第100回「メンタル」 〜2008チームスローガンについて〜

 これまで、愛媛FCは「SPEED&AGGRESSIVE(スピードアンドアグレッシブ)」や「ACTION&MOVING(アクションアンドムービング)」などのチームスローガンを掲げ、各シーズンを戦ってきた。そして、今シーズン、望月一仁監督が提唱するスローガンは「STRONG WILL」(揺るぎない意志)となった。

第77回「福士加代子はビックマウス!?」

 先日の大阪女子マラソンで大ブレーキをしてしまった福士加代子選手(ワコール)。終了後は完走への執着心を誉める声と、「マラソンをなめるな」という批判に二分されていたようだ。確かに普段からビックマウス系で、コメントが話題先行する選手であるが、今回はレース前の言動などから、必要以上に批判が集中した感は否めない。彼女はどんな気持ちでスタートし、どんな気持ちであの後半を走ったのか。先日、トークショーで相手をさせてもらい話を聞かせてもらった。

第109回 ヤンキース・プレーオフ逸の可能性

 今オフのニューヨーク・ヤンキースは意外なほど静かだった。  ここ6、7年は大物FA選手を獲得するのが恒例となっていたのだが、今季は大型補強はゼロ。期せずしてトレードマーケットに出て来た球界No.1左腕ヨハン・サンタナも本腰を入れて獲りにはいかなかった。  結果的に、昨季まで3年連続でプレーオフ初戦敗退したヤンキースは、それとほぼ同じ主力のままで今季の戦いにも挑むことになる。  これまで「オフの王者」の名も欲しいままにしてきたヤンキースらしからぬ方向転換。その陰には、豪腕ジョージ・スタインブレナー氏の独裁政権が本当に終焉した事実がある。チーム作りの主導権は、息子・ハンクとブライアン・キャッシュマンGMの手に完全に移ったのだ。

第96回 三崎×秋山戦が「ノーコンテスト」に…… 納得できない!

 大晦日の格闘技シーンを大いに盛り上げた三崎和雄×秋山成勲戦の公式結果が覆った。「1ラウンド8分12秒、三崎のKO勝利」が、「ノーコンテスト」へと。釈然としない。  まず、三崎の蹴撃は果たして秋山が4点ポジションにある際に見舞われたものなのか? ビデオテープを何度見直しても秋山の左手が、マットについていたとは断定できない。僅かにグローブがマットから浮いているようにも見える。加えて、あの状態を果たして「4点ポジション」と規定すべきなのだろうか、と考えてしまう。

第108回 08年世界ボクシング界の「3つのポイント」

 1月19日にニューヨークで行なわれたLヘビー級ノンタイトル戦、ロイ・ジョーンズ対ティト・トリニダードは、戦前に予想された通りの内容、展開、結末となった。 「過去のヒーロー対決」とも陰口を叩かれたこのカード。3年にも及ぶブランクの影響かやはりトリニダードの動きにはキレがなく、中盤以降は体格とスピードに勝るジョーンズが難なく試合をコントロールしていった。結局、ジョーンズが大差判定で勝利。余りに想定通りの流れとなり、波乱の無さが物足りなかった人も多かったかもしれない。

第37回 挑戦、復帰……日本人メジャーリーガーの活躍に期待!

 いよいよ2008年がスタートしました。今季も多くの日本人選手がMLBに挑戦します。日本のプロ野球から海を渡り、初挑戦するのは投手では黒田博樹(ロサンゼルス・ドジャース)、小林雅英(クリーブランド・インディアンス)、薮田安彦(カンザスシティ・ロイヤルズ)、福盛和男(テキサス・レンジャーズ)、野手では福留孝介(カブス)の5選手です。

第107回 2008年NFLプレーオフを占う

 今季のNFLシーズンも大詰めを迎え、あとは各カンファレンスのタイトルゲームとスーパーボウルを残すだけとなった。  歴史に残る快進撃を続ける大本命ペイトリオッツ、現役最高のRBラデイニアン・トムリンソンを擁するチャージャーズ、英雄ブレッド・ファーブが絶好調のパッカーズ、そして無印からの快進撃を続けるジャイアンツ……ここまで勝ち進んできたチームにはそれぞれ見所が盛りだくさんである。  近年にないドラマチックなシーズンとなった今季――。最後の関門を勝ち抜き、夢舞台スーパーボウルに辿り着くのはいったいどのチームなのか。

第76回 「スーパーウーマンを育てる国!?」

 RHR(Record Holding Republic)という世界中の記録を集めた本の08年度版に掲載される日本人がいる。もちろん数人はいるであろうと思われるが、その中に私の知人が掲載されるというので早速、本人に聞いてみた。その記録はなんと「最長遠泳記録」で「湖で82キロ」を泳いだというものだ。「82キロ」って泳げるものなのか?

