5日、国際陸上競技連盟(IAAF)ワールドチャレンジミーティングス第3戦・ゴールデングランプリ東京が行なわれ、全17種目の国内外のトップ選手が出場した。男子100メートルでは、マイケル・ロジャーズ(米国)が10秒19で優勝。注目の高校生・桐生祥秀(洛南高)は10秒40で3位に入った。その他の日本勢では、男子やり投げで村上幸史(スズキ浜松AC)が、男子棒高跳びでは山本聖途(中京大)が制した。
日本の車椅子バスケットボール界に新たな歴史が刻まれた。5日、第41回日本車椅子バスケットボール選手権大会・決勝が東京体育館で行なわれ、宮城MAXがNO EXCUSE(東京)を77−45で破り、前人未到の大会5連覇を達成した。得点王は5試合で118得点を叩き出した藤本怜央(宮城MAX)が獲得。MVPには2年ぶりに豊島英(同)が選出された。 ◇決勝 −45 NO EXCUSE(東京) 【第1Q】28−9【第2Q】20−10【第3Q】16−10【第4Q】13−16
1日、日本陸上競技連盟はフランス陸上競技連盟(FFA)とパートナーシップ協定を締結することを発表し、都内で調印式を行った。2日前に来日したピエール・バイス副会長と河野洋平日本陸連会長が調印式に出席し、リオデジャネイロ五輪に向けて協力関係を構築することを誓った。
29日、世界選手権(8月、モスクワ)の選考会を兼ねた織田幹雄記念国際陸上大会最終日が行われ、男子100メートル予選で桐生祥秀(洛南高)が10秒01の今季世界最高記録をマークした。決勝では、昨年度優勝の山縣亮太(慶応大学)を振り切って、10秒03(追い風参考記録)で優勝。男子やり投げは、村上幸史(スズキ浜松AC)が自己記録を更新する85メートル96で制した。また桐生と村上は、日本陸上連盟の派遣設定記録をクリアし、日本選手権(6月、東京)で入賞すれば世界陸上の代表に内定する。女子やり投げでは、海老原有希(スズキ浜松AC)が62メート83の日本新記録を樹立した。海老原は派遣標準記録を突破し、日本選手権で優勝すると世界陸上の日本代表に決まる。
25日、日本陸上競技連盟は都内で会見を開き、8月の世界選手権モスクワ大会に出場するロード5種目(男女マラソン、男子競歩20キロ、同50キロ、女子競歩20キロ)の代表選手15名を発表した。女子マラソンは3月の名古屋ウィメンズマラソンで派遣設定記録を突破し、優勝した木良子(ダイハツ)、同3位の野口みずき(シスメックス)と、大阪国際女子マラソンで2位に入った福士加代子(ワコール)の3名を、一方の男子は“最強の市民ランナー”の川内優輝(埼玉県庁)、ロンドン五輪6位入賞の中本健太郎(安川電機)ら5名を選出した。競歩の代表は、内定基準である派遣設定記録をクリアし、各競技大会で優勝をした男子20キロの鈴木雄介(富士通)、同50キロの谷井孝行(SGHグループさがわ)を加えた計7名が決まった。マラソンは最大各5名、競歩は各3名の出場枠があるが、追加や補欠は選出しない見通しだ。
団体競技としてパラリンピック史上初の金メダルを日本にもたらしたゴールボール女子。あの栄光に輝いた日から4カ月後の今年1月、早くも次なる目標に向け、新たなチームづくりをスタートさせた。「次なる目標」とは――。無論、2016年リオデジャネイロパラリンピックでの連覇だ。彼女らには輝かしい功績に酔いしれている余裕などない。パラリンピック出場権をかけた戦いが、もうすぐそこまで来ているからだ。
15日、日本水泳連盟は7月にスペイン・バルセロナで開催される世界選手権の日本代表31名を発表した。日本選手権で史上初の5冠を成し遂げた萩野公介(東洋大)、背泳ぎ2冠の寺川綾(ミズノ)らロンドン五輪のメダリストに加え、200メートル平泳ぎの世界記録保持者・山口観弘(志布志DC)、個人メドレーの瀬戸大也(JSS毛呂山)など日本選手権で派遣標準記録を突破し、2位以内に入った選手が選ばれた。また内定条件を満たさなかったものの、200メートル個人メドレーで優勝の渡部香生子(JSS立石)、50メートル自由形で日本新記録をマークした塩浦慎理(中央大)らが個人種目で代表入り。平泳ぎの第一人者・北島康介(アクエリアス)、女子自由形のエース・上田春佳(キッコーマン)はリレーメンバーでの選出となった。
