敦賀気比、浦和学院が準決勝進出 〜第85回選抜高校野球選手権大会〜

3月31日(日) ◇準々決勝 聖光学院(福島)   3 = 000000030 【本塁打】 (敦)山田2、喜多  序盤から猛打をふるい、試合の主導権を握ったのは敦賀気比だった。2回表に先取点を挙げると、3回表には3番・山田誠也(3年)が2ラン、4、6回には9番・岸本淳希(3年)のタイムリー、7回表には山田、喜多に大会史上4度目となる2者連続本塁打が飛び出した。投げてはエース自らも3打点を挙げたエース岸本が、ほぼ完璧なピッチングで聖光学院打線を6回まで散発4安打無失点に抑えた。終盤、リリーフ陣が失点するも、最後は7回から一塁に下がっていた岸本がマウンドに戻り、聖光学院の反撃を止めた。11安打9得点を挙げた敦賀気比が、春は初のベスト4進出を決めた。

8強、出そろう 〜第85回選抜高校野球選手権大会〜

3月30日(土) ◇3回戦 大阪桐蔭   4 = 201010000  両校ともに死力を尽くしての激戦が繰り広げられた。史上初の3季連続優勝を狙う大阪桐蔭だったが、前日の練習でキャプテン森友哉(3年)が負傷し欠場を余儀なくされた。攻守にわたっての柱を欠いての戦いを強いられた大阪桐蔭だったが、初回に2点を先制し、選手層の厚さを見せる。しかし2回表、県岐阜商はタイムリー2本などで一挙4点を挙げ、逆転に成功した。3回には両校ともに1点ずつを加えると、5回裏には大阪桐蔭が貴重な追加点を挙げ、1点差に迫った。しかし、あと1点が大阪桐蔭には遠かった。県岐阜商のエース藤田凌司(3年)は6回表の打席で受けた死球で右足を痛め、徐々に走ることもままならなくなっていく。マウンド上ではしきりに顔をゆがめるほどだった。それでも、緩い変化球でタイミングを外す巧みなピッチングで大阪桐蔭打線に追加点を許さなかった。1点を追いかける大阪桐蔭は9回裏、2死からヒットとエラーで一、二塁とした。4番・福森大翔(3年)の打球は二遊間を抜け、センター前へ。二塁ランナーが一気にホームへ。しかし前進守備をしていた中堅手から最高のボールが返ってきた。そのボールをしっかりとキャッチし、ホームベース前に立ち塞がる捕手に、二塁ランナーが突進。捕手は突き飛ばされ、ミットからボールがこぼれた。一瞬、満員の甲子園が静まり返る。すると次の瞬間、球審は右手を高く上げ、ランナーにアウトのコール。ランナーの守備妨害という判定が下され、県岐阜商の勝利が決まった。

ルーキー大谷、開幕デビューで2安打1打点 〜プロ野球〜

 29日、プロ野球がセ・パ同時に開幕し、熱戦を繰り広げた。“二刀流”で注目を集めている高卒ルーキーの大谷翔平(北海道日本ハム)は、「8番・ライト」で開幕スタメンを果たし、2安打1打点の活躍でデビュー戦を飾った。チームも先発・武田勝が途中で負傷降板したものの、逆転勝ちで白星スタートを切った。一方、同じルーキーで開幕先発に大抜擢された則本昂大(東北楽天)は福岡ソフトバンクを相手に7回途中まで2失点に抑える力投を見せた。しかし、リリーフ陣が踏ん張ることができず、チームは逆転負けを喫した。昨季、日本一となった巨人は広島と1点を争う接戦となるも、継投で逃げ切った。

