水泳・陸上

アスリート女子会(杉山愛×田中雅美×荒川静香)<前編>「お酒と楽しい会話で気分転換」

: 今月は特別バージョンでお届けします。以前、田中雅美さんからアスリート女子会がたびたび開かれて、各競技からいろんなメンバーが集まっているという話を聞きました。そこで、このコーナーでも、ぜひ女子会を再現しようという企画です。なかなかスケジュール調整が大変で(苦笑)、実現まで時間がかかりましたが、豪華メンバーが集まりました! : 実は杉山さんとは初対面で、とても楽しみにしてきました。お酒をいただきながら、いろいろお話をを伺えるとうれしいです。

男子100M・桐生、10秒28で予選通過 〜第97回日本陸上競技選手権〜

 7日、世界陸上競技選手権モスクワ大会選考会を兼ねた日本選手権が開幕した。注目の男子100メートルでは、桐生祥秀(洛南高)が予選2組に出場し10秒28で1位に入り、翌日の決勝へ進出した。桐生は入賞以上が確定的。既に日本陸連が定めた派遣設定記録を突破しているため、世界選手権の代表の座をほぼ手中に収めた。予選1組では山縣亮太(慶応大)が10秒14で1位。派遣標準記録Aをクリアして、順当に予選を突破した。また同組では大会4連覇中の江里口匡史(大阪ガス)が6着で予選敗退する波乱も起きた。男子棒高跳びは、山本聖途(中京大)が2連覇。女子1万メートルでは、新谷仁美(ユニバーサル)が31分6秒67の大会新で初優勝を果たした。同やり投げは海老原有希(スズキ浜松AC)が2年連続6度目の優勝を成し遂げた。山本、新谷、海老原は世界選手権代表の選考基準を満たし、出場権を獲得した。

男子100M、ついに9秒台生まれるか 〜第97回日本陸上競技選手権展望〜

 世界陸上競技選手権モスクワ大会の代表選考会を兼ねた日本選手権が7日から開幕する。日本陸上競技連盟が設けた派遣設定記録をすでに突破している者は、今大会の入賞で代表に内定。それに次ぐ派遣標準記録Aをクリアした選手は優勝すれば、世界選手権行きの切符を手にする。日本選手権にエントリーした選手で、派遣設定記録を突破しているのは、男子100メートルの桐生祥秀(洛南高)、200メートルの飯塚翔太(中央大)、男子やり投げの村上幸史(スズキ浜松AC)ら5名。また日本選手権18連覇中の男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)は、前回の大邱大会で優勝しているため、ワイルドカードでの世界選手権の出場権を獲得している。世界への挑戦権とともに、日本一の称号を手にするのは誰か。熱戦は東京・味の素スタジアムを舞台に3日間にわたって繰り広げられる。

第43回 広がるゼロポジションの世界

 締めつけたり、矯正するのではなく、動かしながら体を正常な位置に戻す。これが山本化学工業が打ち出す「ゼロポジション」のもうひとつの重要なコンセプトだ。体に過度な負担をかけることなく、「ストレスゼロ」で正しい姿勢を動きの中で覚えこませる。老若男女や競技レベルを問わず、「ゼロポジション」の発想が広く応用できるのは、そのためだ。「ゼロポジション」の今後の展開について、前回に引き続き、山本富造社長に二宮清純が訊いた。

第42回 動きの中で正しい位置へ……ゼロポジションの挑戦

 ゼロポジション――山本化学工業は近年、新しい概念をスポーツ界や医療界に広めようとしている。ゼロポジションとは、体の状態をゼロ、つまりフラットで正常なポジションに戻すことを指す。私たちは日常の中で、知らず知らずのうちに体が歪んだまま生活しており、それがスポーツにおけるパフォーマンスの低下や、健康を害する一因になっているというのだ。山本化学工業では体が正常な位置に戻るサポートをするアイテムを開発し、多くの人により快適な暮らしを送ってほしいと願っている。今回は二宮清純が、この春、発売を開始した「ゼロポジション スポーツベルト」を試着。山本富造社長と「ゼロポジション」の発想から広がる可能性について語り合った。