14日、世界選手権バルセロナ大会の代表選考を兼ねた第89回競泳日本選手権最終日が行なわれ、男子200メートル背泳ぎで6冠に挑んだ萩野公介(東洋大)は、同種目ロンドン五輪銀メダリストの入江陵介(イトマン東進)に敗れて2位だった。それでも派遣標準記録を突破し、6種目目の世界選手権代表の座を手にした。男子200メートル平泳ぎでは同種目世界記録保持者の山口観弘(志布志DC)が初優勝。2位に約2秒差をつける2分9秒31で、世界選手権代表に内定した。また、女子200メートル平泳ぎでは、同種目北京五輪代表の金藤理絵(Jaked)が、ロンドン五輪銀メダリストの鈴木聡美(ミキハウスY)を下して2度目の優勝を果たした。金藤は派遣標準記録も突破し、世界選手権代表に内定した。
13日、世界選手権バルセロナ大会の代表選考を兼ねた第89回競泳日本選手権3日目が行なわれ、萩野公介(東洋大)が400メートル自由形、200メートル個人メドレーを制し、大会3日間で5冠を達成した。日本選手権での1大会5冠は史上最多。400メートル自由形、200メートル個人メドレーのいずれも派遣標準記録を突破し、5種目目の世界選手権代表に内定した。また200メートル個人メドレーでは1分55秒74の日本新記録のおまけつきだった。同種目の2位に入った瀬戸大也(JSS毛呂山)は派遣標準記録をクリアし、400メートル個人メドレーに続く代表内定を決めた。200メートルバタフライは、小堀勇氣(セントラルスポーツ)が1分55秒51で派遣標準記録を突破し、世界選手権代表の切符を初めて獲得した。女子50メートル背泳ぎでは、寺川綾(ミズノ)が27秒51の日本記録で優勝。同200メートルバタフライは、ロンドン五輪同種目銅メダリストの星奈津美(スウィン大教)が連覇した。寺川、星はともに派遣標準記録を上回り、世界選手権代表に内定した。
12日、世界選手権バルセロナ大会の代表選考を兼ねた第89回競泳日本選手権2日目が行なわれ、前日に400メートル個人メドレーを制した萩野公介(東洋大)が100メートル背泳ぎ、200メートル自由形でも優勝した。100メートル背泳ぎではロンドン五輪銅メダリストの入江陵介(イトマン東進)に、200メートル自由形では前年度覇者の松田丈志(コスモス薬品)に勝利。いずれも派遣標準記録を突破し、3つ目の世界選手権切符を獲得した。女子100メートル背泳ぎでは、ロンドン五輪銅メダリストの寺川綾(ミズノ)が58秒84の好記録で大会4度目の優勝を成し遂げた。同400メートル個人メドレーは、同種目のロンドン五輪代表の大塚美優(日本体育大)が連覇。4分37秒53で派遣標準記録をクリアし、世界選手権代表に内定した。また北島康介(アクエリアス)は男子50メートル平泳ぎに出場したが、28秒05で5位に終わった。
11日、世界選手権バルセロナ大会の代表選考を兼ねた第89回競泳日本選手権が開幕した。男子400メートル個人メドレー決勝では、ロンドン五輪同種目の銅メダリスト・萩野公介(東洋大)が自らの日本記録を更新する4分7秒61で連覇を達成した。2位に入った瀬戸大也(JSS毛呂山)は派遣標準記録を突破し、世界選手権代表に内定した。同100メートル平泳ぎでは、北島康介(アクエリアス)が連覇も派遣記録に届かず、世界選手権への切符獲得はならなかった。女子100メートル平泳ぎは、ロンドン五輪銅メダリストの鈴木聡美(ミキハウスY)が1分7秒43で渡部香生子(JSS立石)に競り勝ち、その実力を見せつけた。
