メジャーリーグ

マリナーズ・岩隈、ダルビッシュとの対決制す

 シアトル・マリナーズの岩隈久志は13日、本拠地のテキサス・レンジャーズ戦に先発し、7回途中3安打1失点。6回3失点だったレンジャーズ先発のダルビッシュ有に投げ勝ち、今季2勝目をあげた。現地時間の12日は岩隈にとって32歳の誕生日で、自らを白星で祝った。試合は3−1でマリナーズが連敗をストップした。

カブス・藤川、2セーブ目 青木とも初対決

 シカゴ・カブスの藤川球児が10日、本拠地でのミルウォーキー・ブルワーズ戦の9回に登板し、1回を1安打2三振無失点で締めくくって2セーブ目をマークした。今季4度目の登板も、本拠地のリグリー・フィールドでは初のマウンド。ブルワーズの青木宣親との日本人対決も実現し、サードゴロに打ち取ったものの三塁手の失策で出塁を許した。

ヤンキース・黒田、苦しみながらも今季初勝利

 ニューヨーク・ヤンキースの黒田博樹が9日、敵地でのクリーブランド・インディアンス戦に先発し、6回途中3失点で今季初勝利(1勝1敗)をあげた。黒田は立ち上がりに3点を失ったものの、以降は踏ん張って無失点に抑え、打線の援護を得て白星を手にした。ヤンキースはイチローが今季初のマルチヒットを記録するなど、13安打で11得点を奪い、11−6で今季初の連勝を収めた。

第241回 MLB2013年シーズン見どころ

【ダルビッシュは“エース”へと進化するのか】  2013年MLB最初の“マスターピース(絶品のパフォーマンス)”は、レンジャーズの開幕2戦目に先発したダルビッシュ有よりもたらされた。  4月2日のアストロズ戦で、ダルビッシュはなんと9回2死までパーフェクトを続ける快刀乱麻。最後の最後で無名選手にセンター前ヒットを許して大記録達成はならなかったものの、14三振を奪うほぼ完璧な投球で全米を騒然とさせた。

ダルビッシュ、あとひとりで完全試合逃す 岩隈も今季初勝利

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が3日、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に今季初登板し、9回2死までパーフェクトに抑える快投をみせた。27人目の打者にヒットを許し、惜しくも日本人初となるメジャーリーグでの完全試合達成はならなかったが、9回3分の2、111球を投げて自己最多の14奪三振をあげ、チームと自身に今季初勝利をもたらせた。

カブス・藤川、初セーブ 青木は開幕戦でアーチ

 MLBの2013シーズンが2日、本格的に開幕した。阪神からFA宣言してシカゴ・カブス入りした藤川球児は敵地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に4番手でメジャーデビューを果たし、初セーブを記録した。藤川は3−1と2点リードの最終回、2死一、二塁のピンチでマウンドへ。強打者のラッセル・マーティンをセンターフライに仕留め、最後を締めくくった。

松坂、インディアンスから自由契約に

 クリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んでいた松坂大輔が現地時間24日、球団から自由契約を通告された。昨季、ボストン・レッドソックスをFAになった松坂は2月にインディアンスとマイナー契約で合意し、キャンプに参加。レッドソックス入団時に指揮官だったテリー・フランコーナ監督の下、新天地での出直しを図っていた。

上原投手へのスペシャルインタビューを公開 〜明治SAVASサイト「二宮清純のザバス取材記」〜

 日常の食事・メンタル面を含めたスポーツ・ニュートリションの実践、勝てる選手・勝てるチームをサポートするきめ細やかな栄養指導など、多くのアスリートやスポーツに関わる人々を栄養の面からサポートし、大きな成果へとつなげている『ザバス スポーツ&ニュートリション・ラボ』。その活動を二宮清純が定期的に取材し、レポートをSAVASサイト内で掲載しています。  今回は今季でメジャーリーグ5年目を迎える上原浩治投手(レッドソックス)に長く第一線で活躍するための食生活についてインタビューしました。

第240回 ワールド・ベースボール・クラシックの将来性

 第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)もそろそろ佳境を迎え、現地時間3月15日には決勝トーナメントに進出する4チームが出揃う。  1組から日本、オランダが勝ち進んだのに続き、14日にはドミニカ共和国がアメリカ合衆国を下して準決勝進出決定。さらに15日にはアメリカ、プエルトリコが最後の椅子を争い、翌日には順位決定戦が行なわれる。

