プロ野球
今年の育成ドラフトで双子の兄弟が指名を受けた。兄の寛人は巨人へ、弟の隼人は楽天へ。小学校1年から野球を始め、大学までずっと同じチームで二遊間コンビを組んできた2人。しかし、大学卒業後は別々のクラブに入り、プロを目指してきた。そして「最後の挑戦」と決めた今年、2人は運命の糸に手繰り寄せられるように、そろってプロの扉を開けたのだ。今回、インタビューしたのは兄の寛人。彼は大学4年時、右肩を痛め、1年間棒に振った。卒業後は野球を諦め、一般企業への就職を決めていたという。果たして、そんな彼がここまでたどり着くことができたのはなぜなのか。その経緯と、プロへの意気込み、そしてお互いに“相方”と呼ぶ弟についてインタビューした。
横浜ベイスターズの新入団選手発表が6日、横浜市内のホテルで行われ、先のドラフト会議で指名を受けた9名の選手たちが会見に臨んだ。真新しいユニホームを身にまとった新入団選手たちは、腕に★マークをペインティングして“ベイスターズ愛”を強調。1位指名を受けた須田幸太(JFE東日本)は「緩急を使って低めにボールを集め、15勝を目指す」と力強く抱負を語った。
どうなっているんでしょうねえ、日本の政治は。いや、あわてて申しそえますが、私は政治にも経済にも、きわめてうとい人間である。当欄で表明するほどの政治信条、見解など、何も持ちあわせていない。
横浜ベイスターズの売却交渉が破談に終わってから、約1カ月が経つ。ひとまず騒動は鎮静化したように映るが、結局は元のさやに戻っただけで何も状況は変わっていない。親会社であるTBSホールディングスは9月の中間連結決算で2期連続の最終赤字となり、球団を取り巻く環境は以前よりも厳しくなってきている。売却話がいつ再燃するかは予断を許さない。6年前に巻き起こった球界再編騒動の際、近鉄買収、新球団設立に名乗りを上げた堀江貴文氏は、プロ野球経営の現状をどう捉えているのか。当HP編集長・二宮清純が久々にインタビューを試みた。『Financial JAPAN』誌上で掲載されている内容の一部を紹介したい。
今季、森脇浩司は中途半端な立場に置かれていた。福岡ソフトバンク編成・育成部アドバイザー。コーチではない。かといって実権を持ったフロントスタッフでもない。 昨季は監督に昇格した秋山幸二の下でヘッド兼内野守備走塁コーチの要職にあったが、オリックスの監督を解任された大石大二郎にその座を追われてしまった。先の仕事は、言葉は悪いが“閑職”であり、本人も望んだものではなかっただろう。
今年のドラフトを沸かせた斎藤佑樹、大石達也(ともに早稲田大)、沢村拓一(中央大)をはじめ、菅野智之(東海大)、東浜巨(亜細亜大)、野村祐輔(明治大)と、大学球界では好投手が続々と誕生している。そんな彼らの球を日本代表の正捕手として受けてきたのが、小池翔大だ。大学No.1捕手の呼び声高い彼だが、大学4年間の集大成となるはずだった今季は最も苦しいシーズンとなった。特に秋は途中、ケガで離脱し、満足のいく結果を出すことができなかった。そうした中で臨んだ10月28日のドラフト会議、日本一の球団からの指名に嬉しさが込み上げたという。目標としていた世界への扉が開かれた小池に、プロとしての決意を訊いた。
3年連続最下位からの脱却をはかるベイスターズに、鉄腕がやってくる。 大阪学院大学のエース小林寛。今年の関西六大学春季リーグ戦では15試合中13試合に登板。チームの18季ぶり優勝に貢献した。中でも5月18日の神戸学院大戦では延長19回、238球をひとりで投げ抜くと、それからわずか中3日で登板した龍谷大戦ではノーヒットノーランを達成する離れ業をやってのけた。「沢村(拓一)君(中大)、斎藤(佑樹)君(早大)とか1位の選手にも、僕自身は絶対負けていないと思う」と言い切るタフネス右腕に迫った。
