メジャーリーグ

松坂、インディアンスを退団

 クリーブランド・インディアンス傘下の3Aコロンバスに所属していた松坂大輔が現地時間20日付で自由契約となった。本人の希望によるもの。今後は全球団と交渉ができる。今季の松坂は2月にインディアンスとマイナー契約。開幕メジャーの可能性がなくなった時点で1度、自由契約となり、再契約を結んでマイナーで先発を続けていた。ここまで19試合に登板し、5勝8敗、防御率3.92の成績を残している。

第250回 フィリピンの英雄が迎える“危険な復帰戦” 〜マニー・パッキャオvs.ブランドン・リオス展望〜

 昨年12月8日、場所はラスベガスのMGMグランドガーデン。マニー・パッキャオがファン・マヌエル・マルケスから浴びた右カウンターは、近年のボクシング界で最も衝撃的なKOパンチとして記憶されていくことになるだろう。  マルケスがパッキャオをキャンバスに送り込んだ6ラウンドの一撃で、さまざまなものが失われた。1999年以降は1度もKO負けがなかったパッキャオの不倒記録、フロイド・メイウェザーとのメガファイトが近未来に実現する可能性、そして、フィリピンの英雄がまとっていた不可侵のオーラ……。半ばフィクションじみた快進撃を続けていた現代の怪物ボクサーはついに轟沈し、私たちボクシングファンも現実の世界に引き戻されることになった。

A・ロッド、薬物違反で来季終了まで出場停止に

 メジャーリーグ機構は現地時間5日、薬物規定違反により、ニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲスら13選手に出場停止処分を下した。ロドリゲスは現地8日からの今季残り試合と、来季の全試合の出場が不可能になる重い処分。ロドリゲスは異議申し立てを行う方針で、最終結論が出るまでは8日以降も試合に出場できるという。ネルソン・クルーズ(テキサス・レンジャーズ)、ジョニー・ペラルタ(デトロイト・タイガース)など12選手は8日から50試合の出場停止で、全員が処分を受け入れた。今回の問題では7月にミルウォーキー・ブルワーズのライアン・ブラウンが今季いっぱいの出場停止処分を受けている。

第249回 “敗者なき戦い”の後で 〜オマー・フィゲロアvs.荒川仁人〜

「ニヒト・アラカワは地球上で最も勇敢な男かもしれない!」  オマー・フィゲロア対荒川仁人戦を中継した「Showtime」の実況担当は、激闘の興奮から試合中に思わずそうまくし立てた。  アナウンサーがときにオーバーに語り過ぎるのは、どの国でも同じ。しかし、7月27日に行なわれたWBC世界ライト級暫定王座決定戦を目の当たりにしたファンは、誇大表現にもそれほど違和感は抱かなかったかもしれない。

黒田、日本人初の4年連続2ケタ勝利 岩隈も10勝到達

 ニューヨーク・ヤンキースの黒田博樹は23日、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦に先発し、7回6安打無失点で10勝目(6敗)をあげた。黒田はロサンゼルス・ドジャース時代の2010年から11勝、13勝、16勝をあげており、4年連続での2ケタ勝利は野茂英雄(3年連続)を上回り、日本人では初めて。防御率は2.51となり、ア・リーグ2位につけている。ヤンキースは黒田からのリレーで最後は守護神のマリアノ・リベラが締め、2−0で勝利した。1番・ライトで先発出場したイチローは4打数1安打だった。

ダルビッシュ、復帰登板でイチロー封じて9勝目

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が23日、本拠地のニューヨーク・ヤンキース戦に先発し、7回途中2安打無失点で9勝目(4敗)をあげた。ダルビッシュは右肩付近の張りで故障者リスト(DL)に入っていたため、16日ぶりのマウンド。だが、2番スタメンのイチローを3打数無安打に封じるなど好投をみせ、不安を払拭した。レンジャーズは3−0で勝利し、連敗を4でストップ。イチローは最終打席でヒットを放ち、4打数1安打だった。

第248回 史上最大のドーピング・スキャンダルは現実となるのか

 ニューヨークで行なわれた今年のオールスターも無事に終了し、MLBは19日から後半戦に突入している。  熾烈なプレーオフの座席争いをはじめとして話題豊富な一方で耳を塞ぎたくなるような厄介な問題も存在する。在米メディアも大きなスペースを割いて伝え続けている“バイオジェネシス問題”である。

