第76回 石川・山出芳敬コーチ「前期優勝の裏に“足攻”あり!」

 石川ミリオンスターズは北陸地区で前期優勝することができました。勝因はピッチャーの踏ん張りと、足を使った攻撃で相手のミスを誘って得点する野球ができたことだと思います。特に昨シーズンは35だった盗塁が、14日現在で既に76を数えています。これはひとえに森慎二監督の指導の賜物です。森監督は日頃から選手に「アウトになってもいいから、チャンスがあったら走っていこう」と言っていますし、実際に試合ではどんどん盗塁のサインを出すのです。これに触発されるように、選手自らが積極的に走るようになったことが大きかったと思います。

第75回 富山・横田久則監督「新加入選手が起爆剤に!」

 前期も残りわずかとなりました。23日現在、富山サンダーバーズは13勝17敗2分で北陸地区最下位。チーム打率2割4分5厘はリーグ5位、そしてチーム防御率5.17はリーグワーストと投打ともに長いトンネルから抜け出すことができていません。最大の要因は開幕直後から続出しているケガ人。特にピッチャーに多く、ローテーションを組むことができない状況です。

第74回 福井・野田征稔監督「打線好調の裏に犠打あり!」

 6日の新潟アルビレックスBCとの接戦を制し、福井ミラクルエレファンツは北陸地区2位(8日現在)に浮上しました。特にここ3試合はいずれも1点差ゲームを凌いでの勝利だけに、チームの成長を感じています。1位の石川ミリオンスターズとは4ゲーム差です。前期は残り10試合。今後も1試合1試合を大事に戦い、いい結果を出せればと思っています。

第73回 群馬・秦真司監督「チーム好調の裏に選手の成長あり」

 群馬ダイヤモンドペガサスは19試合を終え、14勝4敗1分、勝率.778、現在は上信越地区のトップをキープしています。特に打線が好調で、チーム打率はダントツトップの.323をマークしています。これは個々の選手がレベルアップしたことが最大の要因。2年目、3年目の選手が正しい体の使い方を覚えたことでスイング力がアップし、打球のスピードが増したのです。これまでコツコツと積み上げてきた努力の成果が表れてきたのでしょう。

第72回 信濃・佐野嘉幸監督「実戦の中でスキルアップを!」

 開幕から1カ月以上が経ち、そろそろ前期も折り返し地点の段階になってきました。12日現在、信濃グランセローズは8勝7敗。首位の群馬ダイヤモンドペガサスと3.5ゲーム差の2位につけています。開幕前の目標として10試合を消化した時点で最低でも勝率5割はキープしていたい、と思っていましたので、ここまではまずまずと言っていいでしょう。

第71回 新潟・芦沢真矢監督「かみ合わない投打の歯車」

 新潟アルビレックスBCは現在、2勝4敗1分という成績です。もちろん、数字だけを見れば到底納得できるものではありません。大差での敗戦は一つもないのですが、少し歯車がかみ合っていないようです。つまり投打のバランスが合っていない。投手が最少失点で抑えても、打線がチャンスをモノにできなかったり、逆にピッチャーが四球で崩れてしまったり……とチグハグな野球になっています。今後、この課題をどう修正していくかがカギとなってくると思います。

第70回 石川・森慎二監督「3連敗も不安はなし!」

 4月3日にBCリーグが開幕しました。石川ミリオンスターズは石川県立野球場で福井ミラクルエレファンツと対戦し、2−1と1点差を守り抜き、白星スタートを飾ることができました。僅差での苦しい試合となりましたが、大輔(七尾工業高−三菱ふそう川崎−横浜)、山崎猛志(洲本実業高−甲賀健康医療専門学校−シダックス−西濃運輸)、南和彰(神港学園高−福井工業大−巨人−カルガリーパイパース)の継投でなんとか逃げ切りました。チームが目指す「必死にボールにくらいつき、1点を取り、1点を守り抜く」ゲームができたと思います。

第69回 富山・進藤達哉コーチ「ボールは“100万円のクリスタル”」

 はじめまして。今シーズンから富山サンダーバーズのコーチに就任した進藤達哉です。3月1日からキャンプがスタートし、開幕に向けて選手は皆、頑張って練習しています。しかし、今年は天候になかなか恵まれません。この時期になってもまだ雪が降っているのですから、富山出身の私ですら驚いている状態です。天候が悪いと特に困るのが守備練習。ピッチングやバッティングは室内でも十分にできますが、守備だけはそうはいきません。守備コーチとしては頭の痛い日々を送っています。