昨夏のロンドン五輪で11個のメダルを獲得した競泳日本代表の“トビウオジャパン”。世界選手権の代表選考を兼ねた日本選手権(11日〜14日)に、そのメンバーである入江陵介、松田丈志、寺川綾、鈴木聡美らが集う。今大会の注目は、“チーム平井”の面々だ。ロンドン後もオリンピックのメダリストからリオデジャネイロ五輪を狙う期待の若手まで、続々と門下をくぐっている。日本競泳界の一大勢力となった“チーム平井”を中心に好記録や好勝負が期待される。
今年1月の東京箱根間往復大学駅伝で30年ぶりの総合優勝を果たした日本体育大学。前年度は同校史上最低の19位に終わり、64年続いていた襷も途切れた。まさに崖っぷちから這い上がっての優勝だった。「当たり前のことを見直す」と改革を敢行した別府監督に、二宮清純が古豪復活の要因を訊ねた。
昨夏、ロンドンパラリンピックに出場し、100メートル、200メートルで決勝進出を果たした高桑早生(慶応大)。大観衆の中、初めてパラリンピックの舞台を走り抜けた喜び、そして痛感した世界のトップ選手たちとの差……。ロンドンパラリンピックは彼女に、計り知れないほど大きな財産をもたらした。あれから約半年。高桑の練習を訪れると、そこには既に2016年リオデジャネイロに向け、1歩も2歩も前進している彼女がいた。
10日、世界選手権モスクワ大会の日本女子代表選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンがナゴヤドームを発着点に行われ、木崎良子(ダイハツ)が2時間23分34秒で自己ベストで優勝を果たした。木崎は代表の選考基準である2時間23分59秒もクリアし、世界選手権代表の座を射止めた。注目のアテネ五輪金メダリストの野口みずき(シスメックス)は2時間24分5秒の3位に入った。 国内の選考会はこれで終了。ここまでで代表内定は木崎のみとなった。残りは4月のボストンとロンドンが対象となり、それを踏まえ、日本陸上連盟の理事会(4月25日)で決定する。
3日、世界選手権(モスクワ)の男子日本代表選考会を兼ねた第68回びわ湖毎日マラソンが滋賀・皇子山陸上競技場を発着点に行われ、ビンセント・キプルト(ケニア)が2時間8分34秒で優勝を果たした。日本人トップには藤原正和(Honda)が2時間8分51秒の4位でフィニッシュした。期待されたロンドン五輪代表の山本亮(佐川急便)は2時間9分6秒の5位に終わった。 今大会が国内の選考会最後のレース。結局、4大会で派遣標準記録(2時間7分59秒)を超える日本人はいなかった。残りの選考レースは、4月に開催されるボストンとロンドンが対象となり、代表選手は日本陸上連盟の理事会(4月25日)で決定する。
日本ラグビー協会は27日、4月のアジア5カ国対抗、5月〜6月のパシフィックネーションズカップ、6月のリポビタンDチャレンジ、ウェールズ戦に臨む日本代表メンバー41名(FW24名、BK17名)を発表した。ベテランのWTB小野澤宏時(サントリー)やLO大野均(東芝)らに加え、初選出は5名。今季のトップリーグのトライ王・WTB山田章仁(パナソニック)や、帝京大の大学選手権4連覇に貢献したSO中村亮土など代表キャップ数のない選手が9名入った。協会内で会見したエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は「我々はラグビー界のiPhoneになる。日本のラグビーを世界がコピーしたいと思われるチームになる」と、さらなる強化への決意をみせた。
ラグビー日本選手権決勝が24日、東京・国立競技場で行われ、サントリーサンゴリアスが神戸製鋼コベルコスティーラーズを36−20で破り、3年連続6回目の優勝を収めた。サントリーは昨季に続き、トップリーグとの2冠を達成。開始早々にWTB村田大志のトライで先制すると、その後も着実にリードを広げた。サントリーは今季の公式戦を全勝で終えた。