第239回 “最強王者”メイウェザーの落日は迫っているのか

 5月4日、ラスベガスMGMグランドガーデン・アリーナ  WBC世界ウェルター級王座統一戦 王者 (43勝(26KO)0敗) vs. 暫定王者 (31勝(18KO)1敗1分)   “現役最強ボクサー”の呼称を欲しいままにしてきた無敗の5階級制覇王者、フロイド・メイウェザーの次戦が正式決定した。  5月4日、場所はメイウェザーにとって本拠地と呼んでいいラスベガスのMGMグランドガーデンで、対戦相手は現WBC世界ウェルター級暫定王者ロバート・ゲレーロ。昨年5月にミゲール・コットに判定勝ちしてから、メイウェザーにとってちょうど1年ぶりのリング登場ということになる。

第238回 チャーリー太田、再びニューヨークのリングへ

 元日本スーパーウェルター級王者、現東洋太平洋同級王者のチャーリー太田にとって、約1年ぶりとなる故郷ニューヨークでの試合が決まった。  2月21日、マンハッタンのローズランド・ボールルームでチャーリーが迎え撃つのは、元アマのアラスカ王者アベル・ペリー。身長180cm、リーチ198cmという恵まれた体格のペリーは、アマ戦績84勝6敗と豊富な実績を誇る。しかし、34歳にしてプロ戦績は18勝(9KO)6敗ともうひとつで、すでに底を見せた選手であるのは確かだろう。

松坂、インディアンスとマイナー契約

 ボストン・レッドソックスをFAになっていた松坂大輔がクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結ぶことで合意した。現地時間12日からスタートするキャンプには招待選手として参加する。米報道によると、メジャー昇格を果たした場合の年俸は150万ドル(約1億4000万円)で、活躍に応じて最高400万ドル(約3億7000万円)までアップする。一昨年、右ひじを手術した松坂は、昨季6月に復帰したものの、勝利は8月にあげた1勝のみ(7敗、防御率8.28)。インディアンスのテリー・フランコーナ監督は、松坂がレッドソックス入団時の指揮官で、6年前に“1億ドルの男”と鳴り物入りで入団した右腕が原点に戻って再出発をはかることになる。

第237回 優勝とMVPの行方は? 〜NBA後半戦見どころ〜

 NBAの2012−13年シーズンも後半戦に突入――。すでに全30チームが41戦の折り返し地点を過ぎ、今季の勢力地図がうっすらと見えてきた感もある。  昨季王者マイアミ・ヒートは2連覇を果たすのか、MVP候補に名乗りを挙げるのは誰か、そして出遅れたロスアンジェルス・レイカーズとボストン・セルティックスはどんな方向に進んでいくのか……など、今回は後半戦の見どころを探っていきたい。

第236回 バーナード・ホプキンス、48歳で世界王座獲得なるか

 3階級制覇王者バーナード・ホプキンスにとって48度目の誕生日にあたる1月15日、その次なる挑戦が発表された。  通算52勝(32KO)5敗2分1無効試合のホプキンスは、3月9日にブルックリンで無敗のIBF世界ライトヘビー級王者タボリス・クラウド(24戦(19KO)無敗)に挑む。2011年に46歳4カ月で世界タイトル獲得を果たした老雄は、この試合に勝てば自らが持つ最年長王座奪取記録をさらに更新することにもなる。

第235回 イチロー残留もヤンキース危うし?

 12月19日にヤンキースと2年1300万ドル(約10億9000万円)で再契約し、イチローは今季もピンストライプのユニフォームを着て活躍することになった。  昨季は移籍後、水を得た魚のようだったヒット・マシーンの活躍に興奮した日本のファンはもちろん楽しみだろうし、イチローと相思相愛と言ってよい関係を築いた地元ニューヨークのファンも喜んでいるはずである。

松井秀喜、引退を発表

 28日、松井秀喜がニューヨークで会見を行ない、現役を引退することを発表した。「命がけでプレーし、メジャーで力を発揮するという気持ちでやってきた結果が出なくなった。命がけのプレーも終わりを迎えた」と語った松井。日米合わせて20年間に及ぶ現役生活に終止符を打つことを決意した。日本で復帰しない理由については「ファンは10年前のイメージのままでいる。その姿に戻れると強く思えなかった」と述べた。

第234回 壮絶KO後に再び浮上したボクシング界の禁止薬物問題

 12月8日にラスベガスで行なわれたマニー・パッキャオ対ファン・マヌエル・マルケスの第4戦は、戦前の予想を上回り、世界中のスポーツファンを釘付けにする死闘になった。  第3ラウンドにマルケスが右オーバーハンドでダウンを奪えば、第5ラウンドにはパッキャオが左でダウンを取り返す。最後は第6ラウンド終了間際にマルケスの右カウンターが炸裂し、激戦に終止符を打った。

