松坂大輔が「怪物」たる所以<前編>

 “平成の怪物”が9年ぶりに日本に戻ってくる。松坂大輔が福岡ソフトバンクに入団した。松坂は1999年にドラフト1位でプロ入り。高卒1年目から最多勝、新人王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞と数々のタイトルを獲得した。以降も日本代表でWBC連覇に貢献するなど日本のナンバーワンピッチャーとして君臨し続けた。近年は右ヒジの故障で目立った成績を残せていないが、福岡の地で復活を目指す。ルーキー時代の原稿で“怪物”の凄みに改めて迫る。

二宮清純「ヒースを抑えに」

 カープは3年間在籍したキャム・ミコライオと契約を更新しなかった。来季は東北楽天でプレーする。 セットアッパーとしては、そこそこの安定感を誇ったミコライオだが、クローザーとしては、もうひとつ信頼性に欠けた。今季は夫人の出 […]

第670回 四国から世界へ“グローカル化”狙う四国IL

 10周年記念式典の席で、独立リーグの四国アイランドリーグplusが新構想を披露した。来年6月から7月にかけて、リーグ選抜チームを結成して北米をテリトリーとする独立リーグ「キャンナムリーグ」と、米国の「アトランティックリーグ」に参戦するというのだ。

第668回 75年初優勝支えた“元祖カープ女子”

 広島カープを熱烈に応援する女性ファンを表す「カープ女子」が、その年、話題になった言葉に贈られる「ユーキャン新語・流行語大賞」年間トップ10に選ばれた。  授賞式の挨拶で広島県出身のモデル大井智保子は「カープは“たる募金”から生まれた市民球団。そんなファンの善意が実って選ばれた賞。ただの流行ではなく、これからも続いていく。来年は絶対に優勝したい」と語っていた。

第46回 細部から進む「エディー革命」

 ニュージーランドの先住民族マオリ族の血を引く選手たちで構成されるラグビーチームを「マオリ・オールブラックス」と呼ぶ。世界6、7番目の実力を誇るといわれている。世界ランキング11位(試合前)の日本代表からすれば、間違いなく格上の相手だ。  このマオリ・オールブラックスをあと一歩のところまで追いつめたのだからエディー・ジャパンの進境は著しい。来年のイングランドW杯、そして5年後の日本W杯が楽しみになってきた。

テキサスの右殺し 建山義紀

 元メジャーリーガーの建山義紀が現役引退を表明した。今季は途中から阪神に入団したものの、登板はわずかに8試合。ポストシーズンのロースター入りを果たせなかったことで、選手生活の幕引きを決断した。右サイドハンドの建山はドラフト2位で1999年に日本ハムに入団。主に中継ぎとして、2007年の日本一に貢献した。11年には米国に渡り、レンジャーズでリーグ優勝を経験している。日米で活躍したリリーバーとしての誇りを、2年前の原稿で見てみよう。

第665回 セガサミーを躍進させた初芝監督の指導法

 社会人野球の二大タイトルは夏の都市対抗と、秋の日本選手権である。2005年創部のセガサミーは、これまで都市対抗に7回出場しているが、最高の成績は2回戦(08年、09年、12年)。初戦負けが4回もある。日本選手権は過去2回の出場で、いずれも初戦負け。今年の日本選手権も戦前の評価は高くなかった。

第664回 歴史は繰り返す 流れ変える魔球カーブ

 福岡ソフトバンクの3年ぶりの日本一で幕を閉じた日本シリーズ。チームに流れを引き寄せたのは2戦目に先発した武田翔太だった。放物線を描くように落ちるカーブを武器に6回2死までひとりの走者も許さなかった。  阪神打線は3戦目以降も武田のカーブの残像に悩まされる。5安打(3戦)、4安打(4戦)、5安打(5戦)。狂った歯車は最後まで戻らなかった。

ネット裏の視点 三沢今朝治

 今年のプロ野球のドラフト会議では、育成選手も含め、計104名が指名を受けた。果たして、ダイヤモンドの原石たちは、プロの世界で輝けるのか――。各球団のスカウトたちの先見の明が問われる。プロ野球の名スカウトといえば、日本ハムで20年以上に渡り、選手を獲得してきた三沢今朝治(現BCリーグ信濃代表取締役社長)もそのひとりだ。ゴールデングラブ賞6度の島田誠、1988年の最多勝投手・松浦宏明らをスカウトした。その後、球団社長補佐として新庄剛志、稲葉篤紀の入団交渉に深く関わり、北海道に定着した現在のチームの礎を築いた。逸材発掘にかけた三沢の情熱を、23年前の原稿で振り返る。

第663回 「4時間待ち」も次に生きる経験

 一説によると人間の集中力は90分が限界らしい。4時間も待たされては、たまったものではない。  23日に行われたアジアパラ競技大会、車いすテニス男子シングルス決勝を制したのは世界ランキング1位の国枝慎吾だった。この優勝により国枝は2016年リオデジャネイロパラリンピックの出場権を獲得した。

第44回 上げ潮ゆえに大きい期待と覚悟(緒方孝市)

 成績が下降しているチームなら、大ナタを振るえばいい。新監督に求められる役割は簡単だ。  むしろ、カジ取りが難しいのは上げ潮ムードのチームを任されたケースだろう。前任者の路線を踏襲しながらも、自らの色を加えなければならない。ただ継承するだけなら新監督の意味はない。

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