第68回 福井・野田征稔監督「3年目の開花」

 いよいよ開幕まで残り約3週間となりました。今月1日からはBCリーグ6球団がいっせいにキャンプインし、実戦モードに突入しています。我々福井ミラクルエレファンツも1日に三国球場でキャンプがスタートしました。しかし、天候に恵まれておらず、なかなかグラウンドで思いっきり練習することができません。狭い室内練習場を使っての練習となっていますが、それでも選手たちは元気いっぱいです。

第67回 群馬・新井潔コーチ「苦しみを乗り越えてこその真の楽しさ」

 今シーズンより群馬ダイヤモンドペガサスの野手コーチに就任した新井潔です。就任するにあたり、球団からは「選手から嫌われるコーチになって欲しい」という要望を受けました。僕自身、社会人のコーチ時代からの厳しい指導を変えるつもりはありません。特に独立リーグというのは、甘いところではないはずだからです。僕はヤクルト時代、1年間米国留学の経験があります。その時に見た1Aや2Aの厳しさは半端ではありませんでした。シーズン中でも結果が出なければクビになる選手も少なくありません。それでも彼らはメジャー昇格を目指して必死になってやっているのです。メジャーの傘下リーグでもそうなのですから、独立リーグであれば、なおさらです。

第66回 信濃・佐野嘉幸監督「決して諦めない活気あるチームへ」

 今シーズンより信濃グランセローズ監督に就任した佐野嘉幸です。私は現役引退後ずっとNPBや韓国でコーチや二軍監督、一時はMLB(サンディエゴ・パドレス)のスカウトを行なってきましたが、昨年は初めてどこにも所属せず、時折少年野球で指導する程度の生活をしていました。そんな私に信濃の三沢今朝治球団社長から電話がかかってきたのは昨年11月のことでした。もちろん、断る理由などありません。しかも聞けば、信濃は2年連続で地区最下位とチームが低迷している。これまでの経験をいかし、なんとか再建したいという思いで、監督を引き受けました。

第65回 新潟・芦沢真矢監督「一瞬懸命で優勝を狙う!」

 新たな年がスタートしました。今シーズンのチームスローガンは「一瞬懸命(いっしゅんけんめい)」です。実はこれは私のモットーである「この瞬間を生きる」という言葉から考えたものです。いくら後悔しても過去を変えることはできません。そしていくら心配しても未来はどうなるかわかりません。それならば今、この瞬間を大事にしよう、一生懸命生きようという意味です。選手たちにも思いっきり野球ができる今を大事にしてほしいとの願いからチームスローガンに決めました。

第64回 石川・森慎二監督「若手加入でチーム活性化を図る」

 球団創設以来、3年間石川ミリオンスターズの指揮をしてこられた金森栄治前監督の後を引き継ぎ、2代目監督に就任した森慎二です。昨シーズンはBCリーグもさることながら、指導者としても初めての年でした。正直、始めは何をしていいのかわからなかったのですが、金森さんにアドバイスをいただきながら、なんとか1年間やり切ることができました。チームとしてもリーグチャンピオンシップで群馬ダイヤモンドペガサスに負けはしたものの、次につながるシーズンを送ることができたのではないかと思っています。

第63回 富山・横田久則監督「露呈した石川との差」

 球団創設から監督を務められてきた鈴木康友さんが勇退され、2代目監督に就任することになりました横田久則です。監督就任の打診をされた際には「NPBの指導経験のない私に本当にできるだろうか?」と不安な気持ちもありました。しかし、やはりお世話になっている球団にいただいたせっかくのオファーですから、とにかく一生懸命やってみようと決意し、引き受けることにした次第です。監督業は初めてですが、チームのために精一杯の努力をしていきたいと思っていますので、ぜひ来シーズンも富山サンダーバーズを応援していただきたいと思っています。

第62回 福井・野田征稔監督「“野球を知る”ことが勝利への第一歩」

 福井ミラクルエレファンツは残念ながら今シーズンも前後期ともに最下位に終わりました。これで昨シーズンから4期連続での最下位です。今シーズンは1年目の昨シーズン、86もの数にのぼってしまった失策数を反省し、天野浩一前監督のもと、キャンプから厳しい練習をしてきたのですが……。結果的には、昨シーズンより1つ多い87を数えてしまいました。さらに、5月には引き分けをはさんで10連敗。頼りにしていた先発3本柱で全く勝ち星を挙げることができず、チーム全体が落胆してしまっていたのです。ここからチームを立て直すことができず、ことごとくやられたシーズンとなってしまいました。

第61回 村山哲二BCリーグ代表「目標に据えた34分のハードル」

 3年目を迎えたBCリーグも無事にシーズンを終えることができました。どの球団も昨秋の「リーマン・ショック」の影響を大きく受けてスポンサー収入が大幅に減少し、経営面では非常に苦労しました。昨年より1試合平均500人増を目指していた観客動員数も逆にマイナスとなり、本当に厳しいシーズンだったと思います。それでもしっかりとしたかたちで3年目のシーズンを終えることができました。これもひとえに各地域の皆さんの支えあってのことと、深く感謝申し上げたいと思います。

