井岡、宮崎、揃ってKO防衛 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのダブル世界タイトルマッチが8日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われ、WBA世界ライトフライ級は王者の井岡一翔(井岡)が、同級2位の挑戦者ウィサヌ・ゴーキャットジム(タイ)を9R2分51秒KOで下し、初防衛を果たした。井岡はプロで無傷の12連勝。世界戦ではミニマム級も含めて6試合中4度目のKO勝利となった。WBA世界ミニマム級では王者の宮崎亮(井岡)が同級7位の挑戦者カルロス・ベラルデ(メキシコ)を5R2分22秒TKOで破り、同じく初防衛に成功した。

内山、またもKO防衛 河野はベルト失う 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのダブル世界タイトルマッチが6日、東京・大田区総合体育館で行われ、WBA世界スーパーフェザー級では王者の内山高志(ワタナベ)は同級9位の挑戦者ハイデル・パーラ(ベネズエラ)に5R2分15秒KOで破り、7度目の防衛に成功した。これで内山は世界戦8試合中、7回目のKO勝利。“KOダイナマイト”の実力を改めて示した。一方、WBA世界スーパーフライ級王座統一戦は王者の河野公平(ワタナベ)が暫定王者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)に0−2の判定で敗れ、初防衛はならなかった。

佐藤、タイで防衛失敗 TKOで散る 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチが3日、タイのシーサケットで行われ、王者の佐藤洋太(協栄)は同級8位の挑戦者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)に8R1分23秒TKOで敗れ、防衛に失敗した。過去、日本人選手はタイで開催された世界戦は16敗1分と1度も勝ったことがなく、王者として防衛戦に臨んだファイティング原田、海老原博幸も敗れていた。佐藤は日本勢にとって鬼門と呼べる敵地で快挙を達成できず、約1年1カ月守った王座から陥落した。

金メダリスト・村田、プロテスト合格 アマ7冠・井上はKO勝利 〜ボクシング〜

 プロ転向を表明したロンドン五輪男子ボクシングミドル級金メダリストの村田諒太(三迫)が16日、プロテストを受験し、8回戦以上で試合可能なA級ライセンスを取得した。本来、A級ライセンスを得るにはB級ライセンス(6回戦以上)の合格を経る必要があるが、今回は日本ボクシングコミッションが実績を評価し、A級での受験を特例で認めていた。

細野、負傷ドローで王座獲得ならず 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのWBA世界フェザー級タイトルマッチが14日、インドネシア・ジャカルタで行われ、挑戦者で同級6位の細野悟(大橋)はスーパー王者のクリス・ジョン(インドネシア)と3R2分12秒負傷引き分けに終わり、王座獲得はならなかった。ジョンは同王座17度の防衛を誇る無敗の王者。細野は序盤から果敢に打ち合ったが、低い体勢で飛び込んだ際に頭がジョンの顔面に当たる。2R、3Rと続けざまに両瞼の上を負傷したジョンは流血がひどく、試合続行が不可能と判断された。細野は2010年、11年に続く3度目の世界挑戦も、“3度目の正直”はならなかった。

ロンドン五輪金・村田がプロ転向 〜ボクシング〜

 ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストの村田諒太が12日、都内で会見を開き、プロ転向を表明した。村田は2月にプロ転向の意思を明かし、職員として勤めていた母校の東洋大学を3月31日付で退職していた。今後は三迫ジムに所属し、16日にプロテストを受験する。デビュー戦の時期は未定で、階級はミドル級、もしくはその前後のウエイトになる見込みだ。

山中、KOでV3 八重樫、三浦が新王者に 〜ボクシングトリプル世界戦〜

 ボクシングのWBCトリプル世界タイトルマッチが8日、東京・両国国技館で行われ、バンタム級では王者の山中慎介(帝拳)が挑戦者の同級1位マルコム・ツニャカオ(フィリピン、真正)に12R1分57秒TKO勝ちを収め、3度目の防衛に成功した。日本人対決となったフライ級は挑戦者の八重樫東(大橋)が王者の五十嵐俊幸(帝拳)を3−0の判定で破り、ミニマム級に続き、飛び級での2階級制覇を達成した。スーパーフェザー級では挑戦者の同級10位・三浦隆司(帝拳)が9R1分21秒TKOで王者のガマリエル・ディアス(メキシコ)を下し、初の世界ベルト奪取に成功した。

