独立リーグ
独走する香川に待ったをかけようと臨んだ10日からの首位攻防戦、愛媛は2試合連続の完封負けを許してしまいました。続いて行われた先週末の香川との3連戦も1勝1敗1分。勝ち越しはなりませんでした。それまで愛媛は引き分けを挟んで5連勝と勢いをつけて直接対決を迎えたのですが、香川には通用しませんでした。
BCリーグが開幕して約3週間が経ちました。今シーズンから参入した福井ミラクルエレファンツは10試合を終え、3勝7敗。北陸地区では同率首位の富山サンダーバーズと石川ミリオンスターズに1.5ゲーム差で最下位に甘んじています。選手一人ひとりを見れば、他チームと比べても力はそう変わりありません。しかし、その実力を試合で出し切れているかどうか。それが成績に表れているのでしょう。
ゴールデンウィーク期間中は5連戦が2回続く日程でした。主砲のやキャプテンのなど、体調不良やケガ人も多く、結果は3勝6敗1分。選手のコマ不足が響き、負けが込んでしまいました。
19日、いよいよBCリーグ2年目が開幕しました。今季より新加入した群馬ダイヤモンドペガサスにとって記念すべき開幕ゲームは白星で飾りたかったのですが、惜しくも信濃グランセローズに5−6と逆転負けを喫してしまいました。翌日の試合は1−1の引き分けに終わりました。2試合ともヒット数は群馬が勝っていましたし、ピッチャーもいい内容のピッチングをしていただけに非常に残念です。
開幕4試合を終わっての成績は1勝3敗。少なくとも2勝2敗の5割を計算していただけに、ちょっと残念です。特に新加入の選手たちが、緊張で持っている力の半分も出せませんでした。敵地(福岡)での開幕、慣れないナイター、といろいろなマイナス要素も重なってしまったのでしょう。普段では考えられないようなミスが続出してしまいました。
はじめまして。今シーズンより新潟アルビレックスBCの監督に就任した芦沢真矢です。今年で独立リーグ4年目を迎えました。2005年から2年間、四国アイランドリーグ(現、四国・九州アイランドリーグ)の香川オリーブガイナーズ初代監督を務め、昨年はBCリーグの石川ミリオンスターズで運営の仕事に携わっていました。ですから、現場には2年ぶりの復帰となります。
まずはおめでとう。3年間、香川のエースだった松尾晃雅が、ボストン・レッドソックスとマイナー契約を結びました。メジャーリーグのマウンドに立てる日が来るかもしれないと思うと、今から本当に楽しみです。
3月15日から中野市営球場で第1次キャンプが始まり、信濃グランセローズの2年目がスタートしました。現在は上伊那郡南箕輪村の大芝高原野球場に場所を移し、第2次キャンプを行なっています。
地元・福岡に戻ってきました監督の森山です。故郷のチームを指揮する機会をいただき、本当にうれしく思っています。昨年、西武を退団し、リーグの鍵山誠CEOと球団代表から「21年間のプロでの経験を生かしていただけないか」と監督就任を要請された時、僕の心はすぐに固まりました。
1日からキャンプが始まり、いよいよBCリーグも本格的に始動しました。石川ミリオンスターズは現在、石川県白山市に新しくつくられた室内練習場を中心に実戦形式のトレーニングが行なわれています。
長崎セインツの監督をしています河埜です。これから、よろしくお願いします。 1月31日のキャンプイン前日。実は全選手を前にした瞬間、不安が頭をよぎりました。 「本当にシーズンを戦えるのかな……」
縁あって、今季から富山サンダーバーズのコーチに就任した小牧雄一です。私は昨年までの2年間、同じ独立リーグの四国アイランドリーグ(現、四国・九州アイランドリーグ)の高知ファイティングドッグスでコーチを務めていました。しかし、球団のオーナーが交代したことによって、僕を含めた監督・コーチ3人全員が解雇されてしまいました。そこへ僕を富山に誘ってくれたのが鈴木康友監督でした。
キャンプインから半月がすぎました。23日までは今治でキャンプを行っています。今年の愛媛のテーマは“走る”。走塁技術の向上をチームの課題として掲げています。
