野球

第325回 「偶然だぞ」の文字に感じた温もり

 不適切とまでは言わないが、言葉に温もりが感じられない。「後期高齢者医療制度」と聞けば、該当する75歳以上の高齢者は誰だって「年寄り扱いするな」「オレたちは臨終間近ということか」と腹を立てるだろう。  世間の反応の悪さを察知した政府は慌てて「長寿医療制度」と呼称を改めたが、いかにもとって付けたようで不評を覆したとは言い難い。

第23回 新潟・芦沢真矢監督「今シーズンはがむしゃらに!」

 はじめまして。今シーズンより新潟アルビレックスBCの監督に就任した芦沢真矢です。今年で独立リーグ4年目を迎えました。2005年から2年間、四国アイランドリーグ(現、四国・九州アイランドリーグ)の香川オリーブガイナーズ初代監督を務め、昨年はBCリーグの石川ミリオンスターズで運営の仕事に携わっていました。ですから、現場には2年ぶりの復帰となります。

第278回 指揮官の“迷采配”に面食らったのでは? 広島・ブラウン監督

 まるで“抱き合い心中”を見ているようだった。  これを采配ミスと言わずして、いったい何を采配ミスと呼べばいいのか。  3月30日の中日戦で広島のマーティ・ブラウン監督が披露したのは、敵地のファンがどよめきをあげるほど不可解なものだった。

黒田、メジャー初登板初勝利

 ロサンゼルス・ドジャースに広島からFA移籍した黒田博樹が5日、敵地でのサンディエゴ・パドレス戦でメジャー初登板を果たした。先発の黒田はパドレス・井口資仁との日本人対決を3打数無安打で制すなど、7回を3安打1失点の好投。初勝利を手にした。試合はドジャースが7−1で勝った。 ▼ヤンキース・松井は今季1号HR

9回を投げる権利と義務

 これぞまさに波瀾の幕開けというのだろう。パ・リーグでは楽天が開幕4連敗したと思ったら一転して7連勝(4月3日現在)。セ・リーグでは、なんと東京ヤクルトがかの読売巨人軍に開幕3連勝。こんなこと、誰も予想しなかったでしょう。というより予測不可能である。野村克也監督流にいえば、ヤクルトが巨人に3連勝すると予測するに足る根拠がない。もし、ヤクルトが巨人に3タテくらわすと予言した人がいるとしたら、それは予想ではない。あてずっぽうである。

松坂、7回途中1失点で今季初勝利

 ボストン・レッドソックスの松坂大輔は2日、米本土での開幕戦となる敵地でのオークランド・アスレチックス戦に先発。6回3分の2を2安打1失点と好投し、今季初勝利を飾った。2番手には岡島秀樹が登板し、こちらも1回を無失点。試合は2−1でレッドソックスが勝利した。 ▼松井、開幕戦で決勝打点

第324回 信頼失う広島・ブラウン監督の不可解采配

 必ずしもセオリーを守る必要はない。また、それをしっかり守ったからと言って目的を果たせる保証はどこにもない。  しかし、大した企みもなくセオリーをいたずらに踏み外した場合、後に生じる副作用はきわめて深刻なものとなる。それは覚悟しておいたほうがいい。カープの指揮官マーティ・ブラウンが日曜日の中日戦で披露した采配は敵地のファンがどよめきをあげるほど不可解なものだった。

福留、同点3ラン含む3打数3安打デビュー 〜米各地でシーズン開幕〜

 メジャーリーグの2008シーズンが1日、全米各地で本格的に開幕した。中日からFA移籍したシカゴ・カブスの福留孝介は地元での開幕戦、「5番・ライト」で先発デビュー。3点ビハインドで迎えた最終回、起死回生の同点3ランを放つなど、3打数3安打1本塁打の活躍をみせた。カブスは延長の末、3−4で敗れた。