萩野、6冠ならずも6種目で世界選手権代表内定 〜第89回競泳日本選手権〜

 14日、世界選手権バルセロナ大会の代表選考を兼ねた第89回競泳日本選手権最終日が行なわれ、男子200メートル背泳ぎで6冠に挑んだ萩野公介(東洋大)は、同種目ロンドン五輪銀メダリストの入江陵介(イトマン東進)に敗れて2位だった。それでも派遣標準記録を突破し、6種目目の世界選手権代表の座を手にした。男子200メートル平泳ぎでは同種目世界記録保持者の山口観弘(志布志DC)が初優勝。2位に約2秒差をつける2分9秒31で、世界選手権代表に内定した。また、女子200メートル平泳ぎでは、同種目北京五輪代表の金藤理絵(Jaked)が、ロンドン五輪銀メダリストの鈴木聡美(ミキハウスY)を下して2度目の優勝を果たした。金藤は派遣標準記録も突破し、世界選手権代表に内定した。

萩野、史上初の5冠! 寺川は日本新でV 〜第89回競泳日本選手権〜

 13日、世界選手権バルセロナ大会の代表選考を兼ねた第89回競泳日本選手権3日目が行なわれ、萩野公介(東洋大)が400メートル自由形、200メートル個人メドレーを制し、大会3日間で5冠を達成した。日本選手権での1大会5冠は史上最多。400メートル自由形、200メートル個人メドレーのいずれも派遣標準記録を突破し、5種目目の世界選手権代表に内定した。また200メートル個人メドレーでは1分55秒74の日本新記録のおまけつきだった。同種目の2位に入った瀬戸大也(JSS毛呂山)は派遣標準記録をクリアし、400メートル個人メドレーに続く代表内定を決めた。200メートルバタフライは、小堀勇氣(セントラルスポーツ)が1分55秒51で派遣標準記録を突破し、世界選手権代表の切符を初めて獲得した。女子50メートル背泳ぎでは、寺川綾(ミズノ)が27秒51の日本記録で優勝。同200メートルバタフライは、ロンドン五輪同種目銅メダリストの星奈津美(スウィン大教)が連覇した。寺川、星はともに派遣標準記録を上回り、世界選手権代表に内定した。

萩野、ここまで3冠! 寺川、大塚の五輪組もV 〜第89回競泳日本選手権〜

 12日、世界選手権バルセロナ大会の代表選考を兼ねた第89回競泳日本選手権2日目が行なわれ、前日に400メートル個人メドレーを制した萩野公介(東洋大)が100メートル背泳ぎ、200メートル自由形でも優勝した。100メートル背泳ぎではロンドン五輪銅メダリストの入江陵介(イトマン東進)に、200メートル自由形では前年度覇者の松田丈志(コスモス薬品)に勝利。いずれも派遣標準記録を突破し、3つ目の世界選手権切符を獲得した。女子100メートル背泳ぎでは、ロンドン五輪銅メダリストの寺川綾(ミズノ)が58秒84の好記録で大会4度目の優勝を成し遂げた。同400メートル個人メドレーは、同種目のロンドン五輪代表の大塚美優(日本体育大)が連覇。4分37秒53で派遣標準記録をクリアし、世界選手権代表に内定した。また北島康介(アクエリアス)は男子50メートル平泳ぎに出場したが、28秒05で5位に終わった。

萩野、日本新で連覇! 〜第89回競泳日本選手権〜

 11日、世界選手権バルセロナ大会の代表選考を兼ねた第89回競泳日本選手権が開幕した。男子400メートル個人メドレー決勝では、ロンドン五輪同種目の銅メダリスト・萩野公介(東洋大)が自らの日本記録を更新する4分7秒61で連覇を達成した。2位に入った瀬戸大也(JSS毛呂山)は派遣標準記録を突破し、世界選手権代表に内定した。同100メートル平泳ぎでは、北島康介(アクエリアス)が連覇も派遣記録に届かず、世界選手権への切符獲得はならなかった。女子100メートル平泳ぎは、ロンドン五輪銅メダリストの鈴木聡美(ミキハウスY)が1分7秒43で渡部香生子(JSS立石)に競り勝ち、その実力を見せつけた。

