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二宮清純「プロ野球の時間」

第785回 岡田阪神、連覇の先にあるもの

「今年は『アレ』を言わずに、連覇。連覇を第一目標に戦っていきたいと思います」<この原稿は2024年3月4日号『週刊大衆』に掲載されたものです> キャンプインするにあたり阪神・岡田彰布監督は、球団史上初
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【特別企画】日本人ヒーローを語ろう 二宮清純VS.金子達仁

「相撲と駅伝は日本のソフトパワー」<後編>

二宮清純: 前回は井上尚弥と大谷翔平について語り合いました。金子達仁: パウンド・フォー・パウンド(PFP/全階級で体重差のハンデがない場合、誰が最強であるかを指す称号)とオール・タイム・ランキング(
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カープ・アイ

西本恵「カープの考古学」第71回<カープ再び危機――長谷川引き抜き事件編その/長谷川を狙う名古屋軍>

 カープは2年目のシーズンオフに、再び大きな問題を抱えることになる。名古屋軍による長谷川引き抜き事件である。2年連続で最下位と終わっていたが、戦力の整わない中、2シーズンを戦い抜いたことは及第点であっ
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二宮清純「唯我独論」

第1145回 新背番号「5」門脇 巨人「正遊撃手」表徴の道

 巨人のV9は1965年から73年にかけてだ。内野のレギュラーは一塁・王貞治、二塁・土井正三、三塁・長嶋茂雄、ショート黒江透修。背番号は順に「1」「6」「3」「5」。この中で、最も後発のレギュラーは黒
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二宮清純「プロ野球の時間」

第783回 ホークス、人的補償巡る“怪”

 大ベテランの先発投手か、中堅のリリーフ投手か。どちらの選択が正解だったか、それはシーズン後でなければわからない。いや、数年後に判断すべきものかもしれない。いずれにしても、ミソをつけたのは人的補償を行
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二宮清純「唯我独論」

第1143回 もはや天の差配「ジャイアント馬場」生んだ風呂場の事故

 今日1月31日は、ジャイアント馬場(本名・馬場正平)の25回目の命日だ。享年61。本日、都内では故人を偲ぶトークショーが催される。 ケガによりプロ野球を追われた馬場が、力道山が興した日本プロレスに身
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鈴木康友「プロ野球セオリー&メモリー」

第53回 狭きプロテクト枠が起こした悲劇

 つい最近、お正月を迎えたと思っていたら、もうコラムの更新日になりました。FAにより、西武からソフトバンクに山川穂高が移籍しましたが、その人的補償で最終的にピッチャー・甲斐野央の西武移籍が決定しました
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カープ・アイ

西本恵「カープの考古学」第70回<カープ再び危機――長谷川引き抜き事件編その2/爆弾声明の前触れに何が!?>

 カープが2年目のシーズンを終えた昭和26年12月、球団関係者も選手も、そしてファンも、資金難からくる存続の危機から脱したと感じていた。 プロ野球は、シーズン中のみならず、オフのストーブリーグの戦いに
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