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12日に閉幕したロンドン五輪、日本代表として出場した愛媛県出身の3選手は、それぞれの競技で全力を出し切った。柔道男子73キロ級の中矢力(ALSOK、松山市出身)は決勝で敗れたものの、銀メダルを獲得。陸上男子やり投げの村上幸史選手(スズキ浜松AC、上島町出身)は予選で77メートル80に終わり、初の決勝進出はならなかった。そしてボート男子軽量級ダブルスカルの武田大作(ダイキ、伊予市出身)は浦和重とのベテランペアでアテネ大会(6位)以上の成績を狙ったが決勝に進めず、12位だった。武田の証言を元に大舞台での戦いを振り返る。
2007年3月、第79回選抜高校野球大会。6年ぶり14回目の出場を果たした高知高校の初戦の相手は関西高校(岡山)と決まった。実はこの7カ月前、新チーム発足直後の8月に関西と練習試合をしており、その時は14−2と高知が快勝していた。それだけに高知ナインは皆、意気揚々と試合に臨んだ。ところが――。
ロンドン五輪が開催された8月中はビッグファイトも少ないアメリカボクシング界だが、9月以降に一気にヒートアップする。2012年最後の4カ月の間には多くの重要な試合が行なわれ、ファンを喜ばせてくれそうである。 特に現役パウンド・フォー・パウンドでベスト5以内にランクされることが多いマニー・パッキャオ、セルヒオ・マルチネス、ノニト・ドネアの3人が、来月以降に揃って出陣予定。今秋の大一番で、彼らはどんなファイトをみせてくれるか。それぞれの戦いをここで占っていきたい。
今年も4年に一度の熱い夏が終わった。僕のようなスポーツジャンキーはもちろんだが、普段はスポーツに興味をもたない人でも、この時ばかりは眠い目をこすって見る機会を設けるのが素晴らしい。どんな作りものより、人間が真剣に取り組む姿、そして人類の頂点を目指す姿に心を奪われるのだろう。これはスポーツでなくともできるものではあるが、やはりスポーツはそれが最も分かりやすい形で見せてくれるものであり、スポーツの持つ力を再認識した夏でもあった。
水面を颯爽と滑る姿に衝撃を受けた。時速60キロは出ていただろうか。モーターはなく、オールなどの人力でもない。動力はセイル(帆)に風を受けて生じる揚力と波の斜面を下る推進力のみ。大西富士子が行っているウインドサーフィンは、まさに自然と一体となったスポーツである。
ロンドン五輪の日本代表選手団の本隊が14日、帰国し、都内のホテルで解団式を行った。選手団331名(選手188名)、招待客184名が集まった式ではメダリスト全員に日本オリンピック委員会(JOC)がオリンピック特別賞を授与。村上幸史主将(陸上男子やり投げ)の介添で、吉田沙保里旗手(レスリング女子)から団旗が返還された。旗手を務め、レスリング女子55キロ級で3連覇を達成した吉田は「旗手は金メダルを獲れないというジンクスは耳に入っていて緊張していたが、いつも通りの自分のレスリングを信じて戦えて良かった」とホッとした表情で五輪の戦いを振り返った。
「あの人、かっこいいなぁ……」 高知中学3年生の高木悠貴の目に留まったのは、ある1人のピッチャーだった。当時、附属の高知高校のエースで、後に法政大学の先輩となる二神一人である。高知の練習は厳しいことで有名だ。だが、二神はその練習後に必ず一人、走り込みをしていた。高木が中学の練習を終え、自転車で帰ろうとすると、いつも黙々と走る二神の姿があった。 「あんなきつい練習の後に走れるなんてすごいなぁと思いました。それに、僕らが『お疲れ様です』と挨拶をすると、きちんと返してくれたんです。その姿がかっこよくて、憧れましたね」 翌年の春、二神の卒業と同時に、高木は高知高校野球部に入った。
7日、卓球の女子団体決勝が行なわれ、日本は連覇を狙う中国と対戦した。第1試合では福原愛(ANA)が今大会シングルス金メダルの李暁霞相手に第2ゲームを奪ったものの、1−3で落とした。第2試合の石川佳純(全農)は世界ランキング1位の丁寧から1ゲームも取れず、続く第3試合のダブルスでは石川、平野早矢香(ミキハウス)組が1ゲームを奪い、粘りを見せるも、結局1−3で敗れ、日本はセットカウント0−3のストレー負け。しかし、それでも男女通じて初のメダルとなる銀メダルを獲得し、日本卓球界に新たな歴史を刻んだ。 日本(福原愛、石川佳純、平野早矢香) 0− (福原 1−3 李) (石川 0−3 丁) (石川、平野 1−3 李、郭)
7日、体操男子の種目別平行棒の決勝が行われ、田中和仁(徳洲会)は15.500と0.066点差でメダルに及ばず、4位だった。また弟の田中佑典(コナミ)は15.100で8位に終わった。兄の和仁はきれいな倒立から演技を次々と決めたが、細かいミスが響き、団体に続くメダル獲得はならなかった。
男子サッカーのの快進撃に日本だけでなく、今や世界中が注目している。初戦で優勝候補のスペインを下した勢いそのままに、44年ぶりに準決勝進出。メキシコ戦に勝てば、史上初の決勝進出となる。メキシコとは大会直前の親善試合で対戦。2−1の勝利を収めており、相性は悪くない。また、日本はコンディション的にも有利だ。というのも、相手は準々決勝で延長戦にまでもつれ込んでいるのだ。動きの重い相手に序盤から攻勢をかけ、先制点を奪い取りたい。リードすれば、守備陣は4試合連続無失点中だけに、勝利が見えてくる。なでしこジャパンとともに男女揃っての決勝進出となるか。
