBO世界ウェルター級王座統一戦はWBA・WBC王者フロイド・メイウェザー(米国)がWBO王者マニー・パッキャオ(フィリピン)相手に判定勝ちを収めた。
カープの得失点差34はリーグトップである。しかし順位は5月19日現在、18勝23敗で5位。翻って横浜DeNAの得失点差はリーグ4位の8ながら、26勝17敗で首位に立っている。 その理由は1点差ゲームの勝敗。カープが8勝 […]
背に腹はかえられないということか。2019年ラグビーW杯、2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の建設をめぐって、下村博文文部科学大臣が当初の計画を大幅に見直すことを明らかにした。「コストと期限の問題」と下村大臣は説明した。
3球も体近くに投げられれば、誰だって怒る。米国なら乱闘に発展していたかもしれない。 4月25日、マツダスタジアムでの広島―阪神戦。2回裏に“事件”は起きた。
日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三副会長が、この4月、国際サッカー連盟(FIFA)理事に当選した。田嶋は4年前にも立候補したが、落選しており、2度目の挑戦で要職を勝ち取った。5月末のFIFA総会で正式に承認されれば、小倉純二JFA名誉会長以来、4人目の日本人FIFA理事となる。田嶋はこれまでアンダー世代の日本代表監督を歴任し、JFAの技術委員長を務めるなど、日本サッカーの強化・育成に尽力してきた。今後はFIFA理事として、アジアの競技力向上に意欲を見せる。田嶋が抱くビジョンを、13年前の原稿で振り返る。
ファイトマネーもケタ違いなら、損害賠償の請求額もケタ違いである。「世紀の対決」として注目を集めたフロイド・メイウェザーとの世界ウェルター級王座統一戦で1億ドル(約120億円)ものファイトマネーを手にしたマニー・パッキャオが、右肩の故障をネバダ州のアスレチック・コミッション(NAC)に報告しなかったことを理由に、試合後、2人の男性から500万ドル(約6億円)以上の損害賠償を求める訴訟を起こされた。
大相撲史上最多の34度の優勝回数を誇る横綱・白鵬は、この先、どこまで記録を伸ばすのか。
セ・パ両リーグが発表した12球団の観客動員数(4月30日まで) 伸び率トップはカープの32.8%(前年比)だった。 5月2日付の日本経済新聞には【プロ野球観戦券の取引に占める広島カープのホーム試合の割合が巨人に次ぐ2位 […]
長ドスを手にした高倉健が天龍源一郎なら、橋の袂で暗闇からニョッと現われる池部良が阿修羅原――。まるで映画『昭和残侠伝』のような入場シーンだった。1991年8月9日、SWS1周年記念興行。横浜アリーナでの“龍原砲”の2年9カ月ぶりの復活戦は未だに忘れられない。
福岡ソフトバンクの新監督・工藤公康は「報道ステーション」のキャスターを務めていたこともあり、若いファンの間には爽やかなイメージが浸透している。 球場でも笑顔を絶やさず、選手を呼び捨てにはしない。メディアの評判も上々だ。
日本記録保持者、朝原宣治は今や世界に伍していけるまでの力をつけている。コンスタントに10秒1台を出せる選手は、わが国では他にいない。96年の世界陸上でもあと一歩で準決勝進出までいった。
チェアマンはチェアマンでも、今はサッカーではなくバスケットボールのチェアマンだ。日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎が日本バスケットボール協会(JBA)を改革するために設けられたタスクフォースのチェアマンに就任して3カ月がたつ。
Jリーグ草創期、カズこと三浦知良がゴールを決めた際に踊る“カズダンス”はピッチの華だった。 若かりし頃、まさか48歳になってもカズダンスを踊っていようとは、カズ自身、想像もしていなかっただろう。
<突然ですが、あまり良くないニュースがございます。自分の体に悪性リンパ腫が見つかり、来年から闘病生活を余儀なくされることになりました>。元プロレスラー垣原賢人からメールが入ったのは、街がにぎわう昨年のクリスマスのことだ。折り返し電話を入れ、病状を聞いた。
「グラウンドにはゼニが落ちとる」 との名言で知られる南海の元監督・鶴岡一人が生きていたら、「守備だけでゼニが取れる選手やな」と目を丸くしたのではないか。 広島のセカンド菊池涼介の守備は、見ているだけで視線が痙攣する。名セカンドといえば、高木守道や土井正三、辻発彦、近年では荒木雅博(中日)や藤田一也(東北楽天)らの名前が思い浮かぶが、菊池のプレーは異次元である。
“10秒の壁”は、ついに破られるのか。この3月、桐生祥秀が米国の大会で追い風参考ながら100メートル9秒87の好タイムを叩き出した。これまで数多の日本人スプリンターたちが挑んだものの、公認記録での9秒台にはまだ誰ひとり到達できていない。1998年に伊東浩司がマークした10秒00の日本記録は、約16年半も更新されぬままだ。初の9秒台へ、桐生に向けられる周囲の期待は大きい。かつて100メートルの日本記録を保持していた朝原宣治と井上悟も、“10秒の壁”に挑戦した日本人スプリンターである。2人の韋駄天の物語を、18年前の原稿で紹介しよう。
このところ、菊地涼介について書く機会が増えてきた。出版社からの執筆依頼も多い。 つくづく思うのは、これほどの逸材が、なぜ高校時代は無名だったのかということだ。 周知のように菊池は長野県にある武蔵工大二高(現東京都市大塩 […]
米国とキューバが急ピッチで国交正常化を進めている。キューバといえば葉巻やラム酒ばかりでなく野球選手の宝庫でもある。今季開幕時、MLBのロースターに入った選手は18人。これはドミニカ共和国の83人、ベネズエラの65人に次ぐ。国交が正常化されれば、さらに増えることは間違いない。
腰をくねらせながら前進する競歩は、見た目にはコミカルに映る。公園で練習していると、見知らぬジョガーに次々と抜き去られる。 「走って抜き返してやろうと思うこともありますよ」 ソウル五輪男子20キロ競歩代表の酒井浩文が、かつて、そう語っていたことを、ふと思い出した。