いつだったか、東北楽天・野村克也監督が懐かしそうな口ぶりでこう語ったことがあった。
水戸黄門が最初から葵の御紋の入った印籠を取り出したらドラマにならない。耐えて耐えて耐え忍ぶから見る側は最後の最後の場面で留飲を下げることができるのだ。
「春の椿事」といったら怒られるだろうか。 目下(3月16日現在)、打率4割6分9厘、4本塁打、12打点でオープン戦の3冠王。中日の藤井淳志が当たるを幸いとばかりに打ちまくっている。
1980年代から90年代にかけて、最強のプロ野球チームは西武だった。8度の日本一と13度のリーグ優勝を達成している。西武王朝を築き上げたのは森祇晶だ。チームを6度の日本一と8度のリーグ優勝に導いた。
ゲームの公正さを担保する審判だってそうだ。今回37人の審判がゲームを裁いたが、このうち22人がアメリカ人。これで公正さが保たれるだろうか。 3月12日の日本対米国戦ではとんでもない“事件”が起きた。3対3と同点の8回、1死満塁で岩村明憲がレフトへ浅いフライを打ち上げた。普通の外野手ならタッチアップを見送るケースだが、レフトのランディ・ウィン(ジャイアンツ)は“弱肩”で知られている。当然、日本ベンチにはその情報が入っていたはずだ。
冬のオリンピックと言えば北海道勢の独壇場だ。先のトリノ五輪では全出場選手のうち約4割を北海道出身者が占めた。冬のオリンピックで、これまで日本は16個の金メダルを獲得しているが、そのうちの9個が北海道出身者によってもたらされている。
レッドワーブラーズの出身と聞いて、すぐに「あそこか」とわかる人は、余程の野球ファンである。大概の人は「どこ、それ? アメリカの独立リーグ?」と戸惑うのではないか。
WBC東京ラウンド、日本と韓国は最大で2回戦う可能性がある。韓国がアジアで最大のライバルであることは言を俟たない。
「無視します。そんなのは勝手にボールにすればいい」 これはもう審判団への宣戦布告と言ってもいいだろう。
<As it turned out, Team USA was not the best baseball team in the world.>(おわかりのように米国は世界一のチームではなかったのだ)『ロサンゼルス・タイムズ』 <This is no American’s Game.>(もはや<ベースボールは>アメリカだけのものではない)『ニューヨークポスト』 奇跡とも呼べる日本の優勝で幕を閉じたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)第1回大会。予想に反して本命の米国は2次リーグで姿を消した。1次リーグではカナダに6対8で敗れるなど、チームの仕上がりの遅さが指摘されてはいたが、まさかここまで弱いとは……。
私が小学生の頃だから、ちょうど東海大相模の監督に就任し、同校を初優勝に導く直前のことではないか。スポーツニュースでの一場面。「神社に何をお祈りしたのですか?」。インタビュアーの質問に、監督の原貢は「いや、なにもお祈りなんかしていない。“優勝するから、神様ぜひ見ておいてください”と前もって報告しにきたんですよ」と平然と答えたのだ。
大物ルーキー大田泰示(巨人)の紅白戦デビューをキャンプ地の宮崎で見た。 周知のように結果は3打数無安打2三振。第3打席は下手投げの会田有志の前に全て見逃しの3球三振に仕留められた。
バラク・オバマ米国大統領の報酬が40万ドル(約3700万円)と聞いて「安い」と思ったのは私だけだろうか。そこでオバマ大統領と同程度の報酬を得ているプロ野球選手を探すと小谷野栄一(北海道日本ハム)、長谷川昌幸(広島)…。外国人ではチェン(中日)、シーボル(広島)らがそうだ。
3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)にビデオ判定が導入されることになった。ホームランに限っての判定だが歓迎したい。
試合後のレセプションで神戸の伊藤剛臣に、こう言われたんです。「土田さん、悔しくないのですか。ラグビーは勝ち負けですよ」って。 その言葉を聞いて、急に悔しさが込み上げてきた。それでも、その時は「いや、チャンピオンチーム相手にここまでやれたんだから……」と切り返したのですが、帰りの新幹線の中では、もう腹が立って……(笑)。ただ、逆に言えば神戸の選手たちがウチを意識せざるをえなくなった証拠でもあるわけです。 そういうこともあって01年のシーズンは完全に神戸を射程距離に入れていました。自信をつけたのは6月に行われたウェールズ戦ですね。最大で22点リードされていたのをひっくり返し、45対41で勝った。
