第109回 流浪のストライカーが選んだ道 ~松原良香Vol.17~ 田崎健太 2016年11月11日 第109回 流浪のストライカーが選んだ道 ~松原良香Vol.17~2016-11-11T14:36:25+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 松原良香が望月重良から電話を貰ったのは、2015年11月のことだった。 元日本代表の望月は松原より1つ年上にあたる。静岡市生まれで清水商業の望月に対して、松原は浜松市生まれで東海第一高校。同じチーム 続きを読む
第108回 順調だったセカンドキャリア…… ~松原良香Vol.16~ 田崎健太 2016年10月14日 第108回 順調だったセカンドキャリア…… ~松原良香Vol.16~2016-10-14T19:23:08+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 松原良香が静岡FCの監督を引き受けることになったのは、2004年シーズンが終わった後のことだった。 松原によると、あるサッカー関係者に欺されて、それまで貯めていた金を失っていたという。そんな松原の窮 続きを読む
第107回 後ろ盾を失ったかりゆしFC ~松原良香Vol.15~ 田崎健太 2016年9月9日 第107回 後ろ盾を失ったかりゆしFC ~松原良香Vol.15~2016-09-09T18:18:06+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 (写真:かりゆしFC退団後、静岡FCに移籍した松原) 2004年シーズン前、松原良香は今年もかりゆしFCでプレーすべきか、心が揺れていた。 前シーズンが始まったばかりの頃、身体が思ったように動かなか 続きを読む
第106回 チームメイトとのギャップ ~松原良香Vol.14~ 田崎健太 2016年8月12日 第106回 チームメイトとのギャップ ~松原良香Vol.14~2016-09-09T18:19:36+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 2003年11月、松原良香の所属する『かりゆしFC』はJFL昇格を掛けて、全国地域リーグ決勝大会に駒を進めていた。そして第1リーグ初戦、関西代表の高田FCと対戦、3対1で勝利した。 その夜、ぼくはか 続きを読む
第105回 1年半のブランク ~松原良香Vol.13~ 田崎健太 2016年7月8日 第105回 1年半のブランク ~松原良香Vol.13~2016-09-09T18:24:11+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 取材は縁と運が必要だというのがぼくの考えだ。例えば、ある人物を取材したいとこちらが熱望していても、向こうにその気がないことがある(もちろん、それでも周辺を調べて書くという手法もあるが)。その場合、ぼ 続きを読む
第104回 希望を胸に恩師の元へ…… ~松原良香Vol.12~ 田崎健太 2016年6月10日 第104回 希望を胸に恩師の元へ…… ~松原良香Vol.12~2016-09-09T18:24:31+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 2001年シーズン途中、松原良香はJ1のアビスパ福岡に加わった。 福岡には元日本代表の三浦泰年、後に日本代表にも選出されるフォワードの山下芳輝などが所属していた。前年の2000年シーズン、アルゼンチ 続きを読む
第103回 移籍とはタイミングや巡り合わせ ~松原良香Vol.11~ 田崎健太 2016年5月13日 第103回 移籍とはタイミングや巡り合わせ ~松原良香Vol.11~2016-09-09T18:24:57+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 元ブラジル代表の故・ソクラテスがぼくにこう教えてくれたことがある。「移籍というのは、結婚と同じだよ。選手もそれぞれ個性があり、受け入れる側のクラブにも事情がある。どんなにいい選手であっても、必ず移籍 続きを読む
第102回 代理人とのすれ違い ~松原良香Vol.10~ 田崎健太 2016年4月8日 第102回 代理人とのすれ違い ~松原良香Vol.10~2016-09-09T18:25:21+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 言葉、風習の違う国へ移籍する場合、鍵となるのは代理人である。 代理人の職務は、選手と代理人契約を結び、選手の代わりにクラブと交渉して契約をまとめることだ。契約成立の暁には、契約金あるいは年俸から一定 続きを読む
第101回 躓きの始まり ~松原良香Vol.9~ 田崎健太 2016年3月11日 第101回 躓きの始まり ~松原良香Vol.9~2016-09-09T18:26:06+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 98年のシーズン、松原良香は所属していたジュビロ磐田で1試合も出場機会がなかった。そこで松原は日本を出ることにした。頭に浮かんだのは欧州だった。 まず磐田にいた外国人選手に欧州のクラブに強い代理人を 続きを読む
第100回 栄光と堕落 ~松原良香Vol.8~ 田崎健太 2016年2月12日 第100回 栄光と堕落 ~松原良香Vol.8~2016-09-09T18:26:34+00:00 田崎健太「国境なきフットボール」 1996年夏、アトランタ五輪代表が日本に戻った日の成田空港は大騒ぎだった。 到着ロビーの2階通路まで二重三重の人垣ができ、500人を越える人間が待ちかまえていた。揃いのスーツを着た松原良香たち五輪代 続きを読む