メジャーリーグ
天国と地獄は紙一重である。 <この原稿は2022年7月4日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 大谷翔平のボスであるエンゼルスの監督ジョー・マドンがさる6月7日(現地時間)、チームの不 […]
メジャーリーグの2022年シーズンが8日(日本時間)に開幕し、日本人選手では、大谷翔平(エンゼルス)、ダルビッシュ有(パドレス)、鈴木誠也(カブス)、筒香嘉智(パイレーツ)の4選手が出場した。 昨季、ア・リ […]
照明の落ちた球場で、重低音の雄叫びとともに手にしたスマホを上下に振り降ろす。その独特の応援風景には、まるで暗闇を照らす光のシャワーのような趣がある。率直に言ってきれいだ。もっとも相手にすれば、葬送の儀式にも似て、これほ […]
「所変われば品変わる」ということわざがあるが、この選手の場合、所変わればバッティングまで変わってしまった。余程、ピッツバーグの水が合ったのだろう。 <この原稿は2021年11月19号『週刊漫画ゴラク […]
北海道日本ハムの監督に就任した新庄剛志の“掟破り”は、阪神時代に世間を驚かせた敬遠球に飛びついてのサヨナラヒットだけではない。 阪神からニューヨーク・メッツに移籍したばかりの2001年5月24日(現地時間) […]
米国ではオールスターゲームのことを「ミッドサマー・クラシック」(真夏の祭典)と呼ぶ。1試合しか行なわれないため、その盛り上がりは「フォール・クラシック」(秋の祭典)が別名のワールドシリーズにも引けを取らない。  […]
メジャーリーグの日本人パイオニアである野茂英雄がドジャース1年目の1995年、いきなり奪三振王と新人王に輝いたことは記憶に新しい。 <この原稿は2021年9月号『経済界』に掲載されたものです>&n […]
今年のメジャーリーグ・オールスターゲームは日本人にとって特別なイベントとなった。 <この原稿は2021年8月2日号『金融財政ビジネス』に掲載されたものです> エンゼルスの大谷翔平が"前 […]
日本人選手が外国人選手の飛距離に驚き、目をパチクリさせるシーンはこれまで数え切れないほど見てきたが、その逆は初めてだ。 <この原稿は2021年8月2、9日合併号『週刊大衆』に掲載されたものです>& […]
手にしていたのはバットではなくゴルフのドライバーのように見えた。ア・リーグのホームランダービーのトップを走る大谷翔平(エンゼルス)の34号は、低い軌道で本拠地エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムの右中間スタンドに突き […]
6月に入りメジャーリーグは粘着物質など異物を使用した不正投球に目を光らせている。 <この原稿は2021年7月19日号『週刊大衆』に掲載されたものです> ダルビッシュ有(パドレス)や大谷 […]
もし飛距離を競う五輪種目があるのなら大谷翔平(エンゼルス)は金メダルの有力候補だろう。そんな夢想に耽りながらオリンピックイヤーのホームランダービーを見ていた。なかなか贅沢な時間だった。 MLBのオールスター […]
投げても打っても驚くことばかりの大谷翔平(エンゼルス)だが、その立ち居振る舞いが、また素晴らしい。 <この原稿は2021年5月31日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 5日(日本時間 […]
空はどこまでも青く晴れ渡っているのに、心はすっぽりと深い霧に覆われたまま。今年もまた、さえない大型連休を過ごしている。会食はご法度、不要不急の外出もまかりならん、とあらば、テレビの前でゴロゴロするしかない。最大の楽しみ […]
メジャーリーグ歴代2位の通算本塁打(755本)を記録したハンク・アーロンが1月23日(現地時間22日)、86歳で世を去った。 ホームランばかりが注目されるアーロンだが、通算2297打点、通算68 […]
93歳での旅立ちだから、日本風に言えば大往生だろう。 ロサンゼルス・ドジャースで21シーズンにわたって監督を務めたトミー・ラソーダが1月7日(日本時間8日)、心臓発作によりロサンゼルス近郊の病院 […]
さる22日(日本時間23日)に86歳で世を去ったハンク・アーロンは、 23シーズンに及ぶメMLBでのキャリアのうち21シーズンをブレーブス(ミルウォーキーとアトランタ)でプレーしている。MLB歴代2位の通算755本塁打 […]
日本人初のサイ・ヤング賞が有力視されるダルビッシュ有(カブス)はボールに魔法をかけることのできるマジシャンである。 フォーシームを含め、11種類の球種を持つと言われる。まるで腕のいい大工の工具箱 […]
犬が人間を噛んでもニュースにはならないが、人間が犬を噛んだらニュースである――。米国の小説家ジェシー・L・ウィリアムズの小説『盗まれたストーリー』に出てくる一説だが、その伝で言えば、これは大ニュースだろう。 […]
1968年といえば、川上巨人が4連覇を達成した年だ。同年秋の日米野球で58年以来、2度目の来日を果たしたのが67年に続いてナショナル・リーグを制覇したセントルイス・カージナルスである。 「巨人・大鵬・玉子焼き […]
新型コロナウイルスの感染拡大が最も深刻なのは米国だ。 日本時間5月20日午前現在、死者数は9万1800人を超え、感染者数は約150万人。ドナルド・トランプ大統領は「真珠湾攻撃よりも、世界貿易セン […]
公正中立が求められる取材者にも思い入れの強い選手はいる。私にとって実質的なMLBのパイオニアである野茂英雄は、そんな選手の代表格だ。彼の前に道はなかった。彼が分け入った獣道が、やがてアスファルトを敷き詰めた舗道になった […]
MLBにとってサラリーキャップはトラブルの種である。開幕に向け、コロナで大打撃を受けた経営者側から事実上のサラリーキャップとも言える「総収入折半」案が浮上しているが、やぶへびになりかねない。 周知のように北 […]
日本の“忍者”はメジャーリーグ(MLB)でも成功するのか!? 広島は11月8日、菊池涼介内野手のポスティングシステムを利用してのMLB移籍を容認したことを発表した。 <この原稿は2019年12月2日号『週刊大 […]
現役を3月に引退したイチローが、マリナーズのインストラクターに就任した。 スポニチ紙(5月2日付け)の報道によると、打撃、外野守備、走塁を担当する他、3Aタコマでも指導にあたるという。  […]