数夜にして東京都の約1.6倍の面積を焼き尽くしたというのだから尋常ではない。テレビが映し出す絵は、さながら阿鼻叫喚の地獄絵図だった。 7日夜、オーストラリア南東部ビクトリア州で森林火災が発生し、現在までに200人近い死者が出た模様。ケビン・ラッド首相は「まるで(原爆投下直後の)ヒロシマのようだ」と語った。関係筋によると放火の疑いもあるという。南半球は真夏。記録的な猛暑と乾燥した空気が火の手を拡大し、今もまだ燃え続けている。
中日・落合博満監督は投手にしろ野手にしろ即戦力を好む。昨オフのドラフトでも社会人野球で活躍する野本圭(日本通運)を1位指名した。 落合がプロ入りしたのは26歳の時だ。社会人野球(東芝府中)時代は全日本の4番を打っていた。 レギュラーを掴んだのは3年目。打率3割2分6厘で自身初の首位打者を獲得した。ホームランは33本。打点90。三冠王に輝くのは、その翌年のことだ。
何やら「盗人に追い銭」といった趣だ。大麻力士に500万円超の退職金。どう考えても道理に合わない。それとも、あれはかたちを変えた“手切れ金”なのか。 さらに驚いたことに大麻問題で降格していた親方が半年もたたないうちに昇格とは……。理事長をはじめ役員報酬のカットもなし。よく「角界の常識は世間の非常識、世間の常識は角界の非常識」というが、ここまでくると、もはや空いた口が塞がらない。日本相撲協会は鈍感にも程がある。
千葉ロッテマリーンズの“顔”だったボビー・バレンタイン監督が今季限りでチームを去る。 先頃、千葉ロッテの瀬戸山隆三球団社長が明らかにしたもので2010年以降は契約を更新しないという。 ボビーは2005年にチームを31年ぶりの日本一に導き、ファン獲得にも貢献したと自負していただけに、この通告にはショックを受けた様子。
スマートパワー――。バラク・オバマ米国新大統領が好んで使う言葉だ。もともとはオバマ政権下で駐日大使に就任見通しのハーバード大ジョセフ・ナイ教授、リチャード・アーミテージ元国務副長官らが提言した概念で外交や情報活動など軍事力(ハードパワー)に頼らない力を指すものだという。
「(監督として)日本一になった経験もあるし、人間的にも申し分ない」 巨人・原辰徳監督が第2回WBC日本代表監督に就任する前、王貞治コミッショナー特別顧問が代表監督に推薦していたのが、先頃、野球殿堂入りを果たした若松勉だった。若松はヤクルト監督時代の2001年、日本一を達成している。
エリート軍団といわれながら、ここぞという局面で勝負弱さがのぞき、神戸製鋼や三洋電機に、ことごとく煮え湯を飲まされてきたサントリーを初の日本一に導いたのが33歳の時。青年指導者としての鮮烈なデビューだった。 しかし、土田が監督の座を退くと、再びチームは低空飛行を余儀なくされる。平尾ジャパンのコーチを経て、2000年に37歳で再び監督に就任、「打倒神戸」を目標に掲げ、2年目の01シーズン、社会人選手権、日本選手権でともに宿敵・神戸製鋼を撃破し優勝。パス主体の継続ラグビーは、見る者にラグビーの魅力を再認識させた。 続く02シーズンの社会人選手権も東芝府中を38対25で破って優勝。日本選手権こそNECに逆転負けを喫したものの、優勝請負人・土田雅人の手腕には目を見張る思いがした。 「勝利」という目標と「継続ラグビー」という理想、二兎を追い、二兎をしとめた男の指導哲学に迫る――。
時ならぬ朝青龍人気に沸く大相撲初場所。ご同慶の至りと言いたいところだが、この人気、いつまで続くかわからない。むしろ相撲界にとっては、こちらのほうが朗報だろう。
去就が注目されていた横浜ベイスターズのエース三浦大輔の横浜残留が決定した。 三浦が奈良の出身ということもあって、地元の阪神タイガースが猛アタックをかけていたが、結局は元のサヤにおさまった。 「高校時代(奈良・高田商)も打倒天理や打倒智弁学園で甲子園に出たいと思ってやっていた。(横浜は)今年優勝から一番遠い位置だった。三浦大輔の原点に戻ってもう一度強いチームとやって勝ちたい」 残留記者会見の席で、三浦はこう語った。
第2回WBCの日本代表候補に選出されているマリナーズの城島健司といえば球界きっての“雀豪”として知られている。佐世保の実家もかつては雀荘だった。 その城島が「麻雀をすれば(投手の)性格がわかる」と語っている。奥の深い発言だ。雀卓を囲むことで代表候補に選ばれている投手たちの性格を把握しようという寸法だ。