ア・リーグ4年ぶり勝利、今季限り引退のリベラがMVP 〜MLBオールスター〜

 メジャーリーグの第84回オールスターゲームが17日、ニューヨークのシティ・フィールドで行われた。試合は4回、アメリカンリーグが1点を先制。5回、8回にも1点ずつを追加すると、10人の投手リレーでナショナルリーグを3−0で完封した。日本人で球宴メンバーに選ばれたダルビッシュ有(レンジャーズ)、岩隈久志(マリナーズ)は登板がなかった。ア・リーグはオールスターでの連敗を3でストップし、4年ぶりの勝利。MVPには今季限りでの引退を表明し、1回をパーフェクトに抑えたマリアノ・リベラ(ヤンキース)が選ばれた。

ダルビッシュ、故障者リスト入り 球宴も登板せず

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が右肩付近の張りのため、15日間の故障者リスト(DL)入りした。現地11日に予定されていたボルチモア・オリオールズ戦での先発登板は回避する。ダルビッシュのDL入りはメジャーリーグ移籍後初めて。球団によると張りの原因は疲労で、後半戦へ大事をとっての措置だという。ダルビッシュは2年連続でオールスターゲーム(日本時間17日)の出場メンバーに選ばれていたが、こちらも登板しない。

ジャイアンツ・田中、メジャー昇格即初ヒット

 今季、北海道日本ハムからFA移籍してサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んでいた田中賢介が現地時間9日、メジャー昇格を果たした。同日の本拠地でのニューヨーク・メッツ戦では早速、2番・レフトで先発出場。5回の第3打席でセンターへメジャー初ヒットを放った。田中は最後まで出場し、4打数1安打。試合は6−10で敗れた。

ダルビッシュ、岩隈がオールスター出場 上原が「最後の1人」候補に

 16日(日本時間17日)にシティ・フィールド(ニューヨーク)で開催されるメジャーリーグのオールスターゲームに出場するア・リーグ、ナ・リーグの各33選手が発表された。ア・リーグでは奪三振数リーグ1位のダルビッシュ有(テキサス・レンジャーズ)と防御率リーグ1位の岩隈久志(シアトル・マリナーズ)が選手間投票でメンバーに選ばれた。ダルビッシュは2年連続、岩隈は初選出。日本人が複数選ばれるのは2008年以来5年ぶりとなった。

第247回 MVP、サイ・ヤング賞、新人王は? 〜2013年MLB前半戦総括〜

 ニューヨークのシティ・フィールド(メッツの本拠地)で行なわれる今年のオールスターゲームまで、もうあと2週間――。今季前半戦では意外な選手の活躍、新星の台頭が相次ぎ、多くのファンを喜ばせるシーズンになっていると言って良い。そこで今回は前半戦のMVP、サイ・ヤング賞、新人王を独自に選定し、ここまでを振り返っていきたい。

黒田vs.ダルビッシュは勝敗つかず イチローがサヨナラ弾

 ニューヨーク・ヤンキースの黒田博樹とテキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が26日、ヤンキー・スタジアムでの対戦で揃って先発登板した。昨年4月以来となる直接対決は黒田が7回途中5安打3失点、ダルビッシュが6回途中7安打3失点で勝敗はつかなかった。試合は同点で迎えた9回、2番・ライトでスタメン出場したイチローがサヨナラホームランを放ち、ヤンキースが4−3で勝利した。

ブルージェイズ・川崎、メジャー初アーチ

 トロント・ブルージェイズの川崎宗則が22日、本拠地でのボルチモア・オリオールズ戦に9番・ショートで先発出場し、7回の第3打席でメジャーリーグ移籍後初となるホームランを放った。この一発は同点2ランとなり、ブルージェイズは9回に7−6でサヨナラ勝ちを収めた。川崎は4打数2安打3打点の活躍だった。

第246回 最強王者・メイウェザー、近年最大の一戦へ

「9月14日の対戦相手に“カネロ”アルバレスを選んだ。ファンの願いに応えるつもりだ。MGMグランドで試合を行なうよ」  5月29日の夜、無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザーは自身のツイッター上で次戦についての報告を行った。その直後、情報は瞬く間にアメリカ中を飛び交い、ボクシングファンを騒然とさせることになった。

カブス・藤川、右ヒジ手術で今季絶望

 シカゴ・カブスの藤川球児が29日、右ヒジ靭帯の損傷により、手術を受けると球団から発表された。正常な腱を移植して修復する「トミー・ジョン手術」で、復帰には約1年かかる見通し。今季中の登板は絶望的で、来季の開幕にも間に合わない可能性がある。阪神から今季、カブス入りした藤川は2年契約を結んでおり、来季もチームに残留するが、長年の夢だったメジャーリーガーとしての野球人生は思わぬかたちでつまづいた格好だ。

