プロ野球

鈴木尚広の盗塁を支える“もう1人の自分”

 足の速さを買われ、競争の厳しいプロ野球の世界を19年間生き抜いてきた男がいる。走塁のスペシャリスト・巨人の鈴木尚広である。鈴木は昨年4月29日に通算200盗塁を達成すると、その約1カ月後に代走での盗塁NPB記録(106)をマークした。今年はプロ19年目にして監督推薦で初めてオールスターに出場。レギュラーシーズン同様、チャンスの場面で代走に起用されると見事に盗塁を決めた 。プロ野球もいよいよ終盤を迎えた。リーグ4連覇を目指す巨人において、鈴木の走力はなくてはならない武器である。優勝へのキーマンとなる鈴木の盗塁極意とは――。

工藤公康vs.城島健司「13球の会話」 <前編>

 ぶっちぎりのV2だった。17日、福岡ソフトバンクがパ・リーグ過去最速での優勝を決めた。前任の秋山幸二から背番号と監督の座を引き継いだ工藤公康は、連覇を期待される重責の中、見事に任務を遂行してみせた。プレーヤーとしてセ・パ3球団を日本一に導いた“優勝請負人”は、指揮官としても勝負強さを発揮。現役時代の工藤はキャリア終盤、若手育成に尽力するなど、指導力にも定評があった。中でもメジャーリーガーにもなった捕手・城島健司との師弟関係はよく知られている。2000年の日本シリーズでの直接対決は名勝負のひとつ。2人の物語の一節を当時の原稿で振り返る。

ソフトバンク、連覇達成! 〜プロ野球〜

 17日、福岡ソフトバンクが埼玉西武に5−3で勝ち、2年連続17度目(2リーグ制以降)の優勝を決めた。優勝マジック「1」のソフトバンクは、初回に内川聖一のタイムリーヒットで先制。4回裏に松田宣浩と長谷川勇也の2者連続ソロホームランでリードを広げる。先発の武田翔太は7回1失点の好投。6回裏に2点を追加したソフトバンクは、8回表に2点を返されたものの、9回を守護神デニス・サファテが無失点で締めくくった。ソフトバンクは10月14日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで、CSファーストステージ勝者と日本シリーズ進出を懸けて戦う。

第589回 夢の四冠王へ。山田哲人の挑戦

 日本のプロ野球において、三冠王(打率、打点、本塁打)は過去に7人(王貞治とランディ・バースは2回、落合博満は3回)が達成しているが、盗塁王も含めた四冠王となると、ひとりもいない。  過去に三冠を獲ったバッターでも、その年の盗塁となると、1982年の落合博満の8個が最高である。 [/url]

二宮清純書き下ろし「鈍足ノムさん『本盗』の勧め」更新! 〜Sportsプレミア〜

 スポーツポータルサイトでは新たなスポーツ記事を連日、配信中です。このサイトではJBpress(日本ビジネスプレス)、講談社、スポーツコミュニケーションズの共同運営により、3社がそれぞれ配信している独自の記事を合わせて読むことが可能になっています。このたび、二宮清純の書き下ろしコラムコーナー「清純プレミアム」が更新されました。今回のテーマはです。

甲子園に愛された選手

 たまたまつけたテレビのチャンネルが「リトルリーグ世界大会」の中継に合っていた。見るともなく見ていると、日本代表のやや小太りのエースが、ひとりだけ抜きん出て速いボールを投げる。ほうー、すごいじゃないのと思っていたら、こんどは打席に入って、特大のホームラン。これは、飛距離94メートルの大会史上最長アーチと報道された。

第59回 私が“カープ女子”になったわけ

「パラリンピックの会場を満員にしたい」。2020年東京パラリンピック開催が決定してから、いろいろな方から、この言葉を聞きます。もちろん、私も同じ考えです。以前、当コラムで述べたように“チケット完売”と“満員”は異なります。企業などが購入し、配られたチケットは残念ながら使われないこともあるからです。パラリンピックの成功に向け、様々な意見を交わしている時に、ふと気づいたことがありました。“満席の会場はどんなものなのだろう?”。実は私、オリンピック・パラリンピックの開会式以外で、満員の会場を経験したことがなかったんです。自分の目指すものを体感しようと思い、満席のスポーツの試合を勉強することにしました。

和田恋(巨人/高知県土佐郡土佐町出身)最終回「1軍昇格への課題」

 2軍で4番を張り続けている今季、和田恋はバッティングフォームの修正に取り組んでいる。高校時代からの左足を大きく上げるスタイルから、すり足に近いステップに変更した。 「(2軍の)岡崎郁監督からのアドバイスで、確率を上げるためにバッティングをシンプルにしようと変えました」

黒田博樹「三振よりも1球でアウトを」

 上位浮上へ、40歳右腕がフル回転する。  今季、8年ぶりに日本復帰を果たした広島・黒田博樹は、23日の巨人戦に中4日で登板。7回1失点で勝利投手になった。今後も終盤に12連戦が組まれる過密日程で、中4日の先発もありそうだ。ここまで19試合に投げて、8勝6敗、防御率2.85。久々に経験する日本のプロ野球と、自身のピッチング論について、二宮清純がインタビューした。

第127回 山田&柳田、トリプルスリー達成の可能性

 プロ野球は優勝争い、クライマックスシリーズ(CS)進出争いが佳境に入ってきました。と同時に注目されるのが個人記録です。バッターでは東京ヤクルトの山田哲人と、福岡ソフトバンクの柳田悠岐が久々のトリプルスリーを達成できるか期待が高まっています。

和田恋(巨人/高知県土佐郡土佐町出身)第3回「済美・安樂との対決」

「野球が一番、身近にあったスポーツでした」  和田恋は高校球児だった父・博人の影響で、4歳上の兄・涼とともに物心ついた頃から野球を始めた。父も兄も全国大会に何度も出場経験のある高知高の出身。兄が甲子園でプレーする姿に憧れ、自らも高知中から高知高と進み、同じ道を選んだ。

和田恋(巨人/高知県土佐郡土佐町出身)第2回「非凡さをみせたキャッチャー挑戦」

 78試合、打率.200、1本塁打、15打点。  それがルーキーイヤーの2軍での和田恋の成績である。主にサードで起用され、育成の1年を過ごした。 「1年間、プロの世界を経験できたことは一番良かったですね。守備もバッティングも走塁も成長できた部分を感じることができました」

武田一浩(野球解説者)<前編>「セ・リーグもDH制導入を」

: 甲子園では高校野球の熱戦が繰り広げられています。話題の早稲田実業・清宮幸太郎は、武田さんにとって調布リトルの後輩にあたるとか。彼の印象は? : 1年生ではたいしたものですが、これからの選手でしょう。バッティングを見ていると、金属なら打てても、木でどれだけ対応できるか。まだインコースには詰まるでしょうね。ポジションがファーストということを考えると、30本塁打、100打点は稼げる素材でないと評価は厳しくなります。

和田恋(巨人/高知県土佐郡土佐町出身)第1回「伝統ある4番への挑戦」

 不動の4番バッターである。  プロ入り2年目、巨人の和田恋はファームの主軸を開幕から任されている。ここまで全96試合に出場。打率こそ.214ながら、チームトップの8本塁打と右へ左へ放物線を描く。成績が認められ、6月に開催された侍ジャパン大学代表とのユニバーシアード壮行試合ではNPB選抜に選出され、3番スタメンで出場した。台風で中止になった7月のフレッシュオールスターゲームでも、イースタンリーグ選抜に選ばれている。

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