近藤隆夫
『曲げられない女』を思い出した。 3年ほど前、日本テレビ系列で毎週、放映されていた菅野美穂主演の連続ドラマだ。
先日、付き合いの長い友人に誘われて久しぶりに、ある団体のプロレス興行に足を運んだ。CSチャンネルでプロレスを見ることは時々ある。だが、会場で観るのは久しぶりだった。
「新垣諭は入れるべきではないか」 そんな話をしたのは、もう約四半世紀も前のことである。 1989年当時、私は『ゴング格闘技』(日本スポーツ出版社)誌の副編集長だった。「昭和」から「平成」に元号が移り、それを機に増刊号『昭和の名ボクサー伝説の100人』を編むことになる。
ひな祭りの日、さいたまスーパーアリーナで開催された『UFC JAPAN2013』。そのメインエベントでヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)が勝利したシーンを観ながら、彼の出世試合を思い出していた。
男女で程度の差こそあれ、柔道において指導の名のもとに暴力が存在するのは周知のことだった。トップレベルに限った話ではない。大学の体育会、高校の部活動レベルでも、指導者から殴られた経験を持つ者は少なくないはずである。
迷った。迷いに迷って、なかなか決断することができなかった。12月30日、『KEIRINグランプリ』の取材を終え、京王閣競輪場を出た後も、まだ迷っていた。大晦日、さいたまスーパーアリーナへ行くか、両国国技館へ行くべきかをである。
暑い日がいつまで続くのかと思っていたら、アッという間に空気が冷え込んだ。年々、秋の時間が短くなっているような気がする。もうすぐ大晦日だ。 今年も、さいたまスーパーアリーナで格闘技イベントが開催される。当初は大会の継続はなされるものの、大きな後ろ盾もなく、マッチメークは厳しいものになるのではないかと予想していた。だが、様相が一変した。地上波でテレビ中継されないのが勿体ないくらいの見応え十分なビッグ&ロングイベントとなる。
うれしいニュースが入ってきた。 今年も大晦日に総合格闘技のイベントが継続開催されることになったのだ。 12月31日、さいたまスーパーアリーナにて『DREAM18 大晦日スペシャル2012』が開かれると10月25日に発表された。
早いもので今年も、あと3カ月を切った。 以前なら10月にもなれば、大晦日の総合格闘技イベントの話題で盛り上がっていたのだが、昨年同様、今年もその気配はない。
新生K-1の日本大会が近づいている。 10月14日、両国国技館において、無差別級トーナメント1回戦8試合が組まれている『K-1 WORLD GP FINAL16』が開催されるのだ。ミルコ・クロコップ(クロアチア)らが参戦予定。日本におけるヘビー級を中心としたK-1の大会開催は、2010年12月11日、有明コロシアム大会以来、実に1年10カ月ぶりのことである。
「ジュリー制度」が批判を浴びている。 7月28日に始まったロンドン五輪・柔道競技の話である。 この「ジュリー制度」とは、誤審を避けるために設けられたもの。主審、副審以外に畳の外に審判委員(ジュリー)を配置、時にビデオも用いて試合のチェックを行うのである。
「ボクシングの殿堂」、時に「プロレスの聖地」として格闘技ファンに愛され続ける後楽園ホール(東京・文京区)が今年、開場50周年を迎えた。 東京ドームシティ内「青いビル」の5階にある後楽園ホールは決して大きな会場ではない。立ち見も含めて最大収容数約2000人。よって、テレビ中継で高視聴率をマークするようなビッグマッチが行なわれることは少ないが、どの席からでもリングがよく見えるのがよい。また、刻まれた歴史が醸す独特な雰囲気を味わえるスタジアムでもある。
「K-1やDREAMを最近テレビで観ませんけど、大会はなくなってしまったんですか?」 最近、そんな風に聞かれることがよくある。
「亀田興毅は、(プロ)ボクシングのバンタム級世界チャンピオンなんでしょ。ということは、バンタム級では世界一強いんですよね?」 先日、ある大学の陸上競技部の取材を終え、雑談をしていた時に、ひとりのコーチから、そんな風に聞かれた。
凡戦だった。 4月4日、横浜アリーナでのプロボクシングWBA世界バンタム級タイトルマッチ、亀田興毅対ノルディ・マナカネ(インドネシア)戦のことである。