カブス・藤川、再び故障者リスト入り

 シカゴ・カブスの藤川球児が右前腕の負傷により、現地時間27日付で15日間の故障者リスト(DL)入りした。藤川は開幕直後の4月13日からも約1カ月間、同じ箇所を痛めてDL入りしており、早くも今季2度目。復帰後は7試合に登板して、7回3分の2を投げて1失点と安定したピッチングをみせていた矢先の離脱となった。28日に検査を受け、今後の方針を決める。

アスレチックス・岡島、メジャー復帰で1回無失点

 オークランド・アスレチックスの岡島秀樹が20日、本拠地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に2番手として今季初登板を果たした。昨季は福岡ソフトバンクに在籍した岡島は2年ぶりのメジャー復帰。2−3と1点ビハインドの7回にマウンドに上がった左腕は、1回を1安打無失点に抑えた。試合は終盤にアスレチックスが逆転し、4−3で勝利した。

第244回 低迷続けるメッツ、光は見えたか

 かつてオリックス・バファローズでも指揮を執ったテリー・コリンズ監督が率いるメッツに、新たなエースが台頭して全米的な話題を呼んでいる。  新星の名は、マット・ハービー。昨季にデヴューした24歳の本格派右腕は、今季ここまで4勝0敗、防御率1.44と、ほぼ完璧な投球を続けてきた。193cm、102.1kgの恵まれた体格から投げ下ろす速球、スライダーは威力十分。5月7日のホワイトソックス戦では7回まで完全試合を続け、老舗「スポーツ・イラストレイテッド」誌でも表紙を飾った。

マリナーズ・岩隈、イチロー封じて5勝目

 シアトル・マリナーズの岩隈久志は16日、敵地でのニューヨーク・ヤンキース戦に先発し、7回2失点で5勝目をあげた。ヤンキースのイチローとの今季初対決も3打席連続で凡打に仕留めた。マリナーズは初回にラウル・イバネスの満塁ホームランなどで一挙7点を先制。12−2で大勝した。「7番・ライト」で先発したイチローは4打数0安打で、これで20打席連続ノーヒットと苦しんでいる。

第243回 “意外な”好スタート、ヤンキースは勝ち続けられるか

 4月最後となった30日のアストロズ戦は、今季ここまでのヤンキースの足取りを象徴するかのようなゲームだった。  先発した黒田博樹は立ち上がりは制球に苦しみ、3回までに67球を投げる厳しい内容。毎回のように得点圏に走者を背負う投球を観る限り、長く辛い夜になってしまうかと思われた。

ヤンキース・黒田、メジャー60勝目 川崎とも対決

 ニューヨーク・ヤンキースの黒田博樹は26日、本拠地でのトロント・ブルージェイズ戦に先発し、6回3失点で今季3勝目をあげてメジャーリーグ通算60勝(57敗)に到達した。ブルージェイズは川崎宗則が2番・ショートでスタメン出場し、黒田とメジャー初対決。2回の第2打席で二塁打を放ったが、その他の2打席は内野ゴロに倒れた。試合はヤンキースが5−3で逆転勝ちを収めた。

第242回 ドネアvs.リゴンドー戦から見えた4つのこと

【注目の一戦はリゴンドーの完勝】 “スーパーバンタム級の頂上決戦”と評判を呼んで4月13日に行なわれたWBO世界同級王者ノニト・ドネア対WBA世界王者ギジェルモ・リゴンドーの一戦は、ふたを開けてみればリゴンドーの圧勝に終わった。  序盤にミドルレンジからカウンターを打ち込んで相手を警戒させ、中盤は足を使ったアウトボクシング。そして終盤11ラウンドから再びペースを上げたキューバ人は、最終ラウンド、右目が腫れて塞がりかけたドネアに容赦ない左を浴びせて試合を締めくくった。

高橋、カブスから戦力外に

 シカゴ・カブスは現地時間16日付で、高橋尚成に戦力外を通告し、メジャー契約の40人枠から外したことを発表した。今後は他球団からのオファーを待つか、カブスとマイナー契約を結び直すかの選択となる。メジャーリーグ4年目となる高橋は今季、カブスとマイナー契約を結んで春季キャンプに招待選手として参加。開幕メジャー入りを果たしたが、3試合に登板し、0勝0敗、防御率6.00の成績だった。

カブス・藤川、故障者リスト入り ブルージェイズ・川崎はメジャー昇格

 シカゴ・カブスの藤川球児が右前腕の張りのため、現地時間13日付で15日間の故障者リスト入りした。藤川は開幕から5試合に登板し、1勝0敗2セーブ。クローザーのカルロス・マーマルの不調により、抑えに転向したばかりだった。

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