メダリストが集結、“チーム平井”に注目! 〜第89回競泳日本選手権展望〜

 昨夏のロンドン五輪で11個のメダルを獲得した競泳日本代表の“トビウオジャパン”。世界選手権の代表選考を兼ねた日本選手権(11日〜14日)に、そのメンバーである入江陵介、松田丈志、寺川綾、鈴木聡美らが集う。今大会の注目は、“チーム平井”の面々だ。ロンドン後もオリンピックのメダリストからリオデジャネイロ五輪を狙う期待の若手まで、続々と門下をくぐっている。日本競泳界の一大勢力となった“チーム平井”を中心に好記録や好勝負が期待される。

第40回 ゼロポジションの発想を多くの人へ

 20年目のサッカー・Jリーグが開幕した。今年も各地で優勝や昇格、降格を巡って熱戦が繰り広げられるはずだ。90分間、激しくピッチを動き回る選手たちを、実は山本化学工業のバイオラバーマットが支えている。「あるJクラブでウォーミングアップの際にバイオラバーのマットを敷いてストレッチをしたら、通常のマットで行うよりも筋肉の動きが良くなり、要する時間が半分ほどに短縮された。それから効率がいいということで、ここ10年ほど使っていただいています」と山本富造社長は明かす。

第39回 ゼロポジションベルトでパフォーマンス向上を

 歩く、走る、跳ぶ、投げる、打つ……スポーツをする人間はさまざまな動きを組み合わせたり、反復することで高いパフィーマンスを実現する。すべての動作において、文字どおり要となるのが腰だ。いくら筋肉を鍛え、技術を向上させたところで、体の重心部分がしっかりしていなければ、まさに“腰砕け”となる。

千葉真子(マラソンランナー)<後編>「お家芸復活へ世界で勝負を!」

: 小出義雄監督の下で高橋尚子さんと一緒のチームになります。当時のQちゃんはシドニー五輪で金メダルを獲得し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いにありました。 : Qちゃんは、私が欠場した五輪前の名古屋国際女子マラソンで優勝してシドニー行きを決めたのですが、テレビで見ていて新しいマラソンのスタイルを打ち立てたように映りました。どんどん速いペースで刻んでいって、見ているほうがドキドキする。

千葉真子(マラソンランナー)<前編>「旭化成と小出監督の対照的な練習法」

: ご無沙汰しています。最近はジョギングブームで各地で市民マラソンが開催されています。全国を飛び回っている日々では? : おかげさまであちこちで走らせていただいていますね。走り終わった後で、その土地の地酒をいただくのが楽しみのひとつになっています。

第38回 「1人1億」稼ぐ会社の鉄則

 山本化学工業の取り組みに対する考え方、新しい開発について、このほど山本富造社長が1冊の本にまとめた。題して『「1人1億」稼ぐ会社の鉄則』(ダイヤモンド社)。「イヤなことは一切しない!」「手形は絶対に切らない」「自転車操業もOK」などなど、小さな会社で世界の大企業を顧客に持ち、トップアスリートが「着たい!」と口をそろえるウェア素材を手掛ける会社の哲学がちりばめられている。全編が関西弁で綴られており、ビジネス書としては珍しく親しみやすい内容に仕上がっている。

第37回 寒い冬場をバイオラバーとともに

 12月に入り、日本列島は一気に寒さが増してきた。  冷え込みが厳しくなるとともに、風邪や喘息の症状で悩む人も少なくないだろう。いつも以上に日常生活の中で体を冷やさない工夫や、充分な栄養、睡眠といった予防に気を配る必要が出てくる季節である。

市川孝徳(東洋大学陸上競技部/高知県高岡郡四万十町出身)最終回「“神”への挑戦」

 市川孝徳が所属する東洋大学陸上競技部には、昨シーズンまで“神”と呼ばれた男がいた。「東京箱根間往復大学駅伝競走」(箱根駅伝)で4年連続山登りの5区を任され、すべて区間賞、うち3度の区間新記録を叩き出した柏原竜二(現富士通)である。東洋大が手にした大学駅伝全4つのタイトルは柏原在学時のものだ。その絶対的なエース、“山の神”が抜け、市川ら新チームが目指すのは同校初の大学駅伝三冠だった。

