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二宮清純「唯我独論」

第782回 MLBオーナーに見る“暴君”の正しい姿

 トランプ政権の閣僚として最初に来日したジェームズ・マティス国防長官のニックネームは“マッドドッグ”。すなわち“狂犬”である。昨年12月、次期大統領の身分のトランプが次期国防長官として、リングアナよろ
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二宮清純「唯我独論」

第773回 米への怨嗟と憧憬が生んだフラミンゴ

 王貞治の“一本足打法”の生みの親である荒川博が、去る4日、86歳で他界した。荒川と言えば球界きっての博覧強記、武道や歌舞伎にも通じていた。バッティングに話が及ぶと立て板に水だった。 実家は東京・浅草
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杉浦大介 最新刊『イチローがいた幸せ』発売中!

 当HP人気コラム「NY摩天楼通信」執筆者の杉浦大介氏が、『イチローがいた幸せ』を出版しました。今季メジャー通算3000安打を達成したイチローは、なぜメジャーで成功できたのか。42歳になったいまも第一
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二宮清純「唯我独論」

第766回 日本S広島のカギはジョンソンの”男気起用”

 ポストシーズンゲームともなれば、スターターの中3日は珍しくない。しかし、先発して110球を投げた後、中1日でリリーフのマウンドに立ち、中2日おいて、また先発というハードワークには驚いた。ドジャースの
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二宮清純「唯我独論」

第762回 落合GMのGはゴーストのGなのか?

 マイケル・ルイスが著した「マネー・ボール」の主人公として知られるオークランド・アスレチックスの元GMビリー・ビーン(現上級副社長)は試合を一切、観ないことで知られている。 理由は簡単。<自軍のプレー
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二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

イチローが世界を席巻する日(後編)

 ポスティングシステム(入札制度)を使ってメジャーリーグ行きを模索していたイチローの受け入れ先は予想通りシアトル・マリナーズだった。<この原稿は2001年1月の『月刊現代』に掲載されたものを一部再構成
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佐野慈紀「ピカイチ球論!」

第137回 4256本目の内野安打がイチロー選手の真骨頂

 マーリンズで活躍するイチロー選手が、15日(日本時間16日)の対パドレス戦で日米通算4257安打を放ちました。これはピート・ローズが保持していたメジャー通算4256安打の最多安打記録を日米通算ではあ
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二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

イチローが世界を席巻する日(前編)

 マイアミ・マーリンズに所属するイチローが現地時間15日、サンディエゴ・パドレス戦で日米通算4257安打を達成した。これによりヒット数でMLB最多(4256本)のピート・ローズを抜いた。前者は日米通算
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二宮清純「唯我独論」

第740回 “技あり”スライディングなくすのは惜しい

 サンフランシスコ・シールズの傘下、ソルトレイクシティ・ビーズに所属していいたウォーリー与那嶺こと与那嶺要が来日していなければ、日本のプロ野球は5年、いや10年は遅れていたのではないか。ウォーリーこそ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第603回 消えるMLBの“やんちゃ野球”

 ベースボールという名の格闘技――メジャーリーグには、そんな趣がある。 それを象徴するのが併殺阻止のために一塁ランナーが仕掛ける二塁手、遊撃手への危険なスライディングだ。 これにより、何人かの日本人内
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