第708回 変化球で打者翻弄 ダルビッシュ劇場 二宮清純 2020年11月3日 第708回 変化球で打者翻弄 ダルビッシュ劇場2020-11-03T11:19:45+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 日本人初のサイ・ヤング賞が有力視されるダルビッシュ有(カブス)はボールに魔法をかけることのできるマジシャンである。 フォーシームを含め、11種類の球種を持つと言われる。まるで腕のいい大工の工具箱をの 続きを読む
第971回 「遊ぶ人」こそ勝者 ダルのサイ・ヤング賞が証明に 二宮清純 2020年10月7日 第971回 「遊ぶ人」こそ勝者 ダルのサイ・ヤング賞が証明に2020-10-08T12:11:03+00:00 二宮清純「唯我独論」 犬が人間を噛んでもニュースにはならないが、人間が犬を噛んだらニュースである――。米国の小説家ジェシー・L・ウィリアムズの小説『盗まれたストーリー』に出てくる一説だが、その伝で言えば、これは大ニュース 続きを読む
第967回 「巨人の星」にも登場“核弾頭”よ、安らかに 二宮清純 2020年9月9日 第967回 「巨人の星」にも登場“核弾頭”よ、安らかに2020-09-09T12:02:03+00:00 二宮清純「唯我独論」 1968年といえば、川上巨人が4連覇を達成した年だ。同年秋の日米野球で58年以来、2度目の来日を果たしたのが67年に続いてナショナル・リーグを制覇したセントルイス・カージナルスである。「巨人・大鵬・ 続きを読む
第699回 米国の国民的娯楽 MLBに分断の芽 二宮清純 2020年6月16日 第699回 米国の国民的娯楽 MLBに分断の芽2020-06-17T11:39:34+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 新型コロナウイルスの感染拡大が最も深刻なのは米国だ。 日本時間5月20日午前現在、死者数は9万1800人を超え、感染者数は約150万人。ドナルド・トランプ大統領は「真珠湾攻撃よりも、世界貿易センター 続きを読む
第953回 トルネードのように 白球よ空気を変えろ 二宮清純 2020年6月3日 第953回 トルネードのように 白球よ空気を変えろ2020-06-03T11:21:25+00:00 二宮清純「唯我独論」 公正中立が求められる取材者にも思い入れの強い選手はいる。私にとって実質的なMLBのパイオニアである野茂英雄は、そんな選手の代表格だ。彼の前に道はなかった。彼が分け入った獣道が、やがてアスファルトを敷 続きを読む
第951回 MLB“232日間の教訓” 無駄にしないで 二宮清純 2020年5月20日 第951回 MLB“232日間の教訓” 無駄にしないで2020-05-21T13:22:33+00:00 二宮清純「唯我独論」 MLBにとってサラリーキャップはトラブルの種である。開幕に向け、コロナで大打撃を受けた経営者側から事実上のサラリーキャップとも言える「総収入折半」案が浮上しているが、やぶへびになりかねない。 周知の 続きを読む
二宮清純「“忍者”菊池涼介はMLBで通用するか!?」 二宮清純 2019年12月5日 二宮清純「“忍者”菊池涼介はMLBで通用するか!?」2019-12-09T16:05:55+00:00 カープ・アイ 日本の“忍者”はメジャーリーグ(MLB)でも成功するのか!? 広島は11月8日、菊池涼介内野手のポスティングシステムを利用してのMLB移籍を容認したことを発表した。<この原稿は2019年12月2日号 続きを読む
第674回 曲がり角のMLB イチローの出番! スポーツコミュニケーションズ 2019年5月21日 第674回 曲がり角のMLB イチローの出番!2019-05-21T13:30:48+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 現役を3月に引退したイチローが、マリナーズのインストラクターに就任した。 スポニチ紙(5月2日付け)の報道によると、打撃、外野守備、走塁を担当する他、3Aタコマでも指導にあたるという。 東京での引退 続きを読む
MVPイチロー、オンリーワンの野球哲学<後編> 二宮清純 2019年4月1日 MVPイチロー、オンリーワンの野球哲学<後編>2019-04-01T16:08:23+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 イチローの魅力はバッティングだけではない。守備でもセンセーションを巻き起こした。<この原稿は『東海総研MANAGEMENT』(東海総研研究所)2002年1月号に掲載されたものです> メジャーリーグに 続きを読む
第892回「新元号一号」国民栄誉賞こそイチローの価値見合う 二宮清純 2019年3月27日 第892回「新元号一号」国民栄誉賞こそイチローの価値見合う2019-03-27T12:10:18+00:00 二宮清純「唯我独論」 春分の日に現役引退を発表したイチローは、これまで2回、国民栄誉賞の打診を辞退している。最初は01年だ。この年、イチローのMLBのルーキーとして新人王、MVP、首位打者などに輝いている。辞退の理由は「 続きを読む