東京五輪
18年前の一時期、いただいた仕事のほとんどをお断りしていたことがある。 わたしも編集者だったからよく分かる。一度依頼して断られたら、二度とお願いしようとは思わない。いただいた仕事は迷わず受ける。それがフリー […]
塩かな、と思う。スイカにかける塩。いま必要なのは、甘さを引き出すための甘くない、というか正反対の味をした調味料かな、と。 大前提。わたしはいまでも五輪開催を熱望している。今年は無観客の「特別五輪」として開催 […]
日本人は人事の話になると、それまで会社に興味のなかった人までもがいっせいに耳をそばたて始める――。そんなことを書いていたのは「サラリーマン小説の第一人者」と呼ばれた作家の源氏鶏太だ。細くなった記憶の糸を手繰ったが残念な […]
泣くべきか。怒るべきか。はたまた笑うべきか。 森会長の発言。アウト。完全にアウト。事ここにいたっては、残る二択は「続投か辞任か」ではなく「辞任か更迭か」になる。というか、損なわれたイメージの改善には「辞任の申し入れを拒 […]
二宮清純: 川淵さんは1964年の東京オリンピックにサッカー日本代表選手として参加されましたが、本年1月号の『文藝春秋』によると、そのとき一番印象的だったのが開会式だったそうですね。開会式で飛ばした8000羽の鳩の糞で、 […]
実は結構似ていると思っていた。プロ野球のキャンプと五輪って。 呼ぶ側と行く側。立場が弱いのは会場を提供する側。無理もない。招致に成功すれば、お金が落ちる。メディアでの露出が増える。リピーターも増える。地域振 […]
「英国紳士の条件は、風呂場でションベンしないことだと言うんだな」。昔、そんな話を座談の名手として知られる漫画家の黒鉄ヒロシさんから聞いた。人が見ていないところでの振る舞いこそが、その人物の価値をはかる唯一無二の基準だとい […]
「仮定の質問にはお答えできません」という答弁も相当だが、失望させられた度合いではこちらも負けていなかった。IOC委員にして世界陸連会長のセバスチャン・コー氏の発言である。 1月24日付のスポニチにはこうある。 […]
批判、というよりは罵詈雑言に近い言葉が、ネット上で飛び交っている。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森会長に対して。メディアの取り上げ方も、「わかってない」「ズレてる」といった前提に立っているものが少なくない。ご本人 […]
スポーツ関係の仕事の多い夫と、大学で教員をしている妻。どちらが来年の五輪開催を望んでいるかといえば、ウチの場合、妻である。 「五輪のために特別なカリキュラムを組んでいたのに、延期で全部パーになった。また同じこ […]
敵もさるもの、ワクチンの開発に合わせるかのように姿形を変えてきた。クリスマスを前に英国では新型コロナウイルスの変異種が急拡大している。英政府は従来種に比べ、最大で感染力が7割強との分析結果を公表している。「ウイルスが攻 […]
13日、柔道の男子66kg級東京オリンピック代表決定戦が東京・講道館で行われ、阿部一二三(日本体育大学)が丸山誠志郎(ミキハウス)を延長戦の末に下した。同階級は男女14階級で唯一、東京オリンピック日本代表が決まっていな […]
新型コロナウイルス感染拡大が、世界中で「第2波」を迎えている。米国では1日あたりの感染者数が、11月20日、ついに19万人を超えた。10月下旬からヨーロッパではフランス、ドイツなどが次々に春以来2度目のロックダウンを敢 […]
東京オリンピックを目指す水上のスプリンターがいる。愛媛県競技力向上対策本部に所属するカヌースプリント日本代表の多田羅英花だ。香川県出身の彼女は、県勢初のカヌーでオリンピック出場を目指し、冬に入った今もトレーニングの日々 […]
4日、日本陸上競技選手権大会・長距離が大阪・ヤンマースタジアム長居で行われた。女子1万mは新谷仁美(積水化学)が30分20秒44の日本新記録で優勝。男子1万mは相澤晃(旭化成)が27分18秒75をマークし、日本記録を更 […]
甘い言葉にはトゲがある――。日本のことわざかと思いきや、どうも英国由来のものらしい。<There is no rose without a thorn>。トゲのないバラはない。すなわち完全な幸福はない。一説によると、や […]
春先のことだ。塩崎恭久元厚労大臣がテレビで自民党の新型コロナウイルス対策を説明した。「あんなものと共存したくはないが…」と前置きしつつ「今後、我々はウィズコロナの時代を生きなければいけない」と発言したところ、放送終了後 […]
二宮 山田選手は日本リーグで、首位打者をはじめ多くのタイトルを獲得しています。通算打率は今シーズンの開幕時点で三割九分。打ち損じがほとんどないような気がします。苦手なピッチャーはいるんですか。山田 打ち取られたという感覚 […]
「五輪で印象に残っているのは試合よりも開会式。あれほどの感動を味わったことは、未だかつてないね」。そう語るのは東京五輪パラリンピック選手村村長の川淵三郎だ。スポーツ界のご意見番的存在でもある。 1964年東京 […]
日本女子ソフトボール界を代表する強打者・山田恵里。ミート技術の巧みさからついたあだ名は“女子ソフトボール界のイチロー”である。五輪はアテネ、北京の2大会に出場。北京五輪では、主将として金メダル獲得に貢献した。山田が五輪 […]
メンバーすべてが欧州でプレーする選手で構成される今月のオランダ遠征に、ロストフ(ロシア)の橋本とパルチザン(セルビア)の浅野が招集されないことが決まった。 どちらも国内リーグでは絶好調。にもかかわらず声がか […]
その圧倒的な速さで見る者を魅了してきた末續慎吾。40歳の今も走り続ける日本陸上界のレジェンドは、東京五輪の延期をどうとらえているのか。当HP編集長・二宮清純との対談では、オリンピアンの複雑な心境が明かされた。  […]
7月に台風が発生しなかったのは、気象庁が1951年に統計を取り始めて以来、初めてのことだという。 もし東京五輪が当初の予定通り7月24日に開幕していたら、関係者は“天の計らい”に感謝していたこと […]
村長を普通に「そんちょう」と呼ぶか、少々時代がかるが「ムラオサ」と呼ぶかで、イメージは随分変わってくる。前者は文字通り行政単位としての「村」のトップだが、後者には得も言われぬ威厳が漂っている。 昨年12月、 […]
(写真:ペアを組んだ13年を振り返り、涙あり、笑顔ありの会見となった) 19日、日本ユニシス実業団バドミントン部に所属するリオデジャネイロオリンピック女子ダブルスの金メダリスト髙橋礼華&松友美佐紀ペアがオンライン会見を行 […]