メジャーリーグ

レッドソックス・松坂、復帰登板は5回途中7失点KO

 ボストン・レッドソックスの松坂大輔が2日、敵地のボルチモア・オリオールズ戦で復帰し、今季初登板した。先発マウンドを託された松坂は初回に1点を失うも、2回以降は相手打線をゼロに抑える。しかし、勝利投手の権利を得る5回に2本の本塁打などで一気に6点を奪われ、5回を投げきることなく、7安打7失点(自責6)の内容で降板した。レッドソックスはこの大量失点が響き、打撃戦の末に9−12で敗れ、松坂は敗戦投手となった。

エンゼルス・松井、メジャー通算1000安打達成

 ロサンゼルス・エンゼルスの松井秀喜は27日、本拠地でのクリーブランド・インディアンス戦に「4番・DH」で出場し、第3打席でライトにヒットを放ってメジャー通算1000安打を達成した。2003年に巨人からヤンキースに移籍した松井は、今季がメジャー8年目。日本人選手ではシアトル・マリナーズのイチロー(メジャー通算2055安打)に次ぐ2人目の記録達成となった。

メッツ・高橋、メジャー初勝利

 ニューヨーク・メッツの高橋尚成が24日、ホームでのアトランタ・ブレーブス戦でメジャーリーグ移籍後、初勝利をあげた。高橋は先発投手の負傷降板により、4回2死から急遽登板。7回途中まで3イニングを2安打1失点に抑えた。その間にメッツはブレーブス先発・川上憲伸を攻略して逆転に成功。5−2で勝利し、高橋に白星がついた。

メッツ・五十嵐、左太もも負傷で故障者リスト入り

 ニューヨーク・メッツの五十嵐亮太が現地時間21日、15日間の故障者リスト(DL)入りした。五十嵐は前日のシカゴ・カブス戦で2番手として8回に登板。先頭打者のピッチャーゴロを処理する際に足を滑らせて左太もも裏を痛めていた。検査の結果、肉離れと判明し、戦線離脱が決まった。

第170回 松井秀喜とエンジェルスの今後

 開幕2週目の4月13日――。ヤンキースタジアムで展開された「松井秀喜の帰還劇」はあまりにもドラマチックだった。  エンジェルスのユニフォームを着て試合前のセレモニーに参加した松井が優勝リングを受け取ると、満員の観衆から盛大なスタンディングオベーション。さらにチームメートが駆け寄って、次々と熱い抱擁まで交わした。 「非常に感動した。おそらく一生忘れられない瞬間。幸せでした」  試合後の会見で松井はそう語ったが、「一生忘れられない」のは現場でその光景を見届けたものにとっても同じ。この日のセレモニーはフランチャイズ史に残る名シーンとして、今後もニューヨークで語り継がれていくだろう。

エンゼルス・松井、ニューヨークに凱旋 5打数0安打

 ロサンゼルス・エンゼルスの松井秀喜が14日、昨季まで在籍した古巣のニューヨーク・ヤンキースと公式戦で初めて顔を合わせた。「4番・DH」でスタメン出場した松井だったが、元同僚の先発左腕アンディ・ぺティットらの前に快音は聞かれず、5打数ノーヒットに終わった。試合もエンゼルスが終盤の猛追及ばず、5−7で敗れた。

メッツ・五十嵐、1回無失点デビュー

 東京ヤクルトからニューヨーク・メッツに移籍した五十嵐亮太が9日、本拠地で行われたフロリダ・マーリンズ戦でメジャーリーグデビューを果たした。1−3と2点ビハインドの7回、先発投手の後を受けてマウンドに上がった五十嵐は、いきなり先頭打者に四球を与えてしまう。だが、昨季の首位打者ヘインリー・ラミレスを併殺打に打ち取り、ピンチを脱出。続くホルヘ・カントゥもセカンドフライに仕留め、1回を無失点で切り抜けた。試合は、そのまま1−3でメッツが敗れた。