市川孝徳(東洋大学陸上競技部/高知県高岡郡四万十町出身)第3回「“山”を越え、見えた新しい景色」

 人は、試練という“山”を乗り越えて、大きく成長を遂げる。東洋大学陸上競技部の市川孝徳にとって、2011年1月3日に刻まれた敗戦が越えるべき“山”だった。「初めて勝負の世界を知り、そこで負けたことが、一番のターニングポイントですね。早稲田大学の高野(寛基)さんには、いい勉強をさせてもらったというのが、率直な気持ちです」と、市川が振り返る2年生時の「東京箱根間往復大学駅伝競走」(箱根駅伝)。そこで自らの甘さを痛感した彼は、「変わらなくてはいけない」との思いを強くしていた。3年生のシーズンは、市川のランナーとしての分水嶺となった。

市川孝徳(東洋大学陸上競技部/高知県高岡郡四万十町出身)第2回「箱根に笑い、箱根に泣く」

 関東学生陸上競技連盟加盟大学のシード権を持つ10校と予選会を勝ち抜いた9校に、関東学連選抜を加えた合計20チームが出場する「東京箱根間往復大学駅伝競走」(箱根駅伝)。東京都千代田区大手町から鶴見、戸塚、平塚、小田原の各中継所を経て神奈川県足柄下郡箱根町・芦ノ湖を往復するコースの総距離は217.9キロである。“学生三大駅伝”(箱根駅伝、10月の「出雲全日本大学選抜駅伝競走」、11月の「全日本大学駅伝対校選手権大会」)の中でも最も長く、そして注目度の高い“箱根”の舞台に立つことを夢見て、大学の門を叩く者は多い。東洋大学陸上競技部の市川孝徳もそのひとりだ。

第36回 フリーダイビング連覇を支えた“第2の筋肉”

 日本の技術が支えた連覇だ。  9月にフランスのニースで行われたAIDAフリーダイビング世界選手権、女子の日本代表「人魚ジャパン」(平井美鈴、廣瀬花子、福田朋夏)が金メダルを獲得し、2大会連続優勝を達成した。フリーダイビングは素潜りで、潜る深さや水平に泳ぐ距離、息を止める時間の3要素を争う競技だ。本場のヨーロッパ勢を退けての連覇は快挙である。

市川孝徳(東洋大学陸上競技部/高知県高岡郡四万十町出身)第1回「エリートに非ず、されど光る才能」

「“東洋大学”という看板を背負っているので、その誇りは常に心の中にあります」。そう力強く語ったのは、東洋大学陸上競技部の市川孝徳だ。毎年1月2、3日に行なわれる新春の風物詩「東京箱根間往復大学駅伝競走」で3度の制覇を誇る東洋大。市川はその主力メンバーの1人である。現在では、陸上部副将、そして駅伝主将を務め、東洋大の中心的存在となっている市川だが、これまでの競技人生は華々しい時ばかりではなかった。いわゆる“エリート街道”をひた走ってきたわけではない。

第35回 健康増進、病気予防につながるバイオラバー

 ヒートショックプロテイン(HSP)という物質をご存じだろうか。傷ついた身体の細胞を補修するべく体内から発現するもので、近年、大いに注目を集めている。このほど山本化学工業では同社が開発したバイオラバー素材を活用することで、このHSPを常温で大幅に増加させる方法を実用化できたと発表した。

第34回 トライアスロンウェア参入でリオデジャネイロへ

 先のロンドン大会で山本化学工業の製品が一役買ったのは競泳だけではない。実は男女のトライアスロンでも同社の製品が使われていた。レース当日(女子8月4日、男子8月7日)、スイムの会場となるハイドパーク内の湖の水温が20度を下回ったため、全選手にウェットスーツの着用が指定されたのだ。このスーツ素材の大半を各メーカーに提供していたのが山本化学工業だった。

岸本鷹幸(ロンドン五輪400メートルハードル日本代表)<後編>「世界へ羽ばたく“むつの鷹”」

 トップアスリートには、何かをきっかけにして飛躍的に能力が伸びる、そんな覚醒するターニングポイントがある。高校時代の岸本鷹幸もまた然りであった。大湊高校の顧問・舘岡清人はこう証言する。「“変化率”のケタが違いましたね。同じ練習をしていても、他の子が10伸びるところを、岸本は100伸びました」。そのきっかけは、敗戦にあった。負けることで自分に足りないものを冷静に判断し、補う作業を続けてきた。さらに強い相手、高い壁が立ち塞がる度に、彼の内に秘めた闘志は燃え上がる。幼き頃から変わらぬ性格。これは青森県むつ市で育った“鷹”の本能だ。

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