水泳・陸上
競泳の国際大会「世界競泳2007」は最終日の24日、千葉県国際総合水泳場で男女8種目の決勝を行い、女子800メートル自由形で、この種目のアテネ五輪金メダリストの柴田亜衣(チームアリーナ)が8分23秒76の自己ベストタイムで優勝。2位には矢野友理江(コナミ西日本)が8分27秒62で続いた。 男子100メートルバタフライは、山本貴司(近大職)が52秒50で金メダル、同200メートル個人メドレーの高桑健(自衛隊)は、2分0秒94で銅メダルを獲得した。 男子400メートルメドレーリレーで日本(森田、北島、高安、佐藤)は3分33秒35の日本新記録で金メダル、女子同種目で日本(中村礼、田村、加藤、三田)は4分1秒94の日本新記録で銅メダルを獲得した。
世界競泳2007第3日は23日、千葉県国際総合水泳場で男女8種目の決勝などを行い、男子200メートル平泳ぎでは日本のエース北島康介(日本コカ・コーラ)が2分10秒02で金メダルを獲得した。 予選を2分11秒38のトップタイムで通過した北島は、決勝でも前半から世界記録を上回るペースで飛ばすと、ラスト50メートルで疲れを見せ後続に差を詰められたものの、2分10秒02で優勝、100メートルとの2冠を達成した。 レース後のインタビューでは、「優勝して当たり前と思われているし、怪我をしても皆さんが応援してくれたので、何とかその期待に応えたかった」と息を切らせながらも、ホッとした表情を見せた。
世界競泳2007第2日は22日、千葉県国際総合水泳場で男女8種目の決勝などを行い、女子100メートル背泳ぎで世界選手権銅メダルの中村礼子(東京SC)は予選をトップのタイムで通過したが、決勝は1分0秒58で銀メダル。優勝はカースティ・コベントリー(ジンバブエ)、伊藤華英(セントラルスポーツ)は4位だった。 男子100メートル自由形の予選で49秒22の日本新を出し、全体2位のタイムで決勝に進出した佐藤久佳(日大)は、49秒81で5位に終わった。
北京五輪の前哨戦となる国際大会「世界競泳2007インジャパン」(8月21日〜24日・千葉県国際総合水泳場)が開幕。初日の21日は男女8種目の決勝などが行われ、男子100メートル平泳ぎで北島康介(日本コカ・コーラ)が59秒75で金メダルを獲得した。
北京五輪の前哨戦となる国際大会が日本で開催される。 8月21日〜24日、千葉県国際総合水泳場で開催される「世界競泳2007インジャパン」の会見が21日、都内で行われた。大会の概要発表および参加国状況、招待選手状況、日本代表ウェアなどが発表されたほか、北島康介(日本コカ・コーラ)、森田智己(セントラルスポーツ)、松田丈志(中京大学大学院・Speedo Racing Team)、伊藤華英(セントラルスポーツ)、寺川綾(ミズノ)の5人の代表選手が大会への意気込みを語った。