あの話は、どこへ行ったのか。昨年10月、日本シリーズで福岡ソフトバンクにスイープをくらった際の巨人・原辰徳監督の「セにもDH制を」発言である。「セ・リーグにはDH制がない。(セも)DH制を使うべきだろう。(パ・リーグに […]
米国で取材した2つの五輪の風景は、大会中と大会前のテロにより、明らかに他の五輪とは異なるものだった。 市内センテニアル公園の屋外コンサート会場でパイプ爆弾による爆破事件が発生したのは、アトランタ五輪が開幕し […]
11月に行われた第2回プレミア12で侍ジャパンは主要な世界大会では2009年の第2回WBC以来、10年ぶりに世界の頂点に立った。 胴上げされる稲葉篤紀監督の目は涙でうるんでいた。 無 […]
「先生よりも、どうやら生徒の方が力関係が強くなってしまっている。厳しく教えることが難しい時代に、誰が教育するのか」。イチローが、自ら大会会長を務める学童野球の閉会式で口にした言葉だ。これをイチローの個人的見解で片付けるの […]
サッカー元日本代表DFで「闘将」と呼ばれた男が現役引退を発表した。J2京都サンガの田中マルクス闘莉王である。 「心の中の炎が消えかかったら、年齢に関係なく引退しよう。去年の終わり頃から、そう考えて […]
13日の午後、携帯電話の着信音が鳴った。久しぶりに見る名前だ。通話ボタンを押すと、なぜか女性の声だった。嫌な予感がした。「今日午前、父が旅立ちました。生前はお世話になりました」。声の主は代打男として一世を風靡した元阪急 […]
10月初めに中日を退団した松坂大輔の、14年ぶりの古巣復帰が決定した。 今季、松坂はわずか2試合の登板に終わった。0勝1敗、防御率16・88。39歳という年齢を考えれば、普通ならジ・エンドである […]
1960年代から80年代にかけて「アフタヌーンショー」(テレビ朝日系)という番組があり、その中の「なっとくいかないコーナー」はテレビ史に画期をなすものだったと個人的には考えている。ジャーナリストのばばこういちさんが、「 […]
「ジャッカル」「にわかファン」「笑わない男」「ONE TEAM(ワンチーム)」……。 今年の流行語大賞の候補にはラグビーに関する言葉が数多くノミネートされた。 9月から11月にかけてア […]
日本の“忍者”はメジャーリーグ(MLB)でも成功するのか!? 広島は11月8日、菊池涼介内野手のポスティングシステムを利用してのMLB移籍を容認したことを発表した。 <この原稿は2019年12月2日号『週刊大 […]
3日に放送されたNHK朝のニュース番組「おはよう日本」で紹介された映像は衝撃的だった。カメラはヨルダン南部にある世界遺産ペトラ遺跡を土石流が襲う様子をとらえていた。昨年11月に発生した自然災害で、以前にも目にした映像だ […]
日本シリーズで巨人をスイープ(4連勝)で退けた福岡ソフトバンク工藤公康監督が2年連続4度目の正力松太郎賞を受賞した。 選手として1回、監督として3回。計4度目の受賞は、王貞治ソフトバンク球団会長 […]
「出る杭は打たれる」 ということわざがある。 <この原稿は2001年4月25日号『Tarzan』(マガジンハウス)に掲載されたものです> この国はこれから事をなそうとする者に対し、なぜかあまりにも […]
血走った目付きよりも、不敵な笑みを向けられる方が不気味だろう。 ボクシングにおける黒人初の世界ヘビー級王者ジャック・ジョンソンほど白人に忌み嫌われたボクサーはいない。世界王座に就いた後で結婚した2人の女性は […]
ラグビーW杯日本大会は全国12会場で開催されているが、最も収容人数が少ないのが釜石鵜住居復興スタジアムである。 東日本大震災の津波で全壊した鵜住居小学校と釜石東中学校の跡地に、復興計画の目玉とし […]
IOCによる突然のマラソン・競歩会場の札幌変更を受け、<日本人は「お上」の「決め事」の前に、常に無力である。これに「外圧」が加われば、為す術もない>と書いたのは、ちょうど4週間前である。 その際、02年サッ […]
阪神、ニューヨック・メッツ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、北海道日本ハムで活躍した新庄剛志が13日、自身のSNSで「きょうからトレーニングを始めて、もう一回プロ野球選手になろうと思います」と現役復帰の意向を表明した。 […]
南アフリカの3度目の優勝で幕を閉じた2019年ラグビーW杯日本大会は、全45試合中17試合が関東地区(東京都、神奈川県、埼玉県)で開催された。これは全試合の38%にあたる。 日産スタジアムで行なわれた南アフ […]
日本人は熱しやすく、冷めやすい民族と言われている。 少年の頃、スポーツ界最大のヒロインと言えば、女子プロボウラーの中山律子だった。 1970年8月、「レディズ・チャレンジボウル」にお […]
スポーツマンシップに欠ける、との指摘に反駁する気はまったくない。スポーツマンたるもの、たとえ望みがかなわなかったとしても、出た結果については、潔く受け入れるべきだろう。 さる2日、44日間に渡る熱戦を終えた […]
育成球団と呼ばれる広島だが、高校生投手のドラフト1位は、2009年の今村猛(清峰)が最後である。 それ以降は10年=福井優也(早大・現東北楽天)、11年=野村祐輔(明大)、13年=大瀬良大地(九 […]
その国のサッカーの未来を占う上において、若年層の育成はもちろん重要である。ここを疎かにしている限り、他にどれほどの大金をつぎ込んだとしても果実が実る可能性は低い。そのことは、中国サッカーの現状を見ればよくわかる。&nb […]
サッカーW杯の優勝国に贈られるトロフィーは1998年、本国開催でフランスが頂点に立つまではウルグアイ(2回)、イタリア(3回)、西ドイツ(3回)、ブラジル(4回)、イングランド(1回)、アルゼンチン(2回)の6カ国で回 […]
陸上版“ドーハの悲劇”である。9月にカタールのドーハで開催された陸上の世界選手権。女子マラソンは猛暑対策として深夜の23時59分にスタートしたが、68人中28人が途中棄権を余儀なくされた。優勝タイムは歴代ワーストだった […]
「男女合わせたら40%近くいくんじゃないの」 9月15日に都内で行なわれた東京五輪のマラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の関東地区平均視聴率(ビデオリサーチ調べ)は男 […]