プロレス
誰であれ初陣には、どこかぎこちなさが伴うものだが、21年東京五輪の柔道金メダリスト(男子100キロ級)ウルフアロンのプロレスデビューは、試合によどみがなく、満点に近い出来だった。入場ゲートで純白の柔道着を脱ぎ捨て、黒の […]
柔道における「3冠」とは、全日本選手権、世界選手権、五輪の3つの大会の優勝者を指す。栄えある3冠達成者(男子)は、過去に8人しかいない。猪熊功、岡野功、上村春樹、山下泰裕、斉藤仁、井上康生、鈴木桂治、そしてプロレスラー […]
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM20 in東京ドーム 棚橋弘至引退」が4日、東京ドームで行なわれた。この日がプロレスデビューとなった東京オリンピック柔道男子100kg級金メダリストのウルフアロンが、NEV […]
櫻井裕子は、これまでのプロレス人生で辞めようと思ったことはないという。しかし、本人の希望とは別に事情が変わることだってある。 2021年11月、彼女が所属していた『アクトレス・ガールズ』は年内で女子プロレス団体として […]
2014年、櫻井裕子は6年間、暮らしていた神戸に別れを告げ、東京へと向かった。声優を目指すため、神戸で通っていた専門学校とは別の学校を受験し、入学した。 技術やノウハウを学ぶだけでなく、その先の道を考え […]
1991年夏、櫻井裕子は愛媛県八幡浜市で町工場を営む櫻井家の第二子として誕生した。「裕子」という名は、「『心がゆたか』な人に育ってほしい」との両親の願いが込められている。 どんな少女時代を送っていたのか […]
私服で歩いている姿を見て、彼女がプロレスラーだと認識できる人はどれほどいるだろうか。知名度の話ではない。今回紹介する女子プロレスラー櫻井裕子の身長は164cm。筋骨隆々というわけでもない。一般女性と見間違えられたとして […]
1980年代、ライオネス飛鳥さんと「クラッシュ・ギャルズ」を結成し、女子プロレスブームを巻き起こした長与千種さん。その壮絶なプロレス人生を、当HP編集長・二宮清純とともに振り返る。 ※インタビューはMar […]
実弟としてアントニオ猪木の人生を見つめてきた猪木啓介さんが今春、『兄 私だけが知るアントニオ猪木』(講談社)を出版した。知られざるプロレス界のレジェンドの姿を当HP編集長・二宮清純と語り合う。 二宮清純: 猪木さんには […]
さる7月24日(現地時間)、急性心筋梗塞により71歳で世を去ったハルク・ホーガン(本名テリー・ユージーン・ボレア)への追悼文を依頼された私は、スポニチ紙(7月26日付け)に<個人的に忘れられないのは、1981年5月10 […]
船木誠勝が15歳でプロレスデビューしたのは1985年3月3日、北茨城市民体育館での後藤達俊戦だった。あれから40年余り――。いまも現役プロレスラーとして活躍を続ける船木の『40周年記念大会』が9月21日、大阪・梅田ステ […]
「彼は根っからのMAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)だった。強く、タフで賢く、大きな心を持っていた」 自らの支持者でもあったプロレスラーの「超人」ハルク・ホーガン氏の訃報を受け、ドナルド・トラ […]
ロックバンドのベーシストからプロレスラーに転じたハルク・ホーガン氏のリングネームは、米国の人気アニメ『超人ハルク』にちなむ。身長201センチ、体重137キロの巨躯。リング上でトレードマークの黄色のTシャツを、丸太のよう […]
「オレはバイ(1対1)に強いんだ」 参議院議員になった頃、アントニオ猪木はよくそう語っていた。 理由を訊ねると、プロレスラーとして、長年1対1の勝負を演じてきたから、「相手が […]
船木誠勝が15歳でプロレスデビューしてから40年が経つ。彼が2000年5月26日、東京ドーム『コロシアム2000』でヒクソン・グレイシーと闘ってからも四半世紀が経過しようとしているのだ。 (写真:今月、デ […]
プロレス界を席巻したジャイアント馬場が世を去って、この1月31日で26年が過ぎた。 <この原稿は『週刊漫画ゴラク』2025年2月21日号に掲載された原稿です> その昔、男性誌 […]
戦後最大のヒーローである力道山が、暴力団員に刺された腹部の傷が原因で落命したのは、今から61年前の1963年12月15日のことだ。 享年39。早過ぎる英雄の死を受け、日本プロレスの2代目社 […]
現役時代、その圧倒的な強さから「女帝」と称されたブル中野さん。ヒール(悪役)からトップレスラーへと上り詰めた波瀾万丈のプロレス人生を当HP編集長・二宮清純と振り返る。 二宮清純: 現在、お笑いタレントのゆ […]
今年は戦後最大のヒーロー力道山の生誕「100年」にあたる。カギカッコ付きにしたのは、日本統治下の朝鮮・咸鏡南道(ハムギョンナムド)で生まれた力道山(本名・金信洛)の朝鮮戸籍には、別の生年月日が記されていたからだ。 &n […]
プロレスラーには糖尿病患者が多い。 代表的なのが、第一級身体障害者に認定され、週2回の人工透析を受けながらリングに上がり続けたミスター珍だ。 珍は、この病気が原因で左目の視 […]
大阪でレジェンドレスラーが集うプロレスイベントが大いに盛り上がっていることを御存知だろうか? 『闘宝伝承』――。 2011年9月11日、兵庫・アイホール(伊丹市立演劇ホール)大会が皮切りとなった同イベントは、定期的に […]
6年前の話である。獣神サンダー・ライガーが某番組に持ち込んだ“千の顔を持つ男”ミル・マスカラスの試合用マスクに120万円の鑑定価格がついたのを見て、びっくりした記憶がある。 マスカラス人気 […]
外国人プロレスラーが叙勲で旭日双光章を受章するのは、2017年のザ・デストロイヤー、21年のミル・マスカラスに続いて3人目だ。カナダに住むタイガー・ジェット・シン(本名ジャグジット・シン・ハンス)に吉報が届いた。&nb […]
この1月31日は、“東洋の巨人”というニックネームで一世を風靡したジャイアント馬場(本名・馬場正平)の25回目の命日だった。 力道山の弟子である馬場、アントニオ猪木といえば、我々の世代からすれば […]
プロレスの世界には力道山以来、ヘビー級神話があった。大男たちの肉弾戦こそが最大の醍醐味というわけである。そんな風潮に風穴を空けたのが体重80キロそこそこの若武者だった。 <この原稿は2022年8月5日号の […]