アイランドリーグ出身選手たちは今 〜又吉克樹(中日)編〜

 四国アイランドリーグplusは今年で創設から丸10年となる。若手の育成を大きな柱に掲げたリーグからは、これまで44名の選手がドラフト会議で指名を受け、NPB入りを果たした。  そんな中、昨季、独立リーグ史上最高位となるドラフト2位で中日入りした又吉克樹(元香川)はリーグ2位の65試合に登板。9勝(1敗2セーブ)をあげ、新人王を争う活躍をみせた。この3月にはリーグ出身者では角中勝也(千葉ロッテ)に続いて2人目となる侍ジャパン選出も果たした。今季はセットアッパーとしてフル回転が期待されるサイド右腕の今を追った。

山本浩二、勝てるチームの共通項

“ミスター赤ヘル”こと山本浩二は広島黄金期の主砲として、5度のリーグ優勝と3度の日本一の原動力となった。監督に就任後も、1991年に広島をリーグ優勝に導いている。今季、広島は黒田博樹の復帰で戦力が充実し、91年以来となるリーグ制覇に向けてファンの期待度は高い。24年ぶりの歓喜を現実のものとするには何が必要なのか。広島ですべての優勝を知る男に、二宮清純がインタビューした。

ダルビッシュ、右ヒジ手術で今季絶望

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が、痛めている右ヒジ靭帯を修復する「トミー・ジョン手術」を受けることを発表した。復帰には約1年を要することから今季の登板は絶望的だ。ダルビッシュはレンジャーズ移籍後3年連続で2ケタ勝利をあげ、今季もチームの中心としての働きが期待されていた。昨季はア・リーグ西地区最下位に沈んだレンジャーズにとっては大きな痛手となる。

平安vs.浦学 昨年、一昨年の王者がぶつかる 〜第87回選抜高校野球大会〜

 13日、第87回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が大阪市で行われた。史上3校目の連覇がかかる龍谷大平安(京都)は3日目第3試合で一昨年の優勝校・浦和学院(埼玉)と対戦する。明治神宮大会を制し、優勝候補に挙げられる仙台育英(宮城)は3日目の第2試合で神村学園(鹿児島)と、昨夏の甲子園で優勝した大阪桐蔭は初日の第2試合で東海大菅生(東京)とぶつかる。今大会注目No.1ピッチャー・高橋純平のいる県岐阜商は第4日目の第2試合で甲子園常連校の松商学園(長野)と対戦。また82年ぶりに出場となった21世紀枠の松山東(愛媛)は第5日目の第3試合で、昨夏の甲子園にも出場した大江竜聖と今村大輝の1年生バッテリーを擁する二松学舎大付(東京)との対戦が決まった。開会式での選手宣誓は抽選の末、敦賀気比の篠原涼主将に決定した。大会は阪神甲子園球場で21日に開幕し、12日間の予定で熱戦が繰り広げられる。

侍ジャパン、欧州代表に敗れる 〜GLOBAL BASEBALL MATCH 2015〜

 日本代表の侍ジャパンが欧州代表と対戦する「ひかりTV 4K GLOBAL BASEBALL MATCH 2015」は11日、東京ドームで第2戦を行い、侍ジャパンは2−6で敗れた。侍ジャパンは先発の松葉貴大が3回5失点と大誤算。中盤に山田哲人(東京ヤクルト)のソロなどで反撃したが及ばなかった。 (東京ドーム) 日本代表     2 = 000002000 (日)●松葉−井納−武田−松井 (欧)○マークウェル−ナカル−ゾマー−ストゥイフベルゲン 本塁打 (日)山田ソロ       (欧)デカスター3ラン

侍ジャパン、欧州代表に逆転勝ち 〜GLOBAL BASEBALL MATCH 2015〜

 日本代表の侍ジャパンが欧州代表と対戦する「ひかりTV 4K GLOBAL BASEBALL MATCH 2015」は10日、東京ドームで第1戦を行い、侍ジャパンが4−3で勝利した。侍ジャパンは中盤までに3点を失い、7回まで1得点と苦戦を強いられる。だが8回、3連打で3点を奪って試合をひっくり返した。 (東京ドーム) 欧州代表     3 = 010200000 (欧)コルデマンス−マエストリ−エスカローナ−マルティス−●ファンミル (日)大瀬良−牧田−藤浪−○又吉−S西野

広島・菊池涼介「正面のゴロが一番難しい」

「忍者」「野生児」「破天荒」……。  どんな言葉で表現しても、その枠に収まりきらないスーパープレーを連発しているのが広島の菊池涼介である。セカンドでのシーズン補殺数日本記録を2年連続で更新。侍ジャパンにも昨年の日米野球に続いて選出され、今や日本を代表する内野手だ。広すぎる守備範囲と、アクロバティックな動きを本人はどうとらえているのか。二宮清純がキャンプ地の沖縄でインタビューした。

