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二宮清純「唯我独論」

第1142回 台湾次期総統・頼氏 野球通じた日台交流拠点来訪を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 台湾の総統選で初当選した与党・民主進歩党の頼清徳氏は大の野球ファンとして知られる。贔屓チームは統一ライオンズ。なぜ台湾北部の新北市出身の頼氏が台南市に本拠を置く統一を応援するのか。「1970年代から
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二宮清純「唯我独論」

第1141回 雷の退避基準「雷鳴」「雷光」に設定すべき

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 なぜ古来、雷が鳴り始めると日本人はヘソを隠したのか。人体の中心に位置するヘソを取られることは、命を落とすことを意味する。雷はそれくらい恐ろしいものだという言い伝えが“ヘソ伝説”を生んだと思われる。 
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二宮清純「唯我独論」

第1140回 B3金沢と七尾市民が示した“互助の精神”

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 石川県で最大震度7を観測した能登半島地震から1週間がたった8日、七尾市とサポートタウン協定を結んでいる男子プロバスケットボールB3金沢武士団(サムライズ)の中野秀光社長からLINEを通じて動画が送ら
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二宮清純「唯我独論」

第1139回 プロスポーツの“頂点”大谷翔平が「道徳的基準」に

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 昨年、映画字幕翻訳者の戸田奈津子さんから話を聞く機会があった。「字幕は一画面に最大2行。それも1秒に出せる字数は3~4字。制約がある中、どうやって観客の皆様に映像を楽しんでもらうか。私たちは原文を直
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二宮清純「唯我独論」

第1138回 J秋春制移行は「日本を洗濯する」第一歩

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 改革に副作用は付き物である。それを最小限にとどめるための手立ては必要だが、副作用を恐れて前に踏み出さなければ、道行きには現状維持という名の停滞が待っているだけである。 Jリーグは2026~27シーズ
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二宮清純「唯我独論」

第1137回 既視感ある大谷のドジャース入団経緯

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 本拠地のドジャースタジアムで行われた大谷翔平のドジャース入団会見で、最も印象に残ったのは「オーナーを含めて、ドジャースが経験してきたこの10年間を、彼らは全く成功だと思っていない」という発言だった。
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二宮清純「唯我独論」

第1136回 “する”から“支える”へ――堀江翔太の決断に拍手

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 スポーツ庁は「する」「みる」「支える」を、スポーツ立国戦略の中枢に位置付けている。<アスリートのプレーを「みる」、ボランティアにより「支える」といったところから、「する」スポーツへの興味が喚起され行
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二宮清純「唯我独論」

第1135回 偶然の重なり合いが生んだ“燃える闘魂”

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 12月15日で、力道山没後60年となる。古橋広之進、長嶋茂雄と並ぶ、戦後最大のスポーツヒーローの死は、未だに多くの謎に包まれている。 東京・赤坂の高級クラブで暴力団員に腹部を刺されたのが12月8日の
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二宮清純「唯我独論」

第1134回 スポーツの高潔性揺るがす馳知事の“自白テロ”

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 これほどのオウンゴールは、実際のサッカーの試合でも、なかなかお目にかかれない。事の重大さに気付き、後になってあのゴールはなかったことにしてくれ、というのは、ちょっと虫がよすぎるのではないか。 馳浩石
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二宮清純「唯我独論」

第1133回 成果のため何かを犠牲にする必要ない

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 関東サッカーリーグ1部に所属する南葛SCの監督兼TDに就任した風間八宏は、ドイツでプレーしていた頃、現地での歯科治療でカルチャーショックを受けたことがある。 そりゃ誰だって、痛いよりは痛くない方がい
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