「もうドキドキするようなことはないですね。オクタゴン(金網に囲まれた八角形のリング)を生で観たらドキドキできるのかと思いましたけど、やっぱり無理でした。あの頃のアルティメット大会は特別だったんですね」 2月26日、『UFC JAPAN』のメインエベントが終わり、さいたまスーパーアリーナから外へ出ると、一緒に観戦していた友人が、まだ明るい空を見上げながら、そう言った。私も同じことを考えていた。
UFCの日本開催(2月26日、さいたまスーパーアリーナ)が近づいてきた。日本でUFCが開かれるのは2000年12月の「29」(ディファ有明)以来、実に約11年ぶりである。今回は日本人ファイターも多数参戦。カードも早くから発表されており、選手たちもコンディションづくりに余念がない。好勝負が期待できそうだ。
9時間に及んだロング格闘技イベント『元気ですか!! 大晦日!! 2011』(さいたまスーパーアリーナ)は、地上波でのテレビ放映はなかったが、見応え十分だった。いや、テレビ放映がなかったことが逆に良かったのかもしれない。 前年までのように「打倒! 紅白歌合戦」を掲げてテレビの視聴率を気にする必要はない。よって、タレントが大晦日だけのにわかファイターに扮して登場することはなく、落ち着いてリングを観ることができた。
今年は大晦日に『Dynamite!!』は開催されない。代わって『元気ですか!! 大晦日!! 2011』が、さいたまスーパーアリーナで開かれる。この大会には、『Dynamite!!』をTBSとともにつくり上げてきたFEGは絡んでおらず、DREAMとIGFの共催イベントとなるようだ。ゼネラルプロデューサーはアントニオ猪木が務める。
かつて『PRIDE』のリングで活躍したファイターたちが、いま『UFC』の舞台で精彩を欠いている。また、引退をしていく者もいる。何とも淋しい気もするが、時の流れには逆らえないのか。 10月29日(現地時間)、米国ラスベガスのマンダレイ・ベイ・イベント・センターで開催された『UFC137』でミルコ・クロコップ(クロアチア)は敗れ、彼も闘いの舞台を去ることを決意した。
トップを極めた競輪選手のバンクの去り方は2通りある。 「力が落ちてきた」 そう感じた時にスパッと自転車からおりる。これがひとつ目。年間1000万円以上稼ぐ力を残していたとしても、「ここが引き時」と思い、30代で引退するのだ。
ジェロム・レ・バンナ(フランス)が藤田和之を相手にプロレスのリングで動いている姿を見ながら、いろいろ考えてしまった。8月27日、『IGF』が開催されていた両国国技館でのことである。 キックボクサーであるバンナは、昨年まWORLD GP王者を目指して、K-1のリングに上がっていた。いまもK-1が正常な状態にあったならば、彼は生粋のキックボクサーであり続けていただろう。
ストップは少し早かったように思う。あの続きが見たかった。しかし、現在のMMA(ミクスド・マーシャルアーツ=総合格闘技)のレギュレーションを考えれば、仕方がないかもしれない。 7月30日(現地時間)、米国シカゴで開催された『Strikeforce』でのエメリヤエンコ・ヒョードル(ロシア)vs.ダン・ヘンダーソン(米国)を観ながら感じたことである。
オクタゴンの中央でマットに崩れゆくヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)の姿を見ながら、寂しさを感じずにはいられなかった。 7月2日(現地時間)、米国ネバダ州ラスベガス、MGMグランドガーデンで開催された『UFC132』のセミファイナルに登場したシウバは、クリス・レーベン(米国)と対戦し、試合時間は僅か27秒、TKOで敗れた。
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)の復帰戦が決定した。 7月30日(現地時間)、米国イリノイ州シカゴのホフマンエステイツシアーズセンターで開催される『Strikeforce(以下SF)』、対戦相手は元PRIDEウェルター&ミドル級王者で、現在はSFライトヘビー級王者のダン・ヘンダーソン(米国)だ。