金子千尋が明かす“対戦したくないバッター”

 全部真っすぐの回転をして、バッターの手元で勝手に変化するボールを投げたい――昨季の沢村賞投手、オリックス・金子千尋が目指す究極のピッチングだ。多彩な球種をカウント球、ウイニングショットの両方で使い、打者を翻弄する。昨季は12球団で唯一の防御率1点台をマークし、チームの2位躍進の原動力となった。オフには国内FA権を行使したものの、残留。悲願の優勝に向けて今季もチームを引っ張るエースに、キャンプ地の宮崎で二宮清純がインタビューした。

又吉(中日)、松井裕(楽天)らが初選出 〜侍ジャパン、欧州代表戦メンバー〜

 日本野球機構(NPB)は16日、東京ドームで3月10日、11日に開催される「GLOBAL BASEBALL MATCH2015」欧州代表戦に臨む日本代表(侍ジャパン)メンバー26名を発表した。昨年の日米野球に引き続いて藤浪晋太郎(阪神)、嶋基宏(東北楽天)、松田宣浩(福岡ソフトバンク)、中田翔(北海道日本ハム)、柳田悠岐(ソフトバンク)らが選ばれた他、松井裕樹(楽天)、又吉克樹(中日)、會澤翼(広島)、雄平(東京ヤクルト)の4名が初めて選出された。球団別ではソフトバンクがと広島が5名ずつで最多。昨秋の日米野球では1選手も選ばれなかった中日からも又吉と大島洋平が代表入りし、12球団によるチーム編成となった。

衣笠祥雄、“鉄人”の鋳型

“鉄人”と聞いて、真っ先に思い浮かぶアスリートが衣笠祥雄だ。1965年、広島に入団し、主力選手としてチームを5度の優勝と3度の日本一に導いた。プロ17年間で歴代5位の2677試合に出場し、2543安打は歴代5位、504本塁打は歴代7位タイの記録を持つ。70年10月から87年10月までで2215試合連続出場の世界記録(当時)を達成し、87年には国民栄誉賞に輝いた。“鉄人”の鋳型を作った猛練習について、二宮清純が訊いた。

千葉ロッテ2位・田中英祐(京都大)「“京大初のプロ”を生み出した2つの転機」

 大学入学時は、野球部に入ろうとは思っていなかったという田中英祐。その彼が、なぜ京大野球部の連敗を止める立役者となり、そしてプロの道を切り拓くこととなったのか――。そこには「中学受験」、そして大学2年春の「京大連敗ストップ」という2つの転機があったという。「京大初のプロ野球選手」誕生の裏側に迫った。

広島2位・薮田和樹(亜細亜大)「ケガと戦い続けた末のプロ入り」

 188センチの恵まれた体格から150キロ超のストレートを投げる薮田和樹は、一級品の素材として早くから注目されてきた。しかし、主戦として活躍することが期待されていた大学4年間での登板は3年春のわずか2試合にとどまり、未勝利に終わった。高校時代から相次ぐケガに泣かされ、実力を発揮することができなかった薮田。果たして彼はそこで何をつかんだのか――。

東北楽天3位・福田将儀(中央大)「プロへの道を切り拓いた同級生の助言」

 打撃開眼となったのは、最後の秋だった。福田将儀は4年秋のリーグ戦で、打率3割2分8厘をマーク。同年春まで1本も出ていなかったホームランも2本放ち、2年秋以来となるベストナインを受賞した。しかし、春は打率2割2分5厘と低迷し、秋の開幕1カ月前には右足の肉離れを起こし、チームを離脱している。果たして、秋の活躍は何が要因していたのか――。

中日5位・加藤匠馬(青山学院大)「大学で味わった初めての悔しさ」

 本格的にキャッチャーを始めたのは、高校1年の夏。強肩を武器に、甲子園の初戦では相手の盗塁をすべて刺すなど、加藤匠馬の野球人生は順風満帆だった。しかし、大学最後のシーズンはスタメンから外され、初めて悔しい思いを味わったという。不完全燃焼に終わった悔しさを糧に、さらに激しい競争が待ち受けているプロの世界に挑戦する。

埼玉西武2位・佐野泰雄(平成国際大)「現実のものとなった恩師からの言葉」

「うちの大学に来れば、ドラフト上位で指名されるピッチャーにしてやる」――平成国際大学・大島義晴監督の言葉を信じ、佐野泰雄は高校で志望届を出さず、平成国際大学への進学の道を選んだ。そして4年後、その言葉が現実のものとなった。地元の埼玉西武から2位指名を受け、幼少時代からずっと目にしてきたライオンズの一員となったのだ。果たして、佐野は大学4年間で何をつかんだのか――。

中日3位・友永翔太(日本通運)「走攻守すべてのプレーを全力で」

 1月19日にサンフランシスコ・ジャイアンツへの入団が発表された青木宣親を尊敬してやまない選手がいる。友永翔太だ。プロ野球選手としては小柄ながら、俊足、巧打の外野手と、2人のタイプは似通っている。そんな友永には、彼独特の野球観がある。果たして、友永翔太とはどんな考えをもった選手なのか。