7日、体操女子の種目別段違い平行棒の決勝が行われ、鶴見虹子(日体大)が7位入賞を果たした。五輪の同種目で日本人が入賞するのは1984年ロサンゼルス大会の望月のり子以来、28年ぶり。鶴見は北京では個人種目別の平均台で8位入賞しており、個人でも2大会連続の入賞を収めた。
高知高校では3度の甲子園出場を果たした高木悠貴が、さらなる高みを目指して進学先に選らんだのは六大学野球リーグの一つ、法政大学だ。ところが、そこで待ち受けていたのはケガによる野球人生初の長期離脱だった。2年時の1年間はほとんどボールに触ることなく、走り込みを繰り返す毎日だったという。 「入学当初から最終的には4年生になって試合に出られるようになればいいなと思っていたので、焦りはありませんでした」 涼しげな表情でそう語る高木だが、人知れず悩みはあったに違いない。何よりも野球ができないことへの苦しさがあったことは想像に難くない。それでも高木は一度も野球を辞めようとは思わなかった。言葉には表さないが、彼はやはり根っからの“野球少年”なのだろう。
■ボクシング ・男子バンタム級 準々決勝 −15(判定) モハメド・ウーダヒ(アルジェリア)
5日(現地時間)、卓球の女子団体準決勝が行なわれ、日本は北京五輪銀メダルのシンガポールに3−0で完勝し、決勝進出を決めた。五輪での日本のメダルは史上初となる。7日の決勝では中国と韓国の勝者と対戦する。
5日、体操男子は種目別決勝が行なわれ、床運動で内村航平(コナミ)が1992年バルセロナ大会の池谷幸雄以来の銀メダルを獲得した。これで内村は団体での銀、個人総合での金と合わせて今大会3個目のメダルとなった。
陸上競技では、今大会日本勢初のメダル獲得へ注目が集まる。男子ハンマー投げは、予選2位で通過した(ミズノ)が金メダルの期待を背負う。今季世界ランク1位イワン・チホン(ベラルーシ)が予選直前に欠場したため、2大会ぶりのメダル獲得の可能性は高い。37歳の鉄人から放たれるビッグスローに目が離せない。
■卓球 ・女子団体 準々決勝 −0 ドイツ(ジャドゥ・ウ、イリナ・イバンカン、クリスティン・ジルバーアイゼン)※準決勝進出 (石川 3−2 ジャドゥ・ウ) (福原 3−1 イリナ・イバンカン) (福原、平野 3−0 ジャドゥ・ウ、クリスティン・ジルバーアイゼン)
■陸上 ・男子ハンマー投げ 予選 グループA1位 室伏広治 78.48メートル ※決勝進出
7月23日の電撃的なトレード以降、ニューヨークではイチローへの歓迎ムードが途切れることなく続いている。 ヤンキースがシーズン中に戦力補強を試みることは珍しくないが、10年連続オールスターにも選ばれた近代最高のヒットマシンを手に入れたインパクトは、ニューヨーカーにとっても大きかったのだろう。選手紹介の際などには、チーム内最大級と思えるほどの歓声を浴びることも多い。
■バドミントン ・女子ダブルス 準々決勝 −0 カミラ・リターユヒル、クリスティナ・ペデルセン(デンマーク) (22−20、21−10)※準決勝進出
1日、体操男子の個人総合が行われ、内村航平(コナミ)が92.690で他を圧倒し、金メダルを獲得した。個人総合で日本人が五輪を制するのは、1984年ロサンゼルス五輪の具志堅幸司以来、28年ぶり4人目。世界選手権で前人未到の個人総合3連覇を果たした第一人者が、五輪でも美しい演技で世界の頂点に立った。また田中和仁(徳洲会)は89.407で6位に入った。
1日、卓球の女子シングルス決勝と3位決定戦が行われ、石川佳純(全農)は3位決定戦でティアンウェイ・フェン(シンガポール)に0−4(9−11、6−11、6−11、5−11)のストレートで敗れ、同競技で日本人初のメダル獲得はならなかった。
酷暑が続く夏、水が恋しい季節だ。海、川でのアウトドアスポーツが数多くあるなか、近年、人気を高めているのがラフティングである。空気を入れて膨らませたラフティングボートに乗り、激流を下る。国内でも利根川(群馬県)や長良川(岐阜県)、吉野川(徳島県)などが名所とされ、シーズンになると多くの観光客が訪れる。
日本中、いや世界中が注目するのは(コカ・コーラ)が出場する男子200メートル平泳ぎ決勝だろう。前人未到の2種目3連覇に挑んだ今大会、100メートルはメダルにも届かない5位。しかし、「まだ200メートルが残されている」と切り替え、前日の予選を2分9秒43(全体5位)で通過した。準決勝では2分9秒03(全体5位)と着実に記録を上げてきている。レース後には「100メートルよりは泳ぎはしっくりきている」と本人も手応えを感じているようだ。同一種目の3連覇でも競泳男子では史上初の快挙。果たしてロンドンの地で伝説を残せるか。 また、初出場の(NECグリーン)も2分9秒13で決勝に進出し、メダルの期待がかかる。女子200メートルバタフライ決勝には(スウィン大教)が出場する。
31日、体操女子団体の決勝が行われ、日本は166.646で8位に終わった。予選を6位通過した日本はチーム最年少、16歳の寺本明日香(レジックスポーツ)が全4種目に登場。寺本は安定した演技をみせ、予選に続いてチームを牽引したが、他の選手にミスがあり、得点が伸びなかった。金メダルは米国で、183.596と他を圧倒して1996年アトランタ大会以来の優勝。日本は前回成績(5位)を下回った。