舞台は1990年代の米ニューヨーク。ヒップホップ、パンク、スケートボード、サーフィン、グラフィティ、ファッションを始めとするストリート・カルチャーを描いた代表的なドキュメンタリー映画に『ビューティフル・ルーザーズ』があ […]
日本サッカー協会の故・岡野俊一郎元会長は1968年メキシコ五輪の銅メダリストである。そう書くと「エッ、岡野さんはコーチじゃなかったっけ!?」と驚く方もおられよう。そのとおりなのだが、メキシコ大会を日本は選手登録枠にひと […]
手にしていたのはバットではなくゴルフのドライバーのように見えた。ア・リーグのホームランダービーのトップを走る大谷翔平(エンゼルス)の34号は、低い軌道で本拠地エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムの右中間スタンドに突き […]
もし飛距離を競う五輪種目があるのなら大谷翔平(エンゼルス)は金メダルの有力候補だろう。そんな夢想に耽りながらオリンピックイヤーのホームランダービーを見ていた。なかなか贅沢な時間だった。 MLBのオールスター […]
野球がオリンピックの実施競技に採用されたのは1992年のバルセロナ大会からだが、日本はまだ一度も金メダルを獲っていない。92年バルセロナ=銅、96年アトランタ=銀、00年シドニー=メダルなし、04年アテネ=銅、08年北 […]
「帰国したら自分は殺されるかもしれない」。サッカーミャンマー代表のGKピエ・リアン・アウンが母国への帰国を拒否して難民認定を申請したのは先週のことだ。「WE NEED JUSTICE」。命の危険をも顧みず3本の指を突き立 […]
「母屋ではかゆをすすっているのに、離れではすき焼きを食っておる」。うまいことを言うものだと、思わずひざを叩いた記憶がある。 かつて国会でそう答弁したのは、“塩じい”こと故・塩川正十郎だ。構造改革を旗印に200 […]
新宿区荒木町に事務所を構えて、かれこれ10年になる。花街の面影を残す荒木町には粋な小料理屋や居酒屋がいくつも残っている。その中のひとつにTという店があり、新型コロナウイルスの感染が拡大するまで、週に2、3回はのれんをく […]
ウェザーニュースのHPを開くと、日本列島の中心部にあたる関東から北信越、東海、近畿にかけての地域が真っ赤に染まっている。同ニュースの「2021年猛暑見解」によると<暑さのピークは7月下旬と8月下旬の2回あり、猛暑日が続 […]
中国政府とIOCの“危険な蜜月”については、小欄でも、たびたび指摘してきた。五輪憲章は「人種」「言語」「宗教」はじめ、「いかなる差別」も禁じている。ならば中国政府のウイグル族や香港の民主化勢力に対する「弾圧」は五輪憲章 […]
ワシントン・ポスト(電子版)が“ぼったくり男爵”と揶揄したIOCの総帥トーマス・バッハとは、いかなる人物なのか。昨春、日本で最も太いパイプを持つ組織委員会前会長の森喜朗に単刀直入に訊ねたことがある。「まぁ政治家よりも政 […]
海の向こうから届く訃報は、寂しさとともに、ある種のノスタルジーを掻き立てる。1970年代後半のプロ野球を沸かせた舶来の長距離砲が、この春、相次いで鬼籍に入った。 ひとりは広島で活躍した左打者のエイドリアン・ […]
視覚障害者の3人にひとりがホームからの転落を経験していることは小欄で何度か取り上げた。パラリンピックを迎えるにあたり、これで大丈夫かと問題提起もしてきた。 昨年11月29日には視覚に障害のあるマッサージ師の […]
空はどこまでも青く晴れ渡っているのに、心はすっぽりと深い霧に覆われたまま。今年もまた、さえない大型連休を過ごしている。会食はご法度、不要不急の外出もまかりならん、とあらば、テレビの前でゴロゴロするしかない。最大の楽しみ […]
政府はマスターズを日本人、いやアジア人として初めて制した松山英樹に「内閣総理大臣顕彰」を授与することを決定した。ご同慶の至りである。ゴルフ界では米女子ツアーで賞金女王に輝いた岡本綾子に続き2人目だ。 慶事に […]
Jリーグを手本にした運営を行ってきたBリーグが、開幕10年目の2026年に独自色を打ち出す。競技成績のみによる昇降格制度を廃止し、エキスパンション型リーグへの移行を図るというのだ。新B1クラブに求められるライセンス基準 […]
松山家が海の見える松山市内の家に引っ越してきたのは、英樹が中学1年の時である。目の前は瀬戸内海、夕陽の向こうにはポッカリと興居島(ごごしま)が浮かんでいる。巨人などで活躍した西本聖が生まれ育った小さな島だ。近くには梅津 […]
さながら心細かったアキレス腱が3枚の新しいプレートによって補強されたという構図だ。 開幕から広島の3人のルーキー投手が素晴らしいピッチングを続けている。栗林良吏(ドラフト1位)5試合、3セーブ、防御率0.0 […]
TBS系列でウルトラマンがスタートしたのは1966年7月である。この3カ月前、日本キックボクシング協会が旗揚げされ、沢村忠なるキックボクサーがデビューした。 ウルトラマンと沢村には共通点があった。ともに相手 […]
TOKYO2020公式サイトによると<東京2020大会は、史上初のジェンダー・バランスがあるオリンピック大会であり、史上最多の女性選手が参加するパラリンピック大会>とのことだ。誠にご同慶の至りである。 しか […]
名選手、名伯楽に非ず――。スポーツの世界における常套句だ。24日、ガンにより53歳で他界した古賀稔彦さんは、とびっきりの名選手にして比類なき名伯楽だった。 現役時代については説明の必要もあるまい。兄・元博か […]
1983年をピークに縮小していたウイスキー市場を甦らせたのが、ウイスキーをソーダで割る「ハイボール」だということは、よく知られている。起死回生の商品となったことから“ハイボール革命”とも呼ばれた。 話題を呼 […]
選手や関係者のワクチン接種に関し、積極的な発言を続けていたIOCトーマス・バッハ会長にすれば“渡りに舟”だったのだろう。先のIOC総会でCOC(中国五輪委員会)から東京五輪・パラリンピックと2022年北京冬季五輪・パラ […]
パンデミックによりインバウンド需要への期待がしぼんだ今、菅内閣が次なる成長戦略の柱に据えるのは、「グリーン」と「デジタル」の2本である。これを「ポストコロナにおける成長の源泉」(菅義偉首相)と位置付け、政府は前者に2兆 […]
今週はプロレスの話。「頭の悪いヤツにヒール(悪玉)はやれない」とうそぶいたのは“まだら狼”の異名をとった上田馬之介だが、これは実に的を射ている。 たとえば“銀髪鬼”フレッド・ブラッシー。必殺技は噛みつき。1 […]