第60回 信濃・島田直也コーチ「星野&高田、NPBへの課題」

 今シーズン、信濃グランセローズは最下位に終わりました。前期は群馬ダイヤモンドペガサスに5勝6敗、新潟アルビレックスBCには6勝5敗と上信越地区ではいい勝負をしていましたが、後期に入ると群馬に3勝8敗、新潟に4勝7敗と大きく負け越してしまいました。その要因の一つには投手陣が勝負どころで抑え切ることができなかった、という点が挙げられます。こうした反省を踏まえ、来シーズンは新監督のもとで優勝争いができるチームを目指していきたいと思っています。

第59回 群馬・秦真司監督「心理戦での連敗」

 群馬ダイヤモンドペガサスは今シーズン、リーグチャンピオンシップで石川ミリオンスターズを3勝1敗で下し、球団創設2年目にして初優勝を達成することができました。そして現在は、四国・九州アイランドリーグのチャンピオン・高知ファイティングドッグスと独立リーグチャンピオンの座をかけてグランドチャンピオンシップを戦っています。

第58回 新潟・青木智史プレーイングコーチ「“やらされる”野球から“やる”野球へ」

 新潟アルビレックスBCは今シーズンも地区優勝することができず、リーグの王座に就くことはできませんでした。今週から来シーズンに向けて始動したものの、やはりまだ無念さが色濃く残っている状態です。

第57回 石川・山出芳敬コーチ「なにごとも最初が肝心」

 21日、前期に続いての優勝を決めることができました。これもひとえに応援してきていただいたファンの皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。そして、金森栄治監督が1年目からずっと言い続けてきた「ピッチャーを中心とした守り勝つ野球」を選手が実践してきたからこその賜物だと思っています。

第56回 富山・横田久則コーチ「スクランブル起用で優勝を狙う!」

 後期も残り10試合を切り、終盤に入っています。富山サンダーバーズは8日現在、北陸地区2位。首位の石川ミリオンスターズとは1.5ゲーム差。逆転優勝の可能性は十分に残されています。多少、故障者が出ているものの、チームの士気は高まっており、いい状態です。前期はゲーム差なしで優勝を石川に奪われていますので、後期はその雪辱を果たし、プレーオフに進出したいと思っています。

第55回 福井・天野浩一監督「待望の4番打者現る!」

 7月にスタートした後期も折り返し地点を過ぎ、いよいよこれからどのチームも優勝に向けての正念場を迎えます。福井ミラクルエレファンツは25日現在、7勝11敗1分で、首位・石川ミリオンスターズとの差は5.5ゲーム差です。しかし、昨日の新潟アルビレックスBC戦に勝ち、引き分けをはさんで現在3連勝中と勢いに乗りつつあります。優勝の可能性も十分にありますので、残り17試合、チーム一丸となって戦っていきたいと思っています。

第55回 群馬・澤井良輔コーチ「目指せ! 守備率9割」

 群馬ダイヤモンドペガサスは昨季果たせなかった前期優勝を達成することができました。勝因はリーグトップのチーム防御率が表している通り、投手陣の頑張りが第一に挙げられると思います。しかし、夏は投手にとって体力的に非常に厳しい時期。やはり野手の奮起が不可欠です。実際、調子の上がっている選手も多く、後期は野手が投手を援護していきたいと思っています。

第54回 新潟・本間忠コーチ「カウント1−1の重要性」

 前期は途中まで首位をキープし、群馬ダイヤモンドペガサスと激しい首位攻防戦を広げていました。しかし、一番大事な終盤に痛恨の6連敗。終わってみれば、群馬に5ゲーム差のもの差をつけられてしまいました。投手陣の反省点としては、やはり四球でしょう。連敗での大量失点は四球絡みが少なくなかったのです。

第53回 信濃・今久留主成幸監督「発展途上だから伸びしろがある!」

 今月から後期が開幕しました。前期は14勝19敗3分で上信越地区最下位に終わってしまいましたが、決して優勝した群馬ダイヤモンドペガサスや2位の新潟アルビレックスBCに力が劣っているとは思っていません。対戦成績を見ても群馬には5勝6敗1分でしたし、新潟には6勝5敗1分と勝ち越しています。また、0勝4敗と大きく負け越してしまった北陸地区の富山サンダーバーズに対しても力負けしたという印象はもっていません。選手たちも苦手意識はさほどもっていないことでしょう。選手個々の能力を見ても、他球団との差はほとんどなく、十分に勝つことができるチームへと成長しています。ですから、後期はその自分たちの力を試合で発揮できるかどうか、ここが最大のポイントとなってくると思います。

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