亀田、辛勝で6度目の防衛 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのWBA世界バンタム級タイトルマッチが7日、大阪BODYMAKERコロシアムで行われ、王者の亀田興毅(亀田)は挑戦者の同級8位パノムルンレック・カイヤンハーダオジム(タイ)に2−1の判定で勝ち、6度目の防衛に成功した。亀田は常に先手をとって攻めてくる挑戦者に苦戦。接近戦で応戦したものの、攻撃が単発で続かない。ジャッジが割れる中、有効打の数で辛くも勝利を収めた。

高山、初の3団体王者に 石田はKO負け 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのIBFミニマム級タイトルマッチが31日、メキシコのシナロア州グアサベで行われ、挑戦者の高山勝成が、王者のマリオ・ロドリゲス(メキシコ)を3−0の判定で破り、新チャンピオンとなった。日本人がIBFの世界タイトルを獲得したのは、1984年の新垣諭(バンタム級)以来2人目。高山は2005年にWBCミニマム級、06年にWBA同級(暫定)の世界王者となっており、日本人ボクサーでは初の3団体制覇を果たした。

黒田、世界初挑戦での戴冠ならず 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのWBA世界フライ級タイトルマッチが27日、川崎市のとどろきアリーナで行われ、同級9位の挑戦者・黒田雅之(川崎新田)は、王者のフアン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)に0−3の判定負けを喫し、世界初挑戦でのベルト獲得はならなかった。黒田はジャブでリズムをつくろうとしたものの、接近戦では王者が一枚上手。多彩なパンチで上回られてポイントを失った。レベコは暫定王座も含めて3度目の防衛に成功した。

空手家・島本雄二、世界最強への挑戦

 空手の新極真会で新たな日本のスターが誕生しようとしている。この23日で23歳になる島本雄二だ。昨年10月に開催された全日本空手道選手権大会では、4つ年上の兄・一二三との兄弟対決を制し、初の頂点に立った。新極真会では全世界選手権を2度優勝するなど長年、第一人者として君臨してきた塚本徳臣が一昨年限りで引退。島本には新時代の旗手としての期待がかかる。当面は4月にリトアニアで開かれるカラテワールドカップでの優勝が目標だ。さらなる強さを求めて精進する若き空手家に二宮清純がインタビューした。

井岡、2階級制覇! 内山と佐藤が防衛 河野と宮崎は新王者に 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングの世界タイトルマッチが31日、東京と大阪で5試合行われ、東京・大田区総合体育館でのWBA世界スーパーフェザー級王座統一戦は王者の内山高志(ワタナベ)が暫定王者のブライアン・バスケス(コスタリカ)に8R3分0秒TKO勝ちし、6度目の防衛を果たした。同世界スーパーフライ級タイトルマッチは同級8位の挑戦者・河野公平(ワタナベ)が王者のテーパリット・ゴーキャットジム(タイ)を4R2分8秒KOで下し、3度目の世界戦で初のベルト奪取に成功。WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチは王者の佐藤洋太(協栄)が同級5位の挑戦者・赤穂亮(横浜光)との日本人対決を判定で制し、2度目の防衛を決めた。また大阪・ボディメーカーコロシアムで開催されたWBA世界ライトフライ級王座決定戦は同級2位の井岡一翔(井岡)が同級5位のホセ・アルフレド・ロドリゲス(メキシコ)を6R2分50秒で破り、日本人史上最速となる11戦目での2階級制覇を達成した。WBA世界ミニマム級王座決定戦では同級2位の宮崎亮(井岡)が同級4位のポンサワン・ポープラムック(タイ)を2−1の判定で勝利し、新王者となった。この結果、日本人男子の現役世界王者は一気に8人に増えた。

シュルト、トーナメント制覇! 川尻は小見川破る 〜DREAM&GLORY〜

 2012年の格闘技を締めくくる「DREAM.18 GLORY4 〜大晦日SPECIAL2012〜」が31日、さいたまスーパーアリーナで開催され、総合格闘技のDREAMで8試合、立ち技のGLORYで19試合が行われた。日本初開催となったGLORYではヘビー級16選手によるワンデー・トーナメントが実施され、セミー・シュルト(オランダ/正道会館)が4試合を勝ち抜き、優勝した。K-1 WORLD GPを3度制したベテランのピーター・アーツ(オランダ)は初戦で敗退。同GPを3度優勝しているレミー・ボンヤスキー(スリナム/ボンヤスキー・ジム)も2回戦で敗れた。