メッツ・高橋、初登板で負け投手に

 巨人からニューヨーク・メッツに移籍した高橋尚成が8日、本拠地で行われたフロリダ・マーリンズ戦でメジャーリーグデビューを果たした。6−6の延長10回に6番手としてマウンドに上がった高橋だったが、先頭打者にいきなりヒットを浴びると、得点圏に走者を進められ、代打のロニー・ポーリーノにセンター前に運ばれて1点を失った。結局、これが決勝点となり、メッツは6−7で敗戦。高橋は初登板で黒星がついた。

エンゼルス・松井、開幕戦で決勝打&ダメ押し弾

 MLBの2010シーズンが日本時間6日、本格的にスタートし、各地で開幕戦が行われた。ニューヨーク・ヤンキースからロサンゼルス・エンゼルスに移籍した松井秀喜は地元でのオープニングゲームに「4番・DH」で先発出場。3−3の同点で迎えた5回、2死1、2塁のチャンスでライト前に勝ち越しタイムリーを放つと、8回には右中間へ移籍後第1号となるソロ本塁打を叩きこんだ。エンゼルスは主砲の2安打2打点の活躍で6−3と勝利。赤いユニホームを身にまとった背番号55が早速、アナハイムのファンから大歓声を浴びた。

メジャーリーグ開幕 岡島が開幕戦で勝ち投手に

 MLBの2010シーズンが日本時間5日、開幕し、ボストン・レッドソックスとニューヨーク・ヤンキースの試合では、4番手でマウンドに上がった岡島秀樹が勝ち投手になった。岡島は5−5の同点で迎えた7回、無死2、3塁のピンチでマウンドに上がったものの、内野ゴロの間に1点を勝ち越され、さらにタイムリーを浴びてしまう。しかし、直後に味方がダスティン・ペドロイアの2ランと相手のバッテリーミスで3点を奪って逆転に成功。結局、レッドソックスは9−7でオープニングゲームを制し、岡島は2008年以来、2度目の開幕戦勝利投手となった。

第169回 超ハイレベルなア・リーグ東地区の行方 〜ヤンキース、2連覇なるか〜

 2010年のMLBシーズンも開幕目前――。  今季も6つの地区でそれぞれ激しい戦いが続きそうだが、中でも最大注目のディヴィジョンと目されているのはやはりアメリカンリーグ東地区である。  2年連続世界一を狙うヤンキース、その宿敵レッドソックス、2年前にワールドシリーズに進んだレイズというこの地区に属する3強は、今季もそれぞれ戦力を整えてきている。米識者の中では、「メジャーのベスト4チームのうち3チームがア・リーグ東地区に集まった」と指摘するものも多い(もう1強はフィリーズ)。そして当然ながら、このうちの1チームはプレーオフ進出を逃すことになるだけに、その争いからは目が離せない。  さて、群雄割拠のア・リーグ東地区を制するのは、いったいどのチームになるのか。今回は3強の戦力を具体的に比較&分析しながら、ペナントレースの行方を占っていきたい。

第168回 パッキャオはメイウェザー戦へ前進したのか?

 3月13日に行なわれたマニー・パッキャオ対ジョシュア・クロッティのWBO世界ウェルター級タイトルマッチには、50,994人もの大観衆が集まった。  豪華絢爛なダラス・カウボーイズスタジアムを、米国内のボクシング興行史上3位となる数の熱狂的なファンが埋め尽くした様は壮観。この夜のイベントは間違いなく歴史に刻まれていくだろうし、そう遠くない将来にボクシングはダラスの地に再び戻って来るに違いない。

第167回 準決勝、開戦 〜メイウェザー&パッキャオの行方は?〜

 今春の実現が待望されたフロイド・メイウェザー対マニー・パッキャオ戦は、交渉の最終段階まで来て消滅。「スーパースターウォーズ」はひとまずお蔵入りとなり、全世界のファンを落胆させてしまった。  ただ、その代わりに、両雄はそれぞれウェルター級を代表する強豪を相手に「代替戦」を行なうことを発表。まず来週末にパッキャオが元IBF世界ウェルター級王者ジョシュア・クロッティと、さらに5月第1週にはメイウェザーが3階級制覇王者のシェーン・モズリーと対戦する。

