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金子達仁「春夏シュート」

トルシエやエディーのやり方はパワハラと非難されただろうか

 重大なミスを犯した選手を監督が殴ったとする。これって、パワハラだろうか。 違う、とわたしは思う。 暴力は、“ハラスメント=嫌がらせ”なんて言葉で片づけられるものではない。当事者がどんな理屈を並べよう
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【特別企画】キャプテンシーとは何か

「大事なのはバランス感覚」<後編>

二宮清純: 廣瀬俊朗さんは2012年、日本代表のキャプテンに任命されました。エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)の下で約2年間、その重責を担いました。前編で柱谷哲二さんがお話ししていた「監督批判は
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

「日本人選手はコンタクトに弱い」は昔の話

 夏の移籍市場で日本の若手Jリーガーが次々と欧州へ渡っている。 東京五輪世代で括れば、久保建英(レアル・マドリード)を筆頭に安部裕葵(バルセロナ)、前田大然(マリティモ)、中村敬斗(トゥエンテ)、菅原
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田崎健太「国境なきフットボール」

第211回 李忠成の人生を変えた2011年のアジアカップ決勝 ~稲川朝弘Vol.20~

 2011年1月7日からカタールで行われたアジアカップはイタリア人指揮官、アルベルト・ザッケローニが初めて挑む、中間試験のようなものだった。もちろん最終審査は、アジア予選を勝ち抜き、2014年のワール
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【特別企画】キャプテンシーとは何か

「監督は結果。リーダーは人望」<前編>

二宮清純: 来月にアジア初開催のラグビーW杯日本大会(9月20日~11月2日)が開幕します。今年はゲストにサッカー元日本代表の柱谷哲二さん、ラグビー元日本代表の廣瀬俊朗さんをお迎えしました。サッカー界
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

監督も海を渡る時代が来なければ

 タイ代表の新監督に日本代表前監督の西野朗氏が就任した。昨年のロシアワールドカップでベスト16に導いた手腕が高く評価され、言わば三顧の礼をもって迎えられたかたちだ。U-23監督も兼任する。 西野監督の
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

W杯アジア予選に「死の組」はあっても「天国の組」などない

 9月からスタートする2022年カタールワールドカップのアジア2次予選。 7月17日にマレーシアのクアラルンプールで抽選会が行なわれ、日本代表のF組にはキルギス(FIFAランク95位)、タジキスタン(
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

東京五輪世代・三好康児、3都市で得た財産

 コパ・アメリカで株を上げた1人が、三好康児であった。 東京五輪世代、攻撃の中心選手である彼が先発のチャンスを得たのがグループリーグ第2戦のウルグアイ戦(現地時間6月20日)。難敵相手に2ゴールを叩き
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