ボクシングのWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチが17日、メキシコのカンクンで行われ、王者の三浦隆司(帝拳)が挑戦者の同級1位セルヒオ・トンプソン(メキシコ)を3−0の判定で下し、4度目の防衛に成功した。日本人王者が海外で防衛に成功するのは西岡利晃(当時WBCスーパーバンタム級王者)以来。三浦は2R、6Rにダウンを奪い、試合を優位に進める。8Rにダウンを喫して反撃を許したものの、終盤の打ち合いを制した。
ボクシングのWBCダブルタイトルマッチが12日、東京・大田区総合体育館で行われ、バンタム級では王者の山中慎介(帝拳)が挑戦者の同級7位ホセ・ニエベス(プエルトリコ)に1R2分40秒でKO勝利し、4度目の防衛に成功した。山中はこれで3戦連続のKO防衛。フライ級では王者の八重樫東(大橋)が、挑戦者の同級11位オスカル・ブランケット(メキシコ)を3−0の判定で下し、初防衛を果たした。
国内最年長の現役ボクサーで47歳の西澤ヨシノリが5日、都内のヨネクラジムで会見を開き、現役引退を表明した。07年に日本ボクシングコミッション(JBC)から引退勧告を受けた西澤は、オーストラリアでライセンスを取得し、活動を続けてきた。11年にはいずれもJBC非公認の世界タイトルマッチ(UBC世界クルーザー級、WPBF同級、WBF英連邦同級王座決定戦)に勝利したものの、その一戦を最後に試合ができない状態になっていた。西澤は「ボクシングでやることはやりきった。後悔はない」とサッパリした表情で語った。8日に現在保持している3つのタイトルをすべて返上する。
ボクシングのWB0世界バンタム級タイトルマッチが1日、フィリピンのセブで行われ、挑戦者で同級5位の亀田和毅(亀田)は王者のパウルス・アンブンダ(ナミビア)に3−0の判定で勝ち、世界初挑戦での戴冠に成功した。WBOは1988年の設立以降、この4月まで日本ボクシングコミッション(JBC)が加盟しておらず、初の日本人王者となった。和毅の兄・興毅(WBA世界バンタム級王者)、大毅(元WBA世界フライ級王者)はいずれも世界のベルトを獲得しており、3兄弟が揃って世界チャンピオンとなるのは史上初めて。
ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチが23日、東京ビッグサイトで行われ、王者の亀田興毅(亀田)は挑戦者の同級3位ジョン・マーク・アポロナリオ(フィリピン)に3−0の判定で勝ち、7度目の防衛に成功した。亀田は序盤からボディを集めて相手を消耗させると、10R、12Rと2度のダウンを奪い、大差をつけた。
今年5月の引退興行で25年のプロレスラー生活にピリオドを打った小橋建太は若手時代、ジャイアント馬場の付き人を務めていた。アントニオ猪木とともに日本のプロレス界を支えた“巨人”から学んだことは、その後、小橋がリング人生を歩む上での指針になった。馬場が亡くなって今年で14年。闘いの舞台を降り、“第二の青春”へ走り始めた小橋に、師匠との思い出を二宮清純が訊いた。
ボクシングのWBO世界スーパーミドル級タイトルマッチが14日、ドイツのドレスデンで行われ、挑戦者で同級10位の清田祐三(フラッシュ赤羽)は王者のロバート・シュティークリッツ(ドイツ)に10R、負傷による判定により0−3で敗れ、王座獲得はならなかった。日本ボクシングコミッションが4月にIBFとWBOの両団体に加盟後、日本人がWBOでのタイトルマッチで戦うのは初だったが、戴冠は果たせなかった。
ボクシングのダブル世界タイトルマッチが8日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われ、WBA世界ライトフライ級は王者の井岡一翔(井岡)が、同級2位の挑戦者ウィサヌ・ゴーキャットジム(タイ)を9R2分51秒KOで下し、初防衛を果たした。井岡はプロで無傷の12連勝。世界戦ではミニマム級も含めて6試合中4度目のKO勝利となった。WBA世界ミニマム級では王者の宮崎亮(井岡)が同級7位の挑戦者カルロス・ベラルデ(メキシコ)を5R2分22秒TKOで破り、同じく初防衛に成功した。
ボクシングのダブル世界タイトルマッチが6日、東京・大田区総合体育館で行われ、WBA世界スーパーフェザー級では王者の内山高志(ワタナベ)は同級9位の挑戦者ハイデル・パーラ(ベネズエラ)に5R2分15秒KOで破り、7度目の防衛に成功した。これで内山は世界戦8試合中、7回目のKO勝利。“KOダイナマイト”の実力を改めて示した。一方、WBA世界スーパーフライ級王座統一戦は王者の河野公平(ワタナベ)が暫定王者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)に0−2の判定で敗れ、初防衛はならなかった。
ボクシングのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチが3日、タイのシーサケットで行われ、王者の佐藤洋太(協栄)は同級8位の挑戦者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に8R1分23秒TKOで敗れ、防衛に失敗した。過去、日本人選手はタイで開催された世界戦は16敗1分と1度も勝ったことがなく、王者として防衛戦に臨んだファイティング原田、海老原博幸も敗れていた。佐藤は日本勢にとって鬼門と呼べる敵地で快挙を達成できず、約1年1カ月守った王座から陥落した。
プロ転向を表明したロンドン五輪男子ボクシングミドル級金メダリストの村田諒太(三迫)が16日、プロテストを受験し、8回戦以上で試合可能なA級ライセンスを取得した。本来、A級ライセンスを得るにはB級ライセンス(6回戦以上)の合格を経る必要があるが、今回は日本ボクシングコミッションが実績を評価し、A級での受験を特例で認めていた。
ボクシングのWBA世界フェザー級タイトルマッチが14日、インドネシア・ジャカルタで行われ、挑戦者で同級6位の細野悟(大橋)はスーパー王者のクリス・ジョン(インドネシア)と3R2分12秒負傷引き分けに終わり、王座獲得はならなかった。ジョンは同王座17度の防衛を誇る無敗の王者。細野は序盤から果敢に打ち合ったが、低い体勢で飛び込んだ際に頭がジョンの顔面に当たる。2R、3Rと続けざまに両瞼の上を負傷したジョンは流血がひどく、試合続行が不可能と判断された。細野は2010年、11年に続く3度目の世界挑戦も、“3度目の正直”はならなかった。
ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストの村田諒太が12日、都内で会見を開き、プロ転向を表明した。村田は2月にプロ転向の意思を明かし、職員として勤めていた母校の東洋大学を3月31日付で退職していた。今後は三迫ジムに所属し、16日にプロテストを受験する。デビュー戦の時期は未定で、階級はミドル級、もしくはその前後のウエイトになる見込みだ。
ボクシングのWBCトリプル世界タイトルマッチが8日、東京・両国国技館で行われ、バンタム級では王者の山中慎介(帝拳)が挑戦者の同級1位マルコム・ツニャカオ(フィリピン、真正)に12R1分57秒TKO勝ちを収め、3度目の防衛に成功した。日本人対決となったフライ級は挑戦者の八重樫東(大橋)が王者の五十嵐俊幸(帝拳)を3−0の判定で破り、ミニマム級に続き、飛び級での2階級制覇を達成した。スーパーフェザー級では挑戦者の同級10位・三浦隆司(帝拳)が9R1分21秒TKOで王者のガマリエル・ディアス(メキシコ)を下し、初の世界ベルト奪取に成功した。
ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチが7日、大阪BODYMAKERコロシアムで行われ、王者の亀田興毅(亀田)は挑戦者の同級8位パノムルンレック・カイヤンハーダオジム(タイ)に2−1の判定で勝ち、6度目の防衛に成功した。亀田は常に先手をとって攻めてくる挑戦者に苦戦。接近戦で応戦したものの、攻撃が単発で続かない。ジャッジが割れる中、有効打の数で辛くも勝利を収めた。
ボクシングのIBFミニマム級タイトルマッチが31日、メキシコのシナロア州グアサベで行われ、挑戦者の高山勝成が、王者のマリオ・ロドリゲス(メキシコ)を3−0の判定で破り、新チャンピオンとなった。日本人がIBFの世界タイトルを獲得したのは、1984年の新垣諭(バンタム級)以来2人目。高山は2005年にWBCミニマム級、06年にWBA同級(暫定)の世界王者となっており、日本人ボクサーでは初の3団体制覇を果たした。
ボクシングのWBA世界フライ級タイトルマッチが27日、川崎市のとどろきアリーナで行われ、同級9位の挑戦者・黒田雅之(川崎新田)は、王者のフアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)に0−3の判定負けを喫し、世界初挑戦でのベルト獲得はならなかった。黒田はジャブでリズムをつくろうとしたものの、接近戦では王者が一枚上手。多彩なパンチで上回られてポイントを失った。レベコは暫定王座も含めて3度目の防衛に成功した。
空手の新極真会で新たな日本のスターが誕生しようとしている。この23日で23歳になる島本雄二だ。昨年10月に開催された全日本空手道選手権大会では、4つ年上の兄・一二三との兄弟対決を制し、初の頂点に立った。新極真会では全世界選手権を2度優勝するなど長年、第一人者として君臨してきた塚本徳臣が一昨年限りで引退。島本には新時代の旗手としての期待がかかる。当面は4月にリトアニアで開かれるカラテワールドカップでの優勝が目標だ。さらなる強さを求めて精進する若き空手家に二宮清純がインタビューした。
