水も漏らさぬ、とはこのことだ。シーズン無失策、すなわち守備率10割。守備職人・菊池涼介(広島)に、またひとつ勲章が加わった。 <この原稿は2020年12月11日号『週刊漫画ゴラク』に掲載されたものを一部再構成 […]
この時期、連日のように報じられるニュースがモチによる窒息事故である。正月の三が日、都内だけで高齢者14人がモチを喉に詰まらせて病院に搬送され、3人が不帰の人となった。 厚労省の人口動態調査によると、「不慮の […]
巨人・坂本勇人が31歳10カ月、NPB史上2番目の年少記録で2000本安打を達成したことにより、ひとりのレジェンドに注目が集まっている。 最年少記録保持者は誰か。それは31歳7カ月で大台に到達し […]
長く生きていれば、時計の針を戻し、もう一度やり直したいと思う出来事が、誰にだってひとつや二つはある。さる21日、急性心筋梗塞のため54歳で急逝したトンガ出身の元ラグビー選手、ワテソニ・ナモアにとって、その日に起きた一瞬 […]
敵もさるもの、ワクチンの開発に合わせるかのように姿形を変えてきた。クリスマスを前に英国では新型コロナウイルスの変異種が急拡大している。英政府は従来種に比べ、最大で感染力が7割強との分析結果を公表している。「ウイルスが攻 […]
ブリコラージュという言葉がある。もともとはフランスの文化人類学者クロード・レヴィ=ストロースが使い始めた言葉だが、最近はビジネス分野など多方面へ広がりを見せている。 要するに寄せ集めのもので何か […]
エリートVS雑草――。いささか手垢のついたキャッチコピーだが、往時は、それなりに刺激的で訴求力もあった。 さる11月17日、食道ガンのため71歳で世を去った元WBC世界ジュニアフェザー(現スーパーバンタム) […]
「プロ野球の監督は大臣になるより難しいんや」 この2月に84歳で他界した野村克也は、口ぐせのように、そう語っていた。 ちなみに菅義偉内閣の大臣は、菅総理含めて21人。12人しかいないプ […]
総務省の人口動態に関する統計で、他地域からの転入が他地域への転出を下回る状況を「社会減」という。ここでクイズ。全国の市区町村で最も「社会減」の多かった都市はどこか(2019年1月1日時点)。答えは2663人の長崎市だ。 […]
新型コロナウイルス感染拡大が、世界中で「第2波」を迎えている。米国では1日あたりの感染者数が、11月20日、ついに19万人を超えた。10月下旬からヨーロッパではフランス、ドイツなどが次々に春以来2度目のロックダウンを敢 […]
村上の眼鏡にかなったのが、1986年のドラフト3位・緒方孝市(鳥栖高)と1989年のドラフト4位・前田智徳(熊本工)である。「2人ともヒジの使い方、そしてボールを放す位置。これにバラつきがなかった。ここが上がったり下が […]
美談で終わらないところが、この人らしい。さる11月28日、米ロサンゼルスで元4階級王者ロイ・ジョーンズJrとエキシビションマッチを行った元世界ヘビー級統一王者マイク・タイソンが、試合直前に大麻を使用していたことが明らか […]
甘い言葉にはトゲがある――。日本のことわざかと思いきや、どうも英国由来のものらしい。<There is no rose without a thorn>。トゲのないバラはない。すなわち完全な幸福はない。一説によると、や […]
コロナで揺れたJリーグも、いよいよ大詰めだ。11月11日現在、J1川崎フロンターレは22勝2分け2敗で勝ち点68の首位。2位ガンバ大阪に勝ち点で13の差をつけている。2年ぶり3度目のリーグ優勝は、ほぼ決まりだろう。&n […]
春先のことだ。塩崎恭久元厚労大臣がテレビで自民党の新型コロナウイルス対策を説明した。「あんなものと共存したくはないが…」と前置きしつつ「今後、我々はウィズコロナの時代を生きなければいけない」と発言したところ、放送終了後 […]
巨人・原辰徳監督のクジ運の悪さが話題になっている。10月26日に行われたドラフト会議、巨人は近大の野手・佐藤輝明を1位で指名したが、4球団が競合した結果、阪神が交渉権を獲得した。 これで原のクジ […]
「五輪で印象に残っているのは試合よりも開会式。あれほどの感動を味わったことは、未だかつてないね」。そう語るのは東京五輪パラリンピック選手村村長の川淵三郎だ。スポーツ界のご意見番的存在でもある。 1964年東京 […]
チャリティーと言っておきながら、結局はカネか。 9月12日に予定されていたボクシングの元世界統一ヘビー級王者マイク・タイソン対4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJrのエキシビションマッチは、ペイパー […]
村上孝雄と聞いてもピンとこない。オールドファンには宮川孝雄である。代打の宮川――。これほど勝負強いバッターは他にいなかった。 そして、この勝負強さが、後のスカウト活動に生きたのではないか。私はそう考えている […]
米国のノンフィクション作家マイケル・ルイスがアスレチックスのGMビリー・ビーンを主人公に弱小球団の強化戦略と成功を描いた『マネー・ボール』は2003年に発売されるや、たちまちのうちに世界的なベストセラーとなった。&nb […]
日本人初のサイ・ヤング賞が有力視されるダルビッシュ有(カブス)はボールに魔法をかけることのできるマジシャンである。 フォーシームを含め、11種類の球種を持つと言われる。まるで腕のいい大工の工具箱 […]
体の大きな者を揶揄することわざは、それこそ掃いて捨てるほどある。ちょっと思い出すだけでも「ウドの大木」「デクの棒」「大男の殿(しんがり)」……。ひどいのになると「大男総身に知恵が回りかね」なんてものも。大男に対する偏見 […]
「パーキンソン病に近いような状況」 1980年代前半に活躍した初代タイガーマスク・佐山サトルの病状を、リアルジャパンプロレスの新間寿会長が説明したのは今年2月のことだ。 パーキンソン病とは<脳の黒 […]
日本女子ソフトボール界を代表する強打者・山田恵里。ミート技術の巧みさからついたあだ名は“女子ソフトボール界のイチロー”である。五輪はアテネ、北京の2大会に出場。北京五輪では、主将として金メダル獲得に貢献した。山田が五輪 […]
アマ・プロを通じて「怪物」の異名をほしいままにした江川卓は、父親の仕事の関係で少年時代を静岡県の佐久間ダム近くの小さな集落で過ごした。 遊び場は諏訪湖を水源とする天竜川。向こう岸は崖になっており、そこを目が […]