今シーズンのプロ野球も最後まで見ごたえたっぷりでしたね。5年ぶりに日本一に輝いた千葉ロッテは、ペナントレースでは3位ながら、クライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズと見事な戦いを見せてくれました。その他の球団も熱戦を繰り広げ、野球ファンを十分に楽しませてくれたと思います。10月28日には新人選手選択会議が行なわれ、97人(育成含む)の選手が指名されました。現在はFAなどでの移籍交渉も活発化しており、各球団の戦力アップが図られています。果たして来シーズンはどの球団が日本一の座を獲得することができるのか、今から非常に楽しみです。
シーズンオフに入り、2人のキャッチャーにFAの話題が出ている。 広島の石原慶幸と西武の細川亨である。
18日、都内で「日本プロ野球コンベンション2010」が開催され、今シーズン活躍した選手らが表彰を受けた。最優秀選手(MVP)にはパ・リーグではリーグ最多の17勝(8敗)をマークし、169奪三振、防御率3.14の成績を残した和田毅(福岡ソフトバンク)、セ・リーグでは全144試合に出場し、打率3割3分9厘、37本塁打、93打点、リーグ最高の出塁率(4割3分7厘)をマークした和田一浩(中日)が選ばれた。和田一の38歳でのMVP受賞はリーグ最年長記録となった。また、最優秀新人にはパ・リーグは中継ぎとして2ケタ勝利をマークした榊原諒(北海道日本ハム)、セ・リーグは山口鉄也、松本哲也に続いて巨人から長野久義が選出された。
ポスト高田は生え抜きの荒木大輔(現1軍チーフ兼投手コーチ)――。それが球団の既定路線だった。 荒木といえば甲子園の申し子だが、小川も負けてはいない。75年の夏、千葉・習志野高のエースとして全国制覇を達成しているのだ。
千葉ロッテと中日の日本シリーズは第7戦にまでもつれ込み、4勝2敗1分けでロッテが5年ぶり4回目の日本一に輝いた。 カギとなったゲームは第6戦である。3勝2敗とロッテが王手をかけていたものの、残り2試合はナゴヤドーム。中日は本拠地で51勝17敗1分け(レギュラーシーズン)と圧倒的な勝率を残している。中日・落合博満監督も「3つまでは負けられる。ここまでは想定内」と余裕を示していた。
日本と韓国のプロ野球王者による日韓クラブチャンピオンシップが13日、東京ドームで行われ、日本シリーズ優勝の千葉ロッテが、韓国シリーズ優勝のSKワイバーンズを3−0で下し、昨年の巨人に続き、日本勢が連覇を果たした。 (東京ドーム) SK 0 = 000000000 勝利投手 唐川 敗戦投手 門倉 セーブ 小林宏 本塁打 (ロ)今江ソロ
千葉ロッテの日本一で幕を閉じた今シーズンのプロ野球。今年はセ・パ両リーグとも最後の最後まで首位争い、クライマックスシリーズ進出争いが熾烈だった。セ・リーグで夏場以降、台風の目になったのが東京ヤクルトだ。借金19でダントツ最下位だった5月終了時からミルミル巻き返し、8月中旬には勝率5割に到達。中日、阪神、巨人の上位3強を猛追した。その立役者が5月から監督代行に就任した小川淳司である。ヘッドコーチ時代はヤクルトファンくらいしか、その名前を知らなかったような“目立たない指揮官”は、どのように瀕死の燕を救ったのか。その人となりも含めて、二宮清純が取材した。
ゲームにたとえていえば敗戦処理が勝利投手になったようなものか。 監督代行就任時には19もあった借金を完済し、4つの貯金を積み上げたのだから、シーズン終了を待って「代行」の2文字が取れたのも当然である。
7日、日本シリーズ第7戦が行われ、千葉ロッテが中日を8−7で下し、5年ぶり4回目の日本一に輝いた。ロッテはレギュラーシーズンがリーグ3位で、この順位からの日本一は史上初。連夜の延長戦にもつれこんだ試合は12回、岡田幸文の3塁打で勝ち越し、勝負を決めた。 ◇第7戦 (ロッテ4勝2敗1分、ナゴヤドーム) 中日 7 = 312000001 000 (延長12回) 勝利投手 伊藤(1勝1敗) 敗戦投手 浅尾(0勝1敗)