第4回 「広山望という生き方」(後編)

 2004年3月の最後の土曜、僕はフランス人の友人であるマニュエルが運転するシトロエンのワゴンに乗っていた。行き先はモンペリエのBチームの試合会場。  道の左右には葉が全て落ちた木々が、青い空を突き刺すように生えていた。夏になれば、青々とした葉が茂っているのだろうが、この時期は寒々しい印象を与えた。

第95回 三崎の蹴撃は反則なのか? 〜「やれんのか!大晦日!2007」考察〜

 秋山成勲をマットに沈めた三崎和雄の右の蹴りが反則だったのではないか、とFEGの谷川貞治氏が口にし、そのことがスポーツ紙でも報じられた。三崎が蹴った時点で、秋山は4点ポジションにあった……そこを蹴撃したのだから「反則だ」というわけだ。 ※年末年始の更新スケジュールにともない、毎月第1木曜更新の連載・近藤隆夫「INSIDE格闘技」は、今月に限り4日(金)更新とさせていただきます。

第106回 2008年は「米スポーツ界・夜明けの年」となるか

 2007年は残念ながら米スポーツ界にとって素晴らしい年ではなかった。  MLBワールドシリーズ、NBAファイナルは共に盛り上がらぬままスイープ決着。NFLスーパーボウルも内容に乏しかった。最終決戦がどれも凡戦で終わったため、それぞれのシーズンはどこか引き締まらない形で幕を閉じることになったのだ。それだけならまだしも、昨年の真のハイライトは各競技のフィールド外からわき上がった数々の醜聞だった。  07年は、人呼んで「Cheater(詐欺師)たちの年」。その言葉通り、スポーツ界から様々な形での規則違反者が続発したのだ。

第17回 「坪井の体重移動を見ていたカカ」

 世界との差は大きいと痛感させられましたね。12月13日に行なわれたクラブW杯の準決勝、日本の浦和レッズはミラン(イタリア)と戦い、0−1で敗れました。結果こそ1点差でしたが、内容的には完敗です。日本のクラブはJリーグ発足以来、レベルが飛躍的に上がっているのは事実ですが、まだまだ世界基準に達していないことがよくわかりました。

第36回 補強成功に不可欠なチームの“和”

 今オフもFAやトレードなど、各球団の補強合戦が繰り広げられました。なんといっても注目は、主力の外国人選手3人を獲得した巨人です。本命だった福留孝介選手はメジャーのマネーゲームに太刀打ちできずに断念せざるを得なかった巨人。しかし、その後マーク・クルーン投手、セス・グライシンガー投手、アレックス・ラミレス選手と契約しました。来季の巨人にとって重要ポイントとなる守護神、本格派右腕、長距離砲を一気に獲得できたのですから、球団にとっては結果的に補強合戦に成功したといえるでしょう。

第105回 薬物使用選手の実名公表は必要だったのか

 12月15日、MLBが激震に見舞われた。  元上院議員のジョージ・ミッチェル氏が責任者となってまとめられた禁止薬物調査「ミッチェル・レポート」がついに公開。その中で、約90名ものメジャーリーガーたちが過去の禁止薬物使用者として公表されたのだ。  ロジャー・クレメンス、アンディ・ペティート、ミゲル・テハダ、エリック・ガニエ……そこには多くのビッグネームも含まれていたため、アメリカでも当然のごとく絶大な反響と興味を呼んでいる。

第75回 「光のさしたトライアスロン界」

 12月3日の朝、翌日から海外に行く事もあり、やること山積状態でパソコンに向かいMailチェック。と、驚くべきNewsが入っていた。 「田山寛豪がワールドカップ優勝!?」  正直、読み間違いかと目を疑った。しかし、何度読み返してもはっきりとそう書いてあるではないか。これまで日本人がワールドカップで優勝した事はなく、男子においては今年に入ってトップ10入りさえなかった状態。関係者でさえも、優勝を夢見てはいたが、予想すらできなかっただろう。なのに、いきなりの優勝。喜びよりも驚きの方が大きかったというのが本当のところだ。

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