第166回 NBAの未来予想図 〜豪華絢爛なオールスターを終えて〜

 2月14日にダラスで開催された今季のNBAオールスターゲームには、バスケットボール史上最多の108,713人の大観衆が集まった。  昨年オープンしたばかりのカウボーイズスタジアムは噂通り豪華絢爛な見事な建物だった。そして、その大球場が立錐の余地もないほど埋まった様は壮観で、雰囲気は荘厳に感じられたほど。  試合前やハーフタイムにはアリシア・キーズ、ネリー、シャキーラら豪華ゲストも登場。彼らのパフォーマンスも素晴らしいもので、大イベントに大きな華を添えてくれた。会場に居合わせたすべての人間は、この夜のことを生涯忘れないに違いない。それはNBAからファンに贈られた、とびきりスウィートなバレンタインデーの贈り物だったと言ってよい。

高橋尚、メッツとマイナー契約

 巨人からFA宣言し、メジャーリーグ移籍を希望していた高橋尚成投手がニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ。年俸は現地メディアの報道によるとメジャー昇格した場合、100万ドル(約9000万円)。20日から招待選手として、フロリダ州ポートセントルーシーで行われるメジャーのスプリングトレーニングに参加する。メッツには今季、五十嵐亮太が東京ヤクルトから移籍しており、メジャー契約を果たせば、チーム通算12人目の日本人選手となる。球団では先発に加え、左のリリーバーとして期待している模様だ。

第165回 ヤンキースの今オフは正しいのか

 春季キャンプ開始も間近に近づき、MLB各チームのオフの補強策も9割方が終了。そして今季に関しては、昨季王者ヤンキースの動きに少なからず疑問を呈す声が地元ニューヨークでも多い。  ツールの多いカーティス・グランダーソン、昨季ブレーブスのエースとして活躍したハビアー・バスケスを補強したまではまだ良かった。だが松井秀喜、ジョニー・デーモンという昨季の優勝に貢献したクラッチヒッターたちを積極的に引き止めず、代わりに獲得したのは故障の多いニック・ジョンソン、峠を越えたランディ・ウィン。トータルで見ても近年と比べてかなり地味な動きに終始したまま、オフ戦線を終えようとしているようにも見える。

第164回 五十嵐を加えたメッツの今季は?

 新球場・シティフィールドが華やかにオープンして迎えた昨季は、メッツのフランチャイズ史上でも最も重要なシーズンと言われた。  ヨハン・サンタナ、デビッド・ライト、ホゼ・レイエス、フランシスコ・ロドリゲス(K−ロッド)ら攻守に役者が揃い、戦力も充実。『スポーツイラストレイテッド』誌の開幕前予想でも世界一候補の筆頭に推された通り、実り多き1年となる可能性は高いと目された。  だが……フタを開けてみれば、夏場には早くもプレーオフ戦線から脱落し、最終的には70勝92敗と惨敗。主力から故障者が続出したとはいえ、あまりにも不甲斐ない戦いぶりに終始した。一般的にライバルと目されるヤンキース、フィリーズがワールドシリーズに進出したことまで考慮すれば、2009年はメッツにとって球団創設以来最低の1年だったと言ってよかったかもしれない。

第163回 ミラクル・ジェッツの進撃は続くか

 2009〜10年のNFLシーズンも大詰めを迎え、今週末からついにプレーオフの戦いに突入する。  今季は絶対的な本命が存在せず、サンディエゴ・チャージャーズ、インディアナポリス・コルツ、ダラス・カウボーイズらが横一線との下馬評。予断を許さない激戦が1回戦から続きそうだが、そんな群雄割拠の中で、最もドラマチックな流れでこのプレーオフにたどり着いたのがAFC第5シードのニューヨーク・ジェッツである。

