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二宮清純「唯我独論」

第1023回 風間ルミさんと神取忍 姉妹以上の絆は永遠に

 遺体が安置されている東京・大塚警察署に女子プロレスラーの神取忍が駆け付けたのは9月22日の午前10時頃だった。死に顔を見るなり涙が止まらなくなった。しばらくの間、その場に呆然と立ち尽くした。 9月2
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二宮清純「スポーツのツボ」

第198回 最強の敵と闘う“燃える闘魂”(アントニオ猪木)

“燃える闘魂”アントニオ猪木のライバルといえば、“インドの狂虎”タイガー・ジェット・シンが真っ先に頭に思い浮かぶ。 1973年5月、猪木が社長を務める新日本プロレスのリングに初登場。以来、トレードマー
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二宮清純「唯我独論」

第992回 被災地も支援 実は紳士のタイガー・ジェット・シン

 今週はプロレスの話。「頭の悪いヤツにヒール(悪玉)はやれない」とうそぶいたのは“まだら狼”の異名をとった上田馬之介だが、これは実に的を射ている。 たとえば“銀髪鬼”フレッド・ブラッシー。必殺技は噛み
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二宮清純「唯我独論」

第985回 スペルミスから生まれたリングネーム「POGO」

 新年早々イタいニュースだ。サッポロビールとファミリーマートが共同開発した新商品のビールが、スペルミスにより発売中止に追い込まれた。「LAGER」を「LAGAR」と誤って表記したというのだ。確かによく
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二宮清純「スポーツのツボ」

第193回 カーンとハンセン ヒールの成立条件

「キラー・カーン」のリングネームで活躍した元プロレスラーの小沢正志が10月に起こした自転車によるひき逃げ事件(道交法違反)で書類送検された。被害女性が重傷を負っているため、重過失傷害の容疑もかけられて
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対論×勝利学

体はボロボロでもリングの上だけは自由に動ける ~武藤敬司インタビュー~

 輝かしい実績から“プロレスリングマスター”と呼ばれ、世界中にファンを持つ武藤敬司。しかし、これまでの激闘の代償は大きく、2018年には両ひざの人工関節置換術を受けた。その「プロレスLOVE」に満ちた
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二宮清純「スポーツのツボ」

第192回 自らを“作品”に仕上げたプロレスマスター(武藤敬司)

 ブリコラージュという言葉がある。もともとはフランスの文化人類学者クロード・レヴィ=ストロースが使い始めた言葉だが、最近はビジネス分野など多方面へ広がりを見せている。 要するに寄せ集めのもので何かをつ
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二宮清純&小佐野景浩 最新刊『昭和プロレスを語ろう!』11月27日発売!

 当HP編集長の二宮清純が、週刊ゴング元編集長・小佐野景浩氏との共著『昭和プロレスを語ろう!』を11月27日に出版します。アントニオ猪木、ジャイアント馬場、藤波辰爾、長州力、ジャンボ鶴田、天龍源一郎、
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二宮清純「唯我独論」

第974回 覆してほしい 大男の負のイメージ

 体の大きな者を揶揄することわざは、それこそ掃いて捨てるほどある。ちょっと思い出すだけでも「ウドの大木」「デクの棒」「大男の殿(しんがり)」……。ひどいのになると「大男総身に知恵が回りかね」なんてもの
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二宮清純「スポーツのツボ」

第188回 生涯タイガーマスクであり続ける誇り(佐山サトル)

「パーキンソン病に近いような状況」 1980年代前半に活躍した初代タイガーマスク・佐山サトルの病状を、リアルジャパンプロレスの新間寿会長が説明したのは今年2月のことだ。 パーキンソン病とは<脳の黒質と
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