プロ野球
「コーチはね、そのチームで一番下手くそな選手と仲良くせにゃいかん」。それが、さる11日、90歳で世を去った中西太の持論だった。「なぜですか」と私。「(意識の)進んでいる子はギャアギャア言わんでも、ひとりでやります。ところ […]
プロ入り17年目、35歳にして200勝を達成した広島・北別府学は、今世紀最後の「名球会投手」といわれている。バッターは春先からでもピッチングマシーン相手に打ち込みができ、しかもバットやボールの材質良化がアドバンテージを […]
「カープの後援会の設立を、ここに宣言します」。その声は広島総合球場に響き渡った。昭和26年7月29日のことであった。この雄叫びが、球団関係者をはじめファンにとっていかに心強かったことか。発足から経済的な危機に直面し、幾多 […]
◆昭和26年広島カープ後援会 会費 累計◆年月日金額(円)3月25日398,243.003月27日427,543.003月27日466,777.003月29日521,957.003月30日561,456.003月 […]
(写真:中西氏から身振り手振りで説明を受ける当HP編集長・二宮清純)“怪童”の異名で親しまれた中西太氏が11日、都内の自宅で心不全のため亡くなった。享年90。現役時代は新人王をはじめ、首位打者2回、本塁打王5回、打点王3 […]
伝統の一戦は何が起きるかわからない。 <この原稿は2023年5月8、15日合併号『週刊大衆』に掲載されたものです> さる4月12日、東京ドームでの巨人戦、阪神・岡田彰布監督は7回までパ […]
米国がくしゃみをすると、日本は風邪をひく――。 <この原稿は2023年5月1日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 株式投資の世界で、昔から、よく耳にする言葉だ。 日本株と […]
プロ野球解説の草分けと言えば「そりゃーもう、なんと申しましょうか」の口ぐせで知られる小西得郎にとどめを刺す。独特の話法に豊かな表現力が加わり、NHKの放送席になくてはならない存在だった。 数ある小西語録の中で、最も有 […]
プロ野球が開幕し、対戦カードは二巡目に入っています。ソフトバンクは近藤健介を補強し、抜け目のない戦いを披露しています。阪神は岡田彰布監督のもと、1点を大切にする野球に徹しています。一方で、古巣の巨人がやはり心配です。原 […]
先日、公園に行ったら幼稚園の遠足で子どもたちがたくさん遊んでいた。 マスクをしないで太陽の下、走り回る姿はキラキラしていて、見ているこちらも幸せな気持ちになれる。 野球をやっている子どもたちに話しかけられたので、少し立 […]
昭和26年7月29日、広島カープの後援会の発会式が開催された。後援会といっても、単なるファンの集いではない。親会社のないカープ球団にとって、球団運営資金を出資し続ける、親会社代わりとなる組織である。これは被爆後の広島を […]
WBCで3大会ぶり3回目の優勝を果たした侍ジャパン。短期間でチームを束ねた栗山英樹監督の株価が急騰している。 <この原稿は2023年4月17日号『週刊漫画ゴラク』に掲載されたものです> […]
美術家の赤瀬川原平さんは「肯定の達人」だった。たとえばベストセラーとなった「老人力」(筑摩書房)。高齢化社会をにらみ、世間はこぞって「老いてますます盛ん」「まだまだ若い者には負けんよ」的な意味合いでこの造語を使用したが […]
きっと、ゴキブリのようなものなのだろう。全面的に、駆除をしたと思ったら、またぞろ湧いてくる。その生命力は相当にしぶとい。 人種差別のことである。 阪神戦で被弾したDeNAのエスコバー投手が、人種 […]
現地時間5日(日本時間6日)、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平がシアトル・マリナーズ戦に「3番・投手兼DH)で先発した。投げては6回1失点、打っては2打数1安打1打点の活躍で5-4の勝利に貢献。今季初勝利(1勝0敗) […]
<この原稿は2013年8月号の『小説宝石』(光文社)に掲載されたものです> 現役時代、“ミスター・タイガース”と呼ばれ、甲子園球場で絶大な人気を誇った掛布雅之を「脇役」として取り上げることには少々、ためらいが […]
2週間前の小欄で、MLBが今季から極端な守備シフトを禁止したことについて、「お上が干渉する手合いのものではないと考えている」と私見を述べた。 それは投球時間を制限するピッチクロックなる新ルールについても同様 […]
メジャーリーグ球団のオーナーの中で、野球の国際化に最も熱心だったのは、元ドジャーズオーナーのピーター・オマリーである。 <この原稿は2023年4月4日号『週刊漫画ゴラク』に掲載されたものです>&n […]
現地時間30日、メジャーリーグが各地で開幕した。大谷翔平が2年連続の開幕投手となったア・リーグのロサンゼルス・エンゼルスはオークランド・アスレチックスと対戦。アスレチックスが2-1で勝利した。大谷は打っては3打数1安打 […]
30日、プロ野球のパ・リーグが開幕した。他球団に先立って開幕したエスコンフィールド北海道での試合は、ビジターの東北楽天が北海道日本ハムを3-1で下した。楽天は5回に伊藤裕季也のソロホームランで先制。6回には新助っ人マイ […]
当HP編集長の二宮清純の新刊『村上宗隆 成長記 いかにして熊本は「村神様」を育てたか』(廣済堂出版)が好評発売中。 昨年、史上最年少で令和初の三冠王に輝き、日本人登録選手最多となる56本塁打を記録した東京ヤクルトスワロ […]
日本人の国民性は、よく「熱しやすく冷めやすい」と言われるが、今回ばかりはそうではなさそうだ。WBCが終わって1週間が経つというのに、未だにお祭り騒ぎが続いている。この余熱は、ちょっとやそっとじゃ冷めそうにない。日本中が […]
WBCで日本が世界一奪還に成功しました! 栗山英樹監督、選手、スタッフの皆さま、本当におめでとう。そして感動をありがとう。非常に興奮する準決勝、決勝の2日間でした。さて、このWBCは栗山監督の動くところ、動かないところ […]
第1回のWBCに勝った。第2回大会では連覇をなし遂げた。では、どれだけの日本人が、あるいいは米国人が思っただろうか。 日本の野球は世界一。 わたしには思えなかった。 理不尽な判定や、 […]
現地時間21日(日本時間22日)、第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝がアメリカ・フロリダ州マイアミで行われ、侍ジャパン(野球日本代表)がアメリカを3対2で下した。侍ジャパンは3大会ぶり3度目の優勝。 […]