優先すべきは「市場」か「公益」か。英国をはじめ欧州の一部で成立している「ユニバーサル・アクセス(UA)権」に関する法整備を日本でも検討すべし、との声が上がったのは、1カ月前のことだ。サッカー日本代表が7大会連続7度目の […]
「ナイスボディー!」。心の中で何度叫んだことか。「ザ・殴り合い」とでも言いたくなるような壮絶な一戦だったにもかかわらず、妙に後味がよかったのは、2人のファイターが互いをリスペクトし合っていたからだろう。 試合 […]
開幕から9連敗の阪神。セ・リーグのワースト記録を塗り替えたというくらいで何を大騒ぎしているのか。競走馬のハルウララは1998年11月から04年8月にかけて113連敗を記録して話題を集めた。だが、そのくらいは、まだかわい […]
「ブルーマンデー症候群」という言葉がある。休み明けで憂鬱な気分に陥ることから「月曜病」とも言うらしい。勤労世代の自殺者が月曜日の朝に集中しているというデータもある。せめて夜にプロスポーツの試合でもあれば、「今日はさっさと […]
子どもたちに夢を与えたい――。アスリートや球団・クラブの関係者が判で押したように口にする言葉だが、スポーツは子どもたちだけのものではない。お年寄りにも希望を与えたい。誰か、そう言わないものかと期待していた矢先のヒット企 […]
コロナ下、“東京離れ”が加速しているというニュースを目にした。総務省が1月28日に公表した2021年の人口移動報告によると、23区内で初めて「転出超過」が確認された。要するに区外への転出者が転入者を上回ったのだ。都全体 […]
映像を見た瞬間、戦争でも始まったのかと思った。雪雲に向け、何者かが次々にロケット弾を撃ち込んでいるのだ。目的は人工降雪。場所は北京冬季五輪のスキー会場となる河北省張家口市。この映像はCCTV(中国中央テレビ)が製作した […]
幼少期から思春期にかけての複数競技の実施を推奨しているJSPO(日本スポーツ協会)が作成した「発育期のスポーツ活動ガイド」に興味深いデータが紹介されている。2016年リオデジャネイロ五輪において海外の出場選手が6歳まで […]
ストロング小林、サンダー杉山、グレート草津、ラッシャー木村、アニマル浜口、マイティ井上……。以上の名前を目にして、ある団体名が浮かんだ人は、作家の村松友視さん風に言えば、それなりの“プロレス者”である。答えは「国際プロ […]
北京冬季五輪開幕まで1カ月を切った。大会のスローガンは「一起向未来」(共に未来へ)。地球規模の課題を世界が結束して克服し、共に手を携えて未来を切り拓いていこう、との意味が込められているという。 語呂合いとし […]
小学校入学からこの方、一度ももらったことがないが、KEIRINグランプリ(GP)だけは1985年の開設以来、皆勤賞だ。今年のGPは明日、2018年以来、3年ぶりに富士山を望む静岡競輪場で行われる。 優勝賞金 […]
1月7日と言えば、「昭和」から「平成」への改元が発表された日である。「内平(たい)らかに外成(な)る」。後に“平成おじさん”と呼ばれる小渕恵三官房長官(当時)の説明は、今も耳の奥に残っている。今から32年前の話だ。&n […]
怜悧な御仁だということは、その話しぶりからもよくわかるが、いつも不機嫌そうで、およそ愛敬というものが感じられない。まるで鉄仮面のようだ。 米国が来年2月に開幕する北京冬季五輪・パラリンピックの“外交ボイコッ […]
侍ジャパンの新監督に就任した栗山英樹が“魔術師”の異名をとった三原脩の信奉者であることは、よく知られている。三原は栗山がプロ入りした年に他界しているため、栗山からすれば没後弟子ということになる。 三原の何が […]
これを書くと「死者への冒涜」と批判されそうだが、致命的な失策に目をつぶり、追悼に際しては、歯の浮くような言葉を並べ立てることの方が、むしろ罪深い行為ではないか、と個人的には考えている。 東京五輪が閉幕し、パ […]
「僕の人生は“人間万事塞翁が馬”なんです」。さる12日、85歳で死去した古葉竹識さんが、口元に小さな笑みを浮かべながら、そう語ったのは今から3年前のことだ。それが最後の取材となった。 広島カープを4度のリーグ […]
照明の落ちた球場で、重低音の雄叫びとともに手にしたスマホを上下に振り降ろす。その独特の応援風景には、まるで暗闇を照らす光のシャワーのような趣がある。率直に言ってきれいだ。もっとも相手にすれば、葬送の儀式にも似て、これほ […]
1964年に米国に進出したビートルズが、メッツの本拠地シェイ・スタジアムでコンサートを行ったのは65年8月15日のことだ。当時の観客数としては世界最多の5万5600人。「誰も演奏なんて聴いていない。まるで暴動だった」と […]
北海道日本ハムの監督に就任した新庄剛志の“掟破り”は、阪神時代に世間を驚かせた敬遠球に飛びついてのサヨナラヒットだけではない。 阪神からニューヨーク・メッツに移籍したばかりの2001年5月24日(現地時間) […]
あちこちから随分、批判されたが菅義偉前首相が唱えた「自助・共助・公助」の政策理念は基本的に正しかったと考えている。社会保障の分野では自助と共助の間に互助が入るのが一般的だが、それも共助に含まれると見なせば、何も間違った […]
MLBにあってNPBにないもの、そのひとつがナックルボーラーである。MLBにはナックルボールを主武器に200以上の勝ち星をあげた投手が、知っているだけでエディ・シーコット、フィル・ニークロ、ジョー・ニークロ、ジェシー・ […]
ステイホーム期間中、すっかり、この番組の魅力にはまってしまった。BS-TBSの「町中華で飲(や)ろうぜ」。何のことはない。玉ちゃんこと玉袋筋太郎が主に下町の“町中華”を食べ歩くというシンプル極まりない企画なのだが、十人 […]
遺体が安置されている東京・大塚警察署に女子プロレスラーの神取忍が駆け付けたのは9月22日の午前10時頃だった。死に顔を見るなり涙が止まらなくなった。しばらくの間、その場に呆然と立ち尽くした。 9月21日に病 […]
白鵬は博識である。加えて研究熱心である。時折、予測もつかない問いを投げてよこし、こちらを困らせる。この時もそうだった。 「二宮さん、タキサイキア現象って知ってますか?」「タキサイキア?」「聞いたことないですか […]
総務省が20日の敬老の日を前に公表した人口推計によると、高齢者、すなわち65歳以上の人口は前年より22万人増の3640万人で総人口に占める割合(高齢化率)は29.1%に達した。いずれも過去最高である。 日本 […]