24日、世界選手権男子日本代表選考会を兼ねた東京マラソン2013が、東京都庁前から東京ビッグサイトまでの42.195キロで行われ、デニス・キメット(ケニア)が2時間6分50秒の大会新記録で優勝した。日本人最高位は、前田和浩(九電工)が自己最高の2時間8分0秒でゴールし、4位に入った。注目を集めた初マラソンの佐藤悠基(日清食品グループ)は2時間16分31秒で31位だった。
7年目を迎える東京マラソンは今季からワールドマラソンメジャーズ(WMM)に加わり、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークが並ぶ最高峰のマラソン大会の仲間入りを果たした。今大会は世界約70カ国・地域で放送されることが決まっており、昨年の28から比較しても注目度は格段にアップした。大会2日前の22日には、主催の東京マラソン財団が会見を開き、今井正人(トヨタ自動車九州)、初マラソンに挑戦する日本陸上トラック界のエース・佐藤悠基(日清食品グループ)や昨年の優勝者マイケル・キピエゴ(ケニア)ら国内外の招待選手が出席し、大会への抱負などを語った。
17日、陸上・競歩の世界選手権(8月、モスクワ)の代表選考会を兼ねた日本選手権が神戸市六甲アイランド甲南大周辺コースで行われ、男子の鈴木雄介(富士通)が1時間19分2秒の日本新記録で2大会ぶり2度目の優勝を果たした。日本陸上競技連盟が定める「派遣設定記録(1時間20分16秒)以内で優勝」の条件を満たし、世界選手権代表に決定した。 鈴木は3大会連続の世界選手権出場。前回大会(韓国・大邱)では8位に入賞した。これまでの日本記録は、00年1月に柳沢哲が出した1時間19分29秒で、13年ぶりの更新となった。
12日、国際オリンピック委員会(IOC)はスイスのローザンヌで理事会を開き、2020年オリンピックで行われる25の「中核競技」を選び、ロンドン五輪で実施された26競技の中からレスリングの除外を決めた。ただ、レスリングが20年のオリンピック種目に残る可能性はまだある。東京、マドリード(スペイン)、イスタンブール(トルコ)が招致を目指す20年のオリンピックでは、追加候補があと1つ残されている。レスリングは3大会ぶりの復活を目指す野球とソフトボールや、空手、スカッシュなどの7競技と、その座を争うことになる。追加候補は5月の理事会で絞られ、9月のアルゼンチン・ブエノスアイレスでのIOC総会で開催地とともに、最後の1種目が決定する。
10日、女子アイスホッケーのソチ五輪世界最終予選がスロバキア・ポプラトで最終日を迎え、C組の日本代表(世界ランキング12位)はデンマーク代表(同19位)に5−0で完勝し、ソチ五輪への出場権を獲得した。 日本の五輪出場は長野五輪以来、4大会ぶり2度目。予選突破は初の快挙となった。この試合に勝てばグループ1位となり、ソチ行きが決まる日本は第1ピリオドに2点を先制。第2ピリオドに2点、第3ピリオドで1点を加点する。守ってはデンマークの反撃をしのぎ切り、零封した。
5日、株式会社アスロニアが都内で会見を開き、トライアスロンの「アイアンマン・ジャパン北海道」を北海道洞爺湖周辺・羊蹄山山麓で開催することを発表した。8月28日から9月1日までの開催で、競技は31日に実施される。参加定員は1800名でエントリーは2月15日より開始する予定となっている。アイアンマンレースの日本開催は、2009年の「アイアンマン・ジャパントライアスロン五島長崎」以来、4年ぶりとなる。
昨夏のロンドン五輪、お家芸の柔道で唯一、金メダルに輝いたのが女子57キロ級の松本薫(フォーリーフジャパン)だ。プレッシャーからか思うような動きができず、代表選手の多くが予想外の敗北を喫した中、彼女が実力を発揮して頂点に立てた理由はどこにあるのか。「本番のコンディションは普通だった」と明かした松本に、二宮清純が大舞台での勝因を訊ねた。