イチロー、マーリンズに入団 「熱い思いに応えたい」

 ニューヨーク・ヤンキースをFAになり、マイアミ・マーリンズと1年契約を結んだイチローが29日、都内で入団会見を行った。会見にはデイビット・サムソン球団社長ら幹部が来日して同席。メジャーリーグ通算2844安打の実績を誇るヒットマンに最大限の誠意を示す場となった。イチローは「ただただ恐縮」と第一声を発し、「球団のやたら熱い思いが伝わってきた。この思いに応えたいという気持ち」と新天地での活躍を誓った。

横浜DeNA2位・石田健大(法政大)「スピードから緩急へ。大学4年間での変化」

 大学2年春に最速150キロをマークし、同年秋には3勝無敗でリーグ優勝に貢献した石田健大。同級生の早稲田大・有原航平と明治大・山崎福也らと六大学野球の“ビッグ3”と呼ばれ、名門・法政大のエースとして君臨してきた。だが、4年間が順風満帆だったわけではない。果たして、石田のピッチングはどう変化しっていったのか。

中日7位・遠藤一星(東京ガス)「転機となった恩師の言葉」

 高校3年時、遠藤一星はプロ野球選手になることだけを考え、自信をもって志望届を提出した。だが、最後まで彼の名前が呼ばれることはなかった。その時、プロの世界を甘く見ていた自分に気づかされたという。その後、中央大、東京ガスへ進むも、遠藤の目標はプロではなかった。そんな彼に転機が訪れたのは、社会人3年目の2013年夏。恩師からの言葉をきっかけに、打撃開眼の道へと突き進む。そして、プロへの扉が開かれることになったのだ。

センバツ出場32校が決定!

 23日、第87回選抜高校野球大会の出場32校が決定した。龍谷大平安(京都)、大阪桐蔭と、春夏の覇者がともにそろい、昨秋の神宮大会を制した仙台育英も選出された。初出場は大曲工(秋田)、奈良大付、米子北(鳥取)、英明(香川)、糸満(沖縄)と21世紀枠の豊橋工(愛知)の6校。一方、21世紀枠の松山東(愛媛)は旧制松山中時代の1933年以来、実に82年ぶり、同じく21世紀枠の桐蔭(和歌山)は53年ぶりの出場だ。  3月13日に組み合わせ抽選会が行なわれ、21日から12日間にわたって開催される。  出場32校は次の通り。

福岡ソフトバンク5位・島袋洋奨(中央大)「大学で知ったピッチングの難しさ」

「島袋洋奨」。野球ファンなら誰もがこの名を知っていることだろう。2010年、甲子園で春夏連続優勝した興南高校(沖縄)のエースである。「トルネード投法」とも呼ばれる独特のフォームから繰り出す球は、まさに“超高校級”だった。もちろん、その年のドラフトでの上位指名は確実視されていた。だが、島袋は志望届を出さず、大学進学の道を選んだ。ところが、その大学では高校時代とは一転、苦しい日々の連続だった。紆余曲折を経て、島袋が最後につかんだものとは――。

オリックス4位・高木伴(NTT東日本)「メンタル面にあった2年目の不調のワケ」

「高木伴」という名が野球界に知れ渡ったのは、2008年。巨人の元エースである斎藤雅樹の出身校、川口市立高のエースとしてプロのスカウトからも注目された。そして、ドラフト指名候補として、再び高木の名が浮上したのが、13年。社会人1年目から主戦で活躍し、さらにプロが名を連ねた“侍ジャパン”に、投手ではただひとりアマチュアから選出されたのだ。だが、2年目の14年は一転、苦戦し続けた。果たして、高木に何が起きたのか――。

黒田博樹、8年ぶり広島復帰!

 27日、広島東洋カープは大リーグのニューヨーク・ヤンキースからFAとなった黒田博樹を獲得したと発表した。黒田は1997年から07年まで広島に在籍し、11年間で通算103勝を挙げた。08年にメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースへ移籍。12年からヤンキースでプレーしていた。大リーグの複数球団が獲得に乗り出していたとされるが、黒田は8年ぶりの広島復帰を決断した。

千葉ロッテ4位・寺嶋寛大(創価大)「小川からの教訓“1球の重み”」

 寺嶋寛大の野球観を変えたのは、昨季セ・リーグの新人王に輝いた小川泰弘だったという。「小川さんと出会って、丁寧さや緻密さの重要性を知り、野球に対する考え方や取り組み方が変わったんです」と寺嶋は語る。大学1年夏から小川とバッテリーを組んで“野球”を学び、そして小川の卒業後にはそれを後輩に伝えてきた。果たして、寺嶋は小川から何を学んだのか――。

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