竹原慎二、日本人初のミドル級戴冠秘話

 現役世界王者が一時は史上最多の9名に増え、日本人同士による初の世界王座統一戦が行われるなど、2012年の日本ボクシング界も盛り上がりを見せた。しかし、世界タイトルを獲るのは軽量級が主で、現在、強豪ひしめくミドル級で世界のベルトを巻く選手は出ていない。95年12月、日本人では困難と言われたこの階級で初めてWBAミドル級王座に挑戦し、タイトルを奪ったのが竹原慎二だ。今もなお、日本人唯一の元ミドル級チャンピオンである竹原に、改めて“奇跡”と呼ばれた17年前の世界戦勝利を振り返ってもらった。

亀田、判定で5度目の防衛 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのWBA世界バンタム級王座統一戦が4日、大阪BODYMAKERコロシアムで行われ、王者の亀田興毅(亀田)は暫定王者のウーゴ・ルイス(メキシコ)に2−1の判定勝ちを収め、5度目の防衛と王座統一に成功した。前回の防衛戦で左手を骨折し、8カ月ぶりの試合となった亀田は、足を使って相手とうまく距離をとりながら、コンパクトにパンチをまとめ、KO率9割を誇る難敵を下した。

山中、圧巻のKOでV2! 五十嵐も判定で防衛 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのWBC世界ダブルタイトルマッチが3日、宮城県のゼビオアリーナ仙台で行われ、バンタム級では王者の山中慎介(帝拳)が同級7位の挑戦者トマス・ロハス(メキシコ)を7R36秒KOで下し、2度目の防衛に成功した。序盤からペースをつかんだ山中は最後に得意の左を連続して相手の顔面に決め、圧巻の勝利を収めた。またフライ級では王者の五十嵐俊幸(帝拳)が同級7位で挑戦者のネストール・ナルバエス(アルゼンチン)を2−0の判定で辛くも下し、初防衛を果たした。

粟生、判定負けで王座陥落 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチが27日、東京国際フォーラムで行われ、王者の粟生隆寛(帝拳)は同級4位の挑戦者ガマリエル・ディアス(メキシコ)に0−3の判定負けを喫し、4度目の防衛に失敗した。粟生は立ち上がりから相手の右ストレートを何度も被弾。得意の左で応戦するも、ペースをつかめないまま、相手にポイントを稼がれた。王座陥落により、実現が取りざたされていたWBA世界同級王者の内山高志(ワタナベ)との統一戦は遠のき、日本人の現役王者は5人に減った。

ミルコ、ダウン喫するも勝利 初参戦の梅野は敗れる 〜K-1 WORLD GP〜

「K-1 Rising 2012 k-1 World GP FINAL16」が14日、東京・両国国技館で開催された。K-1は昨年、主催会社の経営難などで活動休止状態に陥っていたが、今年より新たに「K-1 Global Holdings」が母体となり、興行を再開。今回は新生K-1による日本初開催の大会となった。2年ぶりに行われたヘビー級のWorld GPではベスト8をかけた戦いが繰り広げられ、メインではミルコ・クロコップ(クロアチア/クロコップ・スクワッドジム)が登場。対戦相手のランディ・ブレイク(米国/アポロ・マーシャルアーツ)から2Rでダウンを奪うも、3Rに不意を突かれてダウンを返される。しかし、それまでのポイントで上回り、2−0の判定で初戦を突破した。唯一の日本人対決は上原誠(士魂村上塾)が2Rに右ハイキックでダウンを奪ったリードを守りきり、ベテランの天田ヒロミ(デジタル・スピリッツ)に判定で勝利した。この大会のFINALは12月26日に米国ニューヨークで実施される。