ボクシングの世界タイトルマッチが31日、東京と大阪で5試合行われ、東京・大田区総合体育館でのWBA世界スーパーフェザー級王座統一戦は王者の内山高志(ワタナベ)が暫定王者のブライアン・バスケス(コスタリカ)に8R3分0秒TKO勝ちし、6度目の防衛を果たした。同世界スーパーフライ級タイトルマッチは同級8位の挑戦者・河野公平(ワタナベ)が王者のテーパリット・ゴーキャットジム(タイ)を4R2分8秒KOで下し、3度目の世界戦で初のベルト奪取に成功。WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチは王者の佐藤洋太(協栄)が同級5位の挑戦者・赤穂亮(横浜光)との日本人対決を判定で制し、2度目の防衛を決めた。また大阪・ボディメーカーコロシアムで開催されたWBA世界ライトフライ級王座決定戦は同級2位の井岡一翔(井岡)が同級5位のホセ・アルフレド・ロドリゲス(メキシコ)を6R2分50秒で破り、日本人史上最速となる11戦目での2階級制覇を達成した。WBA世界ミニマム級王座決定戦では同級2位の宮崎亮(井岡)が同級4位のポンサワン・ポープラムック(タイ)を2−1の判定で勝利し、新王者となった。この結果、日本人男子の現役世界王者は一気に8人に増えた。
2012年の格闘技を締めくくる「DREAM.18 GLORY4 〜大晦日SPECIAL2012〜」が31日、さいたまスーパーアリーナで開催され、総合格闘技のDREAMで8試合、立ち技のGLORYで19試合が行われた。日本初開催となったGLORYではヘビー級16選手によるワンデー・トーナメントが実施され、セミー・シュルト(オランダ/正道会館)が4試合を勝ち抜き、優勝した。K-1 WORLD GPを3度制したベテランのピーター・アーツ(オランダ)は初戦で敗退。同GPを3度優勝しているレミー・ボンヤスキー(スリナム/ボンヤスキー・ジム)も2回戦で敗れた。
現役世界王者が一時は史上最多の9名に増え、日本人同士による初の世界王座統一戦が行われるなど、2012年の日本ボクシング界も盛り上がりを見せた。しかし、世界タイトルを獲るのは軽量級が主で、現在、強豪ひしめくミドル級で世界のベルトを巻く選手は出ていない。95年12月、日本人では困難と言われたこの階級で初めてWBAミドル級王座に挑戦し、タイトルを奪ったのが竹原慎二だ。今もなお、日本人唯一の元ミドル級チャンピオンである竹原に、改めて“奇跡”と呼ばれた17年前の世界戦勝利を振り返ってもらった。
ボクシングのWBA世界バンタム級王座統一戦が4日、大阪BODYMAKERコロシアムで行われ、王者の亀田興毅(亀田)は暫定王者のウーゴ・ルイス(メキシコ)に2−1の判定勝ちを収め、5度目の防衛と王座統一に成功した。前回の防衛戦で左手を骨折し、8カ月ぶりの試合となった亀田は、足を使って相手とうまく距離をとりながら、コンパクトにパンチをまとめ、KO率9割を誇る難敵を下した。
ボクシングのWBC世界ダブルタイトルマッチが3日、宮城県のゼビオアリーナ仙台で行われ、バンタム級では王者の山中慎介(帝拳)が同級7位の挑戦者トマス・ロハス(メキシコ)を7R36秒KOで下し、2度目の防衛に成功した。序盤からペースをつかんだ山中は最後に得意の左を連続して相手の顔面に決め、圧巻の勝利を収めた。またフライ級では王者の五十嵐俊幸(帝拳)が同級7位で挑戦者のネストール・ナルバエス(アルゼンチン)を2−0の判定で辛くも下し、初防衛を果たした。
ボクシングのWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチが27日、東京国際フォーラムで行われ、王者の粟生隆寛(帝拳)は同級4位の挑戦者ガマリエル・ディアス(メキシコ)に0−3の判定負けを喫し、4度目の防衛に失敗した。粟生は立ち上がりから相手の右ストレートを何度も被弾。得意の左で応戦するも、ペースをつかめないまま、相手にポイントを稼がれた。王座陥落により、実現が取りざたされていたWBA世界同級王者の内山高志(ワタナベ)との統一戦は遠のき、日本人の現役王者は5人に減った。
「K-1 Rising 2012 k-1 World GP FINAL16」が14日、東京・両国国技館で開催された。K-1は昨年、主催会社の経営難などで活動休止状態に陥っていたが、今年より新たに「K-1 Global Holdings」が母体となり、興行を再開。今回は新生K-1による日本初開催の大会となった。2年ぶりに行われたヘビー級のWorld GPではベスト8をかけた戦いが繰り広げられ、メインではミルコ・クロコップ(クロアチア/クロコップ・スクワッドジム)が登場。対戦相手のランディ・ブレイク(米国/アポロ・マーシャルアーツ)から2Rでダウンを奪うも、3Rに不意を突かれてダウンを返される。しかし、それまでのポイントで上回り、2−0の判定で初戦を突破した。唯一の日本人対決は上原誠(士魂村上塾)が2Rに右ハイキックでダウンを奪ったリードを守りきり、ベテランの天田ヒロミ(デジタル・スピリッツ)に判定で勝利した。この大会のFINALは12月26日に米国ニューヨークで実施される。