第51回 香川・加藤博人「レッドソックス・松尾は変化球で勝負!」

 まずはおめでとう。3年間、香川のエースだった松尾晃雅が、ボストン・レッドソックスとマイナー契約を結びました。メジャーリーグのマウンドに立てる日が来るかもしれないと思うと、今から本当に楽しみです。

第276回 「勝負の年」に慌てて手術をするな 東北楽天・長谷部康平

「最下位決定だな」  東北楽天・野村克也監督の落ち込みようといったら尋常ではなかった。  3月2日、長崎での千葉ロッテ戦に先発した大学生・社会人ドラフト1巡目ルーキーで、即戦力サウスポーと評価の高かった長谷部康平にアクシデントが発生した。初回、飛球を追って一塁方向へ走った際に左ひざを痛めてしまったのだ。

松坂、5回2失点で勝敗つかず リリーフの岡島に白星 〜MLB日本開幕戦〜

 MLBの2008シーズンが25日、東京ドームで開幕し、オークランド・アスレチックス−ボストン・レッドソックス戦が行われた。レッドソックスの開幕投手は2年目の松坂大輔が務め、5回2失点でマウンドを降りた。試合は4−4の同点で迎えた延長10回、レッドソックスが勝ち越し。6−5で勝利し、9回1イニングを0点に抑えた岡島が今季初勝利を手にした。

第111回 Birth of Dynasty 〜レッドソックスは新時代を開くか〜

 ボストン・レッドソックスの日本開幕戦が間近に近づいている。  ジョシュ・ベケットの不参加という残念なニュースはあったものの、おかげで松坂大輔が開幕投手の栄誉を授かることになった。日本のヒーローの凱旋登板が華やかな舞台で実現するという意味で、今年の開幕シリーズは日米両球界にとって歴史的なイベントといえるのかもしれない。  しかも、ワールドシリーズを制したチームがその翌年に公式戦のために来日するのはこれが初めて。現在メジャーの最高峰にいるチームのプレーが目の前で見られるというのは日本のファンにとって貴重な機会である。  特に今のレッドソックスは、MLBに新時代を築いていく予感さえ感じさせるチームなのだから、なおさらだ。

第275回 中田翔は清原の二の舞?

 将来を嘱望される右の長距離砲、しかも高卒ルーキーとなれば清原和博(現オリックス)以来だろう。  北海道日本ハムの“怪物ルーキー”中田翔(大阪桐蔭)のバットが注目を集めている。2月10日、阪神との練習試合では推定130メートルの場外ホームランを放った。高校通算87本塁打の実績はダテではなかったということだ。

第50回 福岡・森山良二「守りの野球でリーグを制す!」

 地元・福岡に戻ってきました監督の森山です。故郷のチームを指揮する機会をいただき、本当にうれしく思っています。昨年、西武を退団し、リーグの鍵山誠CEOと球団代表から「21年間のプロでの経験を生かしていただけないか」と監督就任を要請された時、僕の心はすぐに固まりました。

第274回 メジャーで史上初の「日本人バッテリー」誕生か 香川オリーブガイナーズ・堂上隼人

 四国アイランドリーグ(今季から四国・九州アイランドリーグ)は昨秋の大学生・社会人ドラフトで三輪正義(香川オリーブガイナーズ−東京ヤクルト)をはじめ、過去最多の6選手をNPB(日本プロ野球組織)に送り出した。  これで同リーグ出身のNPBプレーヤーは11名。NTT西日本やトヨタ自動車などの9名を上回り、社会人の出身母体としてはNPB最大勢力となった。

第110回 NBA復権のシーズン

 2月中旬にルイジアナ州のニューオリンズで行なわれた今年のNBAオールスターゲームは、予想された以上の素晴らしい盛り上がりをみせた。 まずは土曜日のスラムダンク・コンテストで、新鋭ドワイト・ハワードが渾身の大技を連発して新王者に就任。さらに日曜日のオールスター本戦でも、ワンサイドゲームに終わりがちな例年とは一線を画す熱戦が展開されて満員の観客を熱狂させた。

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