第162回 松井秀喜がニューヨークにもたらしてくれたもの

 12月14日の夕方ごろのこと。『スポーツ・イラストレイテッド」誌の記者からのメールで、松井秀喜のエンジェルス移籍が決定的になったことを知った。 「俺の言った通りだったじゃないか!」  その記者は11月に雑誌の企画で行なった「松井去就予測座談会」に参加してくれていて、松井のエンジェルス行きを予想していたのだ。しかし筆者はそんな得意気なメールを軽く読み飛ばすと、すぐにスポーツサイトで彼のメールが真実であると確認し、そしてしばし呆然としてしまった。

五十嵐亮太、メッツ入団が決定

 東京ヤクルトからFA宣言し、メジャーリーグ挑戦を目指していた五十嵐亮太投手がニューヨーク・メッツに入団することが決まった。球団が2年契約を結んだと発表した。年俸は来季が125万ドル(約1億1200万円)、2011年が175万ドル(1億5700万円)。メッツは吉井理人や野茂英雄、新庄剛史をはじめ、ヤクルト時代の同僚・石井一久や高津臣吾など、これまで最多10人の日本人選手が在籍経験を持つ。今季は広島から高橋建が入り、中継ぎ左腕としてプレーした。球団は抑えのフランシスコ・ロドリゲスにつなぐ右のセットアッパーとして期待している。

松井秀、1年契約でエンゼルスへ

 ニューヨーク・ヤンキースからFAになっていた松井秀喜が、ロサンゼルス・エンゼルスと1年契約を結ぶことで合意したと米メディアが報じた。年俸はスポーツ専門局ESPNによると、650万ドル(約5億8000万円)。これが事実なら今季の年俸1300万ドルから半減する形になる。メジャーリーグ移籍8年目にして、松井は新天地に活躍の場を求める。

第161回 「アイバーソンに明日はない」のか

 NBAのスーパースター、アレン・アイバーソンが古巣フィラデルフィア・76ersに3年振りに復帰することになった。  しかし盛大なファンファーレを浴びての帰還劇ではない。全盛をとうに過ぎ、行き場をなくしたアイバーソン。人気&成績低迷に悩む76ers。ともに煮え切らない位置にいる両者が、止むなく手を取り合った形での移籍実現である。

第160回 パッキャオ対メイウェザー戦へ、機は熟した

 11月14日にラスベガスで行なわれた注目のWBO世界ウェルター級タイトル戦で、フィリピンの怪物マニー・パッキャオがプエルトリコの英雄ミゲール・コットに12ラウンドKO勝利。フィニッシュこそ最終回だったが、だからといってそれまで勝者の読めない接戦だったわけではない。  序盤こそコットも互角に戦ったものの、2度のダウンも奪ったパッキャオが中盤以降は完全にペースを掌握。骨格でひと回り上回る相手に文字通りの圧勝で、アジアの怪物はこれで通算5階級目を制覇したことになる(事実上の7階級制覇)。

イチロー、3度目のシルバースラッガー賞獲得!

 メジャーリーグの今季の両リーグのシルバースラッガー賞が発表され、アメリカンリーグの外野手部門でシアトル・マリナーズのイチローが2年ぶり3度目の受賞を果たした。この賞は攻撃面で活躍した選手をポジションごとに表彰するもので、9年連続のシーズン200安打に加え、リーグ2位の打率.352とハイベレージを残したことが評価された。イチローは既に守備面で表彰されるゴールドグラブ賞を9年連続で受賞している。他にはデレク・ジーター(ヤンキース)が今回の選出者では最多となる4度目の賞に輝いた。

第159回 ワールドシリーズMVP、松井秀喜の未来

 全米を震撼させる松井秀喜の超絶パフォーマンスだった。  すべての野球人にとって夢の舞台であるワールドシリーズの第6戦で、4打数3安打、1本塁打。そしてシリーズタイ記録となる6打点。何より、この大活躍でヤンキースを27度目の世界一に導いたのだ。 「最高ですね。この日のために1年間も頑張ってきたわけですから。何年もニューヨークにいましたけど、初めてここ(世界一)まで来れて最高です」  日本人選手としてはもちろん初めてとなるワールドシリーズMVPを獲得しても、松井の言葉はいつも通りシンプルだった。だが今回ばかりはそうであるがゆえに、より実感がこもって聞こえたのも事実である。

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