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FORZA SHIKOKU

中野小次郎(法政大学サッカー部/徳島県徳島市出身)第2回「見た目は子供、頭脳は大人!? の少年時代」

 法政大学サッカー部のGK中野小次郎は非常に落ち着きのある青年だ。昨年暮れにインタビューを行った際、淡々とクールに過去を振り返ってくれた。ただその言葉の端々には温かみがあり、彼の優しさがにじみ出ていた
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金子達仁「春夏シュート」

日本は平均値維持し、個も育てる方法模索を

 サッカーはその国の国民性が表れるスポーツである、と聞いたのは中学生の頃だった。なるほど、ドイツは勤勉だし、ブラジルは自由奔放だし、イタリアは何となくおしゃれだし。 ただ、世界の常識でもあるこの説には
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

10年前の雪辱を果たせなかった喜田拓也の無念

 日産スタジアムの記者席に腰を下ろすと、10年前にタイプスリップするような感覚に陥った。 2023年11月24日、J1第33節。首位ヴィッセル神戸を勝ち点2差で追う横浜F・マリノスはアルビレックス新潟
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松本晋司「愛媛FC、背番号12の視点」

第316回 「銀皿」 ~J3優勝とJ2復帰~

 2023年11月11日(土)のニンジニアスタジアム(松山市上野町)。緑の芝生が照明灯の明かりで美しく浮かび上がる中、時刻は午後8時を迎えようとしている。1万1128人という大観衆が見守る中、ピッチ上
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FORZA SHIKOKU

中野小次郎(法政大学サッカー部/徳島県徳島市出身)第1回「逸材にとっての大事な1年」

 サッカーにおいてGKというポジションは特殊である。11人の中で唯一、手を使うことが許される。ミスが失点に直結するポジションであると同時にチームの窮地を救うこともできるのがGKだ。「守護神」と呼ばれ、
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金子達仁「春夏シュート」

夢にも思わなかったブラジルの失墜

 初めて“プレーオフ”なるものを観戦したのは、いまから11年前、ロンドン五輪開幕を控えた英国だった。 聞いたことのないチームと、聞いたことのないチームによる、およそハイレベルな内容が期待し難い一戦。そ
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大野俊三「ZAGUEIROの眼」

第200回 祝J初制覇! 神戸のボール支配率がちょうどいい

 ヴィッセル神戸のファン・サポーター、選手、スタッフの皆さん、Jリーグ初制覇、おめでとうございます。最終節を残し、2位横浜F・マリノスに勝ち点4差をつけて優勝をきめました。年間を通じて大崩れせず、安定
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対論×勝利学

審判員として「ロボットと人間の間」の存在でありたい ~山下良美氏インタビュー~

 いくつもの“女性初”を成し遂げ、女性審判員の道を切り開いてきた山下良美さん。その歩みと試合との向き合い方を当HP編集長・二宮清純が聞く。二宮清純: 今、目の前にイエローカードとレッドカードが置いてあ
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二宮清純「スポーツのツボ」

第260回 ドーハの悲劇から30年後の蹴球風景

 日本列島全体がお通夜の会場と化した“ドーハの悲劇”から、この10月28日で、まる30年が経った。 日本にとって初めてのW杯となる94年米国大会出場にあと一歩と迫りながら、ラストワンプレーで涙を飲んだ
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金子達仁「春夏シュート」

アジアから離れつつある日本人の気持ち

“勝って当然”見る価値は……“ W杯予選が見られない! 国によっては暴挙や政情不安が起きていてもおかしくない事態だったが、日本では何も起きなかった。 吹っ掛けてきたシリア、もしくはUAE側にとって見誤
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