二宮清純: やはり競歩は膝を痛めやすいのでしょうか。鈴木雄介: そうですね。あのスピードで脚を伸ばしますから、どうしても膝に負担がかかってしまいます。 <この原稿は2015年7月号『第三文明』(第三文明社)に掲 […]
公序良俗がなんだ、とばかりに乱闘シーンをポスターに使用した球団がある。西鉄の後身の太平洋クラブだ。ドン・ビュフォードがロッテ監督の金田正一を横倒しにし、後ろから首を締め上げている写真が手許にある。「博多の街に血の雨が降 […]
さる9月6日、千葉ロッテ相手に本拠地で「令和初」のノーヒッターを達成した福岡ソフトバンクの千賀滉大は周知のように育成ドラフトの出身である。 さらに言えばキャッチャーの甲斐拓哉も育成ドラフトの出身 […]
その用語を目にするたびに、いつも違和感を覚えていた。「非正規雇用」という労働用語に対して、である。その対語は必然的に「正規雇用」である。「正社員」「正職員」という用語もある。非正規の社員や職員は「正」の付く人たちに比べ […]
ワールドカップに6大会連続で出場するなど、今でこそアジア屈指のサッカー強国の地位を占める日本だが、躍進が始まるのは元号が昭和から平成に変わってからである。すなわちJリーグが1993年(平成5年)にスタートしてからだ。& […]
この9月にカタール・ドーハで開催された世界陸上。男子競歩50キロで鈴木雄介(富士通)が金メダルに輝いた。スタート時の気温は30度、湿度80%という悪条件の中、積極的にレースを展開し、フィニッシュした。彼は競歩20キロの […]
監督は大きく2つのタイプに分けられる。育成型と勝負師型だ。前者の典型が大毎、阪急、近鉄と3球団でリーグ優勝を果たした西本幸雄(故人)だ。厳しい指導で無名の選手を育て上げた。 しかし、日本一は一度もない。生前 […]
週末、地下鉄での話。消費増税間近ということもあり、車内は大きな買い物袋をぶら下げた乗客たちで混み合っていた。 とある駅で、同じように買い物袋をぶら下げた若い女性たちが乗り込んできた。ひとりの女性が不意に口に […]
NPB史上4人目の“捕手首位打者”が誕生した。 埼玉西武の森友哉である。打率3割2分9厘。2位の吉田正尚(オリックス)に7厘差をつけてのタイトル獲得となった。 捕手は激務である。打つ […]
アジアで初となる「楕円球の祭典」が先週の金曜日に開幕した。日本代表がロシア代表を撃破した初戦の舞台、東京・味の素スタジアムは約4万6千人の大観衆で埋まった。京王線の飛田給駅で下車し、スタジアムまで歩いたのだが、目に入る […]
最高気温が35度以上の日を「猛暑日」という。8月に入ってからの東京の「猛暑日」は8月18日時点で10日に達し、1995年に並んだ。 この時期、たまたまタイのバンコクに住む友人が夏休みを利用して帰 […]
ラグビーW杯はサッカーW杯、夏季オリンピックに次ぐ、世界で3番目のスポーツイベントと言われている。 そのラグビーW杯日本大会が開幕した。アジアでは初、英国と英連邦以外では2007年のフランス大会に次いで2度 […]
マラソンの距離は42.195キロ。昔のランナーは、それを「死に行く覚悟」と読み変えたりしたものだ。 15日に東京都内で行なわれたMGCは、20年東京五輪の日本代表選考会とあって、ランナーひとりひとりに「死に […]
いくら何でも1試合に5死球は多過ぎる。ぶつけられた方は怒るに決まっている。 8月13日、メットライフドームでの埼玉西武対オリックス戦は大荒れとなった。 オリックスの選手が4回、西武の […]
2日、急性肺炎のため死去した作家の安部譲二さんとは、プロ野球や競馬、ボクシングをテーマに何度かお話する機会があったが、いつ会っても、その引き出しの多さと話の面白さに圧倒されたものである。しかも、ドスの利いた独特の口調で […]
馬の17歳は、人間なら50代前半にあたるという。 無敗のクラシック3冠を含む中央競馬G1最多タイの7勝をあげたディープインパクトが7月30日、旅立った。 7月2日に首と腰の状態が悪化 […]
カープの天敵といえば、横浜DeNAの4年目のサウスポー今永昇太だ。 今季の対戦成績は以下のとおり。4月12日 先発 9回無得点 0対6 負け4月19日 先発 7回無得点 2対1 勝ち(敗戦投手スペンサー・パットン)5 […]
たかだか59年と7カ月しか生きていない分際で言うのも何だが、この国では昨日までの論調が一夜にして変わることが少なくない。振り子が右から左へ、あるいは左から右へと極端に振れるのだ。 3年前に他界した昭和3年生 […]
広島・緒方孝市監督が緩慢なプレーをした野間峻祥に複数回ビンタを見舞い、球団から厳重注意を受けた一件は大きな話題を呼んだ。 何人かのOBと話をしたが「暴力はいかん」という者はひとりもいなかった。「 […]
走り幅跳びは100メートルや200メートルに代表されるスプリント競技よりも、技術の介在する余地が大きい。身体能力で劣る日本人が黒人系の選手に迫るには、技術を極限まで磨き上げるしかない。 <この原稿は2000年 […]
国家なくして国歌は成立せず、国歌なくして国家は威厳と求心力を持ち得ない。 来月20日に開幕するラグビーW杯日本大会には20の国と地域が参加する。試合前には両チームの国歌がスタジアムに流れる。それに注目したの […]
右肩下がりとは、このことだ。日本高校野球連盟の統計によると、参加校数、部員数ともに減少の一途をたどっている。 硬式野球部は05年度の4253校をピークに減り続け、今年度は3957校。14年度、1 […]
80年を超えるプロ野球の歴史で、完全試合は15回しか記録されていない。最後の達成者は元巨人の槙原寛己。1994年5月18日、福岡ドームでの広島戦だ。21世紀に入ってからは1回もない。 統計的に言えば、完全試 […]
広島カープのリーグ4連覇に赤信号が灯っている。8月19日現在、首位・巨人に6.5ゲーム差の3位。ペナントレースも折り返し地点を過ぎてこのゲーム差はきつい。 7月21日放送のTBS系「サンデーモー […]
27年間、破られなかった走り幅跳びの日本記録が17日、アスリート・ナイト・ゲームズ・イン福井で2度も破られた。1992年に森長正樹が出した従来の記録8メートル25を橋岡優輝(日大)が1回目で7センチ上回った。さらにその […]