西岡、最強ドネアにTKO負け 〜ボクシング世界戦〜

 ボクシングのWBC・WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦が14日、米国カリフォルニア州カーソンで行われ、WBC名誉王者の西岡利晃(帝拳)はWBO王者のノニト・ドネア(フィリピン)に9R1分54秒TKO負けを喫した。西岡は立ち上がりからスピードのある相手に対して守勢に回る展開。6Rには左アッパーをくらってダウンをくらうと、9Rはドネアをロープに詰めたところをカウンターの右で倒される。一度は立ち上がった西岡だが、陣営が続行不可能と判断し、試合を止めた。

吉田、前人未到の13大会連続世界一! 〜レスリング〜

 レスリングの女子世界選手権(カナダ・ストラスコナカウンティ)は28日、55キロ級が行われ、9大会連続優勝中の吉田沙保里(ALSOK)が10連覇を達成した。これで先の五輪での3連覇と合わせて、世界大会では13大会連続の世界一。レスリングでは男子グレコローマンスタイル130キロ級でアレクサンドル・カレリン(ロシア)が12大会連続で優勝しているのが最高で、前人未踏の偉業を成し遂げた。

「キックボクシングのW杯」、12月に日本初開催 〜GLORY 4 Tokyo〜

 欧州で大会を興行している立ち技格闘技団体の「GLORY」が20日、都内で会見を開き、日本初開催となる「GLORY 4 Tokyo」を12月2日に千葉・幕張メッセで行うと発表した。この大会は「GRAND SRAM HEAVYWEIGHT」と銘打ち、ヘビー級16選手によるワンデートーナメントが実施される。参戦するのはピーター・アーツ(オランダ)、セーム・シュルト(同)、レミー・ボンヤスキー(同)ら日本でもおなじみの強豪ファイターたち。主催するグローリー・スポーツ・インターナショナルのピエール・アンドゥランドチェアマンは「クローリーが、キックボクシングと格闘技界におけるワールドカップのような存在であると自負している」と語り、大会成功に自信をのぞかせた。

井岡一翔「勝てば過去は変えられる」

 日本史上初の現役王者同士による王座統一戦から3カ月、激闘を制したWBA世界ミニマム級王者・井岡一翔(井岡)は、2階級制覇へ向けて次戦以降はライトフライ級に上げる考えを表明している。もともとプロデビュー時よりライトフライ級で戦っており、減量が楽になる分、さらに成長した姿をリング上で見せてくれそうだ。そんな今をときめく若きチャンピオンに二宮清純が約1年ぶりにインタビュー。勝負に対する王者ならではの考えを訊いた。

名城、王座復帰失敗で引退 〜ボクシング〜

 ボクシングのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが1日、大阪・住吉スポーツセンターで行われ、同級10位で元同級王者の名城信男(六島)が、現王者のテーパリット・ゴーキャットジム (タイ)に挑戦したが、0−2(113−115、114−115、114−114)の判定で敗れて2度目の王座返り咲きはならなかった。名城はこの試合を「負ければ引退」と位置づけ、終盤に猛攻をみせたが、相手を倒せず、僅差で及ばなかった。名城は試合後、現役引退を表明した。

ボクシング・山中慎介、拳で一軒家を建てる!

 ボクシングの現役世界王者を4人も抱える名門・帝拳ジム。そのひとりが4月に難敵・ビック・ダルチニャンを下し、初防衛に成功したWBC世界バンタム級王者の山中慎介だ。指導する大和心トレーナーが「真っすぐ最短距離で打って、相手にダメージを与えられる」というパンチの正確性や力強さはもちろん、敵の攻撃を素早くかわして懐へ飛び込める鋭いステップもチャンピオンの武器である。この10月で30歳を迎える山中に、自身のボクシングスタイルや今後について二宮清純が訊いた。

西岡vs.ドネア、「一番燃えられる試合」が実現 〜ボクシング〜

 ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級名誉王者の西岡利晃(帝拳)が10月13日(現地時間)にWBO・IBF世界同級王者のノニト・ドネア(フィリピン)と米国カリフォルニア州カーソンで王座統一戦を行うことが決まり、都内ホテルで会見を開いた。この試合が西岡にとっては8度目の防衛戦。またWBC、WBO、IBFの3団体のベルトをかけた一戦となる。自身が熱望していた対戦が決まり、西岡は「実現して本当にうれしい。ワクワクしている。スーパーバンタム級の頂上決戦を僕自身、楽しみにしている」と静かな口調ながら興奮を抑えきれない様子だった。

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