6日、日本シリーズ第6戦が行われ、史上最長の15イニング、5時間43分に渡る熱戦は決着がつかず、2−2で引き分けた。ロッテが3勝2敗で王手をかけて臨んだ試合は中日・チェン、ロッテ・成瀬善久の両先発が揃って好投。延長に入ってからは両軍ともチャンスを生かしきれなかった。 ◇第6戦 (中日2勝3敗1分、ナゴヤドーム) 千葉ロッテ 2 = 100000010 000000 中日 2 = 100001000 000000 (延長15回引き分け)
今年のポストシーズンは準決勝が面白かった。というと、3位千葉ロッテが、ペナントレースで優勝した福岡ソフトバンクを下した“下克上”に、痛快な感情を抱いた方が賛同なさるかもしれない。実は、そっちではない。3位巨人が、優勝した中日に敗れたセ・リーグの方である。
4日、日本シリーズ第5戦が行われ、千葉ロッテが中日を10−4と圧倒し、対戦成績を3勝2敗として5年ぶりの日本一に王手をかけた。ロッテは初回に1点を先行されたが、直後に5連打で4点を奪って逆転。その後も計15安打の猛攻で2ケタ得点をあげ、快勝した。 ◇第5戦 (ロッテ3勝2敗、千葉マリン) 中日 4 = 100001020 勝利投手 ペン(1勝0敗) 敗戦投手 中田賢(0勝1敗) 本塁打 (中)ブランコ2号2ラン (ロ)サブロー1号2ラン
4日、先月28日に行なわれたプロ野球新人選択会議(ドラフト)で1位指名された斎藤佑樹、大石達也、福井優也が会見を行なった。前日の六大学野球秋季リーグで50年ぶりとなる慶應大との優勝決定戦を制し、4季ぶりの優勝を果たした後だけに、会見は終始和やかなムードに包まれた。
3日、日本シリーズ第4戦が行われ、中日が延長戦の末、千葉ロッテを4−3で下し、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。中日は3点を先行されるも、4回に2点、5回に1点を返して追いつく。6回以降は両軍ともにあと1本が出なかったが、延長11回、中日は2死2塁のチャンスを築き、大島洋平がタイムリー3塁打。1点を勝ち越して5時間近い熱戦を制した。 ◇第4戦 (中日2勝2敗、千葉マリン) 千葉ロッテ 3 = 003000000 00 (延長11回) 勝利投手 高橋(1勝0敗) 敗戦投手 伊藤(0勝1敗) セーブ 岩瀬(1S) 本塁打 (ロ)井口2号2ラン
2日、日本シリーズ第3戦が行われ、本拠地に戻ってきた千葉ロッテが中日を7−1で破り、対戦成績で2勝1敗とひとつリードした。ロッテは1−1の同点で迎えた4回、ルーキー清田育宏のタイムリー3塁打などで4点を勝ち越し。投げては先発の渡辺俊介が散発の5安打1失点で完投勝利を収めた。 ◇第3戦 (ロッテ2勝1敗、千葉マリン) 中日 1 = 001000000 勝利投手 渡辺俊(1勝0敗) 敗戦投手 山井(0勝1敗)
広島、巨人で主に先発投手として活躍したサウスポーの川口和久が巨人の投手総合コーチに就任した。1軍、2軍を横断的に見ることになりそうだ。
31日、日本シリーズ第2戦が行われ、初戦を落とした中日がロッテに12−1と大勝し、対戦成績を1勝1敗の五分に戻した。打線は3回までに10点をあげ、序盤で試合を決めると、投げては先発のチェンから最後はクローザーの岩瀬仁紀を出す磐石のリレーで相手を1失点に抑えた。 ◇第2戦 (中日1勝1敗、ナゴヤドーム) 千葉ロッテ 1 = 000100000 勝利投手 チェン(1勝0敗) 敗戦投手 マーフィー(0勝1敗) 本塁打 (中)ブランコ1号2ラン
2010年のプロ野球のラストを締めくくる日本シリーズが30日、開幕した。史上初めてレギュラーシーズン3位からシリーズ出場を果たした千葉ロッテは1−2と1点ビハインドの3回、ルーキー清田育宏の同点ソロと今江敏晃のタイムリーで逆転。その後も得点を追加し、5−2で初戦を制した。 ◇第1戦 (ロッテ1勝、ナゴヤドーム) 中日 2 = 020000000 勝利投手 成瀬(1勝0敗) 敗戦投手 吉見(0勝1敗) セーブ 小林宏(1S) 本塁打 (ロ)清田1号ソロ、井口1号ソロ (中)和田1号ソロ、谷繁1号ソロ