神宮覇者の仙台育英、12年ぶりの8強 〜第85回選抜高校野球大会〜

3月29日(金) ◇3回戦 早稲田実(東京)   1 = 001000000  先制したのは早稲田実だった。3回表、先頭の8番・利光健作(3年)が二塁打を放つと、次打者の犠打で三進する。そして1番・山岡仁実(2年)が右中間を真っ二つに割るタイムリー三塁打を放ち、早稲田実がリードを奪った。一方、仙台育英は早実エースの二山陽平(3年)に7回まで散発3安打に抑えられ、攻略の糸口を見つけられずにいた。しかし8回表、その二山のボールが徐々に高め浮き始める。それを仙台育英打線が見逃さなかった。1死後、仙台育英の佐々木順一朗監督は好投を続けてきた馬場皐輔(3年)に代打を送る。この采配が的中した。代打・小野寺俊之介(3年)がヒットで出塁すると、1番・熊谷敬宥(3年)が内野安打、代打・佐々木友希(2年)が死球で続き、1死満塁とした。ここで二山の暴投で三塁ランナーが同点のホームを踏む。さらに2死満塁で4番・上林誠知(3年)が試合を決定づける2点タイムリー。逆転に成功した仙台育英は、8、9回を継投した鈴木天斗(3年)が無安打に抑えて逃げ切り、12年ぶりの準々決勝進出を決めた。

投打に圧倒の大阪桐蔭が大勝 〜第85回選抜高校野球大会〜

3月28日(木) ◇2回戦 遠軽(北海道)   1 = 100000000 【本塁打】 (大)峯本  史上初の3季連続優勝を狙う大阪桐蔭が、出場36校中最後に登場し、実力を遺憾なく発揮した。試合を決定づけたのは2点リードで迎えた6回表。1死一塁から8番・水谷友生也(3年)が右中間を真っ二つに割るタイムリー三塁打を放った。さらに1死一、三塁からは1番・森晋之介(2年)の内野ゴロの間に5点目が入った。なおも2死二塁から初回にランニングホームランで先制のホームを踏んだ2番・峯本匠(2年)、3打数2安打と当たっていた3番・森友哉(3年)の連続タイムリーで2点を追加した。8回にも4点を追加した大阪桐蔭。投げては網本光佑(3年)、葛川知哉(3年)の継投で遠軽打線を1失点に抑え、大勝で初戦を突破した。

18年ぶり出場の県岐阜商、36年ぶり初戦突破 〜第85回選抜高校野球大会〜

3月27日(水) ◇2回戦 花咲徳栄(埼玉)   3 = 010101000 【本塁打】 (花)若月  18年ぶりの出場となった県岐阜商が序盤に早くも試合の主導権を握った。1死二、三塁から8番・野田源登(3年)が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、2点を先制する。さらにこの回1点を追加した県岐阜商。その裏、花咲徳栄に1点を返されたものの、3、4回にも1点ずつを加え、その差を広げていく。花咲徳栄も4回裏に若月健矢(3年)の一発で1点を返す。6回裏にも1点を追加し、2点差に迫った。しかし終盤、県岐阜商は7回表、2死無走者からヒットと四球で一、二塁とすると、相手の内野エラーで1点を追加。さらに8回表にもダメ押しとなる2点を挙げて引き離した。結局、県岐阜商は11安打8得点、投げてはエース藤田凌司(3年)が5安打2失点の好投を見せ、春は1977年以来となる初戦突破を果たし、3回戦に駒を進めた。

今大会初の延長戦は済美に軍配上がる 〜第85回選抜高校野球大会〜

3月26日(火) ◇2回戦 広陵(広島)   3 = 0000000030000  (延長13回)  今大会屈指の好カードとなったこの試合、両エースが200球以上を投げ、3時間を超える、まさに死闘となった。序盤は手に汗握る投手戦となり、ゼロ行進が続いた。6回裏、済美が相手エラーから得たチャンスに見事な集中打を見せ、一挙3点を奪う。しかし、広陵は9回表、それまでわずか2安打に抑えられていた済美の2年生エース安楽智大をとらえ、試合を振り出しに戻す。今大会初の延長戦に突入しても両エースの力投が続き、互いにランナーをホームに返すことができない。延長13回裏、済美は1死満塁とすると、8番・金子昂平(3年)の打球は一塁手の真正面へ。タイミング的には十分にアウトにできたものの、慌てた一塁手はボールが手につかない。その間に三塁ランナーが生還し、済美がサヨナラ勝ちを収めた。

中村亮土(帝京大学ラグビー部)<後編>「忘れられぬペナルティーキック」

「ラグビーをやっている限り、忘れたくないというか、忘れられないキックですね」  そう中村が振り返るワンプレーがある。  4年前、2009年冬の出来事だ。全国高校ラグビー1回戦、鹿児島実−国学院栃木。中村は鹿実のSOとしてグラウンドに立っていた。