このたび、福井ミラクルエレファンツの監督に就任した藤田平です。私が監督就任の要請を受けたのは昨年10月の半ばを過ぎた頃でした。友人が自宅にやって来て「来年、新しく福井にプロ野球球団ができる。その監督をやってくれないか」と言ってきたのが始まりでした。
キャンプがスタートしました。あらためて昨シーズンを振り返ると、不完全燃焼の一言。就任1年目で全体を把握するのに時間がかかり、各選手に細かい指示を徹底することができないままシーズンに突入してしまいました。1球に対する意識や状況判断の面で他チームに遅れをとったことが、前後期最下位という結果になったのでしょう。
はじめまして。今季より群馬ダイヤモンドペガサスの監督に就任しました秦真司です。これまでほとんど群馬とは縁のなかった私に、まさか声が掛かるとは……。私自身も驚いていますが、今は自分にできる精一杯のことをやりたいという思いでいっぱいです。
はじめまして。高知ファイティングドッグスの監督に就任しました定岡です。高知は南海、ダイエー時代、キャンプで非常にお世話になった場所。そのチームに携わることになり、何かの縁を感じています。僕は魚が好物ですから、おいしいカツオが今から楽しみです。
明けましておめでとうございます。いよいよBCリーグ2年目が幕を開けました。昨年、最下位と残念な結果に終わった新潟アルビレックスBCですが、今季は新しく芦沢真矢監督を迎え、優勝目指して頑張ります。僕自身も昨季学んだことを生かしながらも、より厳しくより積極的に投手陣の指導にあたりたいと考えています。
信濃グランセローズの1年目は31勝35敗6分、3位という成績に終わりました。初代王者の座を狙っていたチームとしては、残念な結果です。しかし、シーズンを通して選手たちは非常にたくましく成長してくれました。技術はもちろんのこと、それ以上に精神的に強くなったと感じることがしばしばありました。監督としてそれが何より嬉しく、また無事にシーズンを戦い終えたことにほっとしています。
新入団選手のトライアウトとドラフト会議が終わり、アイランドリーグはつかの間のオフを迎えています。香川はドラフトで韓国人2選手を含む5名を指名することができました。多くの主力選手が残留を決め、限られた枠内での選考だっただけに、誰を指名するか、かなり悩みました。
地元県民の皆さんや球団関係者など多くの方々から多大なご支援・ご協力をいただき、石川ミリオンスターズは初代チャンピオンの座を獲得することができました。今は目標を達成できた安堵感と、感謝の気持ちでいっぱいです。応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
今年の大学生・社会人ドラフトは愛媛にも朗報がやってきました。リーグ最多勝(15勝)をマークした梶本達哉がオリックス・バファローズから育成指名を受けることができました。指名の瞬間の喜びは、半月近くが経った今でも、はっきりとよみがえってきます。みなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
北信越BCリーグの初年度が終了しました。残念ながら富山サンダーバーズは、あと一歩のところでチャンピオンの座につくことはできませんでした。辛いことも楽しいこともあったシーズンでした。しかし、厳しい環境の中、選手たちは本当によくやってくれました。今はその思いでいっぱいです。
非常にうれしいニュースが届きました。御存知の通り、クローザーのが、千葉ロッテから育成選手としてドラフト指名を受けました。今シーズンは前後期ともに最下位を独走し、ファンの皆さんには申し訳ない思いでいっぱいでしたが、最後にいいお知らせができて良かったです。
4月28日に開幕した北信越ベースボール・チャレンジ・リーグは、新潟、長野、富山、石川の県民の皆さんをはじめ、多くの方々に支えられて無事、初年度を終えることができました。見直すべき点は多々あり、課題は山積みです。しかし、ゼロからスタートした1年目としては成功と言えるのではないかと感じています。