第89回東京箱根間往復大学駅伝競走は2日、第1日目となる往路5区間(108.0キロ)でレースが行われ、日本体育大が往路を26年ぶりに制した。日体大は1区7位から2区で3位に上がると、その後は上位をキープ。2位で襷を受けた5区の服部翔大が1位・東洋大を逆転し、往路優勝を達成。30年ぶりの総合優勝に向けて、明日はトップで芦ノ湖をスタートする。2位には1区で17位と出遅れたものの、後続のランナーで巻き返した早稲田大が入った。史上初の往路5連覇を狙った東洋大は4区までリードをしていたものの、3位でフィニッシュした。昨年11月の全日本大学駅伝対校選手権大会を制し、優勝候補にもあげられていた駒澤大は9位に終わった。
元日恒例の第57回全日本実業団対抗駅伝競走(ニューイヤー駅伝)が1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間100キロのコースに37チームが出場して行なわれ、“花の4区”でトップに躍り出たコニカミノルタが、そのまま一度もトップの座を明け渡すことなく守りきり、4時間49分32秒で5年ぶり7度目の優勝を果たした。2位にはトヨタ自動車九州、3位にはカネボウが入った。
2012年競輪界の総決算、「KEIRINグランプリ2012」が30日、京王閣競輪場で行われ、村上義弘(京都)がレースを制し、6回目の出場で初優勝を収めた。村上は弟の博幸が2年前のグランプリで勝っており、兄弟揃っての制覇。賞金1億円を獲得して初の賞金王に輝いた。2着は成田和也(福島)、3着には昨年に引き続き、浅井康太(三重)が入った。
3年ぶりに京王閣競輪場で開催される今年の『KEIRINグランプリ』(30日)は9人のメンバー中、7名が昨年に引き続いて出場となる。初出場は岡田征陽ひとりだ。実力者がズラリと顔を揃えるものの、意外なことに、このビッグレースを過去に制した者は誰もいない。2012年最後の大一番でゴールラインを真っ先に駆け抜け、優勝賞金1億円を手にするのは果たして誰か? 当サイト「INSIDE格闘技」の執筆者で、競輪シーンを追い続けるスポーツジャーナリスト近藤隆夫が、ズバリ予想する。
2012年の中央競馬のラストを飾るG1レース、第57回有馬記念(芝2500m)が23日、中山競馬場で行われ、単勝1番人気のゴールドシップ(内田博幸騎手)が2分31秒9でレースを制した。ゴールドシップは今年の皐月賞、菊花賞に続くG1制覇。内田騎手は有馬記念で初勝利を収めた。これで一昨年のヴィクトワールピサ、昨年のオルフェーヴルと3歳馬が3年連続でトップを駆け抜ける結果となった。
2019年に日本で開催されるラグビーW杯の運営主体となる「ラグビーワールドカップ2019組織委員会」の第2回理事会が20日、都内ホテルで開催された。5月の第1回に続く会合となった今回は、試合開催会場の選定方針やスケジュールが決定。また大会ビジョンを全国のラグビー関係者やラグビーファンが参加するかたちで策定することが決まった。組織委の会長を務める日本経団連の御手洗冨士夫名誉会長(キャノン会長兼社長)は理事会後の会見で、「大きな国際大会のビジョンを広く意見を出し合って決めるのは日本のスポーツ史でも例のないことだと思う。全国のラグビーに関わる人たちの総力でつくりあげる大会にしたい」と狙いを明かした。
今夏のロンドンパラリンピックで、団体競技としては史上初の金メダルに輝いた女子ゴールボール。パラリンピック競技として正式採用されたアテネ大会から3大会連続で出場し、キャプテンとしてチームを牽引したのが小宮正江選手だ。今回はその小宮選手に二宮清純がロングインタビュー。知られざるゴールボールの魅力について訊いた。
9日、バドミントンの全日本総合選手権最終日は東京・代々木第二体育館で、各種目の決勝が行われた。女子ダブルスは橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)の途中棄権により2連覇を達成した。同シングルスは今別府香里(パナソニック)がストレート勝ちで、5年ぶりに優勝。一方の男子は、シングルスでは田児賢一(NTT東日本)が佐々木翔(トナミ運輸)を破り、史上3人目の5連覇。男子ダブルスでは早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)が4連覇を狙う平田典靖、橋本博且組(トナミ運輸)を下し、混合ダブルスでは嘉村健士(トナミ運輸)、米元小春(パナソニック)組が佐藤翔治、西山夕美子組(NTT東日本)に勝って、それぞれ初優勝した。