中島、アスレチックスと2年契約

 埼玉西武からFA権を行使して、メジャーリーグ移籍を希望していた中島裕之が現地時間18日、オークランド・アスレチックスと2年契約を結んだ。背番号は西武時代と同じ「3」。総額は650万ドル(約5億5000万円)で、3年目の契約は球団が選択権を持つ。中島は昨季、ポスティングシステムでのメジャー行きを目指したが、交渉権を落札したニューヨーク・ヤンキースとの条件が折り合わず、西武に残留した。今回は自らが移籍先を選べるFA権を得て、2年越しで夢を実現させた。

イチロー、ヤンキース残留で合意

 ニューヨーク・ヤンキースをFAになっていたイチローが現地時間14日、2年契約で残留することで同意した。総額は米メディアは1300万ドル(約10億9000万円)と報じている。今季途中、11年半在籍したシアトル・マリナーズからヤンキースに電撃移籍したイチローは、約2カ月間で打率.322、5本塁打、14盗塁を残し、地区優勝に貢献。チームはリーグチャンピオンシップで敗退したが、同シリーズで打率.353をマークするなどひとり気を吐いた。

第233回 「スターウォーズ」、完全決着なるか 〜パッキャオvs.マルケス第4戦、最終展望〜

 これが4度目となったマニー・パッキャオ対ファン・マヌエル・マルケスのライバル対決を映画「スターウォーズ」に例えている記者がいたが、言い得て妙かもしれない。馴染みのキャラクターたちの最新作だけに、ファンなら結局は誰もが見たいとは思う。しかし、新鮮味自体は乏しい。

上原、レッドソックス入り

 テキサス・レンジャーズからFAとなっていた上原浩治がボストン・レッドソックスと1年契約で合意した。複数の米メディアが報じており、年俸は425万ドル(約3億5000万円)。身体検査を経て正式に入団が決定する見込みだ。昨季途中にレンジャーズへ移籍した上原は、今季も右の中継ぎとして活躍し、37試合に登板して0勝0敗1S7ホールドだった。レンジャーズが残留に乗り出していたほか、古巣のボルチモア・オリオールズなども争奪戦に加わっていた。だが、現地時間の6日まで行われたウィンターミーティングで、ア・リーグ東地区最下位からの巻き返しを図るレッドソックスが獲得に成功した。

藤川、カブスと2年契約

 阪神からFA宣言していた藤川球児が現地時間1日、シカゴ・カブスと2年契約を結んだ。年俸は2年総額で950万ドル(約7億8000万円)。3年目は球団が契約の選択権を保有する。藤川は99年に高知商から阪神入り。2005年にセットアッパーとして当時の日本記録となる80試合に登板してリーグ優勝に貢献する。抑えに転向した07年には日本タイ記録となる46セーブをあげた。NPBでの通算成績は562試合42勝25敗220セーブ、防御率1.77。06年、09年のWBC、08年の北京五輪では日本代表に選ばれている。

黒田、1年契約でヤンキース残留

 ニューヨーク・ヤンキースは現地時間20日、FAになっていた黒田博樹と再び1年契約を結んだことを発表した。契約金は明らかになっていないが、米メディアによると1500万ドル(12億3000万円)プラス出来高払い。今季、ヤンキースに移籍した黒田は先発ローテーションの軸として33試合に登板。16勝11敗、防御率3.32の成績でチームの地区優勝に貢献していた。

第232回 2012−13年のNBA、4つの注目チーム

【HC交代、激動のシーズン開始 〜ロスアンジェルス・レイカーズ〜】  オフにドワイト・ハワード、スティーブ・ナッシュを獲得して今季最大の注目チームとなったレイカーズを、開幕直後に激震が襲った。最初の4戦で1勝4敗と出遅れたところで、チームはマイク・ブラウンHCを解任。攻守ともに歯車が噛み合っていなかったレイカーズは、後任にマイク・ダントーニHCを据えて再スタートを切ることになった。

第231回 イチロー、黒田、A・ロッドの残留は? 〜ヤンキースのオフ戦略〜

 ジャイアンツがこの3年間で2度目となるワールドシリーズ制覇を果たし、2012シーズンも終了。MLBはストーブリーグに突入し、各チームが来季に向けて動き出し始めている。  ニューヨークでは、今季のアメリカンリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)でタイガースにスイープ負けを喫したヤンキースの動向に大きな注目が集まっている。シーズン中はリーグ最高の成績を挙げたとはいえ、プレーオフでは無惨な形での敗北を喫したことから、ファン、関係者は2012年を“失敗のシーズン”と認識している感があるのは事実だ。それを受けて迎える今冬は、「プレーオフを逃した2008年以来、最も重要なオフ」とさえ言われている。

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