佐藤寿人、ストライカーとしての生命線

 3月2日、Jリーグの2013シーズンが開幕した。昨季は2位から10位までは勝ち点10差の間にひしめく混戦だった。今季はそんな“戦国Jリーグ”で、サンフレッチェ広島が史上4クラブ目の連覇を達成できるかが最大の焦点だ。チームのキーマンは昨季のリーグMVP&得点王のFW佐藤寿人。フィジカル面でもテクニック面でもずば抜けたものを持っていないストライカーが、ゴールを量産できる理由を二宮清純が訊いた。

6球団の監督が開幕前に舌戦 〜セ・リーグファンミーティング〜

 プロ野球開幕まで4日と迫った25日、セントラルリーグで初の試みとなる「ファンミーティング2013」が東京ビックサイトでファン3000名を前に行われた。会の目玉となったのは全6球団の監督が一同に集まってのパネルディスカッション。連覇を狙う巨人の原辰徳監督は、他球団の指揮官が昨季の優勝チームを意識した発言をする中、堂々と「受けて立ちます」と宣言し、激しく火花を散らした。

6回まで無安打の早実が、7回の集中打で逆転勝ち 〜第85回選抜高校野球大会〜

3月25日(月) ◇2回戦 龍谷大平安(京都)   2 = 100010000  春は4年ぶり20回目の早稲田実と、5年ぶり37回目の龍谷大平安。甲子園常連校同士の対戦は早稲田実の逆転勝ちとなった。ハイライトは7回裏。6回まで無安打に抑えられていた平安エースの福岡拓弥(3年)を早稲田実打線がようやくとらえた。四球とチーム初安打で無死一、三塁とすると、5番・識原葵(3年)がレフト線を破るタイムリーを放ち、1点を返した。すると2死一、三塁の場面、次打者が2ストライクから空振りするも、ワンバウンドのボールを捕手が後逸。振り逃げが成立し、その間に三塁ランナーが同点のホームを踏んだ。さらに2死満塁からは、1番・山岡仁実(2年)の2点タイムリーで逆転に成功した。この2点差を継投で凌ぎ切った早稲田実が3回戦進出を果たした。

第6回 花谷遊雲子(管理栄養士)<後編>「選手の“本気”に挑む“覚悟”」

 管理栄養士・花谷遊雲子にとって、忘れられない“勝負”がある。 「花谷さん、相談があるんです。今の私のダイエット方法では、続かないと思うんです」  2004年、4年後の北京五輪の代表候補選手を決める選考会を2週間後に控えていた頃のことだ。あるシンクロナイズドスイミングの代表候補選手が、減量に苦しんでいた。それまでは自らアドバイスを求めに来るような選手ではなかったという。その彼女が、初めて花谷に悩みを打ち明けたのだ。それだけ北京五輪にかける思いは強かった。

20年ぶり出場の土佐、初戦突破ならず 〜第85回選抜高校野球選手権大会〜

3月24日(日) ◇2回戦 土佐(高知)      0 = 000000000  3季連続出場となった浦和学院が、試合巧者ぶりを発揮した。2回裏、1死一、三塁から8番・小島和哉(2年)の犠飛で先制すると、6回裏には内野陣のミスを突いて1点を加えた。一方、土佐は再三、ランナーをスコアリングポジションに進めるも、浦和学院の2年生エースの小島の前にあと1本が出ない。8回裏にも2点を加え、効率よく得点を重ねた浦和学院が完封勝ちを収めた。

盛岡大付、春夏あわせて初勝利 〜第85回選抜高校野球選手権大会〜

3月23日(土) ◇2回戦 安田学園(東京)   3 = 000200001 【本塁打】 (安)深見 (盛)望月  まさにがっぷり四つの接戦となった。3回表、初出場の安田学園が4番・深見俊介(3年)の2ランで先制すると、その裏、盛岡大付も負けじと2点を返し、早くも試合を振り出しに戻した。両校ともに追加点を挙げられないまま、試合は終盤へ。そして8回裏、盛岡大付が3番・望月直也(3年)のソロで勝ち越すと、9回表、安田学園がすぐに追いついた。このまま延長かと思われた9回裏、盛岡大付は1死一、三塁と一打勝ち越しのチャンスをつかむ。2番・吉田嵐(3年)の三遊間へのボテボテのゴロの間に三塁ランナーが生還。接戦をサヨナラで決めた盛岡大付が、春夏あわせて10回目にして甲子園初勝利を挙げた。