5日、バドミントンの全日本総合選手権大会が開幕する。前回ベスト8の選手をはじめ、今季の全日本社会人選手権、全日本学生選手権(インカレ)、全国高等学校選手権(インターハイ)など、各カテゴリーにおける上位選手に加え、4日に行われた予選を勝ち上がってきた選手たちが出場。東京・代々木第二体育館を舞台に、バドミントンの日本一を決める戦いがいよいよスタートする。
今年、各界で最も顕著な業績を残したチームを称える「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2012」の表彰式が26日、都内で行われ、スポーツ部門では夏のロンドン五輪で初の団体メダルを獲得したフェンシング男子、卓球女子、アーチェリー女子の各代表チームが選ばれた。表彰式には、それぞれのチームからフェンシング・太田雄貴、アーチェリー・蟹江美貴、卓球・平野早矢香の3選手が出席。団体で銀メダルを手にした太田は「北京でも(個人で銀)メダルを獲れたが、今回はチームでメダルが獲れて良かった」と改めて喜びを語った。
前代未聞の挑戦から道を切り拓いた。 ラグビートップリーグ、パナソニック・ワイルドナイツのWTB山田章仁は、この5月からアメリカンフットボールのノジマ相模原ライズにも所属し、Xリーグでもプレーしている。それぞれの国内最高峰リーグをかけ持ちして試合に出る選手は、もちろん彼が初めてだ。「両立できずに、どっちつかずになるのでは」との厳しい意見もあったが、山田は結果を残している。ラグビーでは開幕から7試合連続トライを決め、リーグ記録を更新。12トライはランキングトップだ。その活躍が認められ、エディー・ジョーンズ監督率いる日本代表に初選出されて欧州遠征に参加している。ラグビーとアメフト、“二刀流”の相乗効果はどこにあったのか。二宮清純が遠征前の本人に訊ねた。
欧州遠征中のラグビー日本代表(IRBランキング15位)は17日、トビリシでグルジア代表(同16位)と対戦し、25−22で勝利した。この遠征前まで日本は敵地で欧州勢に対し、1度も勝ったことがなく、10日にルーマニア代表を破って初勝利をあげたばかり。一時は9点のビハインドを背負いながら逆転し、エディー・ジョーンズヘッドコーチ率いる代表の進化を証明する連勝となった。
欧州遠征中のラグビー日本代表(IRBランキング16位)は10日、ブカレストでルーマニア代表(同18位)と対戦し、34−23で勝利した。これまで日本は敵地で欧州勢に対し、0勝26敗と1度も勝ったことがなく、記念すべき初勝利。前半を17−9とリードして折り返すと、一時は1点差に詰め寄られながら、再び突き放して逃げ切った。「世界でトップ10入り」を目標に掲げるエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)が就任1年目で着実に成果を出した。
夏のロンドン五輪、アーチェリーで日本は2個のメダルを獲得した。男子個人で銀メダルに輝いたのが3大会連続出場の古川高晴(近畿大職員)である。五輪のアーチェリーでは70メートル先にある標的の、わずか直径12.2センチの10点を狙って矢を放つ。何より研ぎ澄まされた集中力が問われる競技だ。またアウトドアで行われるため、相手のみならず、風や雨との戦いにも勝たなければならない。どんな状況にも動じない経験と適応力も求められる。わずかな心身のブレが勝敗を分けるアーチェリーの奥深さを二宮清純が訊いた。
29日、日本アイスホッケー連盟は都内で会見を開き、ソチ五輪一次予選(11月9〜11日)に臨む男子日本代表メンバー23名を発表した。日本人として初めて世界最高峰リーグのNHLでプレーしたGK福藤豊(日光アイスバックス)のほかに、アジアリーグで12勝1敗と首位を快走している王子製紙イーグルスからは13名が選出。初代表はDF橋本僚(王子イーグルス)のみで、大学生からは唯一、DF山田虎太朗(早稲田大学)が選ばれた。日本代表は31日から北海道・苫小牧で合宿を行い、11月3、4日にアジアリーグ選抜との壮行試合を経て、栃木・日光霧降アリーナでのソチ五輪一次予選に臨む。