沖縄尚学、初回の3失策が響き初戦敗退 〜第85回選抜高校野球大会〜

3月22日(金) ◇1回戦 沖縄尚学        2 = 000000011  実力校同士の開幕試合は、初回に明暗が分かれた。三者凡退とエース岸本淳希(3年)が最高の立ち上がりを見せた敦賀気比は1回裏、相手の内野守備のミスなどもあり、5安打で一挙5点を挙げた。2、3回にも1点ずつを挙げた敦賀気比は、8回裏には4点を追加し、試合を決めた。5年ぶり3度目の優勝を目指した沖縄尚学は、毎回のようにランナーを出しながらもあと1本が出ず。計10安打を放ったが、終盤に2点を返すのが精一杯だった。

大阪桐蔭、主砲不在も史上初の快挙となるか!?

 22日、第85回選抜高校野球大会が開幕する。今大会は「東北絆枠」が設けられ、例年より4校多い36校が出場。最大の注目は史上初の3季連続優勝を狙う大阪桐蔭。そして、その大阪桐蔭を破るのはどのチームか。紫紺の優勝旗を目指して13日間にわたった熱戦が聖地・甲子園で繰り広げられる。

adidasと二宮清純のコラボコーナーがスタート! 新コーナー 「明日へのテクノロジー〜adidasの挑戦〜」

 21日(木)から「SPORTS COMMUNICATIONS」とadidas japanの「Official Blog」にて、新コーナーがスタートします。このコーナーではadidasゆかりのアスリート、指導者に当サイト編集長の二宮清純がインタビューを敢行。それぞれの思い、現場を支えるadidasテクノロジーに多角度から迫ります。初回のゲストは横浜F・マリノス所属の中村俊輔選手です。スポーツを“支える”adidasと“伝える”SPORTS COMMUNICATIONSのコラボレーションにご期待ください。

女子プロ野球・川端友紀、打率6割への挑戦

 WBCでは3連覇を逃したものの、実はその前に日本は野球で3連覇を達成している。女子野球のマドンナジャパンだ。昨年のW杯では決勝で米国を破り、3大会連続の優勝を収めた。その中心選手として活躍したのが女子プロ野球から参加した川端友紀である。チームトップの打率.458をマークし、打線を牽引した。東京ヤクルトの慎吾を兄に持つ川端は、一昨季、打率.406を記録し、初の“4割バッター”となった。今季は関東の新球団イーストアストライアに移籍し、30日にわかさスタジアム京都で開幕戦を迎える。高いバッティング技術を誇る女子プロ野球界のヒロインに二宮清純がインタビューした。

ナビスコ杯がギネス世界記録に認定! 〜Jリーグ〜

 Jリーグは19日、ヤマザキナビスコカップが「Longest sponsorship of a professional football competition」(同一企業の協賛で最も長く開催されたプロサッカーリーグの大会)としてギネス世界記録に認定されたことを発表した。同大会は1992年にスタートし、昨年、節目の20回目を開催した。Jリーグは同一スポンサーの下で20回の長期に渡って開催している大会は世界的にも例がないことから、昨年11月にギネス世界記録に申請していた。21回目のナビスコ杯は、3月20日(水)に開幕する。

大阪桐蔭、史上初の3季連続覇者となるか!? 〜第85回選抜高校野球大会〜

 15日、第85回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が行なわれた。昨年、好投手・藤浪晋太郎(阪神)を擁して春夏連覇を達成し、史上初の3季連続優勝を狙う大阪桐蔭は出場校中最後に登場。初戦から初出場、21世紀枠同士の試合となった遠軽(北海道)と、いわき海星(福島)の勝者と対戦する。昨秋の神宮大会で優勝し、今大会屈指のスラッガー上林誠知を擁する仙台育英は4日目第1試合で、春夏通じて初出場の創成館(長崎)と対戦。同日には第2試合で龍谷大平安(京都)と早稲田実(東京)の甲子園常連校同士、第3試合では関西(岡山)と高知の地区大会覇者同士と好カードが組まれた。開会式での選手宣誓は抽選の末、鳴門(徳島)の河野祐斗主将に決定した。大会は阪神甲子園球場で22日に開幕し、13日間の予定で熱戦が繰り広げられる。

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