7日、楽天ジャパンオープン2012の男子シングルス決勝(東京・有明コロシアム)で、錦織圭(世界ランク17位)がミロシュ・ラオニッチ(カナダ、世界ランク15位)をセットカウント2−1で下し、地元での優勝を飾った。錦織は第1セットをタイブレークの末に先取。第2セットを奪われたものの、最終セットはゲームカウント6−0でラオニッチを圧倒した。ATPツアー優勝は08年のデルレイビーチ国際選手権以来、約4年半ぶり。また、ツアー2勝は日本人史上初の快挙となった。 同日に行われた男子ダブルス決勝では、アレクサンダー・ペヤ(オーストリア)、ブルノ・ソアレス(ブラジル)組が、リーンダー・パエス(インド)、ラデク・ステパネク(チェコ)組をセットカウント2−0で下して優勝した。
欧州競馬の最高峰レース、第91回凱旋門賞(G?・芝2400m)がフランス・ロンシャン競馬場で開催され、日本から参戦したオルフェーヴル(クリストフ・スミヨン騎手)は最後にかわされて2着に終わった。過去の同賞で日本馬は2着が最高。昨年の中央競馬で三冠を達成したオルフェーヴルには日本競馬界初の快挙が期待されたが、わずかに及ばなかった。
日本が史上最多のメダル(38個)を獲得したロンドン五輪から早くも2カ月近くが経つ。重量挙げ女子48キロ級の三宅宏実は競技初日に銀メダルを手にし、チームジャパンに勢いをつけた。自己記録を超える重量を次々と挙げ、記録は日本新の197キロ。アテネ、北京と2大会連続で出場しながら越えられなかった上位の壁を今回、彼女はどのように打ち破ったのか。二宮清純がメダル獲得の裏側を訊いた。
1日、楽天ジャパンオープン2012の本選が東京・有明でスタートし、夜にはウェルカムレセプションが都内で開催された。式典には日本テニス協会・畔柳信雄会長、楽天・三木谷浩史代表取締役会長兼社長が出席。ロンドン五輪男子シングルス金メダルのアンディ・マリー(英国、世界ランク3位)や五輪で5位に入賞した錦織圭(同17位)ら、大会に出場するシード選手6名も登場し、錦織とマリーがそれぞれ意気込みを語った。 また、錦織とロンドンパラリンピックの車いすテニス男子シングルスで連覇を達成した国枝慎吾の表彰セレモニーも行われた。
大相撲秋場所は23日、千秋楽を迎え、14戦全勝の大関・日馬富士(伊勢ヶ濱)が13勝1敗で追う横綱・白鵬(宮城野)を直接対決で下し、2場所連続4度目の優勝を収めた。大関が2場所連続全勝優勝を達成するのは双葉山、貴乃花(いずれも後に横綱)に続き、史上3人目。日馬富士は横綱審議委員会の内規(大関で2場所連続優勝、またはそれに準する成績)を文句なしで満たし、場所後の第70代横綱昇進が確実になった。新横綱の誕生は白鵬以来、5年半ぶりで、2010年2月に朝青龍が引退してから続いていた1人横綱が17場所ぶりに解消される。
12日間に渡って行なわれたロンドンパラリンピック最終日の9日、男女合わせて複数のメダルが期待された車いすマラソンで男子は副島正純が日本勢最高の4位、女子は唯一出場の土田和歌子が5位に終わった。青空のもと、ロンドンの街をランナーたちが駆け抜けていた頃、オリンピックパーク内の「Basketball Arena」で行なわれていたのが、混合ウィルチェアーラグビーの3位決定戦だ。初のメダルがかかった大一番、日本(世界ランキング4位)は闘志をむき出しにしたプレーで観客を魅了した。
■混合ウィルチェアーラグビー 3位決定戦 −43 日本 (12−11、12−10、15−10、14−12)
「残念です……」 北京に続いて2度目のパラリンピック出場となった仲里進は開口一番、そう言って、悔しそうな表情を浮かべた。金メダルを目指してきたウィルチェアラグビー日本代表。しかし、8日の準決勝で豪州に破れ、決勝進出には至らなかった。
■車いすテニス ・男子シングルス 優勝決定戦 −0 HOUDET Stephane(フランス) (6−4、6−2)
「ようやくこの日が来たんだ……」 キャプテンの小宮正江は、上っていく日の丸を見ながら、感無量となっていた。7日、ゴールボール女子決勝、日本は北京パラリンピック優勝の中国を破り、金メダルに輝いた。 「途中、国歌を歌えなくなるほど、熱いものがこみ上げてきました」 4年前の北京では7位に終わり、聖火の前で悔し涙を流した。その時、司令塔の浦田理恵と「ロンドンでは絶対に笑って聖火の前に立とう」と誓い合ったという。その誓いがこの日、実現したのだ。チーム競技としてはパラリンピック史上初の金メダル。ゴールボール女子が、新たな歴史の1ページを切り開いた。